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今日は特別ゲストとして、四国で 総配電に関わる会社を経営していらっしゃる
シースイさんという方に電気代の お話をお伺いしました。
電力自由化で電気代が安くなっていると、 いろんな会社が安いということで
乗り換えを盛んに立っているわけですけれども、 皆さんも別の会社、東京に住んでいらっしゃる方だったら
東京電力から他の会社に乗り換えたりといったことを している方もいると思うんですけれども、
そもそもなぜこの電気代が安くなるのかというところが 素朴に疑問に感じまして、
同時に、これまた聞かれていると思いますけれども、 電力需要の増加によって節電が呼びかけられているという
状況もありまして、このまま行くと最悪 停電になってしまうということもあるかと思いますので、
そのあたりの、舞台裏といいますか裏事情といったところを、 電気の送配電という事業に関わっていらっしゃる方から
専門的なお話をお伺いしています。 ぜひ聞いていただければと思います。
僕自身が東電以外の、僕は東京在住なので、 自由化でいろんな会社、3社目なんですけど、
1月から新エナジーさんになっていて、 なんでこれ安いのかなというところで、
みんな安かろうで飛び散っているところがあるんですけど、 でも実際になんで安いのかなと、
どういう人が伝えているのかなとかっていうのを知っておいて、 こうだから安いんだというふうに、
ちゃんと安い理由を理解した上で、 安い代わりに何かが、ちょっと言い方が良くないですけど、
失われるというか、そういうことを分かった上で、 サービスを表示するというのが非常に大事かなと思うので、
そのあたりのところをやっていただきたいというところが、 今回の趣旨ですね。
はい、分かりました。 まず新電力会社の安さっていうのはですね、
電力分社化で発電部門と送配電部門と、 売電部門に分かれたんですね。
売電部門というのが電気の交流する部門なんで、 新エナジーさんがちょっと発電事業もやられているかどうかわからないんですけど、
実際、小売だけをやっている新電力会社さんというのがいるんですけど、 小売だけをやっている新電力会社さんというのは、まず自社の設備を持たないんですよね。
発電設備を持たないんで、それの維持費がほとんどかからないのと、 あと小売だけの場合ですね、人員とかもスタッフとかも最低限に抑えられるんで、
結局、繁華費っていうのが抑えられてくるので、 それで新電力っていうのは安いっていう風になっているんだと思いますね。
なんかあれですかね、三大キャリアに対して核安住むみたいな、そういう感じですかね。
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そうですね、だから本当、勝者みたいな感じなんだと思います。
僕はあんまり詳しくないんですけど、 よそで作った電気を買ってきて、それを小売に流すっていう。
ああ、まさに勝者ですね。
そうですね、だから大手電力会社と比べると安くなるっていう風になるのかなというふうに思いますね。
でも直販の方が安いような気もするんですけど、それは違うんですか。
どうしてもやっぱり発電設備、直販にしてしまうと、 例えば僕の地元の場合四国電力なんですけど、やっぱり従業員もたくさんいますし、
設備投資、設備自費っていうのは結構かかるんですね。 電気料金っていうのはですね、ちょっといろいろと内訳がありまして、
まず通常、僕とか大橋さんとかがシンエナジーさんに払っている電気料金ってのがありますけど、
その中に含まれているものとして、発電料金、
発電料金は違いますね。発電料金は例えばシンエナジーさんから発電会社さんに支払うのが発電料金で、
僕たち消費者が例えばシンエナジーさん、小売会社さんに払うのは電気料金なんですね。
その電気料金の中にですね、拓草料金っていうのが含まれてるんですね。
拓草料金っていうのは何かというとですね、発電会社とか小売会社さんが、例えば発電会社さんが作った電気を
