犬を迎える準備
こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園🐶の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高をテーマに、愛犬との毎日をもっと楽しみたい飼い主さんに向けてお届けしています。
ドクトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんとご家族さんに向き合ってきた経験から、
よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方から、深夜犬さんにも役立つお話を、
ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
まず最初にご口をさせて、今夜9月7日日曜日の夜8時より、
甘えん坊の愛犬とどう過ごす?というテーマで、
インスタグラム、スタンドFM同時のコラボライブをさせていただきます。
メニューはインスタグラムでのコラボライブを、私がスタイフで同時にライブで流すという形になりますので、
少しスタンドFMの方は音声が遠くなるかもしれません。
聞きたいよという方は、ぜひインスタグラムの方から遊びに来てください。
お相手はトリミングサロンシエロのオーナートリマー、あかねさんになります。
それでは今回のテーマは、
ハッシュタグ1番、プレ飼い主、これからワンちゃんを迎えようと思っている方、
ハッシュタグ2番、パピーの飼い主さんに向けてのお話になります。
今現在ですね、私は運命の一頭、お迎えサポートサービスという、
ワンちゃんをお迎えする前から、ワンちゃん選びから伴走サービスを始めています。
こちらのモニターさんがいらっしゃるんですが、こちらのモニターさんからのご質問、
ワンちゃんを迎えに行く当日、気をつけることは何でしょうか?ということで、
前回は当日の注意点についてお話をしました。
今回は当日しておくといいよということと、これはしないほうがいいよというね、
やっておくといいこと、やらないほうがいいことについてお話をしていきたいと思います。
それではスタートしていきましょう。
育児日記の重要性
まず当日しておくといいよということからご紹介いたします。
1番は記録日記をつけるということです。
こちらはできれば動画と記録表2つ合わせて記録をつけておくといいでしょう。
どんなことを具体的に記録しておくといいのかというと、まずは排泄ですね。
排泄と排泄した場所、トイレの上できちんと排泄ができたのか、
それともトイレからはみ出してしまったのか、
それともトイレが全然関係ない、離れたところでしてしまったのか、
そういった排泄場所と排泄の記録をつけていきます。
もちろん時間も記録してください。
食事量と給水量、食事の時間、食事のタイミング、それから食事の量ですね。
これを記録していきましょう。
すぐに食べてしまうこと、半分くらい食べて残すこと、全く食べないことがいると思いますので、
完食、3分の1残し、一口といった感じで記録をつけておくと、
もし体調が悪い時のサインになりますので、食事量を記録しておくと役に立ちます。
それから給水量ですね。
この給水量というのは、実際ワンちゃんがどれくらいお水を飲んだかというのを目で見て測るというのは難しいですので、
例えば、ペットボトルにお水を入れて、その半分を水の器に入れておく。
どのくらい飲んだか、どのくらい足したか、
こういうその量を測ることができますので、厳密ではなくてもいいんですけど、
1日で500mlくらい飲んでるなとか、1日で500mlの半分くらいしか飲んでないなとかということで、
まだまだ暑い日が続いているので脱水の目安にもなると思います。
そして遊びと遊び方について記録していきましょう。
遊びというのはワンちゃんにとって非常に大切なツールになります。
どんな遊び方をしたのか、
そしてどのぐらい10分なのか、5分なのか、
そういった遊びをしたのかということを時間とともに書いておくといいでしょう。
それから体調面ですね。
体調というのは大雑把にですね、とっても元気とか、
なんとなく元気がないとか、落ち着きがないとか、震えているとか、そういった形で構いません。
これも何か体調の変化が見られた時に後々とても分かりやすいのでいいと思います。
それから睡眠と睡眠場所ですね。
睡眠というのはこれも子犬さんにとってはとてもとてもご飯と同じぐらい大切なものになるんですよね。
なので睡眠をどのぐらいとっているのか、どの場所でとっているのか、それをメモしていきましょう。
100%ね、パーフェクトにメモが書けなくてもいいと思います。
気がついた時に記録ができるように時系列に沿ったスケジュール表を作っておくと、
