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2024-11-12 34:16

元スウェーデン代表選手による基礎講座【フェンシング】

【#292】

せっかくスウェーデンにいるから、とゲスト探しをしたところ大変な大物が釣れました!


ゲスト:加勢路敏さん

ご友人のフェンシング教室:「kfencing」

https://kfencing.net/


【フェンシング】

経歴えぐい/スウェーデン代表!/ワールドカップ3位!!/フェンシングと勉強以外やってない/オリンピックは?/フェンシングの3種目/エペ/フルーレ/サーブル/種目転向/スウェーデンでの普及率/はじめたきっかけ/ツラいあるある/防具って臭くなる?/趣味病/今もやってる?/趣味の目標/始める前にやること/デンプシーロールは効果的? むしゃラジ!の⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠SNSはこちら ⁠⁠⁠ https://linktr.ee/musharadio⁠⁠⁠ 番組に出演してくれるゲストを募集しています! 「出演したいです」とだけメッセージくれれば応募完了です。 【ご応募はこちらから】 ⁠⁠⁠musharadio@gmail.com⁠⁠⁠ 【番組概要】 むしゃむしゃラジオでは、毎回ゲストをお招きして趣味のお話を聞いています。 どんな趣味でも、浅くても深くても、新規でも古参でも、細客でも太客でも趣味の楽しみ方は十人十色で千差万別。 新しい趣味の入り口を知ることで、日々の解像度がちょっとだけあがる番組です。 X(旧Twitter)で #むしゃラジ をつけて感想・コメントをお願いします! 📢毎週火曜日、金曜日、に配信!




サマリー

スウェーデン出身の加瀬ロビンさんがフェンシングの魅力や自身の経歴を語ります。特にエペに焦点を当て、ルールや種目の違いについて詳しく説明しており、フェンシングへの情熱が伝わってきます。このエピソードでは、元スウェーデン代表選手がフェンシングの競技ごとの違いや練習の辛さ、また普段の洗濯事情について話します。さらに、フェンシングを続けることのストレスや趣味としての楽しみについても掘り下げています。元スウェーデン代表選手によるフェンシングの基礎講座では、選手の維持努力に加え、フェンシングを始めたい人々へのアドバイスや身体能力の重要性が語られます。また、格闘技との共通点を通じて、フェンシングの魅力が再確認されます。元スウェーデン代表選手がフェンシングの基礎について解説し、関連するドラマやイベントについても言及しています。

