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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげる、おテーマに犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てネタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けいたします。
新学期も目前となり、うちの息子も小学2年生を迎えようとしています。
新級・新学・卒業・入学・入社・退社の皆さま、おめでとうございます。
さて今回は、新学期を迎える中で、動物関係に進まれる皆さまへエールを送りたいと思います。
この4月から、動物系の専門学校や、お勉強を始められたり、動物系の職場で働くという方も多いと思います。
私はかれこれ15年以上、犬という動物に関わるお仕事を続けさせていただいています。
その中でいつも思うことは、動物が好き、そしてそれ以上に人が好きでないと続かない仕事であるということです。
動物関係のお仕事といっても、人間と対するということは切っても切れないんです。
例えば私は犬の保育園の先生であり、ドッグトレーナーですので、ワンちゃんを相手にしているように思えるでしょうけれども、
実際は飼い主さんありきのお仕事です。飼い主さんの幸せなしに、そのワンちゃんの幸せはありません。
飼い主さんとワンちゃんの架け橋となること、その両者を笑顔にハッピーにすることが私の仕事だと思っています。
飼い主さんでも、動物看護師さんでも、トリマーさんでも、ペットショップの店員さんでも、動物園の飼育係さんでも、訓練師さんでも、愛護団体のスタッフさんでも、
やはり人を理解し寄り添うという気持ちは忘れてはいけないと思うんです。
私は、昔は自分の保育園の施設で専門学校からの研修生や実習生を受け入れたり、スタッフを募集のために面接を行ったりしていました。
その中で、動物と関わることは好きだけれども、人とはあまりコミュニケーションを取ったり、関わるのが苦手という人が少し多い印象だったんです。
もちろん、それのような人たちだけではないんですけれどもね。
特に犬の幼稚園の先生としては、当時は幼稚園だったんですね。
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飼い主さんとのやりとりが大切ですから、人とコミュニケーションを取るのが苦手、お理由にこの仕事に向いていないなと判断された方もいらっしゃいました。
動物が好きで、動物の幸せを考え、そのための仕事をしたい、そのような職に就きたいということは、とても良い夢と目標だと思います。
私自身もそうでした。
けれど、その背後にいる人間を嫌いにならないでほしいんです。
なぜなら、そのあなたも人間自身だから。
人の行動が動物を傷つけているということは多々あります。
私もそのような事実に直面したこともたくさんありました。
けれど、そのような人たちを責める、バッシングする、忌避するというのでは、世の中は何も変わらない。
動物関係に携わる方にはミッションがあると思います。
知らないから、不容易に動物を傷つけているということがあります。
教えられていなければ、人も動物も間違った行動をとってしまうことは十分あり得ることですから、
動物関係に疲れる方、またその目標を持っていらっしゃる方はぜひ、知っていること、学習したこと、経験をしたことを皆さんに教えてあげてください。
人間と動物の架け橋となって、両者がより理解し合いながら、尊重し合いながら生きていけるような世の中を作るのが、動物関係に携わる方のミッションだと思っています。
私は犬も他の動物も、そしてもちろん人間も関わることが大好きです。
この仕事を続けられていることを本当に幸せだと思っています。
そしてこれからも勉強を続けながら、人と動物の架け橋になれるよう、両者を幸せにするお手伝いを続けたいと思います。
なんか最後はね、自分へのエールも入っちゃいましたが、動物関係を志す皆さん、新学期から、新年度から一緒に頑張りましょう。
本日はここまでになります。最後まで聞いていただきありがとうございました。
あなたとおワンちゃんの今日が、ますます輝くものになりますように。