1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2023-12-04 10:12

《799》飲み過ぎ注意⚠️たくさんのクスリ💊

本日の資料はこちら


https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/topics/pdf/20161117_01_01.pdf

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内科医たけおの 心身健康ラジオ
皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック かと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開、生集、録画、メダル参加のご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。是非、ご参加ください。
ということで、今日はですね、毎週月曜日は、ちょっと役に立つ資料のご紹介をすることが多くなっていますけれども、
今日もですね、ちょっととある勉強をしていたら、ちょっと古い資料なんですけれども、皆さんのお役に立つであろう資料を発見しましたので、
これをもとにですね、ポリファーマシーですね。お薬を多く使うことをポリファーマシーというふうに言うんですけれども、
これについてね、ちょっと一緒に考えていきたいと思います。
で、取り上げる資料はですね、ちょっと前なんです。2016年に作られた日本老年医学会と、
おー
おー
日本老年薬学会の合同の研究班かな。高齢者の多剤処方見直しのための医師薬剤師連携ガイド作成に関する研究研究班っていうのがですね、
多分、AMLの中にあって、それが二学会の連携で作られたんだろうと思うんですけど、これをね、ちょっとご紹介していきたいと思います。
パンフレットのタイトルはですね、高齢者が気をつけたい、多すぎる薬と副作用ということで、高齢になると処方される薬の数が増え、
副作用が起こりやすくなるので注意が必要ですっていうような、そんなサブタイトルがついてます。
はい。ただですね、今日の放送ですね、そこら辺の雑誌とか、あと書籍とかで、これは使ってはいけないみたいな、というふうには捉えないでいただきたいなというふうに思っておりまして、
この雑誌の中にもね、書いてありますけれども、必ずね、その処方が出てる背景がある場合がね、非常に多くありますので、その場合には必ず主治医の先生とよくご相談の上でですね、そのお薬の調整をしていただきたいと思います。
間違ってもですね、この放送でこういうの、薬はダメだと言われたから、薬やめてきましたみたいなことはね、くれぐれも避けていただくようによろしくお願いします。
というか、私自身もね、それでびっくりすることが結構ありますんで、臨床上。はい。ということでやっていきたいと思いますけど、まず2枚目ですね、2ページ目。
高齢者では薬の数が増えてきます。ということで、これは当然そうですよね。高齢になればなるほど、何らかの病気にかかることも多くなるので、病気もそうですし、薬も増えてくるということになってきます。
で、これ、ちょっとデータがね、この雑誌自体がね、2016年に作られたんで、これもしかしたらね、もうちょっと新しい統計あるかもしれないですけれども、この雑誌の中では、2014年の社会医療診療行為別調査っていう厚労省の調査からですね、
薬の年齢層別の薬の数っていうのが出てますけれども。
まあ、薬飲んでない方はね、これ含んでないデータですけれども、薬飲んでる方でいくと、もう75歳以上の方は、そうですね、左側に書いてありますけれども、26%の方が7個以上の薬を飲んでいるっていう、そんな感じになってます。
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はい。
だから、まあ、3、4個以上を含めるという、そういう感じになってます。
はい。
はい。
だから、まあ、3、4個以上で7割ぐらいを占めるっていう、そんな感じで、まあ、かなりね、その多くのお薬ですね、多剤処方っていうふうに言いますけれども、飲まれている方が多いというような現状になってます。
で、えーと、このポリファーマシーっていうのはですね、まあ、多剤処方なんですけれども、その何が問題かっていうと、やっぱり一番はですね、この副作用に関する懸念が出てくるっていうことで、まあ、これもね、非常に有名な研究なんですけれども、このお薬の数が増えれば増えるほどですね、増えていくと副作用が増えるというふうに言えます。
はい。
はい。
いくと副作用の頻度が上がるっていうことで特に6から7種類以上ですね 飲んでいると副作用の頻度が少ない量に比べたら多くなるっていうこれはよくいろんな
研究で明らかになってくるかなというふうに思います で特にですね特に高齢者ですね高齢者に関してはその薬が増えることだけではなく
てその代謝のその前にですねえっと薬の副作用が出ていましたね3ページ 3ページ目薬の副作用でもう結構ねいろんな副作用が起こりますこれね
えっと私今はね入院管理してないですけれども以前の病院とかも入院の管理をメインに 携わっていたんでもう薬がね多すぎる問題って結構あるんですね多すぎてそれによって
副作用ができていることが出てきていることってものすごい多くあって まあここにはねまぁ代表例としてそのうつとかものは
すれ専門食欲不振 ふらつき転倒肺尿障害便秘っていうふうにならずかな書いてありますけれどもそれ
以外にもねもう本当にいろんな副作用が起こります で
