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2023-11-17 23:35

ながらcast3/106 【ネタバレあり】「すずめの学校①」(今日マチ子)

【今日マチ子さんと語る〜新刊『かみまち』について/荻上チキSession10/19】https://open.spotify.com/episode/2Lgcvfih8MFci1trCdOPMc?si=QvfbaAb1S5Gcpr8VXhPFKQ 【〈読書〉についてあれこれ語らう雑談企画『ブック・ライフ・トーク』feat.今日マチ子/アフター6ジャンクション】https://open.spotify.com/episode/339s3sGFFeG8UbrMgYAmlC?si=V6RiIo9ZQvSSe1f5ClO9Nw 【Amazon】https://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%81%9A%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1-1-%E4%BB%8A%E6%97%A5-%E3%83%9E%E3%83%81%E5%AD%90/dp/4801937039 すずめとめだかは同じ中学受験塾に通う小学3年生。
すずめは見た目もおうちも普通の小学生。一方、めだかは可愛くて家がお金持ちな私立の小学生。
共通点のない2人だが意気投合して仲良くなり、互いを通して性別や家族、既存の価値観にとらわれない本当の自分を探し始めるーー。
一方、塾で頑張る子供たちに伴走する母親たちにも様々な思いがあり!?
勇気を出して一歩ずつ進む、小学生たちの小さな自分探しの物語。

サマリー

京町子さんの新刊『スズメの学校』は、主人公の小学生の女の子、スズメちゃんが中学受験を目指す物語です。友達のめだかちゃんやタガメの存在も重要です。『スズメの学校』第1巻では、都会での子供たちの学校ではない関係性やスズメの夢、塾の場所での成長が描かれています。

