蛇足牽制の概念
This is Naming Radio, produced by Kensho and Tsunekichi. Naming Radio.
こんにちは、ネーミングラジオ 名前をつけるラジオです。パーソナリティのつねきちです。
この番組はZ世代というトリステの狭間にいる社会人の二人、
ケンショーとつねきちが名前をつけることについて、ゆるく会話するラジオです。
パーソナリティのケンショーです。
名前をつけるとは、定義し、表現することです。
僕たちが新しく発見した言葉、概念の最低義、名付け、
この3つに関してあるあるをしながらゆるく雑談をしていきます。
それではやっていきましょう。
お願いします。
ケンショーさん、今日のテーマは何ですか?
今日のテーマは、蛇足牽制です。
おー、いらない牽制ってことですかね、蛇足。
そう、漢字も4文字。
蛇足と牽制を足したやつで、
蛇足は付け加える必要がないものとか、
余計なことをしてしまう様。
牽制が野球とかでよく多分ことが多いけど、
意味で言うと、とある行動によって、
相手の注意を引きつけるなどして、
相手の自由な行動を抑え妨げることという。
一類のランナーがいるとき、一類に限らないけど、
が二類に投類したりとか、
少しでも早く二類に到達するために、
少しリードをするというところを、
ピッチャーの方が指すというような牽制球とかであるけど、
なので、その意味をもう足していただければ、
意味が通じるんですけど、
具体で言った方がいいな。
ビジネスでとかで使うかもしれんけど、
先日も申し上げましたがとか、
メールとかでさ、
僕も入れちゃうときあるんやけど、
この間ご説明した通り、一緒か。
明らかに分かりきっていることを、
一言多く言うのって、
言われた側に立ったら、
確かに、この間言ってくれたかっていうのはそうなんやけど、
それを言ったところで何か自体が好転することは多分なくて、
なんかこう、
糸を持ってちくりと差しに行ってる感がして、
なんかこう、自分も使っちゃうときあるけど、
ちょっとあんまりやらないほうがいいんじゃないかっていうので、
名前を、自分に言い聞かせるためにも名前をつけたという。
余計な言葉の影響
これちょっと僕、なんか難しいっすわ、なんか。
どういうと?
なんだろうな。
何も言わなかったら、
有名情報という扱いになると思うんですよね。
うんうんうん。
え、それさっきも言ってなかったですか?とか、
それこの前言ったやつと同じであってます?っていう、
確認を挟ませないために言ってた。
うん。
でも常吉、それもさっきも言ったけど、
それが打足っていうことなんよ、みたいな。
多分こう言っちゃうとさ、なんか、
嫌やん、言われた側。
どう?どう思った?今。
さっきも言ったけど、言われたら結構チクチク言葉ですね。
難しいね。
だから、僕も前提で言ったけど、
今のもそうやな。
ちょっと今のは違うか。
冒頭に言ったけど、自分も使っちゃいます、やっぱり。
で、ちゃんとそれを言わないといけないシーンで
言おうという意識はしてる。
口癖になっちゃいますからね。
うん。だから何でもかんでも言い過ぎると、
あなたに多分返ってきちゃうよっていう、
あの人嫌味な人やねん。
なんかそんな言わんでもいいのにって絶対影で言われてると思う。
そうだね。本当にそうだね。
でも、とにかくさっき言ってくれたみたいに、
本当にこれはマジでニューな情報じゃないんやと。
向こうが、あ、てかこれちょっと初耳なんですけどとかっていう体で来たら、
あ、いやいやっていう体制の意味で言った方がいいけど、
なんか何も、向こうも知ってる、そんなことは知ってるなんていう、
言われなくても分かってる状態で、
それを言われると本当にチクチクする。
さっきも言いましたけど。
もうね、俺の二言目言わせるなよみたいな感じはめっちゃあるよね。
なんなんなんか言う方の言い方だと思うんですけどね。
謙誠にならなければいいというか。
あーまあ確かにね。野球でも投げる振りみたいなのもあるしね。
実際にボールを鋭くいかずとも。
いや、投げる振りも謙誠ではあるじゃないですか。
まあまあまあそうやな。
確かに。
謙誠にならなければいいんですよね。
同じこと言っちゃった。
さっきも言ったけど。
めちゃめちゃメタ的になってる。
まあいいや。
謙誠にならなければいいと思ってて、
先ほども一応言った内容と全く同じことをもう一度繰り返すことにはなるんですけど、
先ほども言ったっていうところが、
あくまでこれから話す情報はすぐに御社が知ってることなんですけどっていうことだと思うんですよね。
2回目言わせないでくださいっていうことじゃなくて、
一応お互い確認認識のためにそう言ってるんですよっていうことだと思ってて、
その意味で使いたいんですよね。
本来はね。
本来的には。
言い換えをしろということなのかもしれないですね。
それ以外の枕言葉ってあるんじゃないかっていう定義なのかな。
確かに確かに。
相手を思いやる発言
じゃあ考えておこうか。
つねきさん、全く自分が言ったセリフを繰り返したいときとか、
全然伝わってないときやな、だから。
つねきさんの主張が、AイコールBであるって相手に言ったのに、
全然それが伝わってないときに、さっきも言ったけど、
AイコールBやってみたいな、
いかに柔らかく。
いかに柔らかく言うかですよね。
他の人でも結構勘違いされることは多いと思うんですけど、
やっぱりAイコールBなんですよ、みたいな。
いいやん。いいね、それは。
本当にいつもの商談の話しちゃうんですけど、
仕事のね。
仕事の話でいくと、
他社さんでもとか結構言ってますね、僕。
なるほどね。
他社さんでも結構同じ課題感感じられてる他社さんは実は多くて、
ほんまにおっしゃる通りでして、
私も先ほど繰り返しにはなってしまうんですけど。
でもいいね。
先ほど申し上げましたがとか先日申し上げましたがよりはるかにいいわ。
全然いいよね。
嫌味感はないな。
少なくとも聞いてる側からは全然なかったな。
そうだよね。
同じ状況で使えるかわからんけど、
ちょっとだけ派生というか、
釈迦に説法ですがとか言う時ある?
