2025-07-21 07:14

#スタエフ図書館VOL.10📕✨「死んだ動物の身体の中で起こっていたこと」

祝日ということで
久しぶりの#スタエフ図書館 となります♪
(もはや収録時間は無視・・・💦)

10回目のご紹介は・・・・

【死んだ動物の体の中で起こっていたこと】
獣医病理医 中村進一 著

「いきものは、生きている限り、必ず死が訪れる」

そのことを意識せず
大量消費されていく「命」たち。

その「死」と向き合い、
そこに敬意を表しながら
精一杯「生きた証」を集め

その「声なきいきものの声」を伝える

そんな著者の
静かだけれど、慈愛と生き物への敬意に満ちた
すばらしい著書だと感じました。

どうぞ、お手に取られてみては♪

📚作品紹介
出版社 ‏ : ‎ ブックマン社 (2023/12/12)
発売日 ‏ : ‎ 2023/12/12
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 200ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 489308965X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4893089656
寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 1.5 cm

《AmazonブックスのURLはこちら》👇
https://x.gd/ytwes

《過去ご紹介した書籍》
・NO.1 【アルケミスト~夢を旅した少年🐑👦✨️】
https://stand.fm/episodes/677a364388e9967779fa16bd

・No.2【これからの男の子たちへ👦】改めてジェンダーを考える一冊
https://stand.fm/episodes/677cb35921e5b5538e63d1f6

・No.3【夜と霧】「人間とは何か」を問う永遠のロングセラー
https://stand.fm/episodes/677cb48221e5b5538e63d20f

・VOL.4《十二国記》ファンタジーと思えない人間描写
https://stand.fm/episodes/6789f31590fffc50799657cf

・VOL.5《精霊の守り人》文化人類学者が綴る愛溢れる異世界💛
https://stand.fm/episodes/679eb00399b079c959737f8d

・VOL.6《空色勾玉》日本神話ベースの珠玉ファンタジー✨️
https://stand.fm/episodes/67a2cad74358bb2b637896db

・VOL.7《センス・オブ・ワンダー》世界は驚きに満ちている🌟
https://stand.fm/episodes/67b2c5b5fc849591d4728668

・VOL.8📕✨《銃・病原菌・鉄》1万3千年に渡る人類史の謎🤔💭
https://stand.fm/episodes/67bd158c1c168284574bebb5

・VOL.9📕✨🌟
第三のチンパンジー 完全版(上) (下)
人類進化の栄光と翳り
(ジャレド・ダイアモンド著)
https://stand.fm/episodes/67d695eeb57b9488554a04a9

🌸企画の発案・館長のえりかさんの配信はこちら↓
https://stand.fm/episodes/6776f988cfb564bd9966ce92

以下、えりか館長のチャンネルから抜粋📝

【#スタエフ図書館 のゆるルール】

・ネタバレしない

・1〜2分程度の収録

・サムネは使っても使わなくても良い

・サムネは本の表紙や中身の画像使用はNG(著作権に関わるため)

・概要欄にオリジナルハッシュタグ(#スタエフ図書館)をつける

・概要欄に作品と要点を書いてね(スクショできるように)🥰

【スタエフ映画館】もよろしくね🎥
https://stand.fm/episodes/6776fba6cfb564bd9966cea2

館長:えりか
福館長:たかにゃん🍓
https://stand.fm/channels/64f01ab281469ca10defd56a

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犬のトレーニングの実践🐕話、犬業界の裏話、アニマルコミュニケーション等は、《メンバーシップ限定》でお話しています❣️

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サマリー

中村真一先生の著書『死んだ動物の体の中で起こっていたこと』は、動物の死因解明の重要性を述べており、死と向き合う意義について深く考察されています。著者は自身の経験を通じて、動物たちの命の尊さや解剖から得られる知見の価値を伝えています。