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sasayukiです。ながらcastを始めます。この番組は、自分大好き60歳の私、sasayukiの声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がハァハァ上がったり、周りの雑音・騒音・風切音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
今日はちょっと暖かい。昨日より2度以上暖かいということで、20度を超えてました。助かりますね。
空は綺麗に晴れてます。
富士山も綺麗で、雪衣装もしっかり見えてますが、今見たら少し雪が溶けてましたね。
とにかく寒くはなっているので、体調管理に気を付けていきたいと思います。
スズメの学校
さて、今日はですね、僕のめちゃくちゃ好きってわけじゃないんですけども、ずっと気にしている漫画家で、京町子さんの新刊ですね、スズメの学校を買って読んだので、その話をしようと思います。
じゃあ、行ってみよう。
京町子さん、いろんな賞を取ってまして、有名になってきていると思うんですけど、ずっとどちらかというと、ちょっとマイナーな作家さんという印象があるんですけども、
ウェブで連載していた漫画をまとめた千年画法、千年がカタカナ、画は図画、工作の画、法は報道の法で、千年画法で、多分デビューしたんだと思います。
もうそれもだいぶ前ですけどね、僕はそれをたまたま図書館で見つけて読んで、すごくその絵の感じとかが気に入って、そこから好きになった作家さんですね。
沖縄線を描いた国運なんかも買ったり、あとグリム動画の本なんかも書いてましたね。
そうやって時々買って、あとコロナ禍の日々を描いた、やっぱりこれもウェブで発表していた作品を集めた、ディスタンスっていうのもコロナ中に発行されて、これは僕も大変好きだなと思って、
多分昔このポッドキャストでもお話ししたかなと思いますけどね。
たまたまね、先週かな、もうちょっと前にTBSのポッドキャストで、おぎうべチキのセッションに出演してたり、あとアトロク2の方にも出演していて、
今日マチコさんすごいラジオ出てるなっていう印象があって、そこで新刊の案内をしてたんですね。
一つは神町っていう漫画で、もう一つがスズメの学校、今回紹介する。
神町はまだ買えてないので、また後から入手して読もうとは思ってるんですけど、今回このスズメの学校っていう漫画についてお話ししようと思います。
さて、この新刊スズメの学校なんですけども、主人公はスズメっていうね、小学4年生の女の子。
舞台は主に塾なんですけども、学校なんかも出てくるし、親の様子も描かれるっていう、中学受験を目指す子供の物語なんじゃないかなと思います。
主人公のスズメちゃんが小4になった女の子で、彼女は普通のごくごく一般的な家庭の子供、お父さん、お母さん、弟がいるのかな、4人家族。
5人家族で、お医者さんになりたいっていう夢があって、憧れている病院の先生のみたいになりたいなっていうので、
その先生のプロフィールを見たら、その大学名、中学から書いてあったのかな。とにかくその先生が言ってた中学に通いたいっていうのが彼女の目標になって、塾に通うことになった。そんな流れなんですね。
で、友達ができて、その塾でね。その子が、スズメちゃんと、ひばりじゃなくて、めだかだ。めだかちゃん。同じ学年の。ただ、行っている小学校は違うんだよね。
スズメと友達
めだかちゃんはお金持ちの家の子で、私立の小学校に通ってる、そんな子で。塾で出会って、仲良くなるっていう、2人の仲のいい女の子同士の話が最初、主軸で描かれていきます。
で、そのめだかちゃんは、またちょっと面白い子なんだよね。何だろう。彼女は何になりたいかとかって特にないんだけど、すごく元気が良くって、みたいなキャラクター。明るくて。
ピーターパンのお芝居を見て、自分もそんな風になりたいなって思って、木の上でさ、ピーターパンの真似をして、木から落ちて腕を骨折しちゃったりとか、そういう感じの子なんだけどね。
もう一人、重要な子がいて、同じ塾の子なんだけど、見た目は完全に女の子に見えるんだけど、実は男の子っていう子が出てきて、それがカラスっていう名前なんだよね。かなり変なんだけど。
彼は非常に頭が良くて、塾でも一番上のクラスにいて、問題がさらさら解けちゃって、なんだかちょっとはみ出してる感じ。
おはようございます。子供はその3人が主な主人公として出てきます。
この漫画で、実はすごく重要な役割を果たしているのは、主人公、スズメの友達であるメダカの母親なんですね。
彼女が非常に物語に大きく関わっているんですよ。何度もいろんな話が出てきて、過去の話なんかも描かれています。
メダカの母親はアカネと言うんですけども、彼女は結婚した相手は多分良家、名家、お金持ちで、頭も良い家庭で育った旦那がいて、
子供を設けた、それがメダカなんですけども、その母親のアカネは結構貧しい子供時代を送ってたっていうことなんですね。
両親が多分独立して何か事業を始めて、それがなかなかうまくいかなくて、子供の頃靴も買ってもらえなくて足が大きくなって、靴が小さすぎて血が出てるみたいな描写があったり、
クラスメイトからなんか臭いって言われてたりっていうような少女時代を送ってたんですね。
それが大きくなって、親の事業が成功してお金持ちになって、私立中学に行ったのかな。中高一環に入ることができて。
多分そこで現在に至っていくっていう流れだと思うんですけども。
なので、この彼女の、彼女って母親ね、母親アカネの旦那は出てこないんですよ、まだ夫は。
一瞬描かれるか、一瞬描かれるけどそれほど比重は高くなくて。
その母親、つまりおばあさんですよね、目高ちゃんから見たら。
そのおばあさんがかなりある種のインテリであり、成功者なんだよね。
自分の息子が連れてきたアカネを生まれが良くないっていう風に思っていて。
孫の目高の教育に対しても結構強く口出ししてくる感じで。
要は自分の出身校とか、息子の出身校である慶応中学に絶対行かせなきゃいけないっていうようなプレッシャーを母親アカネにかけてくるっていうところで。
アカネはかなり苦しい立場に置かれている。
