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2024-01-31 09:17

《846》声の書評☝️がんを知るならこの一冊‼️の決定版デター

今回ご紹介する書籍はこちら 「がん」はどうやって治すのか 科学に基づく「最良の治療」を知る https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000384147


AI要約

  • 書籍の概要を紹介している
  • 国立がん研究センターが編集している
  • 8章構成で、がんの基礎知識から最新の治療まで幅広く扱っている
  • 標準治療の意味合いがよく解説されている
  • チーム医療の重要性も説明されている
  • 図表などを用いて分かりやすく説明されている
  • 一般の方にもおすすめの1冊で、がんに関する知識を更新できる
  • 標準治療を受けずに変な治療を選択する人がいるので注意が必要
  • 科学的な根拠に基づいた治療を知ることができる良書

#医療 #健康 #声の書評 #がん #国立がん研究センター #スタエフ医療部

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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろな情報にちょっと役立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開の話録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートップも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は水曜日ですので、声の書評をやっていこうと思うんですけれども、
今日は何を取り上げようかなと思ったんですけれども、
がんのお話ですね。
久々に高断者のブルーバックシリーズからがんの書籍が出ておりましたので、これをご紹介したいと思います。
タイトルはですね、がんはどうやって治すのか。
副題としてですね、科学に基づく最良の治療を知るというような副題になっております。
この本ですね、たまたま去年の年末だったかな。
僕定期的に本屋に行くの趣味なんですけれども、その時に見かけた本で、
本当に出たばっかり、去年の12月21日に発刊されたできたてホヤホヤの書籍でございます。
その編集をしたのがですね、なんと国立がん研究センターっていうですね、
これは知らない人はいないというか、医療者だったらみんな知っている
日本のがん医療のメッカなんですけどね。
中央病院というのと東病院というのが2つありますけども、
そこが文章を新筆して書かれたというような、そんな書籍になっております。
これ僕知らなかったんですけれども、
同じ国立がん研究センターのがんはなぜできるのかっていうような書籍も出てるらしいんですよね。
ちょっとこれ読んだことなかったんですけれども。
それに続く第2弾ということで、
今回は前はなぜがんはできるのかっていう、
どちらかというと研究寄りの話の書籍だったみたいなんですけれども、
今回のはかなり臨床寄りの話になっていて、
僕はこっちの方がより勉強になる内容かなと思いますし、
あと一般の方にはね、たぶん基礎的な内容は重要なんですけども、
むしろがんに2人に1人ががんになる時代なんで、
自分ががんになった時、あるいは自分の知り合いの方、
ご家族とかを含めてですね、周りの方ががんになった時に役に立つ情報があるんじゃないかなというふうに思って、
ご紹介する次第です。
ちょっと構成をお話していくと、
これ全部で8章構成になっていて、
まずはじめにの後ですね、
まず第1章が臨床寄りが考えるがんとは何かということで、
がんって一言で言っても、ちゃんと理解できていない方って結構多いんですね。
私自身もですね、実はこの本すごい勉強になって、
がんってそうだよなっていうか、がんの説明の仕方って、
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なかなか一般の方に説明するのって難しいんですけれども、
それが第1章で書かれています。
特に血液がんに関しては第1章でかなり詳しく書いてあるので、
この辺で勉強になるんじゃないかなというふうに思います。
第2章が検査ですね。
どんな検査で何がわかるかということで、
がんの検査に関しては本当に誤解が多いというか、
特に第2章の3つ目に主要マーカーは目安に過ぎないとかって書いてありますけれども、
これ本当にその通りで、
主要マーカーですね、
献身とか人間読とかも含めてオプションで付ける方で非常に多いんですけれども、
主要マーカーでわかることって本当に限られてるんですよね。
なので主要マーカー過信論とか、
僕はいつも言ってますけれども、
ちょっと派手だっていう感じなんですけれども、
この辺も本当に書いてあります。
あとは、後からも出てきますけど、
遺伝子検査の話とかですね、その辺が第2章で書かれていて、
第3章ですね、第3章が具体的に治療方針はどのように決まるかということで、
がんと診断された後の流れですね。
特にこの標準治療ですね、