小売会社さんを通して消費者さんに送るまでの設備のメンテナンスとか、
それはまあ送配電って言うんですけど、送配電の設備の利用料金っていうのがまず拓草料金に含まれてます。
それからですね、原発の燃料再処理っていうものの費用が含まれてます。
あとはそうですね、福島の原発災害の損害賠償負担金とかも含まれてるんですね。
原発の廃炉の負担金っていうのもこの拓草料金ってものに含まれてるんですよ。
僕たちが支払っている電気料金のうちの3割か4割ぐらいが拓草料金なわけなんですね。
これからですね、原発が今も回せない状態で、政府はどんどん廃炉にしていくっていう話をしてるんですけど、
廃炉が増えれば増えるほど、原発廃炉負担金っていうのは増えていくので、拓草料金っていうのも上がっていくと思うんですよね。
発電料金で言えば、今ちょうど話題になってますけど、
火力発電の燃料がないので、電気の流通価格が今25倍とかになってるんですかね。
そういう風に上がってくるので、自由化して一旦安くはなったとしても、多分上がっていくんじゃないかなっていうのが、
僕たちとか電力会社の現場の人たちで、中間クラスの人とかにも話を聞いたんですけど、
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値段が下がるのは一時的っていう意見がとても多いんですよね。
やばいですね。
大変だと思うんですよね。
電力自由化で、僕たちにも小売会社さんから勧誘がかかってくるんですよね。
四国電力より安くなります。これポートキャストでもお話しさせてもらったんですけど、
四国電力より安くなりますし、電気は安くなるけど品質は変わりません。
総配電は四国電力さんの設備でしっかり総配電されるので、気にすることないですよっていう勧誘が結構すごく何度もかかってきたんですよ。
それを聞いているうちに、僕らが実際に四国電力さんにお仕事をもらって、総配電設備のメンテナンスをしてるんですね。
結構ここ最近四国電力さんというのは、火力発電の燃料費とかいろいろあってかなり厳しい状態で、
例えば僕たちの工事価格自体もかなり下がってきてたりとかですね。
例えば、大きな機械を納入するときにも、まず最初に土木会社さんが基礎を作るんですけど、
もう今、土木会社さんが地元の大手とかゼネコンとか、もう採算が取れないからということに一切関わってこないんですよ。
だからそういう状態で、僕たちもこの少ない工事料金で、さらに工期を短縮してくださいって話があって、
そういう厳しい状態で、なんとかこうやっているのに、この新電力の小売だけしているところが、設備は四国電力さんが責任を持ってって言う宣伝文句がですね、
なんかちょっと勘に触ったというかですね、そういうのがあったんですね。
電力分社化はしたんですけど、完全に分社化しているわけじゃなくてですね、
東電の方は確か持ち株会社になったんだと思いますけど、四国電力はまだ総配電部門というのは子会社なんですよね。
なのでやっぱり親会社の四国電力の業績が落ちていくと、子会社の総配電部門というのも業績が落ちていくので、
そうなっていくと、どんどん設備投資の費用というのは確保できなくなっていてですね、
例えば予定していた工事も2年先にやりますとか、そういうのが最近すごい多いので、
このまま電力自流化でどんどん安くなって、四国電力からお客さんが離れていくとですね、
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設備投資、設備のメンテナンスも回らなくなって、安定供給というのはできなくなるんじゃないかなっていう話も実際あるんですよ。
それがだいたい今の電力自由化分社化から僕たちが抱えているジレンマですね。
ということは何かをしないと今後安くなったというメリットが保てなくなるということですかね。
そうですね。今本当にいろいろと考えてどうすればいいだろうっていうのを、
僕自身いろいろお客さん、四国電力さんと話しているとですね、とにかく出てくるのは蓄電池なんですよね。
