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アメリカの最先端のスタートアップというのがどういうことを考えていて、何を目指していて、どこに日本との差分があるのかというのを、
シリコンバレーに席を置くベンチャーキャピタリストならではの視点で具体的に書いてくれているので、勉強にもなるし、面白いなという。
こんにちは、りょかつです。
今日もマイ・ベスト・ブックスでは、ゲストのストーリーとともに一冊の本を紹介します。
今回の一冊は、シリコンバレーのVCは何を見ているのか。
シリコンバレーで活躍する著者が語る最新テクノロジーが学べる一冊です。
ゲストはワンキャリアの取締役でありながら、転職の思考法、天才を殺す凡人など、次々とベストセラーを生み出す作家でもある北野唯我さん。
シリコンバレーの最新の情報を詰め込んだこの一冊から、シリコンバレーの先進的な事象の背景にあるカルチャーまで、唯我さんならではの視点で踏み込みます。
皆さんがイメージするであろうシリコンバレーのイメージから、さらに進んだ現在の姿に驚くだけではなく、
その背景にある日本とは異なる文化に驚き、刺激を受ける回になるはずです。
イベントで著者の山本さんと対談の機会を持ったことで、
この本を読み始めたという唯我さん、めちゃくちゃ面白かったと語るその本には、
GAFAやデスラモータースなど世界を代表する企業の今が具体的に描かれているそうです。
数年前までアフターデジタルっていうね、数年前から出たアフターデジタルっていう本が相当売れたと思うんですけど、
それのシリコンバレーバーみたいなイメージを持つとわかりやすいかなというふうに思っていて、
今アメリカの最先端のスタートアップっていうのがどういうことを考えていて、何を目指していて、
どこに日本との差分があるのかっていうのを、シリコンバレーに席を置くベンチャー・キャピタリストならではの視点で具体的に書いてくれているので、
勉強にもなるし、なんかこう面白いなっていうふうに思っています。
グーグル、アップルなど、誰もが知っている企業の強さを新たな視点を持って伝えていくこの本で、
ユイガさんが一番面白かったと語るのが、テスラモータースのエピソード。
ところで皆さん、テスラモータースはご存知でしょうか。
テスラモータースというのは、テスラモータースのエピソードについて、
テスラモータースのエピソードについて、
テスラモータースはご存知でしょうか。
イーロン・マスクが所長の電気自動車の会社でしょ。
イーロン・マスクが所長の電気自動車の会社でしょ。
そう思った人は、作者の思う壺です。
そして、テスラモータースを自動車以外の会社だと認識した先に、
新たな試算価値と、テスラモータースが見せてくれる未来の新たな側面が見えてきます。
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テスラモータースってみんなハードの会社、すなわち自動車の会社だと思っているけど、
本質的にはソフトの会社であって、
ソフトの会社っていうのの特徴っていうのは、
アップデートし続けるっていうことだと思っていて、
ハードの会社は例えばわかりやすく言うと、
一番わかりやすいのは例えば家具とかって、
買った瞬間が一番試算としてのピークで、
基本的にはどんどん試算が下がっていくと思うんですね。
価値が下がっていくと思うんですけど、
ソフトウェアの会社っていうのは、
基本的にむしろどんどんアップデートしていくんで、
価値が上がっていくっていう。
だからテスラモータースっていう会社を、
いわゆる日本の企業とか、
日本の人っていうものは、
割とハードの会社として見ちゃうんで、
今例えばね、
なかなかエンジンの性能が低いとか、
自動車としての性能が低いっていうふうに
判断しちゃうんだけど、
でもアメリカの人っていうものは、
ここからテスラが描いている世界観。
例えば、わかりやすい例で言うと、
この本にも書かれてるけど、
自動車って1日で稼働している時間が、
本当に数パーセントしかない。