ゲスト紹介と経歴
こんにちは、趣味を何でもむしゃむしゃDJいしかわです。むしゃむしゃラジオでは、毎回ゲストをお招きして、趣味のお話を聞いています。
新しい趣味の入り口を知ることで、日々の解像度がちょっとだけ上がる番組です。少し前のVlog回でもご紹介していましたが、先月、スウェーデンストックホルムに仕事の出張で行っていました。
せっかく初めてストックホルムにいるということで、なんとかスウェーデンでゲスト探しできないかなというところで、知り合いの手を伝ってゲストに出演していただくことが叶いました。
というわけで、おそらくむしゃラジのゲストの中で一番遠いところがね、サウジアラビアから更新されました。スウェーデンからのゲストが登場です。
どんなお話が聞けているのでしょうか。それでは本日もいただきましょう。DJシカーのむしゃむしゃラジオ。
さっそくゲストをお呼びしましょう。今回のゲストはこの方です。ストックホルム在住の加瀬ロビンと言います。ロビンさんよろしくお願いします。よろしくお願いします。
なんと今回はストックホルムの音楽教室をキーステーションにお送りしております。
急遽、どなたかストックホルムにせっかく僕今来てるんで、どなたかゲストに出ていただける方いないかなって言ったら、事前に紹介をしていただいて、ロビンさんに快諾をいただいたということで、ありがとうございます。
今日初めましてをして、まだ15分前とかに初めましてをしたばかりなんですけど、ロビンさんってどういう方ですか。簡単に自己紹介いただいてもいいですか。
はい、そうですね。僕はストックホルム在住で、一応ハーフなんですよね。母が日本人で、父が厳密にハンガリー人ですけど、スウェーデン国籍の人で、僕はスウェーデン生まれでスウェーデン育ち。
では、幼い頃からしょっちゅう日本に行ったりして、日本に留学した経験もあり、妻も日本人なので、家ではいつも日本語を話している感じですね。
日本語ってどのタイミングで覚えられたんですか。最初からお母様に育てていただいていた時から日本語を。
そうですね。なので、僕は日本語だと思ってますね。
職業としてはエンジニアで、組み込みシステムのエンジニアって言うんですけど、そういう電気回路とかニッチなもののプログラミングとかやってますね。
スウェーデンの企業なんですか。
そうですね。僕はプリのコンサル担当として、いろいろクライアントの仕事を引き受けたりするんですけど、現在はエレクトロラックスっていうスウェーデンの家電メーカーさんで仕事してますね。
なので、趣味の範囲の中にも電子工作とかプログラミングとかもありますけど、それ以外にもテレビゲームとかアニメ鑑賞とか、あとはフェンシングとかキックボクシングとか、いろいろ幅広いと思うんですけど、
最近はもう子供が小さいのが2人いるので、なかなかあまり趣味に費やす時間っていうのは結構限られている現状ですね。
フェンシングへの情熱
ちょっと今日どの趣味のお話が聞けるのかなっていうのをめちゃくちゃ楽しみなんですけれども、今もうちょっとヒントは出てたじゃないですか、今日お話しいただけるロビンさんの趣味って何ですか。
そうですね。なので、その中で何かを選ぶっていうと、やっぱり僕の場合フェンシングにした方がいいのかなと思って。
ありがとうございます。僕はまさにフェンシングのお話が聞きたいなって思ってました。
この番組は趣味をお伺いする番組なので、すごい日本でも有名なイラストレーターさんに出ていただいた時も、イラストの話じゃなくてその人が好きなトランスフォーマーの話を聞いたりとか、
お笑い芸人の方が出ていただいた時に、そのお笑いの話じゃなくてゴルフの話を聞いたりとかしてしまってるんですね。
ある種もったいないなって思いつつ、今日はロビンさんにはフェンシングの話を聞きたいなって思ったんですけど、誘導をしないようにしようと思って、でもありがとうございます。
すごいフェンシングの経歴をお持ちなんですよね。
そうですね。若い頃、6歳ぐらいの頃に始めて、今32歳なんですけど、一応やってはいますけど、
経歴としては16歳の頃からかえって17歳以下のナショナルチームとかに入って、17歳の頃は17歳以下のカデっていうカテゴリーなんですけど、その世界選手権で2位になって、
その後、聖殿代表っていうのは10年ぐらいやってて、一番ピークの時は2015年ですけど、ワールドカップで3位になって、シニアワールドカップで。
それはもう世界で3番目にフェンシング上手い人っていうことですよね。
その日はそうでしたね。
すごいね。
年間ワールドカップって8回ぐらい試合があるんですね。ワールドグランプリも含めて。そういう大会っていうのが年間やってたって、
そこでは世界中みんなトップの選手全員行くんですけど、その中の1個の大会でその時3位だったっていう感じですね。
もう想像を絶するようなフェンシング付けの日々を過ごされていたってことですか。
そうなりますね。
でも、分部両道でやっていましたよね。
なので勉強とフェンシング以外あんまりやる時間はなかったし、友達と遊ぶっていうことはあんまりやってなかったですね。
そうなんですね。
フェンシング仲間が友達になって組み合わせられたんですか。
そんな感じですよね。
世界で3位レベル、国際大会で取られるっていうことは、オリンピックとかも視野に入っていたっていうことですか。
そうですね。当時現役はそうですね。そういうのを目指していた。