もう大規模な蓄電池を技術開発して、それを導入していくようにしないと再生エネルギーもこれから広がっていかないという話を聞いててですね、
例えば太陽光というのはいっぱい今増えてますけど、もちろん昼間しか発電しないわけじゃないですか。
風力自体も風のあるときにしか発電しないですし、風力はどうしても内部の構造っていうのは風車があって、あと歯車があって、
機械的なものなんで太陽光よりもっとメンテナンスが結構かかるんですよね。
実際こっちの地元でも風力発電機がトラブルが多いからということで、撤去の仕事とかもしたことがあるので、
そういう状態でこの再生エネルギーとか脱炭素ということを始めても、蓄電池がない限りは火力に頼ってしまうだろうし、
火力は燃料費っていうのは莫大なんで、僕たちはそれまでは原発に頼らざるを得ないのかなっていうふうには思っていますね。
こういう危機的といってもいい状況だと思うんですけど、そんなにこの認識が共有されてない気がするんですよね。
電力が危ないみたいなことはニュースにはなっているんですけども、
だったら火力が燃費が高いというのは、論理的に考えてもそうだろうなと思うんですけど、
でも実際にいつぐらいにそれが起こるのかとか、
実際にこの電気代が高くなるのはいつからののかとか、
そういうことをわりとカヤの外というかですね、考えていないというか、考える材料が不足しているということもあると思うんですけども。
多分材料がないと思いますね。
多分、一般の方っていうのはそういう材料がないので、再生エネルギーっていうのは最近いろいろ出てきているので、
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太陽光と風力があれば1日中年中まかなえるって思っている方っていうのは多いと思うんですよ。
電気っていうのはベースロードの電気っていうのがあってですね、
どうしても今まだベースは火力なんですよね。ベースはある程度の出力を常時維持できるっていうのが
とても要素として大きいので、どうしてもベースは火力か原子力に頼るしかないんですよね。
水力も日本は水力発電所多いんですけど、水回りって結構難しくてですね、
水力発電するためにはダムから放水しないとできないので、火流の例えば河川組合とかですね、漁師の方々からそれを反対されるわけなんですよね。
なので水力発電自体もそんなに年中回せるものじゃないんですよね。
多分これをわかっている方っていうのは本当にこの業界でいる方ぐらいしかわからないと思うので、
なので僕たちから見てみると、もちろん原発はないに越したことはないんでしょうけど、
今まで原発火力にずっと頼ってきて便利な生活をしてきて、東日本大震災で原発がダメになっていって、
今は原発の分を火力で補っているわけじゃないですか。その原発がダメになっていった分、ダメになってこれから回さないためにどうするかっていうことを
決める、完全に固まっていく前に脱炭素、再生エネルギーってのが出てきたので、
すごい変化が急なような気がするんですよね。
実際、先日も電力会社の人と話をしたんですが、
大規模停電は起きるだろうっていうふうな話にはなっているんですね。 今回も例えば
LNGって電気が全然足りないわけじゃないですか。
発電事業者が参入してくるということは、これから再生エネルギーはどんどん参入してくると思うんですよ。
でも再生エネルギーっていうのは天候に左右されるじゃないですか。
例えば蓄電池がない限り、半年先にこれだけの電気がいるってなっても、再生エネルギーだけじゃその電気は賄えないわけじゃないですか。
やっぱり火力を回さざるを得ないですし、再生エネルギーっていうのはですね、発電するときはワッと発電するんですけど、
夜になると全然回せなくなるんで、その分送配電の系統の管理がとても難しいんですよね。
だからそういうので今後再生エネルギーが増えてくることで、そういうトラブルをきっかけとして停電っていうのは起こるかもしれないねっていう話をよく聞きますね。
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ちょっと基本的なというか、ざっくり原発と火力と風力と水力という発電の方法があると思うんですけど、
