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2022-11-10 22:03

ながらcast2/164 「さよなら、俺たち」(清田隆之、スタンドブックス)

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ポッドキャスト「心の砂地」で紹介されていたのが面白そうだったので、読んでみました。https://open.spotify.com/episode/4YKmvyQhhnx3lhFD11rczX?si=z1tqwonkSMC0M8gX29kvMA 【出版社サイト】http://stand-books.com/9784909048080/
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はい、sasayukiです。ながらcastを始めます。
この番組は59歳の私、sasayukiの声の日記、声のブログです。
通勤途中に歩きながら収録してますので、息がはぁはぁ上がったり、周りの雑音、騒音、風切り音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
はい、今日もね、いい天気ですね。なんとなく空も青くて安定しています。
えー、9月にね、痛めた腰も随分良くなりましたね。
なんかね、左足がずっと太ももの外側が張ってて、痛みが結構続いてたんですが、だいぶそれが取れましたね。
朝起きた時に布団の中でね、膝を倒す運動をしたり、膝を回したりですね。
まぁちょっとね、温めたり、ほぐしたりする動きをしてから起きるようにしてます。
まぁね、続けていきたいと思っております。
今日はですね、本の紹介。清田孝之さんのさよなら俺たちという本をご紹介しようと思います。
えーと、この本はですね、知ったのは心の砂地というポッドキャストで紹介されたのを聞いたからで、なかなかこの心の砂地、面白い番組でした。
男性2人の話なんですが、すごく刺激的で、なんかね、話を聞いているうちに読んでみたい気持ちで、図書館で借りて読み終えたとこなんですけどね。
とってもいい本なので、おすすめしたいと思ってご紹介します。
この本はですね、著者の方がいろんなところで書いた文章をまとめた本、一冊にまとめた本なので、短編集というか、評論集というか、そんな感じの体で、
テーマとしては、男性、ジェンダー、そんなことかな、男性から見た性差別の問題とか、そういったところに割と自分の話をメインで語りながら、かなりじっくり書いている感じですね。
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非常に読み応えもあるし、基本的にはテーマが、バラバラというとおかしいんですが、読みたいところだけ読んでもいいような本になっています。
最初にこのタイトルが結構重要なので、それを簡単に説明すると、さよならという言葉と、俺たち、この男性友誼の社会であるという認識なんですけども、
それはあえていろいろ主張しなくても優遇されている、そういう社会があるということで、このままいけば、男性から見れば楽な社会なんですが、逆に女性から見ると、いろいろ不都合の多い社会であるわけで、
それをこのままでいいの?それともこれじゃダメなの?このままじゃダメなの?という話がまずあって、そこに決別する必要があるというのが清田さんの考えで、僕もそこには同意するわけですけども、
さよならというのが、別れの言葉としては非常に世界的に珍しいらしいんですね。3つパターンがあって、グッドバイ、アディオスは神の加護を求める、それを祈るという意味、
また会いましょうというような意味です。3つ目は何だったっけな、さよならは全然違う文脈で、今までこうでしたね、さよであるならばここでお別れしましょうということで、
今までのこととこれまでの文脈、これまでの流れを受けた上で、それではそれぞれの道を歩きましょうということで、今までの道と決別するという意味もあるらしいんですね。
それがさっき言ったこのまま行くか変えていくかということと繋がるという中でさよなら。
俺たちというのは男性優位社会の象徴で、俺たち何なんだよな、みたいな阿吽の呼吸で成り立っている男性優位の社会をそこから抜けて自分という個人に立ち戻っていこうという、こういう結構深い意味が込められています。
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この本に載っている話というか評論はいろんな場所で書かれたものなので、取り扱っている内容も割と多岐にわたっています。
なので本当にいろんな切り口から見た男性の問題というのが面白いと思います。
