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2023-07-31 11:14

【健康ハートウィーク特別企画】睡眠と心臓の切っても切れない関係とは⁉️

1時間多く寝ましょう! 紹介論文) 睡眠と循環器疾患 https://www.jacd.info/library/jjcdp/review/56-3_01_onuki.pdf #医療 #健康ハートの日 #睡眠 #健康ハートウィーク

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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆様、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開のまま収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日はですね、ちょっと明日からお休みをいただく予定になっていたんですけれども、ちょっと予定が変更になりそうで、
ただ、今週はですね、実は健康ハートウィークなんですね。
8月10日ですね。来週の、いつだ、8月10日、木曜日ですね。が、健康ハートの日なんですけれども、
ハ、ハ、ハートですからね。はい。ということで健康ハートの日なんですけれども、そういう日なんでですね、7月の29、
一昨日からですね、8月の10日まで、当日までですね、が健康ハートウィークっていうことなんだそうですね。
で、健康ハートウィーク2023っていうのを、
いろんな学会とか、いろんなところが企画しておりまして、で、私もですね、ゆるーく所属させていただいているメディカルダオーですね。
ダオー、ダオっては、まあまあ、ダオー。も、健康ハートスリープっていうような、そんな企画をやっていて、
毎日の睡眠時間をね、ツイートしようみたいな、そんな企画をやっていたんで、ちょっとそれに便乗してですね、
睡眠となんか、心臓の関係とかお話できないかなとか思って、昨日探してたですね、非常にいい資料を見つけまして、
えーと、日本循環器、
病予防学会誌の、えーと、おととしの11月に出た創設ですね。
睡眠と循環器疾患っていう、まあ、もう、超ドンピシャの論文を見つけましたので、
これをね、一緒に読み解いていきたいなというふうに、今日は思います。
で、私自身もですね、まあ、循環器疾患、結構見るんですけども、
あんまりね、この睡眠との関係って、実は、そこまで勉強したことはなくて、
それこそ、今年のですね、今年のいつだったかな、あ、3月かな。
に、循環器疾患、あ、循環器学会って、
まあ、日本の心臓系の学会で一番、こう、大きな学会があるんですけれども、
そこが、えー、循環器疾、あ、違う、循環器領域における、
睡眠・呼吸障害の診断・治療に関するガイドラインっていうのをね、
改訂版として、2023年、改訂版として出したんですけれども、
ただ、これはですね、まあ、当然ですけど、超専門家向けな上に、
103ページもあるっていうので、昨日ね、バーッと見返してたんですけど、
これさすがにね、全部解説するのは、まあ、無理だなというふうに思いましたので、
えー、
ちょっとその、論文の方をですね、えーと、その、
大貫先生っていう先生が書かれた、えー、この論文、これ13ページなんで、
これをね、一緒にちょっと読み解いていきたいと思います。
で、えー、まずですね、あ、で、そうか、リンクを、
貼り忘れましたけれども、リンクは後から貼っておこうと思います。
はい、で、まずはじめにですね、睡眠と健康っていうところから始まってですね、
まあ、あの、皆さん、睡眠そもそも取れてますかね、これ、朝の心身健康ラジオ、
リアタイで聞くために早起きしていただいてる方も多分いらっしゃると思うんですけれども、
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なんかね、オープンチャットとかを見ていても、睡眠時間短い方多いんじゃないかなと思って、
ちょっと私、懸念してるんですけども、えーと、実は睡眠の疫学っていうのが、えー、その、
ローマ数字の2のとこに書いてありまして、で、202、えーと、2019年ですね、
だから今から4年前の国民健康栄養調査っていうのでいくとですね、睡眠時間が6時間未満の割合は約4割いらっしゃると。
で、特に20代から60代までのいわゆる働き境の世代で、えー、睡眠時間短いことが示されているっていう図1っていうのがあるんですけれども、
