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2022-10-05 20:10

ながらcast2/140 【ゆる旅しずおか】ピーターラビット展@静岡市美術館

1902年10月に商業出版されてから120周年を記念した展覧会です。私自身は、馴染みがない作品ですが、素晴らしい展示を堪能しました。見どころ1)そもそもの始まりとなった子どもへの絵入りの手紙、それをもとにした自費出版、最初の商業出版といった黎明期の貴重な資料が見れる。2)シリーズ最初の作品「ピーターラビットのおはなし」のすべての原画が見られる。しかもめちゃくちゃ美しい。3)作者自身が考案したボードゲームのし作品と手書きのルール、そして実際に販売されたバージョンが見れる。さらに、SNSにアップしたい人のための「フォトスポット」も充実。私はそんなに興味はありませんが(入口にあった地図のやつが一番良かった)、話題性という点ではいいと思います。【公式サイト】https://shizubi.jp/exhibition/20220915_peterrabbit/220915_01.php
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はい、sasayukiです。ながらキャストを始めます。
この番組は59歳の私、sasayukiの声のブログ、声の日記です。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がハァハァ上がったり、周りの雑音、騒音、風切音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
はい、今日は曇ってますけどね。
腰はね、だいぶ良くなってきましたが、まだ痛いんだよね。昨日もZumbaをやったりしてたんですが、まだね、
本聴手には ほど遠いんですが、今週末はね
東京に転勤になった息子のところにベッドとか洗濯機を運ぶというミッションがあるので
あの 気をつけながらやろうと思っております。
さて今日はですね、今静岡市美術館で開催中のピーターラビットの展覧会。
これに行ってきたので、その話をしようと思います。
この展覧会ですけども、ピーターラビットの商業出版がされたのが1902年なんですけども、そこから120年経った
まあ2022年ということで開催されたピーターラビットの120歳の誕生日を祝うという
まあ雰囲気で開催された展覧会です。
ちなみになんですけど、ピーターラビットっていうのは登録商標なんですよね。
あの、勝手に使えない。こうやって喋ってるとか、別にそんな問題はないと思うんだけど、それを多分何か宣伝とか
何かに使うっていうのは多分制限されていると思うんですけども、まあそれはよくある話ですが、実は作者の
ビアトリックスポターも
トレードマーク、あの、商標登録されております。これは結構僕は驚いたんですけどね。
そういう関連のムック本を見てたら、ビアトリックスポターが出る度に、あの
Rかな?TMかな?TMかな?袖が
あの、いちいちくっついてたんで驚いたんですけども、まさか作者名までね、登録されていると思わなかったんですけどね。
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まあそのことは置いといて、今回のこの展示
一番の見どころは、その
もともとの、商業出版の前の
自家製本というか、自費出版で出した本ですとか、その前身となった
絵が入った手紙、そういったものも見ることができるっていうね、非常に貴重な
あの展覧会、展示になっているので、好きな方にはね、すごく見てもらいたいなと思ってますね。
あとね、途中、入るところと中に入った途中、あと最後の方にフォトスポットもあるので、
まああの、記念写真的なものを撮りたいっていう人の需要にも、まあ答えている感じがしますね。
僕はね、一番気に入ったのは入口の
ピーター・ラビットが住むあたりの地図をバックにして撮れるフォトスポットなんですけどね。
そこは結構、素敵な感じでしたよ。
一つ目の見どころなんですけども、
このピーター・ラビットのお話という本がですね、もともとは
ビアトリック・スポッターが書いた手紙が元になっているんですね。
どういうことかっていうと、彼女は裕福なうちに生まれたそうなんですけど、そこのお手伝いさんだったか家庭教師だったか、ちょっと忘れちゃったんですけど、
の方の息子さんが病気で伏せていることに心を寄せて、
うさぎのお話を書いた、そんな絵の入った手紙をね、書いたそうなんです。