本当に自分の身に詰まされる話がいっぱい出てくるので、非常に読んでいてつらい部分もあるんですけれども、
でもめちゃくちゃ切り口が新鮮というよりは、既に意識していた、あるいは気づいていた、あるいは既に学んでいたことを再度整理してくれているという感じはしますね。
この中で面白かったのは、作者の方がいわゆる男性漫画、少年漫画にはそれほどピンとこなかったけれど、
どちらかというと吉田明美とかあるいは桜桃子なんかに傾倒していたというあたりは非常に、僕も共感しましたね。
僕自身もそんなに少年漫画一生懸命は、もちろん読んでたんだけどね、高校生ぐらいになったら友達の影響でね、
やっぱり僕も吉田明美のカリフォルニアストーリーとかを読んだりとか、木村実さんが好きだったりとかね、そういう方に行ってしまったんで、
彼が言うにはそれはこじらせ男子というらしいです。しかも彼の場合は男子校だったらしいので、
いわゆる男社会、男的な見方、世の中のあるいはヒエラルキーとかね、そういったものの中で生きつつもそういった内面を持っていたという意味でも、
こじらせ男子っていうのはなるほどなと思うんですけどね。そこのあたりは非常に僕も、ああ俺もそういうとこあるなって思ったりもしました。
逆にそれってなんだろうな、少女漫画を読んでいることが別に良いとか悪いとかじゃないんだけど、感覚的に言えば男性性みたいな、
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この間クロコダイルの話したんだけど、ワニ的な感性とはやっぱり違うものに触れてたなって自分でも思ったりはします。
さて、この中でいっぱい話が出てくる、いろんなテーマが出てくるんですが、その中で一番きついなと思ったのは、13歳になると性的に要は責任が持てるっていう風に扱われるっていうのは、僕は結構驚きました。
つまり、自分で判断して同意できるっていうことらしいです。日本の法律の中では。
12歳までは子供として扱われるので、もう犯罪ですよ。
ただ13歳からは、要は激しく抵抗したり、もう拒絶抵抗とかをしない限りは同意したってみなされる恐れがあるんですね。
なので、逆にそれを拒んだ、拒絶したっていう証拠がないと、それを裁くことができないっていうことらしいんですよ。
いわゆる因行条例みたいなのもあるけど、あれはあくまでも同意とかなんとか関係なく、18歳未満は犯罪なんですけども、これは犯罪になるかどうかっていうのの選挙として、同意があったかなかったか、それを証明しなきゃいけない。
この本に載っている話というか、評論はいろんな場所で書かれたものなので、取り扱っている内容も割と多岐にわたっています。
なので、いろんな切り口から見た男性の問題っていうのが面白いと思います。
自分の身につまされる話がいっぱい出てくるので、非常に読んでてつらい部分もあるんですけども、
でも、めちゃくちゃ切り口が新鮮というよりは、既に意識していた、あるいは気づいていた、あるいは既に学んでいたことを再度整理してくれてるって感じはしますね。
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この中で面白かったのは、その作者の方が、いわゆる男性漫画、少年漫画にはそれほどピンとこなかったけど、どちらかというと吉田明美とか、あるいは桜桃子なんかに傾倒してたっていうあたりは非常に、僕も共感しましたね。
僕自身も、そんなに少年漫画一生懸命は、もちろん読んでたんだけどね、高校生ぐらいになったら、友達の影響でね、やっぱり僕も吉田明美のカリフォルニアストーリーとかを読んだりとか、木村実さんが好きだったりとかね、そういう方に行ってしまったんで、彼が言うにはそれはこじらせ男子というらしいです。
しかも彼の場合は男子校だったらしいので、いわゆる男社会、男的な見方、世の中のあるいはヒエラルキーとかね、そういったものの中で生きつつもそういった内面を持っていたっていう意味でも、こじらせ男子っていうのはなるほどなと思うんですけどね。
そこのあたりは非常に、僕も、ああ、俺もそういうとこあるなって思ったりもしました。
逆にそれってなんだろうな、少女漫画読んでることが別に良いとか悪いとかじゃないんだけど、感覚的にはなんだろう、男性性みたいな、この間クロコダイルの話したんだけど、ワニ的な感性とはやっぱり違うものに触れてたなって自分でも思ったりはします。
さて、この中でいっぱい話が出てくる、いろんなテーマが出てくるんですが、その中で一番きついなと思ったのは、13歳になると性的に、要は責任が持てるっていう風に扱われるっていうのは、僕は結構驚きました。
つまり、自分で判断して同意できるっていうことらしいです。日本の法律の中では。
