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2024-10-09 10:21

文化相対主義

ほかの環境や文化で行われている仕事のやり方を、自分たちの環境や文化を前提に批判してはいけないという話。

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こんにちは、なにがしかのラジオです。今日もあんまり役に立たない話をします。
というか、今日はちょっと難しい話をするのかなと。すでに酔っ払っているんですけど。
文化相対主義を人に一発で分からせる事例が欲しいと思っています。
なぜかというと、会社の人に話をする機会があり、ソフトウェア開発の手法、理屈がありますよね。
ああいう手法、こういう手法がありますが、どっちが優れているとか、
あっちはダメだ、これができない人は劣っているみたいなことを言いたいんじゃなくて、
どっちもいいんだけど、それぞれの環境に適した方法があり、
それぞれの環境に適した手法を採用しましょうね、という話をしたいというんだけど。
その話の中で、この手法はこういう良いところがあるよ、こういう悪いところがあるよ、
といった話をしないといけないので、そうした時に捉え方によっては、
こういう手法を採用する人は劣っているとか、こういう手法ができない人は劣っている、
みたいな捉え方をされかねないので違うんですよと。
これは文化相対主義です。
ある開発手法を取っているチームは、それがそのチームにとって一番適していると思ったからやっているのであって、
他の手法を取っている人がそれを見て、あんな手法を取っている奴らを取っている、
みたいに言うのは間違ってますよね、という説明をしたいんですね。
ちょっと事例を出して、この漢字をみんなに分かってもらいたいなと思うんですよね。
そもそも私、文化人類学の専門家でもなんでもないので、
この漢字のこういう感覚のことを何て言うのかすら知らなかったので、
さっきグッてみたら、文化相対主義というらしいと。
定義を見てみると、
人の信念や慣行はその人自身の文化に基づいて理解されるべきであるという考え方である。
分かんねえな。どういうことだ。
どういうことだ。
人の文化の規範や価値観によって評価されるべきではないと主張すること。
分かるんだけど違うな。
もうちょっといい説明ねえのかなと思うし、
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多分こういう説明ではわからん、通じない、
説明を聞く人も文化人類学とか、こういう人類学の専門家でもないわけなんで。
ということで、多分この説明を、
辞令を出して説明しようと思うんですけど、
練習をしてみようと思ってやってみようと、説明の練習をね。
ちょっと聞いてほしいんですけど、
私、以前インド人と話したときに、
インド人の人になんで牛食べないんですかとか聞いたことがあるんですよ。
そうしたら、インド人もいろんな種類があるってことをあんまり知らなかったので、
そんなことも気にせず聞いたわけですけど、
そしてインド人もそういうめんどくせえ説明をするのはめんどくせえと思ったんだろうから、
じゃあ聞くけど、日本人は何を食うかなんて人それぞれだろうと。
別に食おうと思えば食えるけど、食わねえだけだろうと。
じゃあ日本人はイル食うのかと。
食わないっす、みたいな。
じゃあなんで食わないかと言ったら、食わないからだろうと。
そうだね、という感じだったんですけど、
いろんな食文化がありますよね。
豚を食わない文化もあれば、牛を食わない文化もあれば、犬を食わない、
そもそも肉食をしない、ベジタリアンだという文化もあれば、
さらに言うとフォークとナイフを使って食う人もいれば、手づかみで食う人もいれば、
鮪じゃなくて、鯨とかイルカを食べるのは非人狼的だとか、
いろんな考え方があるわけです。
それは完全に文化、食文化ですよ。
じゃあフォークとナイフを使っている人が先進的で手づかみで食う人が後進的かというと、
そんなことはないですよね。
劣っているかというとそんなことはないですよね。
人間の能力が劣っているわけでもなく、社会的にその社会が劣っているわけでもない。
単にそういう文化が形成されただけ。
それは微妙な環境の違いがそうさせただけであって、
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フォークとナイフを使っている人が手づかみで食う人より優れていることは別にない。
牛を食う民族が牛を食わない民族より進んでいるなどということは明らかにないですね。
単純に歴史的経緯、文化、環境からそうなっただけです。
だから同様にいろんな会社にもいろんな仕事の仕方がありますよね。
社内連絡用にEメールを使っている会社もあれば、
Teamsのチャットを使っている会社もあれば、
スラックを使っている会社もありますよね。
それぞれ適応できないことはあるかもしれないけど、
それでちゃんと仕事が成り立っているんだったら、
どちらが優れている優れていないということはないはずですよね。
Eメールが都合がいいということでそれを選択している会社も当然あるでしょうし、
ファックスがいいんですと言ってそれを採用している会社もあるはず。
それで不都合があるなら、また優れたITシステムを、
優れたって言っちゃった。
違うITシステムを導入すればいいでしょうけれども、
別にそれで困ってないんだったらそれを使えばいいわけじゃないですか。
だから本当にそれで困ってないものであれば、
ファックスを使っている会社が劣っているなどという必要はないはずなので、
そういうことが言えないんですよね。
ある仕事の仕方をやっているのは、その仕事の内容、会社の環境、会社にいる人の能力、
人の特性、得意なこと、不得意なこと、
さらにその人の今までの経験、知見、能力、得意なこと、不得意なことを反映して、
その中で一番最適な仕事のやり方を選択した結果、
そうなっているのであって、
ある仕事のやり方ができるチームが優れていて、
ある別のチームが劣っているようなことはない。
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そういう指標をしたいんですよね、と。
説明をしてみたいんだが、これ通じるのかな。
あとでこの部分を自分で聞いてみよう。
無欠題するのかな。
こういう説明をするとき、社会医学とかの授業の一番最初とかで言うんだろうけど、
どういう説明をするんだろうな。
そういう授業を受けてこなかったからな。
バッチシな説明の仕方とかあるんだろうな。
教科書でも買ってみたほうがいいのかもしれないな。
そんなこんなで、
あとで聞き直してみて、
自分なりにこれでスッと入ってくるかどうかを聞いてみようと思います。
こんな感じの説明をしてみようと、
会社でちょっとしてみようかなと思ったという次第です。
なので今日はあんまり持ちのない話でしたね。
以上、なにがしかのラジオでした。
ではまた。
10:21

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