家族のね、そして誰かが気がついた時にそこに記入できるようにメモを作るところに貼っておくようにしておくととてもいいんじゃないかなと思います。
生活ルーティンの設定
今ね、私はこの時系列で管理をするスケジュール表というのを作成しています。
で、このモニターさんにはこの作成したスケジュール表をお渡ししてこちらに記入をしていただくようにしていこうとしています。
そしてね、備考欄があると様子や気づいたことをそれぞれ記入できますよね。
育児日記みたいな感じですね。
そして2番目ポイント2ですね、これはこれから覚えてほしい生活ルーティーンに沿った行動をするということです。
これは特にですね、ワンちゃんに気をつけるというよりも人が気をつけていただきたい生活ルーティーンなんですね。
例えば消灯時間や寝る場所、人や犬の食事の時の時間やルール、それからワンちゃん自身がアクセスできる場所を決めるといったことです。
どうしてもね、来た初日や1週間以内というのはとてもとても可愛い子犬さんですから、
なんとなくみんなが遅くまで起きて子犬をかまっていたりですとか、
なんとなくね、人の食事の時間にも抱っこしちゃったりですとか、
なんとなくリビングにいる時に隣のキッチンまで行ってしまったとか、廊下に出て行ってしまったとかね、そういったことが起きやすいんですけれども、
これからどういう生活をこの子と送っていきたいのかということを見越して、例えば10時になったら消灯しましょうとか、
人がご飯を食べている時にはサークルに入っていましょうとか、寝る場所休憩する時には自分のサークル、ワンちゃんのお部屋のベッドに戻りましょうとか、
そういったことをご家族が一段となって決めてそれを実行していくというのは当日からしておいたほうがいいです。
なぜかというと犬は習慣で物を覚えていきますので、曖昧になってしまうと、そういう日から曖昧になるとなかなかそれが定着しなかったり、
一回これをやって決まったなと思ったら人が変わると変わったりってなると、何が正解かわからないので逆に独自のルールを作っていってしまうんですよね。
その独自のワンちゃんが決めたルールっていうのが人間の認識と違う場合、これが問題行動というふうになって出てきて、私のようなプロが呼ばれるという形になるわけですね。
なので厳密にではなくてもいいんですけど、なんとなくこういうふうにしようねとか、そういったルールは初日からやっていくといいと思います。
3つ目のポイントは将来的にサークルでオールスパンや就寝をしてほしいとか、
サークルの中のトイレで排泄してほしいというルールがあるのであれば、それが守れるように協力して促していきましょうということです。
これはポイントの2番とほとんど一緒なんですけれども、これをサークルに特化していっています。
そして4番目のポイント、サークルの中で休ませたり、ベッドをサークルの中に置くようであれば新品のものではなく、
飼い主さんの匂いのするものやワンちゃんを引き取ってきた先の実家からね、引き継いだ匂いのあるものを入れた方が安心します。
ということで、一個前の配信の注意することでもお話をしたんですけれども、全て新品のもので揃えるというよりも、
前のお家だったり前の出身地から引き継いだ匂いのあるものとか、
これから覚えてほしい飼い主さんの匂いのするもの、古着とかね、靴下とかでもいいですよ。
そういったものをワンちゃんの寝床、ここで休んでほしいっていうところに一緒に入れてあげることで、
ワンちゃん自身が心が平和になっていきますし、リラックスができやすくなっていきます。
ポイントの5番目は、子犬によってトイレのタイミングや覚える速度というのは違っていきます。
特に子犬の月例や運動量、興奮度合いや休眠度合、睡眠度合ですね。
それから飲む量によってトイレを覚えるタイミングというのは全然違ってくるんですよね。
初日は2、3時間に1回トイレに連れて行って、誘導して様子を見てあげてください。
ポイントの6番、これポイントの5に引き継ぐことなんですけれども、トイレに連れて行ったタイミングで声かけをしていきましょう。
トイレトレーニングの重要性
この声かけが非常に大切で、トイレに連れて行って、チッチーとかワンツーとかっていう声をまだ拝説をする前からかけていくんですよね。
この声を聞いたらなんとなく模様を押すというふうなコマンドにいずれになっていくため、分かっていない時点からスタートすることがとても大切です。
これは大人になっても本当に役に立つトレーニングで、私の愛犬みことさんもこれを家に来た当日からやっていたので、
どんなに環境が変わってもトイレシートが1枚あれば、それを広げてチッチーと言うと、そこで数滴でもしてくれるというとても良い子だったんですけれども、
