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  2. #7 AIの会話に共感性は必要?
2025-09-01 06:46

#7 AIの会話に共感性は必要?

GPTの共感性が薄れた? 美少女AIコンパニオンが流行? 世の中では「AIに共感を求める動き」が拡大中。でも私はあえて客観性重視。あなたにとってAIは友達でしょうか? それとも思考を支える壁打ち相手でしょうか?

サマリー

AIとの会話において共感性が必要かどうかについて考察されています。AIを利用する目的や期待される役割について、多様な意見が示されています。

AI会話の共感性
はい、みなさんこんにちは。ヨンイチのちょっとお仕事が変わる話へようこそ。この番組をお届けするのはヨンイチ。これまでITコンサルティングの経験をもとに、普段の仕事が少し変わる働き方やAIアプリなどのちょっと役立つヒントをお届けしています。
今日のテーマは、AIの会話に共感性は必要、です。
生成AIというと、やはり一番有名なのはChatGPTだと思います。
こちらのChatGPT、最近モデルがバージョンアップしました。バージョン5ですね。
こちらにバージョンアップしてから共感性が減ったというふうに感じる人が増えているとのことで、GPT-4.0の方が人間ぽく会話に暖かみがあったということで、
SNSで発信されている方とか、そういった方もいらっしゃるようです。
一方、話題になったのはXのグロックというAIですね。
こちらは美少女AIコンパニオンが登場して、あたかもキャラクターと会話しているような気分を味わえるというところで、結構こちらも注目を集めました。
実際の調査データの裏付けがありまして、アメリカの従来の方々向けの調査では、72%がAIのコミュニケーションを利用したことがあると答えていて、そのうち3分の1は感情的な交流を目的にしているという回答があったそうです。
またMITの調査でも、孤独対策やメンタルの支えとしてAIを活用する人というところが確認されているそうです。
もはや世の中においては、AIは壁打ちツールというよりは、一緒にいてくれる存在、気持ちをわかってくれる相手として期待しているそうというのが確実に存在しているということが伺えます。
実際皆さんはどうなんでしょうか。私の考えで言うと、あまりAIに共感を求めていなくて人間らしい回答をされると、逆に自分は引く方ですね。
あくまでも自分からすると、AIって言葉を組み合わせてそれっぽいことを話すという存在にしか思えていないので、あくまでも考えを整理してくれるパートナー、コメントしてくれるパートナー、調査をしてくれる人というところでは信頼はするわけですけれども、人間性はそこには求めていないんですよね。
仕事とかアイデアとかを壁打つ相手としか見ていないです。だから結構欲しいのは、どちらかというと冷静な指摘だとか客観的な視点、あくまでも引いたスタンスでどう見えるかというところを答えてほしいというふうに考えています。
人間らしいところはやっぱり人間がいいというところなんですよね。なので、AIが客観性を持たず、要はその共感をしてくれるというスタンスになってくると、逆にその客観性が揺らいでしまうような気がするんですよね。
人間の会話だと、もちろんわかりますかとか、なるほどですね、みたいなところをお話ししていただけるとすごく嬉しいんですけれど、自分は逆にAIにそういうお話をされると、逆に気持ち悪く感じてしまうというところです。
なので、私の場合は共感性よりも客観性の重視というところですね。もちろん別に共感性がいらないとは思ってはいないです。ある程度のコミュニケーションとしてスムーズな感じにする上で、そういう問題で伝えてくれるというところは嬉しいんですけどね。
ただ、世の中のニーズというところでいうと、多くの人はAIに温かさというところを求めているということなんでしょうね。
今でこそまだ分かっている人、利用できる人が結構AIを使ってというふうな時代ではありますけれども、これがあらゆるアプリだとか、コミュニケーションがAIが対応してくるようになってくると、友達がAIですというお子さんとか若い世代というのが出てきても全然驚かないのかなというふうに考えています。
むしろデジタルネイティブ世代にとっては、生きている人は生きている人として良いけれども、やっぱりAIの方がより分かってくれるだとか、胸の調を伝えることができるという人たちが結構自然なところになってくるのかもしれないですね。逆にコーチングだとか精神分析とかされている方とかはお仕事が減ってしまうのかもしれないし。
客観性の重視
これちょっと間違うと、かえってネガティブなところを強さする立場にAIが成り得てしまうというところが一つ怖い点でもありますね。
このあたり、結局AIをどう使っていくか、人と一緒で自分たちの構想のコミュニケーションというところを取る相手というのをどう考えるかというものになってくるのかもしれないですね。
皆さんはどのような立場としてAIをお使いいただくことになっていくでしょうか。どんどんこれからもコミュニケーションが変わっていくところかなというところになります。
皆さんは、AIは友達なのか、壁打ち相手なのかというところを改めて考えてみていただけると面白いかなと思います。
今日のテーマは、AIの会話に共感性は必要ということでお伝えをしていました。
世の中的には、どんどん共感してくれるAIコンパニオンが広がっているというところでありますけれども、私自身は客観性というところを重視していますよというところでお話しさせていただきました。
もし、今日の内容が少しでも考えるきっかけになった、面白かったと思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、いいねやフォロー登録をしていただけると嬉しいです。
次回もまた、ちょっとお仕事が変わる話を一緒にしていきましょう。
にょーいちでした。
06:46

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