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2022-05-06 15:51

【介護153】「クスリ」↔︎「リスク」💊 安定剤の注意点❗️

ボブです。
安定剤って100時間効果が持続するものもあるんですね!??ビックリ!
「離脱症状」といって、飲み続けることで以前より強い不安や不眠症状が出ることもあるので注意!
#うつ病 #精神病 #介護 #薬
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どうも、ボブです。
前回ですね、お薬のことについて話をさせてもらったんですけど、
前回は、なんでカプセルを開けて中の粉とかですね、
あと錠剤を割って飲ませちゃいけないんだろうとかですね、
あと、飲み忘れた時ってどうしたらほうがいいんだろう、
そういった話だったり、
あと飲み合わせが悪い果物とかですね、
そういったもの、これは何が良くないんだろうというかですね、
そういうちょっと知っておいた上で、
先生とかに確認をする方がいいですよっていう話をさせてもらったんですね。
で、次はですね、副作用についてちょっと話をしようかなと思います。
先ほども言いました、薬の反対はリスクになりますよね。
やっぱりリスクは必ずつきものなんですね。
3つ、ちょっと注意しないといけませんよっていう副作用の面であるんですが、
1つは、こっちで良い作用を起こしたとしても、
あっちで副作用が起きてますよっていう話なんですね。
良い作用って確かにあるんです。
でも良い作用と別で、同時にですね、
やっぱり悪い作用も同時にあるんだよっていうことですね。
例えば、解熱鎮痛薬がありますね。
痛みを抑える薬なんですけど、
これってですね、痛みを伝える神経伝達物質があるんですね。
例えば、プロスタグランジンっていう神経伝達物質があります。
これの働きを抑えるっていう主な作用が解熱鎮痛薬にありますって書いてるんですね。
ただ、同時にですね、このプロスタグランジンっていうのは、
胃では胃の粘膜の保護を促進する効果がある。
そういう作用もこのプロスタグランジンっていうのはあるので、
これをですね、薬、解熱鎮痛薬で抑えるっていうことであれば、
つまり胃が荒れるっていう副作用が出てしまうんですっていうことなんですね。
なので、元々ある神経伝達物質、こういうのを薬で抑えるっていうことをすれば、
この神経伝達物質も決してこれ自体が悪いやつじゃなくてですね、
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いろんな働きがあるんだけれども、薬で全部抑えてしまうと、
いい作用も悪い作用もどっちもですね、出てきてしまうんですよ。
なので、一時的に悪さをしているように見えるものでも、
実は他にもいい働きっていろいろしてるんだと、
それを全部抑えてしまうっていうことは、
やっぱり悪影響も出てくるんですよっていうことを知っておきましょう。
2つ目ですね。異物として攻撃されちゃうっていうことなんですね。
これはアレルギー反応っていう意味です。
元々ですね、人間の体というのは本当に完璧にできてあるので、
何か異物が入ってくるとですね、攻撃をするようになっています。
体の抗体がですね、薬をアレルギーと認識して攻撃をする。
そういうことで薬心ですね、もう体にブツブツができたりとか、
あと血圧の低下だったり呼吸困難、アナフィラキシーショック、
血圧の急降下とかですね、命に危険が及ぶ症状も出る可能性がある。
こういうのも副作用の一つとして注意しないといけないですね。
こういうのもですね、少量の薬の量でもですね、
重篤な症状を起こす場合もやっぱりあるんですよと。
原因となる薬剤には抗菌薬、あと消炎鎮痛薬、
あと抗経煉薬、あと通風治療薬とかですね、
そういったものが多く考えられますと。
症状はもちろん個人差もあるんですよということですね。
あとね、手作用が効きすぎてしまうっていう場合がある。
これが前回お伝えしたですね、グレープフルーツと血圧下げる薬。
これ併用したらですね、効きすぎちゃいますよとか、
ワーファリン飲んで血液サラサラの薬飲んでる人が納豆を食べちゃうと
効果を弱めちゃいますよ。
そういったね、いろいろ食べ合わせでも作用が変わってくるっていうことですね。
なので高齢者とかに特に注意しないといけないのは、
他の人には何でもない薬だとしてもですね、
その高齢者の体質とか飲み合わせによって重大な副作用になる場合もあるんです。
ヘルパーさんがよくね、私これ飲んでるからあなたも飲んだらいいよとかね、
勝手に勧める方がいるんです。
でもあなたにとっていい薬もですね、高齢者にとっていいとは限らないんだよっていうことなんですね。
そこをしっかりわかっておいた方がいいと思います。
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良かれと思って安易に市販の薬とかでもですね、
勧めないことをこの本でもお勧めしているようです。
あと今回ですね、その抗不安剤、安定剤とかですね、
そういったものをちょっとご紹介したいんですけども、
見てちょっとびっくりしたんです。僕はですね、知らなかったので。
ほとんどがその抗不安剤、安定剤と呼ばれるものはですね、
効果がすっごく強いようです。
これも強いからこそ突然服用を中断すると離脱症状を起こして、
以前よりも強い不安とか不眠症状が起こると言われてます。
一旦その離脱症状って言いましたけど、長期間ですね、ずっと服用することで起こる症状なんですね。
例えば不眠障害が一つ、後攻撃的になる、後バクバク動機がする、
冷や汗がする、パニック障害のようなパニックになる、