これのシェアというかですね、どれくらいそれぞれ割合としては占めてるんでしょうか。
今だいたい火力が7割ぐらいですね。
そんななんですね。
そうですね。火力が7割なんですけど、その火力だけではどうしても足りない部分が出てくるじゃないですか。
その部分を、例えばこっちの地元では水力発電を回したりとか、そういうふうにしてるんですが、
少し前に聞いた話では、僕の地元に限ってだけ言えば、昼間は太陽光と風力で十分地元高知県なんですけど、
昼間だけで言えば太陽光と風力だけで高知県の電力はまかないそうなんですよ。
でも昼間だけなんで、夜になるとまかないないわけじゃないですか。
夜電気使いますもんね。
そうですよね。火力とか原子力っていうのはどう説明すればいいかわからない。スイッチオンオフですぐ立ち上がらないんですよね。
火力も火を入れて安定出力するまでしばらく時間がかかるんで、太陽光と風力でまかないのか、昼間切って夜に起動するっていうのができないんですよ。
エンジンをかけっぱなしにしなきゃいけない。
回しっぱなしじゃないといけないんですね。
ということは、止めてるわけにはいかないわけですね。
そうなんですよ。
それでその当時は太陽光と風力で電気は余ってる。確か少し前に電力が余ってるって話が結構いろいろあったじゃないですか。
はいはい。
その時の話を聞いたんですけど、電力が余ってるから火力を切れとか、そういうのが電力会社さんの方にクレームの電話が来たそうなんですよ。
でも内情を知らないので、その電力会社さんがみんなそんなの火力を切ったらまた入れるのに4、5日かかる運転とか。
そんなにかかるんですか。
それなら太陽光は元のブレーカーを落とせばそれで電気は止まるんで、太陽光を切ればいいのにっていう話は裏話でちょっともらいましたけどね。
そういうのも学校でならないですもんね、4日かかるとか。
ならないですね。
だから本当に蓄電池が鍵なんですよね。
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電気代自体も今後、この冬で多分結構上がると思うんですよね、電力不足の関係で。
実際1月15日に経済産業省が電力のやり取りにインバランス料金っていうのがあるんですよ。
インバランス料金っていうのは、例えば新電力の再生エネルギーとかの発電会社が決まりがあるんですね。
30分間同じように電力を流さないと系統の調整っていうのはできないんですよ。
送配電部門と発電部門と約束があって、なので30分1単位として同じように電力を流してくださいっていうのがあるんですね。
再生エネルギーっていうのはやっぱり30分ずっと同じ量を流すというのはできないので、今までは少ない部分を例えば火力の電気を買って流して、それで送電していたんですよ。
でも少ない部分を火力を買おうとすると、今回のエネルギー不足で火力の電気っていうのはもう跳ね上がっているので、
今度は再生エネルギー、例えば太陽光を運営している会社が夜に同じように流すには火力発電の電気を買わなきゃいけないわけじゃないですか。
でも買えないわけなんですよね。非常に費用が膨らんでくるので。
そうするとやっぱり電気の系統っていうのは乱れるので、ペナルティとしてその電力会社は送配電部門にインバランス料金っていうのを払いなさいっていうのがあるんですよ。
前で月を払わされるってやつですね。
そうですね。それが1月15日の発表で、今までの上限はちょっと僕も調べれてないんですけど、新たにインバランス料金の上限を1kWhあたり200円に制限しますっていうふうなことを発表したらしいんですよね。
多分今の燃料、この陶器の火力の電気不足っていうのは、あったかくならない限りはなかなか難しいと思うんですよ。
なので新電力会社としてはずっと送配電部門にインバランス料金っていうの払わなくちゃいけない。
新電力部門はそれじゃあちょっと事業継続が難しいっていう話を今日ちょっと読んだんですけどね。
それは普通の人でも読める媒体ですか?
