00:06
この番組は、50代後半、定年まで7年余りの私、sasayukiが、老後貧乏を何とか回避しようと足掻く、瞑想の日々をお送りしております。
仕事や家庭、プライベートでやっていることなど、適当にザックバラに台本なしでお話ししております。
通勤途中に歩きながら録音しているので、特に今ですけども、上り坂なので、ちょっとハァハァ息が上がったり、周囲の雑音が入ったりしますけれども、何にとぞご容赦ください。何かお役に立てば幸いです。
ポトフさんのミニマイカップオブティーを聞いたら、原発の話が出ていたので、今日はその話をしようと思います。
僕自身は元々反対なんですけれども、それこそスリーマイル島の事故とか、セルノブイとかを知っている世代なんですけれども、
本当にいろんな理由があるんですけれども、とりあえず、いろいろ言いたいことがありすぎてまとまるかな。
まずすごく明るい話をすると、この技術に固執していると、日本の技術力、そこに向けるよりも、やはり再生可能エネルギーの方に振り向けるべきだし、それはそれこそ世界展開できるようなビジネスにつながる、産業につながる可能性があるんですよね。
この日本の持っている力を、やはりそっちに向けないと本当に取り残されると思います。
そんな死にゆくような原子力の技術にマンパワー、お金、いろんなものをつぎ込んでいる場合じゃないというのが僕の考えです。
それはちょっと柔らかい言い方をしたんですけれども、僕の中ではどんな技術も完璧なものはないと思います。
とりあえず世に出して、その後何も問題ないというものはなくて、必ず何か事故があったり問題があったり、飛行機だって落ちるわけだしね、そういう意味では技術にやはり失敗とかミス、事故というのはつきものだと思います。
03:13
そしてそれを経て、より完成されていくというものだと思うんですね。
ただ原子力発電所の場合、今回そうなんですけどね、福島の事故があった時のダメージが大きすぎると思うんですよ。
本当に冷静に考えてそう思いませんかね。
たかが電気を発電する、たかかというと失礼か、もちろん重要なインフラなんですけども、電気を発電する、しかも一企業が建築した建物が何らかの、要は想定外ですよね、キーワード。
想定外のことが起こって、事故が起きた時に引き起こす影響がやはり重大すぎると僕は思います。
本当に天秤にかけたら全然アホらしいぐらい、なんていうかすごいリスクを背負っているものだと思うんですよね。
その影響の範囲も広いし、しかもそれがどのぐらい続くのかというのもよくわからないし、今生態系に蓄積されているんじゃないかという話もあったり、処理水をどうするんだ、本当にいろんな問題が出てきていて。
しかも、例えば僕は静岡市に住んでるんですけども、浜岡の原子力発電所で事故が起これば、ここ風下なのでやっぱりリスクはありますよね、風に乗ってやってくる。
そういう影響の広さ、時間などなど、あとはその人体への影響などを考えると、やっぱり引き合わないと思います。
普通の、普通のって言うとこれも語弊があるな、経済的に考えて全く引き合わないことをやっているように思います。
なので、どんな技術だって事故は起こすよってね、昔たけしがそういうこと言ってて、畜生って思ったんだけど、飛行機だって落ちるじゃねえか、この野郎って言ったかどうか知りませんよ。
俺そのセリフじゃないんだけど、とにかくたけしはそういうことを言ってたんですよ。車だって事故るし、飛行機だって落ちるよ、原発だって事故るよ、何が問題なんだって言いたかったんでしょうかね。
06:02
でもその起きた事故の規模がでかすぎる。本当にこれ、本当にひどい話だと思います。地元にとって、引き受けざるを得ないところに住んでいる人たちにとって。
これは本当に引き合わない話だと思うので、事故のリスク一つとっても全く合わないし、立てちゃいけないものだと思います。
もちろん火力発電所だって、何か事故になる可能性はもちろんあるし、今までもあったかもしれないんですけども、その事故の規模感と比べたときの影響の大きさは、僕は全然違うんじゃないかなと思います。