その残っている数十パーセントっていうものは、
使って勝手にタクシーを運転してくれて、
お金を稼いでくれる。
そういう世界観をテスラが描いている
みたいな話になったときに、
日本人的な感覚で言うと、
ハードとして見ちゃって、
今全然不完全だから微妙っていうふうに
思うかもしれないけど、
アメリカ人とか、
そういうシルコンバレー的な考え方からすると、
これからアップデートしていく、
その未来に対してテスラモータースの
あれだけ高い自家装甲が付いてるんだなっていうのが、
わかりやすく整理されていたんで、
そういうふうに思っています。
さらにユイガさんは、
イノベーティブな事業を生み出す、
シリコンバレーの土壌を作る、
カルチャーの部分に踏み込みます。
やっぱりクローズドなコミュニティと
オープンなコミュニティっていうものの使い分けが
アメリカはすごい上手だなっていうのを
この本を読んでて思っていて、
アメリカって何となくオープンな世界で
いろんな移民の人がじゃんじゃんじゃんじゃん入ってきて、
なんかウェルカムな感覚を持つかもしれないけど、
この本の中で言うと、
シリコンバレーってのは実はめちゃくちゃ
クローズドだっていう話で、
例えばシリコンバレーに海外から警察が来て、
テクノロジーを教えてくださいみたいなのを言っても、
ぶっちゃけ一元差のお断りというか、
本当のところは見せないみたいなことを聞かれていて、
それはアメリカはすごい上手だなっていうのを
思ったんですよね。
だから、ガーファーって何であれだけ
大胆な思想とか発想ができるかって考えた時に、
やっぱりガーファーとか
そういうシリコンバレーの人たちが
自分たちのコミュニティを作る、
そういうコミュニティを作るというのは
やっぱりガーファーとか
そういうシリコンバレーの人たちが
それぞれのクローズドなコミュニティを持っていて、
そのコミュニティ内で最先端の話とかを
多分交換し合ってるんだなと思ったんですよ。
考えるときに、今世の中って
Googleが発展することによって
どんどん情報が多いっぽいなってると思うんですけど、
もちろんそれはそれで重要なんだけど、
でも一方で超クローズドな
コミュニティとかってのを持ってる人の方が
強いんだろうなっていうのを
この本を感じてすごく感じたときに。
サービス経営とかプラットフォームとか
そういうことですね。
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サービス設計とかプロダクト設計においても
ここで書かれてることっていうのは
日本でも適応できるなっていうのを思ったっていう。
そういう意味ですごい面白かったですね。
ユイガさんは実際、
最近オンラインサロンを始めたそうで、
このクローズドなコミュニティの
重要性を感じているそうです。
情報発信を不特定多数にできるソーシャルメディアが
何年も流行して普及する今、
バズ、フォロワー、インフルエンサーといった言葉が
もてはやされることも多いですが、
果たして多くの人に受け入れられる
当たり障りのない情報の価値は
どれくらいあるのでしょうか。
クローズドにやりとりされる情報の価値も見落とさず、
幅広い人へ向けられた情報と
クローズドな情報を使い分けて
共に大事にできる人こそ
情報通と言えるのかもしれません。
Gメールでメールを送り、
アマゾンで買い物をし、
iPhoneをポケットの中に戻す。
私たちが普段触れている
ウェブサービスを見てみると、
その多くがシリコンバレーで
生まれたものだったりします。
ではなぜシリコンバレーばかりが
人々の暮らしを変える
新たなプロダクトを作れるのでしょうか。
日本とは一体何が違うのでしょう。
シリコンバレーはなんか
俺の感覚で言うと
これは山本さんっていう方も
おっしゃってたんだけど
やっぱり研究とかテクノロジーというものと
極めて近い場所にあるっていう
だからテクノロジーとか
新しいものの技術っていうものを
どうやってビジネスに使うのかっていうのが
すごい近い領域で
近い場所で話し合われている
