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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるみなさんからの質問やリクエストに応えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
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あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、毎週木曜日は、今週の興味津々医療ニュースをやっておりまして、
今日も興味津々な医療ニュースを4本ご紹介したいと思います。
他にも結構面白いニュースがあったんですけど、ちょっと厳選4本をご紹介したいと思います。
ベートーヴェンの死因の新研究
1個目が、最近暗い話題が続いていましたけれども、
変化球ネタで、ベートーベンの死因に関してですね。
2つ目が、万博、万博今、ものすごい盛り上がっているみたいですけれども、
そこでレジオネラが出たよっていうニュースですね。
3つ目が医療法の改正、4つ目は日本医師会の声明ですね。
この4本を取り上げたいと思います。
まずは1個目ですね。6月7日のフォーブズジャパンのニュースですね。
ベートーベンの突発分析DNAから真実の死に判明かっていうような、そんな記事のタイトルになっておりまして、
ベートーベン、有名ですよね。
記事の書き出しだけ読ませていただきますけれども、1827年の3月の嵐の月曜日、
ドイツの作曲家ルート・ビッヒ・ヴァン・ベートーベンが長い病の末にこの世を去ったということで、
ちょっとこれでもあんま冒頭読む意味なかったですね。失礼しました。
はい。要はベートーベンって、まあ耳が聞こえなくなったことは非常に有名ですけれども、
死因がね、いろいろ言われていて、結局はっきりよく分かってなかったんですよね。
で、この記事の、どこら辺だったかな。
あ、この2007年に行われたベートーベンの死因分析、
髪の毛の法医学的研究っていうやつで、
これでね、鉛注力、まあ鉛注力とか、銃金属の注力なんじゃないか説はね、結構あったと思うんですけれども、
それが、この2007年の髪の毛の法医学的調査でなったっていう感じになってるんですけれども、
ただ、その後ですね、これちょっと私は覚えてなかったんですけど、
2023年の3月では、その、はい、説は否定されたっていうことになっていて、
そもそも髪の毛は違う人のものだったっていう、そんなことあるかいって思いますけど、はい、そうだったらしいですね、はい。
で、もう一回、あの、死因分析をやろうみたいな、そんな感じになっていて、
で、これ一応研究結果がこの、カレントバイオロジーっていうやつにですね、あの、掲載されてるっぽいですね、はい。
ということで、で、まあ結局、まあ、あの、はい、まあ最終的な、えー何兆消化器系の不調があったらしいんですけれども、
原因を突き止められなかったっていう、結局そうなんかいっていう感じなんですけれども、
ただ、あの、肝臓の問題があったんじゃないかっていうことで、まあB型肝炎ですね、はい、B型肝炎の干渉害があったんじゃないかっていうこととか、
あとは、飲酒?お酒ですね、お酒も悪さしてたんじゃないかみたいな説があるっぽいです、はい。
まあいずれにしても、ちょっと私の知識の中では、えー、その糖発分析のですね、えー、鉛中毒だったんじゃないかみたいなのは、
ちょっと、あの、アップデートされていなかったんで、面白いなと思って取り上げさせていただきました。はい。
万博とレジオネラ問題
えー、っていうのが一つ目のニュースでした。で、二つ目ですね、二つ目はですね、これまあいろいろ言いたいことありますけれども、
えー、6月の4日の、おー、読売テレビのやつを取り上げさせていただきましたけども、まあ各社報道してましたよね。
えー、速報、えー、万博ウォータープラザの海水から、あー、出身地以上のレジオネラ族菌検出水上床を休業、中止っていうような、そんな記事のタイトルになっております。
はい、万博協会は4日、あー、大阪関西万博のウォータープラザの海水からレジオネラ族菌が検出されたことが判明したと発表しました、ということで、
はい、まあ、あー、検出感度以上に、あのー、レジオネラが出ていたっていうことで、
まあ、これなんか、あの、後々の報道を見ると、あの、万博開催前からなんか予想された事態っていうか、なんか、そう、はい、あったみたいですね。
あったみたいですし、まあ、私も見に行きましたけど、あれは、まあ、レジオネラ、まあ、出る、出るだろうなっていう、あの、報道、この報道を見てですね、ああ、な、なるほどっていうか、はい、というふうに思いました。
で、レジオネラって、まあ、あの、ご存知の方も多いかもしれないですけれども、あのー、まあ、一つはですね、あの、土の、土の中っていうか、あの、土壌の中にいたりするのと、
あともう一つがですね、水、水際とかですね、そういうとこにいるんですね。だから、えーと、これもう何年前ですかね、20年ぐらい前ですか、もっと前かな、あの、循環風呂はありましたよね。
はい、循環風呂とかで、あの、レジオネラが大量にみたいなのとかもあったりとか、あと温泉施設ですね、それでやっぱりレジオネラが、みたいなのって、結構ね、あの、定期的に報道になってるかなというふうに思います。
で、まあ、今回はね、そういう、あの、温泉とかではなくて、普通に水を大量に使う、しかも、あの、噴水所なんで、ものすごいね、こう、ミスト化されて上がってくる水があって、まあ、そこでレジオネラが、まあ、大量発生してたんじゃないかみたいなことで、