そういう母親として描かれているんだけど、それだけ見ていると弱そうな母親として描かれているように見えるんですが、
実際は目高に対して、娘に対してはかなり圧をかけてくる、そういう母親として描かれてはいます。
が、彼女は彼女なりにそのおばあさまからプレッシャーをかけられていて、ということで苦しい立場だなっていう気はしますね。
なので、母親アカネの話が実は第1巻は多いです。
さらに言うと、アカネの少女時代の同級生にタガメっていうのがいて、みんなひらがな三文字でわかりにくいんだけど、
タガメっていう子は、要は貧しかったアカネに対して割とフラットに付き合ってくれる。
友達までは言ってないんだけど、そういう目で見てくれる人で、
何かの時に自分が塾で使わなくなった参考書みたいなものをくれたりするんだよね。
それは本当に純粋な善意のようとして描かれてるんだよね。
だからアカネに対してタガメは非常に、そういう意味ではフラット、もしかすると同情みたいなものがあったのかもしれないんだけども、
そういう関係性だったんだよね。
お金持ちになってアカネは私立中学に入ることができて、
周りの友達、それまで自分が貧乏だったってことを知っている公立の小学校から、公立の中学校にみんな行くと思うんだけど、
中高一貫の私立の女子校なのかな?に行くことで、自分の過去を知ってる子がいなくなって、
そこで再スタートじゃないんだけど、中学デビューみたいな形で、途中で転校したのかもしれない。
ちょっとここはごめんなさい、曖昧なんだけど。
っていうところで、実はそこでタガメを見つけちゃうんだよね。
自分の貧しかった頃の自分を知っているっていうタガメとの関係が描かれたりします。
だからアカネにとってタガメっていうのは、自分の暗い過去を知っている人でもあるんだけど、
都会の子供たちの学校ではない関係性
もしかするとそうやって自分に対して同情的に振る舞われたことで、
何か劣等感とか、あるいは逆恨みもあるのかもしれないけどね、
そういう対象だったみたいなんだけどね。
その辺も結構、アカネの物語っていうのが描かれていて、
結局それがですね、主人公のスズメ。
スズメちゃんの持っている素直さとか、医者になりたいっていうような夢も聞いちゃうんだけど、
そういったものとタガメを重ねちゃうっていう描写も出てきますね。
そんなわけで今日は、京町子さんの新刊の漫画、スズメの学校第1巻のお話をしてきました。
この塾がメインの漫画を描きたかったっていうことが、後書きに書いてありました。
学校ではない、もちろん家庭、家でもない場所っていうところで、
違う人間関係が作れる場所っていうところでね、
作者の京町子さんも多分塾は好きだったんじゃないかなと、そんなふうに思いました。
これはアトロクだったかな?それとも、多分アトロクかな?
誰かがやっぱりそういう感想を言ってましたね。
僕自身は塾に通ってなかったので、そういった感情は全く持ってないんですけども、
なんとなくイメージは湧きます。しかもこの舞台が多分街中、都会なんですよね。
都会で、このスズメとメダカカは駅で待ち合わせして、ちょっと遠回りしながら塾に行くって書いてあるんで、
本当に街、都会の子供の物語だなっていう気はしますけど、
そういうところでね、学校ではない子たちと付き合うっていうところの、またちょっと違う感覚みたいなものが、
感覚、開放感みたいなものがあるのかもしれないですね。
あと触れてないんですけども、主人公スズメが憧れる小児科の女性の先生なんですけども、
大野医院だったかな、大野小児科だったかな、そこの先生に、主人公のメダカ、あ、スズメは憧れるんだけど、
大野綿毛さんっていう名前の先生で、子供がカラスっていう名前で、男の子なんだけどすごく女性的な格好をしていたり、
スズメの夢と塾の場所での成長
趣味、思考が女性的なんだよね。それを割とあっけらかんと表現している。
塾でもそういう感じで振る舞っている。学校でどうなのかは全く描かれてないんですけども、塾の中では一番頭のいいクラスにいて、問題なんかもすらすら解けちゃうような子で、
女子に割とチヤホヤというか、女子受けする感じなのかな。多分中学校で本当は女子中に行きたいんじゃないかなって感じはしてるんですけどね。
そんな子も描かれていて、お母さん綿毛さんも彼のことをすごく尊重してるなっていうのも伝わってくる。
ただ実際リアルな問題としてね、カラスが行けるような学校があるかっていうのはちょっとこれから描かれていくのかなっていう気はするんですけど、そういったちょっと個性がある。
スズメが一番大人しくて、ただその医者になるっていう目標はしっかり持ってて、でもまあね、親も描かれるんですけども、お母さんも熟大も大変なって感じで描かれていて、
お母さんも多分専業主婦だったのかな。でも子供も下の男の子も大きくなってきたからだと思うんだけど、働きに出て、スズメの力になりたいっていう気持ちで働きに出るみたいな親。
それぞれの親ですよね、スズメの親。でもスズメの親はね、まだ名前は出てないんです。ここがちょっと面白いなって。あんまりまだ深く描かれてないんですよね。これから描かれるんじゃないかなっていう気はします。
で、そのお医者さんをしている綿毛先生もまだそれほど深くは描かれてなくて、息子のカラスのことをどうするかっていうところでちょっと悩んでるっていうところですかね。なので、実はこの表紙には3人が歩いてるんですよ。
つまり、スズメ、メダカ、カラス。これシリアルになってますね。裏表紙はそれぞれの母親が描かれてるんですね。スズメのお母さんとメダカのお母さんであるアカネ。今回すごく集中的に描かれてますけどね。
で、カラスのお母さんである、そのお医者でもある綿毛っていうね、この3人がやっぱり歩いてるんですよ。表紙と裏表紙が対照的になってるんですけども、そこから考えるとこの母親の物語でもあるのかなっていう気がしますね。
なので、その辺の物語がまた2巻で読めるんじゃないかなと楽しみにしております。ということでね、ほぼネタバレになっちゃいましたけどね。ちゃんとネタバレありって書いておきます。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース。
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