技術そのものが繰り返しになりますけど、おはようございます。事故とかミスを経てレベルが上がっていくという風に考えた場合、それは必然でもあるんですけどね。
ただ、その一つの事故の大きさがとんでもないわけですね。だからやっぱり良くないなと思っています。
それからですね、やっぱり大きな問題としては核のゴミという問題がありますね。今、原子力は安いとかコストの話をしていますが、この問題は何にも解決していないわけですね。
通常はそういったものも含めてのコスト計算にならなきゃいけないのに、それは先送りしてのコスト計算って半分ちょっと間が抜けてますよね。
結局のところ、この問題が解決もしていないし、そもそも解決できるのかという疑いもありますよね。
今ちょっとネットで見たところ、固形化した核のゴミを10万年保存する、保管しなきゃいけない。
1000年で99%まで放射線は低減するらしいです。ただ本当に安全なのは10万年。
1000年ってとんでもなくないですか。仮に99%でもいいと考えて、1000年保管し続けるっていう、無理ゲーでしょ、本当に。
09:00
今アサドラでね、おかえりモネの中で樹齢300年のヒバを切って、その芯持ち材、つまり芯の部分の乾燥に50年かかるっていうので、どこか預かってくれないかというような話でね。
いろんな材木屋さんなのかな、製材屋さんなのかな、そういったところが集まって話をした時も、50年なんてそんな先の話は無理って言ってたんですよ。
その感覚は分かります。もちろん企業になり事業体でちゃんと運営していけば50年はいけるよなと思います。でも100年とかっていうのも見えますけど、
1000年ってそれは国がもちろん絡んでやることなんだけど、そもそも今の国の形ができたのっていつですかって話ですよね。1000年前ってとんでもない話で、いい国作ろう鎌倉幕府ってね、
それは1190年だから、1000年後が2190年だから、まだそこから1000年経ってないんだよな、なんて考えると核のゴミ問題って根本的に無理なんじゃないかって僕は思ってるんだけど、とりあえず出した分は何とかしなきゃいけないので、そこはやるにしても新たにゴミを作る必要はないわけですよね。
まあ今日はね、そんなことで原子力発電所、僕は反対なんですけども、そんな話をしてきましたが、言いたいことすごくシンプルに2つだけお話ししました。
万が一の事故があったときの被害が甚大すぎる。そして技術っていうのは必ずミスや失敗、事故っていうのはつきものなので起こるよということで、起こったときにひどい周知を受けるわけですね。
そういう意味ではやはり、想定してやって想定外だったからいいんじゃね?みたいな話ってなんだかひどいなって僕なんか思うんですけどね。
そこにいる人の立場で本当に考えてもらいたいな。だって想定して想定外だったら許してねってなんだろう。ひどいなって本当に思いますね。
だって想定外って必ず起こるわけで、最初からそんなの作っちゃダメですよ。そんなひどい手痛い事故が起こるようなものは。
12:10
繰り返しになっちゃいました。後はね、ゴミ問題がまだ解決もしてないし、目処も立ってないっていうものを動かすっていうことに対して、やはり僕は抵抗がありますね。
二酸化炭素排出をゼロにするなって話をしている流れの中で、また原発を動かそうなんていう話が浮上してきてる気もするし、きてないとしてもしそうな気がして、僕なんかヒヤヒヤしてるんですね。
今ほとんどの原発が止まってて日本は動いてる。かつては原発止まったら日本は動かないなんて言われてましたけど、結局は原発全部止めても日本は動いてたと思うし、そこで結局またコストの話出てくるんですけどね。割高じゃんみたいな。
でも原発割安な理由はもっと他に色々ありますし、さっき言ったようにゴミの問題も処理、解決してないし、灰色になった時の費用すらわからない。そんなよくわかんないもの。
本当に恐ろしいものを動かしてコスト計算してるんだから、本当に僕は笑っちゃうんですよ。そのコストに意味があるの?それで安いやすいってなんだかおかしな話だなと思います。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース。
バイバイ。