これ、見ていただくとですね、まあ、一番大きな山が、5時間以上6時間未満と、6時間以上7時間未満が、結構してるような、そんな感じになっていて、
ただ、5時間未満の方もね、えー、一定、どれぐらいかな、これ10%ぐらいいらっしゃるっていう、そんな感じで、5時間未満とかちょっと、まあ、無理かなっていう感じなんですけれども、
6時間未満もね、かなり多くいらっしゃるっていう、そんな感じになっています。
えーと、約4割ですね、はい。
で、これ、あの、睡眠専門医のね、厚見先生もいつもおっしゃっておられますけれども、日本人は寝なさすぎだっていうことで、日本人の睡眠時間をね、1時間長くするんだっていうふうなことをね、私のYouTubeライブにお越しいただいた時にもね、言われてましたけれども、本当にね、睡眠時間短い問題っていうのはありますよね、はい。
で、えー、で、睡眠障害のね、その後、分類に入っていってるんですけれども、はい。
で、睡眠障害のね、その後、分類に入っていってるんですけれども、まあ、大きく分けるとですね、睡眠障害って、まあ、不眠と過眠とに分かれて、で、不眠は、えーと、寝るのが悪い、寝つけないっていう入眠障害っていうのと、あと中途覚醒、途中で起きてしまう中途覚醒っていうのと、あと朝早く起きてしまうっていう早朝覚醒ですね、あと熟眠障害っていう、これに分類されるんですけれども、えーと、ICSD第3版っていう睡眠学会の分類で、
ですね、米国睡眠医学会による分類、睡眠障害国際分類っていうのがあるんですけれども、それはね、またさらにね、すごいいろんな分類がされていて、不眠症とか睡眠関連呼吸障害、まあ、いわゆる、あの、睡眠時呼吸に代表されるようなやつですね、はい、とか、あと中枢性の過眠症とかですね、外実リズム睡眠障害ですね、これ外実リズム睡眠障害ね、結構あるんですけどね、結構見逃されてますよね、あとは、えーと、睡眠時の随伴症とかですね、あとは、睡眠時の随伴症とかですね、あとは、睡眠時の随伴症とかですね、あとは、睡眠
関連運動障害ですね、これレストレスX症候群って、これ結構ね、透析患者さんにも多いですけども、そういうものに分かれたりしますっていう、そんな感じの分類が表1として載っていたりします。
はい、で、実際ね、睡眠障害の、こう、人数ですね、えー、年次的にどうなっているのかっていうのが、この図2に出てるんですけれども、まあ、これちょっとね、あの、グレーっていうか、カラーではないんで、ちょっと見にくいんですけれども、ただこれ、年々ね、明らかに増えてきてますよね、特に、まあ、働き盛りの世代とか、あとは、高齢者、60代、70代ぐらいはね、まあ、明らかに増えてきていて、で、まあ、実際ね、外来とかでも、こう、睡眠薬、
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を飲まれている方とか、睡眠薬を希望される方っていうのは、まあ、多いなっていうのは、そんな印象ですね、はい。
です。で、えーと、続きましてが、あ、で、えーと、循環器疾患とですね、まあ、一番、こう、まあ、あの、さっきのガイダインにもありますけれども、
関係性が言われているのは、この睡眠事務呼吸症候群ですね、オーサスとか、あー、OSAとかいうふうに言われたりしますけれども、特に閉塞性の睡眠事務呼吸ですね。
で、これ、あの、診断されてない方って、
ものすごい多いんですよね。
で、この、お表参のとこにですね、
睡眠事務呼吸症候群を疑う代表的な症状っていうふうに書いてあって、
えー、いびき、眠気、
で、その他に大きく分類されています。
で、やっぱりね、
いびきが出るとかですね、
あと、日中に異常に眠たいとかっていうのはね、
これはね、やっぱり、一度検査してみる価値はね、
十分にあるかなというふうに思いますし、
まあ、ちょっと後から述べるかもしれないですけれども、
その治療をね、しっかりやることで
睡眠の質が担保されて、
QOLが上がるっていうのは、
これ論文でも言われてたりしますからね。
だからこれは、あの、まず早期発見っていうか、
まあ、まず疑うことがね、
すごい大事かなというふうに思います。
はい。
それで、あ、ちょっとだいぶ長くなってきましたね。
ね、ちょっとまだ4ページ目までしか言ってないですけども。
えーと、で、
えーと、ローマ数字の3からですね、
これが睡眠と循環器疾患の関連ということで、
まあ、いろんなね、
睡眠不足は高血圧、体糖の異常、
まあ、要は糖尿病の予備群みたいなですね、