書籍の概要と著者の紹介
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園🐶の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
本日は、だいぶ久しぶりになってしまった、この企画に参加をさせていただきたいと思います。
ハッシュタグスタエフ図書館。こちらのハッシュタグスタエフ図書館は、館長エリカさん、副館長タカニャンさんが企画されました。
自分の好きな書籍を、ハッシュタグスタエフ図書館と、ハッシュタグをつけて配信しようという企画になっています。
私は1番から9番まで、以前配信をしておりましたので、今回が10回目の配信になります。
しばらくこのハッシュタグスタエフ図書館、お休みしていたんですけれども、今回はぜひ皆さんにご紹介したいなと思う書籍を読み終わりましたので、そちらのご紹介になります。
こちらは、獣医病理医中村真一先生による死んだ動物の体の中で起こっていたことという書籍になります。
物言わぬ動物たちの声を聞く獣医病理医による命のエッセイという副題がついています。
この書籍はですね、私が電車に乗った時に、電車の中ずりで見たのがきっかけでした。
私は独トレーナーという犬に携わるお仕事をさせていただいているんですけれども、そもそもいろんな生き物が大好きなんですよね。
その生き物特有の行動や生態や歴史、背景、そしてもちろんトレーニングや行動学といったものに私は興味があるんですけれども、
生き物というのは必ず生きていれば死というものがあるわけです。生と死はセットになっているんですよね。
そのため、誰もがどんな動物も、そして人間自身も死を迎えるということを知っていながら、
死というものはなかなかクローズアップされたり、そこにフォーカスされることがない事象であると思います。
ですが中村先生のこの著書、言ってしまえば動物たちの亡骸、遺体を解剖して、解剖した先からその死因を特定するというお仕事なんですけれども、
そういったお仕事にフォーカスをするということはなかなか今まで私自身もなかったことですし、
なんとなく、特にその生き物に対して愛着がある人であれば、私も自分のペットを考えると、
亡くなってしまった後に遺体を解剖してまで死因を特定する必要があるのかということ。
そこはなんとなくタブーだったりとか、動物の解剖の世界では解剖された動物はバラバラになってしまって、
目にも当てられない状態で戻ってくるのではないかとかね、そういったイメージがあるのが普通だと思うんです。
私自身もそうでした。ただ今回この中村先生のご著書を読ませていただいたことで、
動物の遺体の解剖、そこから何を学べるのか、亡くなった動物たちが私たちに何を教えてくれるのか、
それを私たちはどう生かしてこの地球上に生きる生き物の一つとしてその動物の死と向き合うのか、
それを教えてくれた素晴らしい著書だと思いました。
動物の遺体との向き合い方
私は2年前に愛犬みことさんを亡くしましたが、その時は解剖をするなどは全く考えなかったんですね。
ただ私の愛犬のみことさんの病気、それは死因は特定できなかったんです。
ですがその時は解剖をする、そこまでして死因を調べるというようなことは一切考えていませんでした。
ただこの著書を読み終えた時に、今の私だったらもしかしたらみことさんを解剖する、
そして死因を特定する、そして自分がみことさんにしていたことが本当に良かったのかどうか、
そしてもし直すべき点があれば、それを次の子だったり他の飼い主様にシェアをするということに生かせたのではないかなというふうに考えました。
動物の解剖というと、私もやったことがあるんですけれども、小学校の時の理科の実験とか、
そういうのでカエルとか魚とかを解剖した記憶というのがみなさんにもあるかもしれません。
気持ち悪いとか、残酷だとか、怖いとか、でも怖いとか気持ち悪いとかっていうのは知らないからそう思うわけですよね。
私自身では得ることのできない知見を、この書籍というのは本当に平たい文章、読みやすい文章で、
命とは何か、命と向き合う人間とは何か、そしてその命と一緒に暮らしている人間に対してできることはもっと他にないのかということを教えてくれる素晴らしい書籍だと思いました。
ぜひ動物が好きな方、そして今現在動物を飼育されている方、昔飼育されていた方、これから飼ってみたいなと思われる方、ぜひお手に取っていただければと思います。
私はこの中村先生のご自身のお仕事に対する、そして動物が大好き、生き物が大好き、
それが故に亡くなった動物たちとの遺体と毎日向き合い続ける、そのご遺体に対する敬意、お仕事に対する敬意に本当に同じ、こんな風に言ってしまったらおこがましいんですけれども、
同じ動物関連事業者として敬意を表したいと思います。
本書は205ページ、空白も多く温かなイラストも書かれています。とても読みやすい本だと思います。夏休みのお供にぜひいかがでしょうか。
ということで今回は書籍の紹介をさせていただきました。
ハッシュタグスタイフル図書館、10回目のご紹介は、死んだ動物の体の中で起こっていたこと、
10位日和中村真先生の著書をご紹介させていただきました。本日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
07:14

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