釈迦に説法ですがってさ、
これから説法言いますよってことじゃないですか。
いやいや違う違う。
そのもう、あなた様にこんな
テリトリー内のこんなもうすでにご存じの話を
僕からするのも本当に恐縮なんですけどみたいな意味じゃない?
なんか釈迦に説法って。
いや、それだって説法を言うんでしょ、ここはいえ。
あーそういうことか。
じゃあダメか。
説法のニュアンスがどう伝わってるかわからないけど、
まあなんか説教と近い語感じゃないですか。
でもあれだよね、意味としては、
ちょっと今念のため調べたけど、
すでにその道の専門家や詳しい人に、
改めて説明やアドバイスをすることの無意味さ、不必要さを表す言葉。
自分の無意味さ、不必要さっていうのを伝えることで、
自分の言葉の格を下げてる、
現状語的な感じで使ってるってことなんですね。
物詞的な感じかな。
その場合、なんか諸誠実みたいな話になってくるな、もう早く。
いかに相手に遠回しに伝えるかみたいな。
遠距離表現?
そうやな。
遠距離表現。
遠距離表現ということなのかな。
なんかその釈迦に説法っていう言葉で広げると、
さっきのかつ野球の例えをすると、
一塁にランナーがいるときに、
なんか二塁に投げる感じやな。
なんかあなたを直接さしに行ってるんじゃなくて、
なんかこっちの気分や。
直接こっちにはボール飛んできてないみたいな。
でも二塁に投げられるとちょっと一瞬、
これもしかして間接的にこっち狙ってるみたいな。
でもなんか個人的には狙ってるというニュアンスすら伝えたくないですけどね。
理想はな。
理想は。
じゃあもう三塁投げるか。
投げる方はあるぞっていう。
投げないことをしたい。
そもそもね。
そもそも。
何だろうね。
これを謙称に言うのは釈迦に説法だけどって、
やっぱりこれから説法を伝えますよって。
結局、あなたは釈迦だと思ってるけど、
説法を伝えますよっていうことかと思うんですよね。
釈迦に説法って。
言葉だけで言ったらね。
簡易翼化してるからそこまで考える人多分日本人ゼロ人説あるけど。
ゼロ人説かな。
うわ、説法来るやんって思ってみんな。
思っちゃうから。
あ、マジか。
これ一応あるな。
説法がなんか難しいね。
もうちょっとだからその転じてというか、
余計な一言っていうのってやっぱりね、
打足、謙誠に限らず余計な一言っていうのもやめたいよねと思う。
あーそういうことね。
無駄な一言の影響
その代表格がこれ。
余計な一言ってありますよね。
なんか。
あるよ。
なんだろう。
これってこうなんですかみたいな確認をすると。
うん。
で、あ、これこうですよって答えればいいのに、
なんか、それなんか見ましたかとか、これこれ調べて。
あーはいはいはいはいはい。
なんかあるじゃないか。
マニュアルに。
例えば、今もうめっちゃ浮かんだけどごめんな。
マイク取って。
鈴木先輩これ、あの資料っていうか、
この次の答えって何でしたっけって聞くときに、
えっと、まあマニュアルに書いてるんやけど、
こうはこうだよとか。
でも順番逆っていいと思うんですよね。
あーそうね。
確かに順番で印象変わるな。
次はAっていう工程ですよっていう風にしたんで、
次回の時のために一応伝えておくと、
マニュアルにも書いてあるから、そこ見たら一番早いかもしれないみたいなね。
あー僕それでやってるわ普段。
後輩育成の時。
最初にさ、マニュアルに書いてあるんだけどっていうと、
俺に聞くなんのニュアンスじゃないですか。
そうやな。
あーマニュアルも読めないのか。
まあ仕方ない、でも一応マニュアルに書いてあるんだけどみたいな。
読んでから来いっていうね。
読んでから来いのニュアンスだと思うんですけど、
最初に相手の質問に対する回答を伝えて、
その上で今後はこれを見ればもっと早いですよって言ったら、
何だろうね、両方ともプラスの意味になるというか、感じがするよね。
そうね、だからどういう人と思われたいかも多分あると思ってて、今の例えで言うと。