これができないとですね、政権になって、例えばお引っ越しをした時に新居でできなくなってしまったりですとか、
旅行に行った時にいつもは室内のトイレでしてくれるのに、トイレが変わったり環境が変わることで室内のトイレではしてくれなくなったりということがあるんですよね。
なので、トイレの場所やトイレの形状ではなくて、コマンド、その声がかけられたらそこがトイレですよということが認識できるように、
初日からこの声を聞いたら何となくも様子、トイレの音姫みたいな感じですかね。
違うかな。女性しかわからないかもしれないですね。そういう習慣をつけていきましょう。
そして7番目は、こちらも注意点のところでお話をしましたけれども、
すべて新品の匂いがする物っていうのはワンちゃんには違和感しかありません。
なので、できれば排泄した自分のおしっことかにトイレシートをくっつけて、それを新品のトイレにセットしてあげてください。
何の匂いもないとそこがトイレだということはワンちゃんはわからないことの方が多いんですよね。
人間は視覚で物を判断しますから、トイレの形状が多少和式から洋式になったり、
洋式のトイレがすごいゴージャスになったりしても、目で見て判断ができますけれども、ワンちゃんはそれができません。
何で判断するかというと、形状もそうなんですけれども、基本的には匂いが一番強いです。
ですので、ここの場所でトイレをしてほしいよという時には、トイレシート、匂いのついている物を使う。
これは余談なんですけれども、カーペット、家中のあらゆるカーペットというものはトイレの対象になりやすいです。
そして1回でもその場でおしっこをワンちゃんがそそをしてしまったら、その匂いというのは人間の鼻ではわからなくても犬にはね、
たとえ洗濯をしてもわかるわけなんですよね。なので、また同じ場所でそそをしやすくなってしまいます。
ですから、私はトイレトレーニングがしっかりと完了するまでは、すべてのカーペット類は撤去した方がいいと思っています。
そして、しておいた方がいいことの最後、ポイント8番目は、サークルに入れる時は閉じ込め部屋、
お仕置き部屋にならないように、数粒のおやつと一緒に入れてください。
できれば、このサークルにワンちゃんだけを入れる時にはチークおもちゃ、遊んで中からおやつが出てくるようなおもちゃを用意して、
その中に数粒のおやつを入れて、このおもちゃと一緒にサークルに入れてあげてください。
この時の注意点なんですが、こういったチークおもちゃはサークルの中でしか与えないというメリハリをつけると、
よりサークルの中に入ることが嫌なことになりづらいです。
こういった遊びながら学べるおもちゃ、おもちゃの中におやつが入っているというチークおもちゃというのは、いろんな種類があるんですけれども、
この中に入れるおやつというのは、最初は普通のフード、数粒でOKです。
これはプラスアルファであげるのではなくて、1日の総量、食べる総量、例えば1日50グラム食べますというのであれば、
その中から取り分けて使うようにして、肥満も防いでいきましょう。
はい、いかがでしたでしょうか。今回は子犬さんをお迎えした当日しておくといいよということについてお話をしました。
1番、記録表をつける動画と時系列に沿ったスケジュール表で家族全員で情報を共有していくということ。
2番目、3番目はこれから教えていきたい生活ルールに沿った行動を飼い主さんが積極的にする、
子犬に合わせる生活をするのではなくて、飼い主さんがこれからこうしていきたいという生活ルールをキープするということですね。
これは2番目と3番目が同じようなことを言っています。
そして4番目、サークルの中で休ませたりするようであれば、
全て新品のものではなくて飼い主の匂いや前のお家やショップなんかで引き継いできた自分に馴染みのある匂いのあるものを1つ入れてあげる。
そしてポイント5番目と6番目、7番目までトイレにまつわるお話でしたね。
最初は頻繁に誘導をしていただける。そしてトイレに連れて行ったら、
トイレの場所だけで覚えさせるのではなくて、声かけを必ずするということ。
それからおしっこシートは新品のものを使うよりも、自分の排泄物の匂いが少しでもした方がワンちゃんはわかりやすいよということ。
そして最後のポイントは、サークルに入れるときは閉じ込めるためのお部屋ではなくて、
そのサークルの中にメリットがあるよということがきちんと伝わるように、
大好きなおやつなんかを食べられるチークをおもちゃと一緒に入れてあげるといいでしょうというお話をしました。
サークルの使い方と注意点
ここまでで15分になりましたので、してはいけないことは次回に申していきたいと思います。
それでは最後まで聞いていただきありがとうございました。