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2024-04-02 08:30

《893》患者市民参画の好例 国立がん研究センターの患者・市民パネル

本日ご紹介した論文はこちら 信頼できるがん情報の提供と研究における患者・市民の参画の試み国立がん研究センターがん対策情報センター「患者・市民パネル」のこれまでの活動と今後 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnlsts/18/0/18_128/_pdf もしも、がんになったら https://ganjoho.jp/public/qa_links/brochure/leaflet/pdf/moshimo.pdf 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #興味シンシン論文 をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康 #スタエフ医療部 《AI要約》 今回は、国立がん研究センターの患者・市民パネルについて紹介しています。 患者・市民参画(PPI)は医療業界で注目されており、研究や医療情報の発信に患者の意見を反映する動きが進んでいます。国立がん研究センターには、患者や市民の代表者で構成される「患者・市民パネル」があり、2008年から活動しています。 このパネルでは、がん情報サービスのコンテンツ検討や、がん体験者向けガイドラインの改定など、様々な議題を扱っています。また、がん研究への助言や国の研究班への協力も行っているとのことです。全国から任期2年の100人が選ばれ、患者・市民の声を反映する役割を果たしています。 毎年半数が入れ替わり、2023-2024年度の募集も行われています。応募資格を満たす方は、この患者参画の機会に応募するとよいでしょう。PPI は国際的にもトレンドであり、今後さらに重要視されることが予想されます。番組では、視聴者にもPPIの理解を促しています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、
毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開なばし録画や皆さんからの
ご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週火曜日は、
興味津々の論文をご紹介している日なんですけれども、
昨日に引き続いて、患者・市民参画についての論文がありましたので、
論文というか短報ですけれども、これをご紹介させていただきたいと思います。
昨日の放送を聞いておられない方は、
まず昨日の放送を聞いていただけたらと思うんですけれども、
最近、患者・市民参画、PPIというふうに言うんですけれども、
これが我々医療業界では非常にトピックになっていて、
いろんな研究に参加するというか、
研究にどういうふうな研究がいいかとか、
そういう形で意見を言ったりとか、
あとはガイドラインですね。ガイドラインの策定にあたっても、
患者さんとか当事者の方の意見を反映したりとかという流れが非常に進んできています。
その流れの中で、国立がん研究センターという、
これは日本のがん医療のメッカみたいなところが東京にあるんですけれども、
ここの患者・市民パネルというのがあるらしいんですね。
これは全然私じゃなかったんですけれども、
それこそ先週末にあったミルクゼミナルの会議で教えていただいてという形なんですけれども、
それの活動報告みたいなタンプがありましたので、
これをご紹介していきたいと思います。
載っている雑誌は、科学技術社会論研究とかいう、
ちょっとあんまり聞いたことない雑誌なんですけれども、
第18号2020年のところに出てます。
信頼できるがん情報の提供と研究における患者・市民の参画の試みということで、
国立がん研究センターがん対策情報センター患者・市民パネルのこれまでの活動と今後というようなタイトルになっています。
書かれたのは山木さんと高山さんという、
国がんのがん対策情報センターの室長と部長の先生みたいですね。
というお二人が強調で書かれているという、そんな感じです。
皆さんこの初めのところからいきますけれども、
よくご存じの通りがんは日本人の死亡原因の第一、これはもう非常に有名ですよね。
それの対策としてがん対策基本法というのができて、
いろんな戦略ができてきてるんですけれども、
その中でがん対策基本計画の中でいろんな施策が作られていたりします。
その一環でがん対策情報センターというのが平成18年にできたみたいですね。
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この図の位置のところに書いてありますけれども、
