2024-05-12 08:22

iPad Pro(M4)について

サマリー

2020年5月7日に発表されたiPad Pro M4について話しています。新しいデザインや薄型・軽量化、Tandem OLEDの画面、ナノテクスチャーグラスなどの新機能が実装されており、パフォーマンスも優れていますが、値段が高いため周辺機器を買い直さなければならないという点もあり、円安の影響もあるそうです。

新型iPad Pro M4の特徴
こんにちは。今日は、ついに出ました新型のiPad Pro M4について話していきたいと思います。
というわけで、2020年5月7日のAppleのイベントで発表されましたiPad Proの新型ですね。
こちらまとめていくと、デザインが変わりまして、薄型になり、軽量になったと。
サイズ展開は11インチと13インチ。12.9インチだったので、少し大きくなった。ほとんど変わらないですけども。
画面がTandem OLEDというUKELの画面になって、新しくなりました。
そして、ナノテクスチャーグラスというオプションが付きまして、これがアンチグレアの反射などを抑えて、感触がザラザラするというようなガラスのオプションが付けます。
ただ、これが1TB以上のモデルのみになります。
チップがM4になりました。このM4というチップがこのiPad Pro M4の発表と同時に発表があったので、一番これがサプライズではあったかなと思います。
あと、インカメラが今までは縦の短い方の辺にあって、縦向きの時に真ん中に来るようなところにあったのが、
ポートレートだったのがランドスケープといって、横向きになった時に上に来るように、要するに長辺の真ん中に位置が変わりました。
やはり横向きで使う人が多いのかなということだと思います。
また、一緒に使うマジックキーボードも新型が出ましたという風になっております。
こちらのiPad Pro、実際一言で言うとかなりモンスターマシンと言いますか、
買うには完全にお勧め、絶対買った方がいいとは思います。
ただ、金額が高い、値段が高いというのと、周辺機器を全部買い直さないといけないという問題があるんですね。
例えば、iPad Apple Pencilが、今回新しくApple Pencil Proというのが発表されたんですけども、
こちらと、この新しいiPad Pro、iPad Pro M4で対応しているのが、
こちらの新しく発表されたApple Pencil Proと、
あとApple PencilのUSB-Cというものの2つになります。
今、Apple Pencilが4つありまして、今話したApple Pencil Pro、今回発表されたものと、
Apple PencilのUSB-C版、次にApple Pencil第2世代というiPad Proなどで、
マグネットで長いヘンにカチッとつけて充電できるタイプのものと、
一番古いApple PencilのLightningで挿して充電するタイプ、この4つです。
ここでざっくり分けると、新しい2つ、要するにApple Pencil ProとApple Pencil USB-Cが、
まず新しいグループで、もう1つのApple Pencil第2世代と、
Apple Pencil Lightningが古い世代、古いグループの2つのグループに分かれます。
今回の新しいiPad Pro M4は、新しいグループの2つに対応しています。
なので、今例えばiPad ProでApple Pencil第2世代を使われている方は、
買い直さないといけないんですね、Apple Pencilも。
そしてMagic Keyboardも買い直しだと思います。
このデザインが変わっているので、フォームファクターが変わっているので、
これはもう全部買い直しになってしまうと。
そこがちょっと懸念点であります。
ただ、性能としてはもう文句なし、これ以上のものはないということはあります。
デバイスとしては完璧なもの。薄くて軽くて、画質はめちゃくちゃ良い。
しかも性能もめちゃくちゃ良いし、これだけ性能が良いのに電池の持ちも素晴らしいということで、
完璧なデバイスではあります。
価格と周辺機器の問題
ただ、そこで値段なんですけれども、これがどうしてもしてしまうという。
iPad Proは、一番安いものが168,800円、11インチのモデルとなっています。
168,800円からということで、かなりiPad Airは98,800円スタートなので、かなり値段の差はあると。
しかも、これドルの価格でも上がってはいるんですね。
以前のiPad Proのスタートのモデルは799ドルだったのが、今回999ドルになっていると。
ドルでも200ドル上がっているんですが、200ドルの上がりが以前の799ドルの時は124,800円だったのが、
今回999ドルで168,800円、要するに200ドル上がっただけなのに、日本円では4万4千円上がってしまっていると。
ということで、円安の威力、円安のダメージは大きいということですね。
150円、いつもの150円というか、税込みで165円換算でも、それ以上に上がってしまっているということなので、
全体に円安が、999ドル全体に円安がかかってしまっていて、かなりダメージが来ているのかなというふうに思われます。
あと変わったところとして、命名規則が今回から変わりまして、今までは大何とか世代という命名方法で呼ばれていたので、
最新のものは12.9インチiPad Pro第6世代と、11インチiPad Pro第4世代と呼ばれていました。
11インチのiPad Proは出るのが遅れたので、世代数が2世代ずれています。
それが今回から13インチiPad Pro M4と、11インチiPad Pro M4とチップ名で呼ぶようになったということになっていますね。
こちらの、今までどういうふうに呼ぶかというのは、Appleのプロダクトにも揺れてはきているんですが、
今回からチップ名で呼ぶのがわかりやすいのではないかということになったのかなと思います。
実際その大何世代と言われても、いつのだよという感じはしていたので、iPhoneとかだと毎年1モデル出て、12、13、14、15ときているのでわかりやすいですが、
そこはこういうふうにチップ名で行くというふうになったのかなと思います。
あと、iPad Proの売りとしては、ProMotionという120kHzの画面のリフレッシュがありまして、
こちら、違いが大きいところがiPad AirとProの違いなんですね。
要するにAirはProMotionがなく、ProだとProMotionがありますと。
これ120kHzで、ProMotionがないと60kHzの更新になると、要するに1秒間に画面が60回切り替わるということで、
ただそれだけあれば十分じゃないかと思われると思うんですが、
一回そのProMotion、120kHzの画面の更新に慣れてしまうと、特にスクロールの時などにやはりちょっとガタツキが気になってしまうことがどうしてもあって、
これが若干の懸念点。iPad Airも完璧なデバイスであるんですが、そこはちょっと懸念点かなと思います。
ProMotion、ありとなしを比較するにはiPhoneを使っている方であれば、
低電力モードにするとそれがオフになるので、それをオンオフに切り替えてみて、違いをすぐ体験してみることができるのかなと思います。
ということで、iPad Pro M4新型のモデルについてでした。
あと、このナノテクスチャーガラスなんですけれども、こちら1TB以上のモデルということになりまして、
例えば13インチのものだと34万円からというふうになって、
ナノテクスチャーガラスのオプション自体は1万6000円程度なんですが、
1TB以上のモデルということになると34万円弱からということで、かなり高額になってしまうんですが、
ただ、これはかなり良いと思います。
というのは、まだiPadの現物は見ていないんですが、
スタジオディスプレイであったり、プロディスプレイXDRで確認している限りでは、
かなり感触も良いですし、見た目も素晴らしいので、このオプションはぜひつけたいというところです。
ということで、今回はiPad Pro M4の速報でした。ありがとうございました。
08:22

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