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2022-05-06 15:27

【介護152】薬は割って飲ませていいの?飲み忘れたらどうすればいいの?

ボブです。
①薬は口から飲んだら代謝で7割効果を失うもの。胃液から守るコーティングもあるので割ると効果はほぼないかも
②1日3回の薬→4時間あける
 1日2回の薬→6時間あける
 1日1回の薬→8時間あける
③グレープフルーツ✖️血圧薬→薬が効き過ぎる
 納豆✖️ワーファリン→効果を弱める
 カフェイン✖️抗うつ薬→不眠になる

頭に入れた上で自己判断せず、医師や薬剤師に確認しましょう〜。
#介護  #薬 #ケアマネ
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どうも、ボブです。今日はお薬の話なんですけど
介護のケアマネージャーの仕事をしていますが
薬については薬剤師さんほど、いろいろ詳しくはないですけどもちろん
ただ、よく介護の現場でこんなことがあるんです
カプセル、薬でカプセルとかになっているお薬があったりしますよね
高齢者が飲みにくいからカプセル開けて中の粉だけ飲ませようかなとか
そういった自己判断をする介護職の方とか、今までも結構いたんですよね
これは本当に良いの悪いのっていう話が一つ
あとお薬飲み忘れちゃったっていう人とかね、いたりします
ヘルパーさんが自己判断で、もう飲まんでいいよとか
後に回していいよとかですね、何かいろいろ悩む時あると思います
そういった時にどう考えたらいいのかっていうこと
あと3つ目、例えば血圧の薬とグレープフルーツはダメってよく言われるんですよね
これってなんでだっけと
副作用についてもちょっとお伝えしようかなと
3つを今日お伝えできればなと思います
最初の一つ目がですね、カプセルとかを開けて中の粉だけを飲ませる
これってどうなのかなっていうことなんですけど
薬によってもいろいろなので
結局ね最終的には先生とかね
看護師さん薬剤師さんに聞いてくださいになるんですけど
全体的にちょっとね、なんとなく把握しておいたがいいかなっていうのは
基本的に薬っていうのは口から飲んでもですね
7割以上は体が代謝してしまって効力を失ってしまう
なんでもですね薬っていうのは基本的に
ダイレクトに血中に入るわけじゃないので点滴みたいにですね
口から飲んだお薬っていうのは7割は効かないという状態です
残りの3割の効果を期待して作ってあるということなんですね
いろんなコーティングの仕方がありますけど
そのカプセルに入ったやつとかあと錠剤
これもね飲みにくいからガンガンガンって割って飲ませようとしたりしますよね
それもいいやつと悪いやつとやっぱりあったりするんですよ
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その細かいこの薬はいい悪いっていうのはもうここでは言えないんですけど
基本的にただでさえ7割効かなくなって
残りの3割しか効果がないですよっていう薬の作り方にもかかわらず
そのコーティングの仕方
コーティングも医薬にやられないようにですね
コーティングしているものもあったりするわけですよ
だけどあえてそのコーティングを破るかのように薬を割っちゃったり
カプセルになっているものを開いて
ダイレクトにその中の成分を口から入れるとどうなるか
ほとんどその薬の効果はなくなるかもしれませんよ
っていうことをやっぱりちゃんと認識してた方がいいですよね
なのでただでさえ薬っていうのはほとんど効かないものだと
にもかかわらずコーティングを自分たちで外してしまうと
余計そのせっかく飲んだ薬も意味がなくなっちゃうよ
なのでこの薬本当に開けてやっていいのかな
割っちゃっていいのかなっていうのを考えないといけないですよね
やっぱ確認しようこれ大丈夫かなっていうふうに
意識を持つことが大事だと思います
大丈夫やろうって言ってね
この薬口から飲みさえすればいいんでしょう
っていう考えは良くないですよっていうことですね
基本的にその薬の試験っていうのはですね
知見っていうのかなこうやって若い人を対象にして作ってるそうですね
なので高齢者にその薬がちゃんと効果が
若い人と同じように当てはまるかどうかって
わからない状態だそうです
ほとんどねそういうのって
だから薬が効きすぎたり弱すぎたり
いろいろやっぱり出てくるものなんですよね
ただ肝臓とか腎臓が高齢者は
そもそも機能がやっぱり低下してるわけだから
だいたい薬が効きすぎるっていうことの方が多いようですね
代謝が悪くなることで薬の作用が
体の中に蓄積して残りやすくなってしまう
これも高齢者の特徴にはなりますね
あとアルブミンっていう数値がありますよね
健康診断とかで血液検査したら
こういうアルブミンとかもよく出てきます
これが低下すると細かい説明はもう省きますが
アルブミンが減っちゃうと
血中の薬の量が増えるっていう風に
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覚えてたらいいのかなと思います
アルブミン結構栄養状態のバロメーターにも
なったりすると思うんですけど
アルブミンが減ったらいけないよってやっぱり思ってると思います
アルブミンが減るとさらに血中の薬の量も増えて
薬が効きすぎる
副作用が強く出すぎるっていう風に
これも捉えてた方がいいと思います
僕はねこれ知らなかったんですよ
栄養状態とかそういった意味でのね
指標として見てたんですけど
アルブミンが減ると薬も効きすぎて
副作用強くなる可能性があるんだ
やっぱりアルブミン
しっかり見ておかないといけないなって思いましたね
これが一旦その一つ目
薬を自己判断でカプセルを開けたり
割ったりして飲ませていいのかっていうお話でした
二つ目がですね