っていうのが結構強いんじゃないかと
一方で日本だとやっぱり
テクノロジーとビジネスっていうのは
ちょっと分断されちゃっていて
技術やってる人は技術だけ
みたいなビジネスやってる人は
ビジネスだけっていう風になってるんじゃないか
っていう意見が出て
それはある程度あるのかなと
そういう人たちが
たった一人だと
バカにされたりするかもしれないけど
でも右にはイーロン・マスクがいて
左にはジェフ・ベゾスがいてみたいな
でちょっと前まで
スティーブ・ジョブズいたりしてたら
宇宙とか地球のこととか考えてても
いやでもあいつも考えてるぜ
みたいになるっていうのは
なんかあるんじゃないかなと思うけどね
さらに由井賀さんは
この話題でも一歩踏み込みます
テクノロジーとビジネスが近くにあること
間近に分かれている
宇宙規模で未来を考えられるスターがいること
それらの環境とは別に
ビジネスの仕組みや
個々人のリテラシーにも差があると
お話しされています
日本の財務の考え方とか
いわゆる伝統的な経理の考え方とかって
PRとかPBRって言われる
短期的な営業利益とか経常利益をもとに
自家製服を考えるみたいなのが主流だと思うんですよ
昔はそれでよかったと思うんですけど
今はもう明らかに伸びしろとか
どっちでもいい
どれくらいこれから事業が伸びていくかっていう方で
自家装が決まるし
事業価値が決まるんで
だから日本のいわゆる
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PLみたいなものが
ちょっと遅いっていう
遅れてるっていうのもあるなっていうのは思うけどね
サイバーエージェントの藤田さんが
何かのメディアでおっしゃってて
格言オブ格言だなって僕は思ったのは
経営の一行目に乗せたいなって
僕はすごく思うんですけど
経営とかの本のね
サイバーエージェントさんが
アベマプライムに投資してるじゃないですか
あれをメディアは赤字って言うと
赤字じゃねえと
投資だと
それ全然違えんだっていうことをおっしゃってて
これはもう格言だなって
僕はすごい思っていて
やっぱり事業を作ったことない人とか
何か経営をやったことない人って
あれを赤字って確かに呼ぶと思うんですけど
でもどう考えても赤字と
アベマって違うじゃないですか
あれは投資なんで
未来を作るための
なのでやっぱり
赤字と投資っていう概念を
日本のビジネスパーソンが
理解してる割合が
ちょっと低いっていうのもあるのかなと思いますね
ビジネスリテラシーが
こんなに高くないというか
っていうのも問題かなっていうのもね
ああ
読まずに本の内容が全部分かったらいいのにな
そんなことできるわけな
ああ オーディオブック
オーディオブックなら読む必要な
はい 本を読まずに聞きます
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この本を紹介するにあたって
どういう人にお勧めしますか
と聞いたところ
ゆいがさんは後悔してくださいました
この本はですね
アフターデジタルを読んだ面白かった人は
多分面白いと思いますね
アフターデジタルを読んだ面白いって思う人っていうのは
今テクノロジーとかに興味ある人とか
あとはビジネスの体育センターにいる人とかは
面白いと思うんですよね
この本の中にはシリコンバレーの現状を紹介しながら
ビジネスやテクノロジーで
新たな時代を生き抜くための
考え方が詰まった本だと思いました
この本によってVCの視点を手に入れ
ゆいがさんのように
思想からさらに一歩
その背景や
あるいは日本でのビジネスに
活かせる点を考えてみれば
ただのシリコンバレーにまつわる知識ではなく
これからの未来を生きていくための
ビジネスやテクノロジーを
生き抜くための
知識を獲得できると思います
今回はワンキャリアの取締役でありながら
転職の思考法
天才を殺す凡人など
次々とベストセラーを生み出す作家でもある
北野ゆいがさんを迎えして
シリコンバレーのVCは何を見ているのか
をご紹介しました
お相手は旅立ちでした