で、それをですね、そのお手伝いさんか家庭教師の方が何年か後に、多分5年ぐらい後かな、
あの手紙を本にしたらどうかというね、それをビアトリック・スポッターに提案したら、彼女もそれはいいっていうことになって、出版社に売り込みに行ったっていう経緯、これがね、そもそものスタートなんですね。
ただ、売り込みに行ったんですけども、出版社はなかなかうんと言わなかったようです。
で、仕方なくというか、自分で自費出版をするわけなんですね。
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まあ、それがもう本当に白黒の、で、一応何だろう、ちゃんとイラストのページと文のページっていう体裁になった絵本。
これが最初のピーザラビットのお話ということで、250部だったかな、吸って、それがわりとね、即完売になっちゃって、翌年ですね、だから1901年の終わりに1回目を吸って、翌年1902年の頭にもう1回増殺して、
それも割と無くなったんじゃないかな、それはちょっと曖昧なんですけども、250部吸ったそうです。
今回の展覧会ではですね、その2つの自家製の本を、通信しかね、見れないのが残念なんですけども、見ることができます。
で、その後ですね、フォーウン社っていうね、今も版元になっている会社が目をつけたんでしょうね。それかもう1回売り込みに行ったのかもしれないです。
出版することになりました。それがね、その年の終わり、10月にはもう出てるんですよ。
ただ、その出版社がつけた条件が、話を短くすることと絵をカラーにすることを、まあ確か条件にして出版することにしたそうです。
そういったね、最初の手紙がまず展示されているっていうのが、これはね、見どころですよ。
ここに書いてあるイラスト、これ2枚の手紙、紙で両面書いてあるんですよ。
で、この辺がポターの面白いとこだと思ったんだけど、ちゃんと本みたいになるように、ページで割り振ってあるんですね。
なので、2枚の紙を2つ折りして、順番にページ的に開いていく。
そんな感じで、ちょっとした絵本になって、本と言うと言い過ぎですけどね、そんな物語風になっています。
おはようございます。さて、このピーターラビット展、2つ目の魅力なんですけども、
原画がね、展示されているわけですよ。 まあ100年前の絵なんですけども、めちゃくちゃ綺麗なんですね。
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この水彩画のグラデーションっていうのかな、こう滲んで、色の濃い部分と薄い部分ができるわけなんですけども、
そういった色のグラデーションが本当にね、あの繊細に描かれてますね。
なので白なのか、薄い水色なのか、印刷だと分かりにくいような部分とかもね、原画は綺麗にやっぱり残っているので、
やはり原画の魅力がすごく伝わってきます。
まあ以前もね、そういう絵本の原画を見た時に、印刷と全然違うなって思ったことがあるんですけども、
やはりいくらね、印刷技術が進んだとしても、まあその再現性っていうのはどうしてもね、本物にはかなわないわけなので、
まあ今回ね、多分全部の絵が、原画が来ていると思うので、それを見ることができるっていうのは非常に貴重だと思います。
今回の展示は、えーっとですね、早川書房っていうね、出版社がこの120周年を記念して新約を出したんですね。
これまでは福音館書店の方で石井桃子さんが翻訳していたシリーズがあるんですけども、
それはそれとして今残っているんですけども、新たに早川書房が役者を変えて出版を始めたんですね。
目玉がですね、その福音館書店版には載っていないんですけども、えーっとね、途中で省略された絵があるんですね。
えーっと、それはイギリス版、まあ原書の方で、第5版から絵が省略されている部分があるんですね。
それがね、5枚ほどあるんですけども、原書の方でも100周年の時かな、それをもう一度戻したんですね、元の初版の構成に。
で、今原書はそのオリジナルの形になっているんですけども、福音館書店版はそれを実はやってなくて、
その省略された原書を元にやってるんですね。
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で、今回の早川書房版はそれをですね、今の原書を元にしてるんで、絵が増えてるというか、省略されていない形での翻訳になっているっていうのが売りなんですね。
で、それだけではなくてですね、さらに言うとね、印刷もね、いいと思います。
これは技術も上がってるし、正版の時もかなりデジタル技術を使っていて、最新の方法でやり直しているっていうのもあって、