あとは脂質異常、
脂肪症とか炎症と関係、
関連していることが観察研究で示されている
折、云々っていうふうに書いてあって、
えーと、まあ、脳血管、
疾患、リスクの増加と関係している、
可能性があるっていうふうな、
そんな感じで述べられています。
で、まあ、その記事を、あ、記事っていうか、
まあ、その、どういうふうにそういうふうになるかっていうのはね、
まだあんまりはっきり分かってないみたいなんですけれども、
ただ、まあ、さっき言ったような、
その、睡眠・事務呼吸とかですね、
あとは不眠とか過眠とか、
まあ、その辺との関連っていうのは、
すごいいろんな研究がなされているんだなというのを、
まあ、ちょっとこの論文でね、
改めて勉強になりました。
で、で、最後にですね、
この日本の研究っていうのが、
ローマ数字の4のとこに、
えー、睡眠と事務関係疾患に関する
日本の研究っていうのが出ていて、
まあ、これもね、非常に、あの、
やっぱり日本人のデータってすごい重要なんで、
えー、面白いなと思って見させていただいたんですけれども、
メタブリックシンドロームとか、
あとは、まあ、脳血管疾患、
脳卒中とか、
感動脈、あ、感動脈疾患って難しいな、
えっと、まあ、普通の心筋梗塞、
狂心症とかですね、そういうものとか、
あとはもう一つ何だったかな、
ああ、そういう感じで述べられています。
で、で、最後、
えっと、207ページですね、
これがね、ぜひともちょっと皆さんにご紹介したくて、
まず一つ目がですね、
この、おー、図3のところですね、
えー、男女別睡眠時間ごとの循環器疾患、
およびがん発症のハザード比っていうことで、
えーと、
まあ、見たら分かりますけどね、
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こういうU字カーブみたいな感じになっていて、
えー、やっぱり6時間から7時間ですね、
まあ、特に7時間、
睡眠が一番このリスクが少ないという風に言われてるんで、
で、まあ、4時間とかね、5時間とかだったら、
明らかにリスク高くなるっていうことなんで、
まあ、要はしっかり寝ましょうっていう、
そんな感じですよね、はい。
っていうのと、
あとは最後の、えっと、
ローマ数字の5のところですかね、
良い睡眠を確保するための対策っていうところが出てるんですけれども、
その中で、
えー、一番、
えっと、そうそうそう、
えー、日本人の不眠への対処方法として、
えー、週1回以上の頻度で寝酒を常用する割合は、
男性で57.1%、
女性で28.2%、
一方で、睡眠薬の使用は、
男性で5.9%、
女性で8.9%という報告があり、
睡眠薬の使用は少ない、
うんぬんっていう風に書いてありますけれども、
これね、本当に寝酒する方ね、
年少女もすごい多いんですけれども、
お酒はね、
えーと、
少なくとも睡眠に関してはね、
えー、睡眠の質悪くするっていう、
まあこの後にも書いてありますけれども、
睡眠の質悪くするっていうのは、
もう明らかですんで、
まあ、はい、
お酒飲むよりかは、
まあまずは、
あのー、睡眠衛生指導って我々言いますけれども、
そういう睡眠に関する悪い習慣をやめたいとかですね、
そういうところから、
入っていただいて、
で、それでも、
おー、いまいちな方は、
睡眠薬をね、
普通に使っていただく方がいいんじゃないかなと、
個人的には思いますけどね、
で、
睡眠薬に対する、
それ誤解ってね、
あのー、以前もお話ししましたけれども、
すごいあって、
えー、睡眠薬、
そのー、
なんか怖いみたいなイメージをね、
持っておられる方いらっしゃるんですけれども、
ここ数年出てきたね、
新しい睡眠薬は、
まあ、依存性とかね、
ほぼ大丈夫ですし、
まあちょっと副作用はね、
えー、あったりしますけれども、
ただ、
以前よりは全然使いやすい、
依存性も少ないものが出てるので、
その辺、
まあお酒よりはね、
全然いいんじゃないかなという風に思っております。
はい、という、そんな感じでしたね。
まあ、
あー、
睡眠は大事ですということで、
えー、
いろんな病気にも関わりますし、
まあ、
寝ましょうということが、
あー、
今日のキーメッセージになります。
はい、
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただきたいのだけでした。
興味津々。
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