あとその自殺願望とかが出てくる、そういうのが離脱症状ということなんですね。
これに本当に注意しないといけないと思います。
このお薬が効く効果なんですけど、介護職の方とか医療系の方はよく聞くと思います。
デパスってありますよね。これも安定剤です。
このデパスは一番軽い部類に値してですね、効果は3時間から6時間と言われているようです。
前回配信した中でですね、1日3回服用するお薬はだいたい4時間ぐらいを見てたらいいですよってお話ししてました。
1日3回の場合は4時間、1日2回飲むお薬だったら6時間、1日1回のお薬は8時間ということでお伝えしてました。
このデパスは3時間から6時間、分類によってデパスそのものが何時間かちょっとわからないんですけど、
デパスとかリーゼとかですね、そういったお薬名のものは3時間から6時間と言われています。
その上、ソラナックスとかワイパックスとかですね、これもよく介護職の中でも見ることが多いかもしれません。
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このお薬となると12時間から20時間、12時間って結構ですよね。
なのにさらに20時間、めちゃ長いですよね。
で、その間効果が持続するということですよね。
あとその上、セルシン、コントール、僕はセルシンって聞いたことあったんですけどコントール知らなかったです。
これは20時間から100時間、100時間!?マジですかと。
で、その上、メイラックス、レスタス、こういうお薬は100時間以上と書いてます。
もうその最後の方となるとですね、もうほんと100時間レベルになってくると。
これ見てびっくりしました。むちゃくちゃ長い間効くんですよね。
で、腎機能とか肝臓の機能が衰えている方、それはね、ちゃんと先生が見て診断して処方するんでしょうけど、
でも全体的にやっぱり高齢者ってそういった機能が衰えてますよね。
で、先ほど言いました。離脱症状ですね。長期間服用することでこういう睡眠障害、攻撃性、冷や汗、パニック、いろいろ出ますよと言ってました。
こういうのがやっぱり出やすいんじゃないかなと思うんですよね。
で、うつ病の薬をですね、やめたらうつ病が治ったっていう、こういった話って実際僕の担当している利用者さんの家族とかでもこういうことってあったんですけど、
インターネットでも調べてみたら結構これって珍しくない話のようです。
2010年、ペンシルバニア大学で、軽度の方や重度の方、こういった方はですね、この抗うつ剤の効果はほとんど見られませんよっていういろんな実験をした結果が報告されたようです。
うつ病の薬が効くのは、統計的に算出してみたら5人に1人という結果が出たようです。
なので、軽度の方っていうのはあんまり抗うつ剤飲んでもこういった離脱症状とかのリスクの方が高いかもしれない、そういうふうにも言われてますね。
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ただ、2000年から2008年の間に抗うつ剤の売り上げです。これは10倍に増えているようです。
今も製薬会社とか、うつ病の薬、バカバカ売れているということなんですね。
それだけ精神的な病気の方、たくさん増えてはいる。
これで伸びているというのは患者が増えているのか、患者も増えつつ、飲み続けている人もまた増えているということなんだと思うんですよね。
飲んですぐ改善していってたら、1回で使用は終わるからですね。
10倍まで積み上がって伸びていくっておかしいですよね。しっかり治っていくとしたら。
治ってない。ずっと飲み続けている。離脱症状が起きて、これがうつ病が悪化したんだって勘違いするんですよね。
そして先生も勘違いをして、じゃあ一剤増やしましょうかねって言ってまた増やすっていうのを繰り返し、こういうことがやっぱり起こっている。
でも先生もちゃんと分析して良かれということでやっぱりするんですけれども、なかなか明確な根本解決がそもそもね、
医療的なお薬を出すしか先生はない手段がない状態だからですね。
なかなか難しいんだと思いますが、ただうつ病の薬をやめたら治ったよっていう話、
これはやっぱり僕も身近で聞いたことがある話だったので、これもねちょっとお伝えしておこうと思います。
これが全てではないですけれども、お薬もちゃんと必要はあるとは思います。
ただ安定剤とかこういったものに関しては効果がその100時間とかですね、むちゃくちゃ長いということも注意しないといけない。
これも離脱症状が起きやすいものではないかなと思うんでですね。
根本的にね、もともと人の体は完璧にできているんだろうと、体のいろんな悪さをしているかと思っている器官やウイルスや微生物、そういったのも
いい作用もたくさんしている、うまいことできているわけだからですね。
自分の体をしっかり整えることの方が、一時的に西洋医学でグッと抑えて、また自分の体力とか力が戻ってきたらもう薬はやめて、
自分の食事とか生活習慣をしっかり整えていくということの方がよっぽど大事なんじゃないかな、薬漬けになるよりもいいんじゃないかなと薬の本を読んで思いました。
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高齢者、むちゃくちゃ薬飲んでるんです。治ってもないけどずっと飲まざるを得ないという状況で飲み続けてるんです。
これもどうしたもんかなと思っているところです。
いろいろ知識をつけた上で、先生にも相談しつつ、本人の意見も聞きつつやっていかないとなと思います。
勝手に自己判断はとにかくしないということですね。
ではでは、ご視聴ありがとうございます。
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