なんか数日にわたってこれ、水蒸気場所中止になってましたよね、もう今再開されているのかな、はい、と思いますけれども、あの、保健庁と連携を取りながら水質をモニタリングしますみたいなことになっていて、はい、まあ、それはそうですよねっていう感じなのと、
あとレジオネラはね、本当にレジオネラ、まあ、あの、肺炎の原因になるんですけれども、あの、非常にね、重症化する場合もあるので、これレジオネラ肺炎ってね、本当に気をつけないといけないんですけれども、はい、ですし、普通のね、えっと、一般的によく使われる抗生剤はね、効かなかったりするんですよね、はい、なので、
はい、まあ、ちょっと、まあ、さすがにこれで肺炎になった方の報道とかはないですけれども、ちょっとレジオネラは、あの、医学的にもね、注意が必要なんで、ということで取り上げさせていただきました、はい、はい、というのが2つ目のニュースでした、えー、3つ目ですね、3つ目はですね、これ非常に残念なニュースですけれども、これも、えっと、各社報道してましたけれども、えっと、6月の1日の、ちょっと前ですけどね、えっと、毎日新聞の記事を取り上げさせていただきますけれども、
医療法改正案の見送り
えー、医療法改正案、今国会での成立見送りを明言、えー、自民、坂本国対委員長ということで、えー、記事の冒頭ですね、自民党の坂本徹氏っていうお名前するのかな、国対委員長は、あー、1日、1日ですね、えー、熊本県の国際報告会を開いて地域医療構想の見直しや、
あ、医療DXですね、デジタルトランスフォーメーションの推進などを盛り込んだ医療法の改正案について、今国会での成立見送りを明言したということになっていて、まあ実際見送られるっぽいですね、はい、ただまあこれ、なんか先送りにするとよくないんじゃないかなと、あの、一末端の医者としては思えますし、
あの、まあDXはね、まあ仕方ない、まあでもDXもやらないといけないかな、まああの、本当にね、これ、はい、まあ先送り先送りになって、なんかどんどん事態が悪くなるっていうことになりかねないっていうか、まあ実際になってるんですけども、はい、なので、これは進めてほしかったなというふうには思いますし、まあ、あの、はい、思います、はい、で、えーと、まあちょっとそれに関連する4本目のニュースですけども、
えーと、これはですね、まあ報道というかプレスリリースなんですけれども、あのPRタイムズの6月の、いつだったかな、あ、9日の記事で、えーと、日本医師会が出しているPRタイムズのプレスリリースですね、はい、日本医師会、3党自由民主党公明党日本維新の会の合意を受けて見解を発表っていうような、そんなプレスリリースが出ておりました、はい、で、えーと、まあ合意についてっていうことで、えー、まあこれちょっと全部読むと長くなるんで、
まあ全部は読まないですけれども、えーと、まあ今回の合意内容である病床の再編の拡大および、えー、医療DXの加速化につきましては、以下の2点について十分な配慮をしていただいた上で、えー、基本的に総論としては賛同いたします、ということになっていて、えー、まず、一応ね、病床再編に関してはね、まあ病床を使ってないところが結構あるから減らそうよって、まあこれはね、確かにその通りで、
あの、はい、まあ病床は余ってるんですね、稼働がすごいね、低い病院とかも実際あるんで、まあそこを整理するっていうのはまあありかなというふうに思いますし、まあただ一方でですね、この病床稼働率をね、ものすごい上げておかないと病院が黒字にできないっていうか、まあ上げていても今赤字になるんですけれども、はい、そういう収益構造って、まあそもそも診療報酬がそうなってるんでっていう部分もあるので、はい、なかなかこの人口減少境で、まあ病床を減らさないといけないのは間違いないんですけれども、
はい、それをどういうふうに減らしていくかっていうことと、あと病院、まあ医療機関の収益とどういうふうにバランスとっていくかっていうのはすごい大事かなというふうに思いますね、はい、で、まあまあこれはいいとして、で、問題はね、カッコ2なんですよ、カッコ2、えっと医療DXの加速化、まあ総論としてはね、賛成してるんですけれども、えっと、このまた電子カルテのことを持ち出してですね、電子カルテ、えっと、本年、日本医師会が本年4月5月に神カルテ、神カルテを利用中の診療所に対して、
行った調査結果では、導入費用が高額であり負担できないなどの理由で、電子カルテの導入が不可能という回答が全体約5400件の5割強を占めましたということで、はい、これらの医療機関に電子カルテを供用することは懸命に医療提供に取り組んでいる医師に医療課の撤退を促し、確実に地域医療の崩壊につながります。
そのため、電子カルテ導入の義務化については賛同致しかねますということで、はい、強く反対しております。はい、ですけれども、これは、私、前回言っているように、電子カルテはね、もう必須なんですよ。
あの、そこはね、なんか補助金出すなりして、いや、そのコストの面が問題であればですね、まあ、これコストの面ではないと思うんですけどね、はい、まあ、いずれにしてもね、もう電子カルテしても全部データ化しないと、これ何が起こっているかよくわからないんですよね。
はい、だから、もう本当にね、あの、電子カルテ化、もう全、全医療機関電子カルテ化してほしいなと個人的には思いますね、はい、です、はい、ということで、えー、じゃあ最後しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよー、しんしんじゃんけんじゃんけんちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、ワイトアナイカイヌタケエでした。興味しんしん!