お薬飲み忘れちゃったっていうことがあると思います
こういう時どうしたらいいのっていうことなんですけど
お薬って基本
朝昼夕とか3回飲みますよっていう風になってる薬って
朝お薬を飲んで飲むと
血中の血液の中のお薬の量がガーッと増えますね
それがあのちゃんと治療域って言って
ちゃんと体に効果が現れますよっていう
域まで上がってくるんですよ
それがどんどんどんどん昼になるにつれて
その効果が落ちてくる
その落ちてくるこの間がこの4時間ぐらい
計算されて作られているそうですね
1日3回の薬はだいたい4時間で薬が切れてくるっていう風に考える
そうするとお薬1回飲み忘れちゃった
だった時にですね
じゃあその飲み忘れてたなら
ちょっとなんかお腹にね
食べるものを食べてる状態だったら
今飲んでもいいんじゃないですかって言って
飲んだとして
それからじゃあ
あと2時間で次の食事になります
じゃあその時は今まで通り飲んでいいんですかってなると
それはちょっと考えた方がいいんですよね
さっき4時間開けて
1日3回のお薬の場合はですね
4時間開けることを基準で考えた時に
次のお薬を飲むまで
やっぱり4時間開けた方がいいということなんですよね
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つまりもしね
次のお薬飲む時間が
あと2時間後に次の食事がきますと
2時間後に飲んでいいんですかって
もし飲んだとしたら
効果が強く出すぎるということですね
まだ治療液の朝の分の薬が残っている状態で
お薬をまた飲んじゃうと
ダブルで効いちゃうということになるので
強い副作用が出る可能性があるなって思って
それを思っておけばですね
ちょっと時間を置いて飲ませた方がいいんだろうな
っていうふうな判断ができると思います
ただそれを一応わかった上で
ケアマネージャーだったり
先生だったり看護師さんだったり
確認を現場の方は取るっていうのが
必要なのかなと思います
じゃあ1日2回朝有の薬の場合も
4時間でいいんですかってなったら
やっぱり朝有で設定されているお薬って
それなりにやっぱり理由があるんですよね
やっぱり効く
ちゃんと治療液にお薬が残る時間が
やっぱり朝有のお薬は
1日3回の薬と違って
やっぱり効果が強いんですよね
なので1日2回のお薬の場合は
さっき4時間でしたけど
6時間空けるようにしてくださいって
一般的に言われているようです
そしてじゃあ1日1回だけの薬はどうなの?
ってなったら
これは8時間空けてくださいっていうことですね
まとめると1日3回のお薬は
4時間空けてください
1日2回のお薬は
6時間空けてください
1日1回のお薬は
8時間空けてくださいね
っていうのをちょっと思っておく
っていうのが大事かなと思います
なので2回分を一度に飲むとか
そういうのはやっぱりダメですよ
っていうことなんですね
3つ目
最初に話しました
グレープフルーツと血圧の薬は
一緒に飲んじゃダメとかですね
そういったのをよく現場で聞くんですけども
これもですね
例えばグレープフルーツの場合って
これ覚えなくていいんですけど
フラノクマリンっていう物質が
グレープフルーツにはあってですね
これって言ったら
とにかくお薬の代謝を
阻害しちゃう物質なんですね
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お薬が分解しにくくなっちゃうんです
なので
薬が効きすぎるっていうことですね
グレープフルーツと一緒に飲んじゃうと
副作用が強く出ちゃう
っていうことですね
血圧が高圧剤を飲んでるとしたら
血圧を下げる薬なんで
もっと下げるっていうことに
下がりすぎるというリスクがある
っていうふうに思ってたらいいのかな
あと
納豆とワーファリン
血液サラサラの薬ですね
は一緒にはダメですよってよく聞きます
これもビタミンKっていうのがね
納豆には多く入ってるので
これはワーファリンの効果を弱めちゃうそうですね
なので納豆とワーファリンはダメですよ
っていうことです
あとカフェインと高圧剤
安定剤とか高圧剤は
一緒には飲んじゃダメですよっていうのは
これはね
カフェインの分解が抑制されちゃうんです
高圧剤の効果でですね
カフェインがなかなか分解されなくなっちゃう
っていうことなんで
うつ病の方とかはしっかり寝ることが大事なんですよね
なので夜とかにはやっぱりね
カフェインは飲まない方がいいですよ
眠りが寝つきが悪くなっちゃいますよ
っていうふうに注意しとった方がいいですね
あとアルコールですね
あまりお薬たくさん飲んでる方は
飲まないかもしれない
これも高圧剤
高圧剤とか転換の薬とか
あと解熱鎮痛剤
こういったの飲んでる場合は
血中濃度がやっぱりね
アルコール高くなっちゃうんです
なので薬の作用が増強しちゃう
だから注意が必要ですよ
そういうことなんですね
薬の消費期限ってあるんですか
っていうことなんですけど
これももう薬によっていろいろなので
未開封の状態で
だいたい3年から5年
っていうふうに言われてます
3年から5年って
まあ幅広いですよね
なのでちょっとこれは一概には
なかなか言えない部分だなと思いますね
なのでお薬の点
薬はですね
副作用やっぱり重要です
特に高齢者ですね
薬って文字で書いてみたらですね
クスリの反対
反対から読んだらリスクですよね
ちょっと長くなってしまったので
次は副作用のことについてと
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あと高圧剤とか高安定剤
こういったもの
高不安剤か
安定剤のことですね
についてちょっとお話をしたいと思いますので
一旦これで終わります
15:27

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