色の再現性とか、あと線の繊細さなんかもかなり出てると思います。
福音館書店版と比べた時にね、似たようなのもあるんだけど、明らかにいいなっていうのもあるのでね、値段はね、実は倍するんですけども、それだけの価値はあります。
はい、そんなわけで、今日は静岡市美術館で開催中のピーター・ラビットの展覧会についてお話ししてきました。
見どころ一つ目がね、そもそものきっかけとなった子供へのお見舞いの手紙。
そこにね、ピーター・ラビットのお話の原型が書かれているんですけども、その英語の手紙が展示されていて、そして自費出版の本、2種類、さらに商業資料、最初の時のものなんかも展示されているというこの資料的な価値が高いです。
そして二つ目が、一冊目のピーター・ラビットのお話の原画が全て展示されています。
これが本当に素晴らしい絵なんですよ。100年前に描かれた、120年前かの絵なんですけども、今見ても本当に美しい絵なんですよね。とってもいいと思います。
これだけでもね、見る価値があるんじゃないかな。
僕はね、その手紙のイラスト、絵とこの原画を比べたりして楽しんでいました。
このアングル全く一緒だなとかね。
やっぱり結構その最初の絵、手紙の絵っていうのが、本になっても活かされてるんだよね。
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これすごいなって思います。
さて、実は見どころ三つ目、これからお話ししようと思うんですけども、
僕はやっぱりゲームが好きなので、ビアトリックス・ポター自身が考えたピーター・ラビットのゲームっていうのをずっと見たかったんですよ。
そのね、現物を見ることができました。
さらにポター自身が書いた試作品、プロトタイプを見ることができました。
これはね、本当嬉しかったですね。
手書きのルールなんかも展示されていたんで、ゲーム好きの方、みんなにお勧めできるわけじゃないんだけど、
1900年代初頭なんですけどね、これ作られたの。
100年以上前に作られたゲームなんですね。
今僕らが遊んでるゲームって、ここ50年とかの話だと思うんですけども、それが一気に100年前のゲームなんですね。
これはね、本当貴重ですね。
そして興味深いのは、ポター自身が自分でその企画を考えてアイデアを考えてるっていうところなんですね。
実はその前にポターは、ハローズっていう有名な百貨店があるんですけども、
そこで販売されていたピーターラビットのぬいぐるみっていうのを見て、
多分ね、すごい不満があったらしくて、自分自身でぬいぐるみを作って、しかも特許まで取っちゃったらしいんですよ。
そういうすごい熱量だなと思うんですけどね。
そしてさらにそうやってピーターラビットを使ったゲーム、だからキャラクター商品の元祖なんじゃないかなって言われてるんですね。
そういうアイデアを持っていたっていうのも、すごい先を行ってたなって思うんですね。
そして彼女は最後、自分の好きな、そしてピーターラビットの舞台でもある湖水地方っていうところを印税で買い取っていくんですね。
あるいは遺産もあったのかな、おばさんの。
そこのエリアを保存するために買い取っていく。
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そういう活動に自分の人生を捧げていく。
絵を描いてその収入なんかもそこにつぎ込んでいって、最後自分が亡くなるときにはその遺産をですね、ナショナルトラスト運動っていうね、自然保護運動の中でも有名であり、
単著というか、源流にあたるのかもしれないんですけども、そういった活動に力を注いで、それを遺産として残したっていう彼女の人生なんですけども、そこもすでに先を行ってますよね。
美しい自然を守るためにはそこを買い取って保存するっていう、すごい、それができる財力もあったってことだと思うんですけども、
そうやってキャラクター商品を作ったり、色々して得たお金をそこにつぎ込んでいくっていう、その姿勢は本当に頭が下がりますね。
そんな素晴らしい展覧会なので、よかったら静岡市美術館に行ってみてください。
ミュージアムショップもなかなか充実しているので、ご覧になるといいと思います。
早川書房のピーター・ラビットの本もあるし、洋書の本もね、原書も売ってるのでね、見てみると楽しいと思います。
じゃあね、今日は最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース!
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