国立がん研究センターの中にがん対策情報センターというのがあって、
そこから情報発信とかしていくんですけれども、
ただその中にちょうどど真ん中のところは、
患者さん、市民の方の代表として情報の出し方とか、
どういう情報が必要かみたいなのを要望、意見、評価するみたいな、
そういうような枠組みになっているみたいです。
2位のところは、そういうことでこの患者市民パネルというのが、
平成20年からこの患者市民パネルが発足したということで、
結構な年数経ってるんですよね。
これまでの活動内容の、ちょっと3を飛ばして4に行きますけれども、
これまでの活動内容のPDFでいうと、
何ページ目だこれ、何ページ目かちょっと分かりにくいなこれ。
ページ数でいくと131のところですね。
これまでの活動の記録、検討会テーマ一覧というのが書いてありますけれども、
本当にいろんなテーマを扱っておられるなと思いますね。
初めは、私の領域手帳の原案の検討から始まったりとか、
あとは、がん情報サービスって、今もうがんになった、
まずがん情報サービスが一番信頼できる情報なんで、
一応ご覧いただけたらと思うんですけれども、
それに関する検討会とか、
これからどういうふうになったらいいかな、みたいなとかですね。
あとは、がんになった手に取るガイドっていうのがあるんですけれども、
これの改定がされて、それの検討もされたりとかっていうのがされていますね。
なので、非常に当然がんに関わることなんですけれども、
ありとあらゆることは検討されているなというふうに見ていて思いましたね。
で、もうちょっと言っていただくと、
あとは研究ですね。
研究費の研究への参画とかっていうところでもですね、
いろんなことに関わっておられるなっていうのが、
表の2ですね。
表の2っていうので、
ちょっとこれ私も全然知らないものもあるんですけれども、
でもね、かなり国から研究費が出ている研究班ですね、
オフィシャルな研究班への協力もすごいいっぱいされているなというのが思いました。
そんな感じですかね。
6のところに最後、患者・市民パネルが果たしている役割ということで、
先ほど先行のところを飛ばしましたけど、
合計全国から100人、任期2年で交代制であるみたいなんですね。
その患者さんとか市民の声をそういった形で反映するっていうような、
そんな形になっているようですね。
役割非常に大きいというふうに思います。
これちょっと私も調べてて思ったんですけども、
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てか気づいたんですけれども、
やっぱり毎年本当に募集されていて、
昨年度の募集はもう終わってしまってるんですけれども、
たぶん毎年半数を入れ替えるっていう形で、
2024年度の募集が、
普通にネットで調べたら出てきました。
55名程度の募集っていう形になってましたけれども、
たぶん今年の年末から年始にかけても、
また募集されるんじゃないかなというふうに思いますので、
もし興味があればこういうのをポチッとするところから、
PPIが始まる部分もあるかなというふうに思いますので、
ちょっと応募資格いろいろありますけれども、
1から4までかな、ありますけれども、
そういうふうに該当する方はぜひ応募されたらいいんじゃないかなというふうに思いました。
ということで、昨日今日の2日間にわたって、
患者・市民参画ですね、PPIについてお話してきましたけれども、
本当に昨日も冒頭お話しましたけれども、
PPI、患者・市民参画って国際的にも非常にトレンドですし、
あとは、いろんな研究をするにあたっても、
これPROというふうに言うんですけれども、
その患者さんが会うとか、患者さんがどうなったかとかっていうのを、
ちゃんとデータを取っていく必要性っていうのは言われてるんですね。
あとは、冒頭にも言ったようにガイドラインに参加したりとか、
こういう医療情報の発信に意見をしたりとか、
あるいはご自身で発信することを医療者にサポートしてもらうとか、
いろんな参画の仕方があるかなというふうに思いますので、
ぜひお気軽に、お気軽にってあれかな。
今やってること自体がPPIになってる可能性も十分にありますし、
こういうことが非常に注目されてるんだよっていうことは、
ぜひ知っておいていただけたらなというふうに思いまして、
昨日、今日と2日間にわたってご紹介させていただきました。
何かの参考になれば幸いです。
ということで、最後、人身じゃんけんいきます。
はい、いきますよ。
人身じゃんけん、じゃんけんぐ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはなりかえの竹でした。
興味津々。
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