私以外の医療者もみんな標準治療イコール最高の治療だっていうのを
声を大にして言ってると思いますけれども、
その標準治療についてかなり詳しく書いてあったりしますし、
あとはその治療の選択ですね、
に関してもセカンドオピニオンを求めるときとかですね、
そういうのも書いてあったりします。
あとはここにですね、緩和ケアですね、
緩和ケアの話も書いてあって、
緩和ケアイコール終末期医療ではないっていうような章がありますけれども、
これもぜひとも緩和に携わる身としてはね、
読んでいただきたいなというふうに思いましたね。
その後ですね、これ実はこの章だけでもないんですけれども、
チーム医療のこともね、128ページからからいうふうに書かれていて、
これで本当にね、がん医療は、がん医療はっていうかがん医療はもうですけどね、
今もう医療はね、すごい高度化してるんで、
その各々の専門職がちゃんとチームを組んでやらないといけないっていう風になってるんですよね。
だから、その辺のことがね、この128ページのチーム医療の話のところでね、
かなり詳しく書いてあるんで、ぜひともご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、で、ちょっと急いでいきますけど、第4章が手術の話、第5章が放射線の話、
第6章が薬の話、ま、薬、抗がん剤ですね、はい。
ま、化学療法の話みたいな、そんな感じになっていて、
ま、これがね、従来からあるがんに対する3大治療なんですけども、
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ただ、ここ最近はですね、新しい治療として、ま、1つがこのがん免疫療法ですね。
ただ、この免疫療法もね、ま、世の中に怪しげな免疫療法みたいなものすごいいっぱいあるんで、
ちょっとその辺はね、引っかからないでおいてほしいんですけれども、
ただ、あのがん免疫療法はね、がんの治療を非常に大きく変えてるんで、
あの本所先生のオプチーモっていうのは初めとしてですね、
がん免疫療法はね、ぜひとも知っていただきたいなというのが第7章ですね。
ま、これ最新のカーティー療法とかも書いてあるんで、かなり詳しいなと思いましたね、はい。
で、第8章ですね。第8章が人へ人へに合わせたがんゲノム医療ということで、
これがね、もう今最前端ですね。がんゲノム医療はね、ま、これからもっとどんどん出てくると思うんですけれども、
ゲノムの解析ですね、ま、要は遺伝子の解析をして、その人その人に合ったテーラーメイドの治療をしようっていうのが最近のトレンドになっていて、
それが第8章で締めくられています。こんな感じです。
はい、で、ブルーバックスシリーズの中ではね、結構重厚感がある。全部で何ページ?あ、326ページまでありますね。
という書籍ですし、価格もね、1200円とちょっとお高めなんですけれども、でも、ま、一家に一冊とか、あとま、図書館とかに、
ま、多分置かれると思うんですけど、そういうのであったらですね、ぜひ一度ご覧いただけたら大変勉強になるんじゃないかなというふうに思います。
あの、ま、もちろんね、あの、文字もあるんですけど、結構ね、ビジュアル的にもわかりやすく書いてあって、図表とか、
あと、実際にね、こう、写真とか、あ、写真って、その、CTの写真とかですね、そういうのも出てたりするので、あの、非常にね、わかりやすく書かれているかなというふうに思います。
はい、で、ま、一応ね、ガンに関連する情報としては、あの、ガン情報サービスって私もね、過去に何回かご紹介したと思うんですけれども、これがね、ま、一番おすすめではあるんですけれども、
ただ、あれね、ま、一応スマホ対応もして使いやすくはなったんですけれども、なんかね、やっぱりネット欄でちょっと使いづらさを感じる方もいらっしゃるんじゃないかなというふうに思います。
なので、ま、ガン、ま、ちょっとどこのガンとかっていうのではなくて、そのガン全体のね、こう、最近のトレンドを知りたいとか、えー、ま、最近、最新のね、ガン治療ってどうなっているのかなみたいな、そういうのを知りたい場合にはね、
この1冊を読むだけでもね、だいぶ違うんじゃないかなというふうに思います。あの、ほんとに私自身もね、すごい勉強になりましたね。はい。
で、いう感じです。で、最後にですね、ま、ちょっと先ほども言いましたけれども、この副題がね、やっぱり秀逸ですね。この、えー、科学に基づく最良の治療を知るっていうことで、えー、ほんとにね、このガンに携わってきた身としてはですね、
この標準治療を受けずに、えー、変な方向に行ってしまう方ってね、すごいいっぱいいらっしゃるんですよね。で、標準治療イコール、ま、先ほど言ったように最良の治療なんですけれども、そのことをね、ま、その副題で言っているっていうのはね、すごい良い書籍なんじゃないかなというふうに思いました。
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はい。っていう、そんな感じですね。あの、ぜひ、ご提督いただけたらと思います。はい。では、今日も幸せな一日でありますように、お会いしていただきたいだけでした。興味津々。
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