12歳までは子供として扱われるので、もう犯罪ですよ。
ただ、13歳からは、要は激しく抵抗したり、拒絶抵抗とかをしない限りは同意したってみなされる恐れがあるんですね。
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なので、逆にそれを拒んだ、拒絶したっていう証拠がないと、それを裁くことができないっていうことらしいんですよ。
いわゆる因行条例みたいなのもあるけど、あれはあくまでも同意とかなんとか関係なく、18歳未満は犯罪なんですけども、これは犯罪になるかどうかっていうのも、性癖として同意があったかなかったか、それを証明しなきゃいけない。
はい、そんなわけで今日は清田孝行さんの本、さよなら俺たちについて、なんかポツポツと話してきました。
さっきの話、ちょっとだけ間違ってたので、訂正しつつ続けると、因行条例っていうのはあくまで条例なので、違反しても犯罪じゃないんだと思うんですね。
ただ、13歳以上の、そういう激しく、要は同意がなかったっていう証明がなされなければ、それは同意があったっていう論法になるらしいんですよ。
だからそこにはえらい違いがあって、同意があったかなかったかっていうのを、その13歳以上の、まだ子供だと俺は思うんだけど、証明しなきゃいけないっていうものすごい過酷なものを背負わされるっていう恐ろしい話だなと思います。
なんで13歳なんだろうって、ほんとおかしいなと思いますよね。せめて18歳じゃないかなとか、俺はわかんないけどさ、13歳にそれを求めるのかっていうことですよね。
そんな話が結構きちっと書いてあったりして、ハードな読み応えでしたけどもね、それは。あとね、面白かったのは、なんだっけ、小学校の女の子向けの雑誌に載っていた、男の子に好かれるサシスセソーみたいなのが載ってました。
さはね、あ、要はこれを使って男の子に気に入ってもらおうみたいな流れなんですけども、さはさすが、しは知らなかった。すはすごい。
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サシスセ、セはなんだっけ、あれ、サシスすごい、セなんだっけ、ソ、ソーなんだってね、セがわかんないな。
さすがとかすごいねとかそういう感じで、男性を立てると喜ぶっていう話なんですけども、生々しいというかリアリティですよね。
で、俺自身そうやって言われたら喜ぶよなっていうあたりが情けないんだけど、その話の続きは、要は自分を認めてやれない、だから女性からの称賛あるいは承認が必要なんだっていう、自分で自分を承認できないっていう、
中での女性がいるっていうことだと、まあ著者は書いているんですけどね、なるほどなと思います。
あと最初に言ったラブライブだっけか、あれの中で、要はそうやって露出気味というかちょっとエロい感じのものを、要は公のに近いものを使うっていうところに問題があるって僕は思っています。
例えばそれが何だろう、一定のファンが見るようなコンテンツはそれはそれで楽しめばいいと思うんですけども、それが公共に近い、そこでは東京の地下鉄の話とかも出てたし、今回のラブライブもJAっていう公共ではないけども、
でもそれなりに認知されたところがそういったものを使うっていうことに対していかがなものかっていうのであるわけで、まあ僕はそれは、僕もそう思いますね。
そんなあえてそんなことしなくてもいいじゃんって思うんですけども、ただそれにいかがなものかっていうことに対して、要はものすごいヒステリックに反応してくるファンの男たちみたいなのがいるわけで、
ただ彼らもそういうのに価値観としては乗っかってて、こういうものを出すときは喜んで食いついてくるだろうっていう戦略でやってるわけで、
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それにね、その程度って見られてるっていうことに対して生きどった方がいいんじゃないかっていう指摘でもありました。
そういう固定観念で見られてるっていうのは、そこに生きどらないわけっていう話だったかな。
はい、さて最後ね、なぜかこの本、なぜかというかね、この本の最後の方にペコパの話が出てきて、昔M-1で見たときに俺もすごい興奮してというか、面白くってこのポッドキャストでも話したんだけど、ペコパについても語られています。
これもね、ぜひ読んでほしいですね。
そんなわけでね、今日は終わろうと思います。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまたね。チュース。
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