そうです。これは日経エネルギーだったかな。
知らないとやばいと思うんですよね。
新電力会社が例えば国にどうして欲しいかっていうアンケートも載ってたんですけど、
例えばLNGの保管料のデータを公開してもらいたいとか、電気の需要のデータを公開してもらいたいとかいろいろあるんですけど、
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その中にインバランスを支払うことで送配電部門は儲けが出るから、その儲けを電力会社に返金してもらいたいっていう要望もあったりするんですよね。
僕らどうしても送配電部門の人間なので、現場も結構かなり厳しい状態なので、
もうそんなの返金するくらいなら工事価格を上げてくれっていうふうに思うんですけどね。
とにかくかなり今やばい状態だと思いますね。
このやばい状態をなんとか、まずは停電みたいなのは起こすべきではないので、
起こさないようにするために何か誰か何かやってないんですかっていうのが聞き方がおかしいですけど。
起こさないためにですか。
そうですね。もうどうしようもないと思いますよね。
もう電力会社もずっと火力の燃料、原発も回せないので、原発が回ればこれは解消するんですよ。
まず原発が回せない以上、今の2021年の1月の段階で電力を再生エネルギーにしなさいっていうのは無理なので、
もう火力を回し続けるしかないんですよね。
コスト高を受け入れるっていうことしかないと。
受け入れることしかないと思いますね。
ということは一般の人からすると電気代が上がることを受け入れる。
そうですね。
今日もいろいろ思ってたんですけど、環境問題を取るのか、僕たちの便利さを取るのか、電気代の安さを取るのかって難しいんですよね。
去年の1月、つまり1年前は起こらなかったのに今年起こってるっていうのは何か違いがあるのか。
僕の聞いた話ではですね、結構予想外の寒波で、東日本の方の太陽光がほぼ機能していない雪で起こってきてないんですね。
それを電力会社が見込めなかったというのは聞いてますね。
太陽光が急遽止まってしまったので、本来ならばそういう可能性があればエネルギーの燃料を多めに仕入れるんでしょうけど、
それができなかったのと、寒波で暖房で電力需要が一気に跳ね上がってしまったので、それが原因じゃないかと言われてますね。
逆に言うと、割とギリギリなところでやってるってことなんですね、普段から。
そうですね。LNGは元々長期貯蔵できないんですよ。
なるほど。
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すぐに気化してしまうんで、たぶん2週間に1回ぐらい運んできて、それで発電で使うんですね。
LNGが使えない燃料がない、石炭火力をまわさざるを得ないんですけど、LNGに比べて石炭火力はCO2の排出量が大きいので、
それも今この環境の中で逆行してると言えば逆行してるんですよね。
変な例えですけど、LNGは生卵みたいなものですかね。腐っちゃうから早く使わなきゃいけないっていう。
長期貯蔵を効くものはジャンクみたいなね。
そうですね。可能しませんね。
そういうこともね、こういう話聞かないとわからないですよね。
はい。
ということはですね、そもそも今回しんせいさんの話をお伺いすると思ったのは、
連携で安くなるとやったっていう感じで、僕らとしては一般の人としてはネットでクリックして安くなると。
ネットで収容じゃないですか。でもそのクリックの裏側にはこういう問題があるわけで。
そうですね。
そういうところをですね、本当に安くなるのかと。
安くなったものはずっとキープしてられるのかと。
もしキープし続けられるとしたらどういう仕組みで、どういう人が頑張って、
あるいはどんな環境の犠牲との控えに手に入るものなのかっていうのを、
ちゃんとわかった上で安さを共有しないと、安さが共有し続けられないなと思ってたんで。
そこは個人的にも興味あるし、電気代を払わない人はいないので。
そうですね。
だからより多くの人に知ってもらう方がいいのかなというところもあってですね。
しきふいさんとして、今ポッドキャストでアウトプットをしてらっしゃるじゃないですか。
はい。
こういうアウトプットをした先に何か見据えているということで、何か野望みたいなものはあるんですか。
僕はですね、ポッドキャストでも何度かお話しさせてもらったんですけど、
今の会社を100年後も残る会社にしたいなというふうに思っているんですね。
はい。
というのは、どうしてそういうふうに思ったかっていうと、