本当にその人に、聞きに来た後輩に、本当に教育をしたいのであれば、
あえてそういうちょっと嫌な役、マニュアルまず見たっていうのを聞くことで、
次からは一回見てから質問しようっていうのを癖づける。
ただもしかしたら言い方によって嫌われるかもしれないけど、
でももう後進育成というか、別に嫌われても仕事が進んだらそれでいいやって思える人なら、
それでもいいやろうし、嫌われたくないし、後輩も育成したいし、
両取りしたければさっき常吉が言ってくれた答えからまず伝えてあげて、
ただ多分毎回聞きに来てくれてもいいけど、
こっちが会議中で答えない時もあるから、
マニュアル見た方が次からは早いかもよとか、
で、何ページぐらいに書いてるよっていうのとか、
それはそれちょっと遠回しやから、
なんか目的とか意図によるなと思った。
あえて使ってる人もいるのかなっていう。
なるほどね。
うん。
ちなみにでも俺それで言うと、
相談とか質問しに来なくなる方が怖いかもしれないから、
逆にね。
出会われ役にはならないようにするかもしれない。
そういう考え方もあるのか。
でもそれは教育論みたいな話になるから趣旨がずれるので、
そのくらいにはするけど。
うん、なるほどね。
ダソくの解決策
だからもう受けない。
見せに限らずダソくなワードってあるかなっていうのは見返してもいいかなと思って。
そうですね。
自分が言われたら嫌やから自分もしないようにしたいしっていう。
前の回と被るけどやっぱチクチクことはダメですね、やっぱり。
いやダメよね、やっぱ。
残るもん、心に。
記憶に。
そういう人って思われちゃうしな。
思われちゃうね。
あの人なんか一当たり言うけどワードがなんか嫌だよなとか
絶対裏で言われてるとかあるやろしな。
あの人に聞けばいいじゃん。
いやでもちょっとあの人に聞くのはなーみたいなね。
悲しいね。
なんかちょっと最後これ関連で僕一個言いたいのが、
あのマジで関係ないんやけど。
関係ないの?
なんかダソくなったことない?大丈夫?
大丈夫大丈夫。
これ自体ダソくではない。
あーそうなんだ。
あのフットボーラーはさんの伝説の漫才ネタで、
やかんでええやんっていう漫才があるのよ。
それがもうめちゃめちゃ面白いから、めちゃめちゃ面白いんやけど、
なんかやかんでええやんっていうツッコミをひたすら、
ツッコミのことおっさんが言っていくと。
あー。
で、なんか一個だけ歌いで出すと、
岩本さんボケの人が、
なんか女の子とコンパかなんかに行ったみたいな導入で、
持ってきてたカバンがもうめっちゃちっちゃいみたいな。
こんな三角形のめっちゃちっちゃいのよね。
なんかもう焼きおにぎりみたいな。
焼かんでええやん。
おにぎりでええやんみたいな。
大きさを伝えるのに焼く必要ないやん。
みたいな。
これもうダソくやん。完全に。
いいツッコミだねー。
これをひたすらやってくってやつけど、
同じツッコミなのに飽きへんのよね。
なぜか。
飽きるパターンのネタもあると思うけど、
このネタに関しては個人的にも伝説やと思ってる。
もう日本漫才史のトップ10ぐらいに入る。
ちょっとぜひ見てください。
YouTubeにイフォーアップロードされてるからもう進められへんけど。
まあ、わかんないですけど、
そうね。
いきましょう。
まとめると、
そうですね。
つくつく言葉をやめましょう。
余計な一言をやめましょう。
順番変えたり、
言い換えをしたり、
ニュアンスを消すことで、
解決できるものってたくさんあるよねと。
そういうようなお話でした。
ありがとうございます。綺麗にまとめてもらって。
名前をつけるラジオ、レーミングラジオでは、
みなさんの感想、質問、疑問のお便り、
これってダソくけんせいだなとか、
私ダソくんのけんせいな一言言っちゃったのか、
そんなエピソードも大募集しております。
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