ちょっと先に書きましたけどそのお薬によっての副作用が起こる原因としてですね やっぱりね人気の間機能がで落ちてくるっていうのがあるんですよね
でまぁ特に私自身はね実装内科医なんで 知らず知らずのうちにこう人気のが落ちていて薬が効き
すぎているケースというのもね非常に多くありますで もちろんですねそのお薬によっては腎臓がね全く関係ない
また関係ないというかその全部肝臓で代謝されて 腎臓が悪くなっても普通に腎臓がいい方の同じように使えるっていうお薬もあるん
ですけれども 中にはですねその腎臓の機能によって調整
まあ要は減らすもしくは腎臓が悪いと使えない お薬とかもあったりするのでその辺をねちょっと考えて
出さないといけないんですけれどもそれがね 腎臓が知らず知らずのうちに悪くなってるんですけれども
普通に腎臓がいい方に対して使うぐらいの量を使ってしまうとですねまぁお薬が体の中に 溜まって
効果は出るんですけれども副作用も多く出るみたいなそんなこともよくありますので これはね本当に注意が必要かなというふうに思います
はいでえっとその次の5ページ目ですねじゃあどういうふうに付き合ったらいいのかって いうことでまああの冒頭にも言いましたように
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薬についての疑問があればかかりつけの医師あるいは薬剤師に相談しましょうというのを まず冒頭に書いてありますけどまぁこれは本当にその通りで特に1個目ですね
自己判断で薬の使用を中断しない これね本当に重要で結構ねやっぱ外来やってると自己判断でね注意してこられる方って
すごい多いんでテレビでなんかやってましたとかですねテレビ雑誌 新聞はあまりないかなあと本とかですねいうので危険な薬○○みたいなのがあったりするじゃないですか
ちょっと判断で中枢はね避けていただけたらなというふうに思います はいで2つ目はですね使っている薬は必ず伝えましょうということはコマートこれはね
当然と思われるかもしれないですけど意外とね 伝えてくれない方って多いんですよね特にねあのお薬手帳ね複数持っていたいとか
ですねそもそもお薬手帳ねやっぱり持ってこない方ってねまだ今でもねかなり いらっしゃいますね外来とかでだから他のクリニックとか病院でどういう処方が出て
いるのかとかってね
把握できてないことってねすごい多いんですねだから 必ずまあ最低限お薬手帳は持参していただけたらなというふうに思いますねまあアプリ
とかでも全然いいですけどもはい でえっと3つ目ねこれ非常にね
これパンフレットの中でこれ書いてくれるんだって思いますけどむやみに薬を欲しがら ないですねこれはね本当にあのこの薬本当に必要なんていう方とかいらっしゃい
ますし あと点滴とかも同じなんですけどね
あのお薬とかね点滴はねもうちょっとなんか習慣的にそれをもらいに行くことがなんか病院の役割病院クリニックの役割みたいになっている方とかっていらっしゃったりするのでこれはねちょっと本当に避けていただきたいなというふうに思いますねはいであと若い頃と同じだとは思わないこれは当然そうですねであとはあの薬ねえっとまあこのパンフレットにも書いてありますようにやっぱり多すぎてはいけないんですけれどもでも少なすぎてもいけないんで過不足なく使うっていうのが非常に重要なことですよね。
でこれねえっとこの冊子が出た後なんですけれどもお薬に関してのえっと診療報酬上の加算もついているんですねまあ要はお薬をちゃんと見直して整理すると病院にちょっとだけですけどね収益が入るっていう薬剤総合調整なんたら加算みたいなちょっと正式名称忘れましたけどそういうのがね今ついているんでまあそこら辺をかかりつけの先生とね相談するっていうのは非常にねあのメリットがあるかなというふうに思います。
中でもやっぱり優先順位っていうのは必ずあるんでこの辺は最低限飲もうよねみたいなのとかあとはまあちょっとこの後出てきますけれども副作用が少ない薬に関しては副作用が出得る薬に関してはそれを減らしていくとかですねそういうのもまあ相談していただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
はいで最後にですねまあ高齢者が注意すべき薬っていうことでまあ大きく3つ書いてあってまあ一つがね不眠症とか鬱病の薬2つ目が循環器病の薬3つ目が糖尿病の薬。
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というふうに書いてありますけれどもまあでもねこれなんかこの3つだけ取り上げるのはね個人的には若干若干というか結構違和感がありまして他にもねまあ下にちょろっと書いてありますけれども痛み止めとかですねえっというのの副作用はねまあ腎臓内科医としては非常に多く見ますし
まあやっぱりねありとあらゆる薬に関して副作用のリスクっていうのは常に考えておかないといけないかなとは思いますのでまあ具体例としてはその次のページですね7ページ目かな。
にいろいろな薬の一覧が書いてありますけれどもまあこれだけではなくても本当にねまあ薬を使うときにはね必ずメリットデメリット双方に考えて使っていただけたらなというふうに本当に思いますはいということでまああの本当に今お薬もらっている方でこのお薬本当に意味あるんかなとかですね薬多すぎじゃないというふうに思う方いらっしゃいましたらぜひかかりつけのお医者さんもしくは薬剤さんに相談していただけたらと思いますはいでは今日もお会いしましょう。
内心してありますようにお相手は内科医の竹でした。興味津々。
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