例えばうちの会社っていうのはライフラインに関わっていく会社なんですね。
これからどんどん電気っていうものは変わっていって、
今もう実際目に見えているだけでもCO2を排出する火力からですね、
再生エネルギーっていうふうに変わっていっているわけじゃないですか。
多分これからどんどんその流れっていうのは加速していくので、
例えば今僕たちが電気を使うためにコンセントに挿して使うっていう動作自体も、
これからなくなっていくかもしれないわけなんですよ。
はい。
実際今は研究されているのが非接触給電っていいまして、
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電気自動車は今例えばプラグ挿して充電して走るじゃないですか。
はい。
それを今は実際iPhoneとかでも非接触の充電になると思うんですけど、
あれを発展させたものを道路に埋め込んで、
道路で走りながら充電していくっていう技術を今研究されているそうで、
その先にあるのは例えば電気っていうものは電線を通って送るものっていうのが、
非接触で電気を送れるかもしれない。
そうなってくると僕たちの生活を取り巻く電気っていうのはガラッと変わってくると思うんですよね。
もうそこらじゅう電気を帯びている感じになる。
電気になるかもしれませんね。
大丈夫なんですか、人体に。
人体がどうなんでしょうね、ちょっとあれですけど。
電力会社自体もですね、いろいろ調べていくと、
バーチャル発電所っていうものを本当に考えていたりとか、
バーチャル発電所っていうのは例えば、
ある町内の民家の屋根に今太陽光パネルが乗ってるじゃないですか。
例えばその町内に1000個の家があるとして、
それに全部パネルを乗ってたら1000枚の太陽光パネルがあるわけじゃないですか。
それで出た電気を蓄電池の方で蓄電して、
その1000個を一単位で一つの発電所として見るっていう考え方もあるんですね。
CPUを共有するみたいな感覚に近いですね。
そうですね。
あとは電気のピアツーピア取引っていう、
それはですね、ブロックチェーンの技術を使って、
例えば今日1日隣の家の屋根で発電した電気を家に送ってもらって、
今は例えば電力会社に電気料金を払うわけじゃないですか。
それを隣の家に直接電気料金を払える、
そういうのを開発してるらしいんですよ。
インターネット的ですね。
そうですね。
中央がないんですね。
そうですね。
それを見ていくと、
このタイミングに間違いなく僕はいないかもしれないんですけど、
もう結構先なんですね。
いや、バーチャルプランとは結構近いかもしれないですけど、
全然そういうマスコミとかでそういうのは全然出てこないじゃないですか。
まだ先の未来を考えていったら、
その先のどんどん生活に沿って変わっていくライフラインっていうのに、
今僕たちがやっている会社は絶対関わっていきたいなっていうふうに思ってきたんですね。
なるほど。
そのためにはもう100年経っても会社を残しておきたいし、
誰か僕のこの思いを引き継いでくれる人が会社をやっていってもらいたいですし、
やっぱり地元で100年経っても電気っていうのはなくならないと思うんですよ。
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ですね。
やっぱりそれに関わっていく会社を残していくのが、
今僕の目標ですね。
いいですね。
この後継者となるであろう方がこのプロジェクトを聞いて、
その思いを受け止めて、
引き継いでいくという流れを作るために今、
谷巻をしていると。
そうですね。
これ従業員に行ったら半笑いされましたけどね。
半笑いの後で何もリアクションが返ってこなかったんで。
でも多分そういうことを考える機会も少ないかもしれないので、
やっぱりこれから仕事をしていく中で、
単純に毎日の仕事をやっていくだけじゃなくて、
会議とかでこういうこともちょっとずつ話をしていってですね、
会社全体で意識できるような感じに
持っていきたいなというふうに思ってますね。
いいですね。
ということでですね、
今日は四国の総肺炎に係る会社を経営していらっしゃる
しーふいさんという方にですね、
いろいろと電力関係の、
僕自身が知らなかっただけかもしれないですけども、
電力関係の今というものを聞いてきたと思いますので、
非常に勉強になったなというふうに思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。