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こんにちは、4日まで15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
本日は、父と娘のヨーロッパ旅行記、第2、15回目になります。
こちらの父と娘のヨーロッパ旅行記、これは私の両親が、結婚25周年、結婚式を記念して
家族と一緒にヨーロッパ旅行をした時の記録になっています。
こちらは、前半の旅行記を父が、後半の旅行記を娘である私が、それぞれ書き残して
日本に帰ってきた後、一冊の本にまとめたファミリーヒストリーというか、家族の旅行の記録になっております。
こちらの配信では、今回が15回目になるんですが、1回目から10回目までの旅の記録は、
父の日記を私が読み、その後11回目から、私の旅行記を自分自身で読むというスタイルになっています。
もし、前の配信も興味のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、ハッシュタグ、父と娘のヨーロッパ旅行記、検索されてみてくださいね。
さて、前回は、ドイツのイシュワンシュタイン城のアルフュッセンを訪れていた私たち、
頼りない弟2人と、その頼りない弟2人を従えるミドコウモンのような偉手たちの私、姉がですね、
弟たちを左右に従えてドイツを旅行したところで終わりました。
そして、イシュワンシュタイン城を後にして、大都市ミュウヘンに一泊し、
今回は、8月25日水曜日ですね、ミュウヘンからスイスインターラー圏へ向かうというところからスタートになります。
それでは、スタートしていきましょう。
ミュウヘンからインターラー圏、そしてハイジの国へ。
朝8時15分の電車に乗るために、
今日は少し早起きをして、7時過ぎにはホテルを出た。
朝食付きのプランではないので、駅にずらりと並んだスタンドで食べることに。
弟2人と私、それぞれソーセージやフランクフルトを食べた。
さすが、ドイツのソーセージはとってもおいしい。
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イギリス人に見習ってほしいものだ。
またまた、移動中の車内でハプニング。
私は電車についてないな、というより、陸続きの国を行ったり来たりするものだから、非常に分かりにくいんだ。
私たちは今回、ドイツからスイスへ行く電車に乗ったのだが、一瞬だけ列車がオーストリアを通る。
そのために料金を支払わなくてはならなかった。
なぜなら、私が持っているニューレールパスはスイス、ベルギー、ドイツの3カ国だったので、
たとえ一瞬だとしてもオーストリアを経由するためにオーストリア通過料金を払わなくてはならないということになったのだった。
少しがっくりしながら、電車は国境を越えた。
途中、スイス、ドイツ、オーストリアの国境に広がる巨大な棒電庫が車窓から見えて、
湖のほとりを散歩する人々やサイクリングをする人々の姿が見え、とても楽しそうだ。
ウィンターベアというところで電車を乗り換える。
乗り換え時間5分。焦ったが電車はまだ来てなかった。
まもなく来た電車は2階建てのかなり立派なもの。
これで二等車?と目を見張ってしまう。スイスの電車は素晴らしい。
ウィンターベアからインターラー圏に近づくにつれ、山々は高くなり緑は濃くなっていく。
途中のトゥーンを過ぎるとすぐに山々に抱かれた氷河湖特有の美しいコバルトブルーのトゥーン湖が目に飛び込んできた。
湖のほとりには茶色の屋根、木組みの梁を持つ山小屋風の家々がおもちゃのように並んでいる。
そして赤字に白十字のスイスの国旗があちらこちらではためいている。
思わずオーブレネリを口ずさんでしまう私であった。
宿を決めていなかったので毎度のことながら宿情報のあるウェスト駅で降りる。
ホームの端にセルフの宿探し用のパネルがあり、それを眺めていたら宿を探しているならここといきなり体格の良いおばさんに肩を叩かれた。
持っている知らしを渡される。何々と思いつつ見てみるとおー安い。
スリーベッド60スイスフランと書かれている。
この物価の高い国で夢のような話。
まずは行ってみてみようかということでハイジズホテルへ。
しばらく歩くと見えてきた。2階の入り口の下でどうしようかとうるついていると中から眼鏡をかけたおばあさんが出てきてお入りなさいというので入ってみた。
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弟曰くうちのそばを連鎖させるおばあさんと交渉し、なんと3人で87スイスフラン。約8000円で収まった。
朝食はないけれどもシャワーもトイレもついていて私たちには十分すぎるほどである。
どうやらここはペットも宿泊可能。しかもオーナーもカメルの動物好きでご自身も2頭の犬を飼っているんだそうだ。
極めつけはホテルのすぐ横で飼われていた白い綺麗なポニーウィンデン。
ずいぶん人懐っこいポニーであって可愛かった。
まだ太陽は高く16時過ぎだというのに暑いくらいだ。
トゥーン湖とは反対にあるブレンツ湖を見に行こうとオスト駅でシェルトホルンの行き方を確認してからテクテクと歩いていく。
するとそのあたりからみるみる天候が怪しくなってきたのであった。
インターラー県は高い山々に囲まれた町で小さな町ながら日本人観光客はとても多い。
その証にたくさんの日本語が町の中にあふれていた。
それと同じくらい多かったのがハングル文字。これに驚いた。
スイスのど真ん中のこの小さな町が日本と韓国でそんなに人気とは。
オスト駅を過ぎてからかなり歩きやっとブレンツ湖のほとりにたどり着いた。
神秘的なブルーの米は静かでそびえ立つ周りの山々とともにバンフのレイクルイーズを思い出させる。
湖をしばらく眺めてそろそろ夕飯を食べに町に戻ろうかと歩き出すと
みるみる山頂に真っ黒な雲が湧き出し始めてぽつりぽつりと雨がそのうちザーッと降ってきた。
しかし幸か不幸か私たちは3度目私は2度目の大きな虹を目にすることができた。
虹はそんなに大きくはなかったけれどとてもはっきりと落ちていて美しいアーチを描いている。
少し離れるとその虹が二重になって見えた。
せっかくスイスに来たからにはチーズフォンデュを食べたいと私たちは意を決して
レストランへ向かった。物価の高いスイスでまあまあというお値段のレストランを発見した。
そうは言ったってどれもこれも高い。メニューを見てげんなりだ。
しかし一度席についてしまったからには仕方がない。
私はチーズフォンデュを弟次男はミートフォンデュストロガノフのようなものをそれぞれオーダーした。
来てみてびっくり。一人前の基準がこの店は世界一般と全く違うのであった。
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私の前にもられたパンの量もだが弟のオイルフォンデュについてきたボウルいっぱいのフライドポテト
そして謎すぎるこれまたボウルいっぱいの白飯。
これは一体誰がどのようにしてくれというんだろうか。
死ぬ気で耐え上げるとデザートいる?もちろんいるよね。持ってきてあげると
コーヒーの後に陽気なマネージャーが3人分のアイスを持ってきてくれたのだった。
アイスもライスもいらないからもっと安くしてくれと一度心の中で叫んだのだった。
宿について休む頃には雨はますます激しくなってきていて
明日の私たちの登山計画は不安に包まれていたのだよ。
ということでここで8月25日水曜日の記録は終了となっています。
この日はねほとんど移動日でしたね。
一番最初にお話をした追加料金を取られてしまったUレールパスについて
改めて再度まだ聞いていないよという方のために軽く説明をしたいと思います。
このUレールパスというのはですね
ヨーロッパ大陸をまたいで運行している電車列車があるんですけれど
国と日数を決めてその決められた国と決められた期間内であれば
いろいろ制限もあるんですけれども電車が乗り放題というパスなんですよね。
私はですねドイツベルギースイスの三角のパスを持っていたんですけど
電車が一瞬オーストリアを経由するためにオーストリア料金を払うという風に
社内で言われてしまったというところですね。
これもう本当に分かりづらいですよね。
これね突然言われてびっくりしたことを今でも覚えています。
ただこの車窓からの風景も非常に綺麗でサムネイルにも載せたんですけれども
アルプスの象徴、ハイジに出てきそうな民家が山々の間に見えたり
高いアルプスの山々の先端にはまだまだ雪が8月でも残っていたりするわけなんですよね。
せっかくスイスに来たので
翌日はスイスの名宝に少し登ってみようというお話を
弟たちとしていたんですけれども
なんだかなんだか夜になって雨が降り出してしまいました。
スイスといえば山とか登山という風に
山の中に行くときに
そんな本格的な登山家ではなくても
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ハイキングコースであったりロープウェイであったり
登山電車で結構なところまで行けたり
登山気分を楽しむということはできるんですよね。
なので私たち、私と弟たちはガチの登山ではなくて
ある程度まで登山電車で登って
少しハイキング、トレッキングコースを歩こうということを予定していました。
この時に泊まったこのホテル、ハイジーズホテルってね
かわいい名前のホテルで
本当にユースホステルに毛が生えたような感じのホテルだったんですよ。
若者が多くて、おそらく日本人も多かったんだと思います。
この白いポニーがいても、本当によく覚えています。
なかなかポニーを買っているホテルってないと思ってね。
そしてこの日の夜、夜中に
ユースホテルに行くときに
そしてこの日の夜、夜ご飯をね
本当はね、やっぱり物価が高いので
買ってホテルに持って帰って食べようかというのも思っているんですけど
本場のチーズフォンデュを食べてみたいっていうのと
あとはね、スーパーで買うにしても何て言ったって食材が高いんですよ。
あとは量が多いので、そともとでも一泊で食べられるような量ではないということでね。
それで火を消してレストランに入ったんですけど
本当に高かったなという印象がありましたね。
ということで、今回はスイス、インターラー県ね。
こちらはとても有名な町なので
行かれた方も多いんじゃないかなと思います。
インターラー県の旅の思い出などある方もぜひ教えていただければと思います。
それでは次回は第16回目。
ルッセンですね。
インターラー県からルッセンに移動するお話です。
こちらでどのようなことがあったのかというのをね
私たちが計画していた登山は無事にできたのか
ということも踏まえて楽しみにしていただけたらなと思います。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。