ヨーロッパの、僕はスウェーデン代表なので、ヨーロッパの枠でオリンピック出るってすごい狭きもんで厳しいんですよね。
世界ランキングが10位以上であっても出れるかどうかっていうのは確実ではない、それぐらい狭いもんで。
でもその中で最終予選とかも僕は出て、オリンピックを出るのはそういう意味では目指してましたけど、出れてはいないですね。
種目とルールの違い
めちゃくちゃすごいですね。
日本ではここ数回のオリンピックでやっとフェンシングが注目されるようになってきたかなっていうぐらいのレベルで、
僕も大学の時に体育の授業でちょっとだけやったことがあるんですね。
だからなんか本当にわずかながらの単語しか覚えてないんですけど、
ラスタンブレーみたいな感じのとか、ユンドゥっていう技があったなとか、そういうことしか覚えてないんですけど、ちょっとだけかじったことがあります。
フェンシングって本当初歩的な質問になっちゃうんですけど、
みんなのスーツ、白いスーツを着て、あれか剣先が当たったらチェックが機械的になるみたいなことですよね。
そうですね。フェンシングにも種目が3つあって、フルブレとエペとサーブルですよね。
硬さが違うみたいなことでしたっけ?
そうですね。硬さも違いますし、長さも違いますし、重さも違いますね。
あとルールも全部違いますね。
ルールも違うんですね。
僕がやってるのはエペなんですけど、
聖伝でも一番メインなのがエペなんですけど、大体すればやっているのはエペっていう種目でして、
あと世界中でも一番大きなのはエペなんです。
エペっていうのはもともと血統で使われてた剣ですね。
ルールもシンプルで、全身どこをついてても剣になって、剣先がボタンみたいになってて、そのボタンが750gの力で押されると電気が通ってランプが光るっていう感じ。
もし相打ちだった場合、2人とも同時についたらランプ2つついて、2人とも点をこすってもらうんですね。
ランプが1個だけだったらそのランプついたら点をもらうっていう、非常にシンプルでわかりやすいルールですね。
それ以外のフルーレっていうのはもっと短い剣で、胴体しかつかないと点にならない。
優先権っていうのがあって、相手が攻撃してきたら自分はパレットで剣を叩いて避けて、その後に打ち返さないと優先権がないとか、攻撃をし始めた人は常に優先権を持っているとか、
そういう複雑なルールがあって、素人が見ると結構難しいんですよね。
僕が見てても分からにくいので、僕でも難しいです。
ちなみにフルーレっていうのはもともとはエペの練習剣だったんですね。
なので、例えば生徒と先生がフェンシングの練習をするっていう場面で、胴体をつく練習をする。
なので胴体がつかなきゃいけない、そこが有効範囲だと。
で、必ず剣を避けなきゃいけないっていうルールっていうのはそういうところから来てるんですね。練習剣だったり。
で、3つ目の種目がサーブルですね。
サーブルは切ってもついてもいいんですよ。
切るっていう動作が早くて。
そうですね。もう刀で切るみたいな感じの。
片手で持つんですけど。
上半身が有効なんですね。なので下半身は切ったりついてしても手にならないと。
フルーレと同じ優先権のルールがあって、やっぱり攻撃し始めたら相手はそれを剣を避けて返さないといけない。
サーブルの場合はもともと騎馬戦とかで使われてた剣。
由来なのでこういうルールになったんですね。
要は上手に乗ってるから足切っても手にならないっていうのはそういうところから来たり。
あと攻めた方がいいっていうのは、騎馬戦って言うとやっぱり戦いなので、団体戦なので。
攻めてる方が有利なので、やっぱり下がってる場合はちゃんと避けて返さないとダメだよね。
ルールに歴史があるというか、ちゃんとストーリーがあるの面白いですね。
ストーリーがありますね。
例えば柔道とかだと、体格によってもともとの何キロ級から上に上がったり下がったりとかっていうのがあると思うんですけど、
エペをやっていてフルーレになったりとかサーブルになったりとかっていうするパターンっていうのはあるんですか?
いや、今はなくはないですけど、かなり早い段階で変えないとダメですよね。
なので最初フルーレやってそのうちエペに転向するっていう選手はいますし、
例えば日本で言うと有名なミノベさん、ミノベ選手、今回オリンピックで行きかけられとって前回の東京オリンピックにも決まる、彼もそうですよね。
もともとフルーレやっててその後エペに転向したっていう人です。
かなり若い頃に転向はしているんですけれども、転向した後はガチでエペ1本でやっていかないとっていうのはありますよね。
でもどちらかというとそういう種目を変えることは稀ですね。
世界中で見ると、ヨーロッパではほとんどは決まった種目をずっと突き通すっていうのが一般的ですね。
フェンシングの競技の違い
じゃあもう同じペンシングって括りとはいえ、もうそれぞれ3つ別々の競技みたいな感じの感覚で考えた方がいいんですね。似てる側としては。
そうですね。
違うスポーツにしては似てるなぐらいの感覚なんですかね。
そうですね。僕からしてみたらもう全然似てないと思っちゃうんですけどね。
例えばサーブルとエペとか見比べると、いやもうボクシングとテコンドぐらい違うんじゃないかっていうぐらい結構違うと思いますよね。
そうなんですね。
なるほどね。
あんまり詳しくない人からすると、オリンピックでもペンシングって一括りだったりとかするから、どう違うのかなって分かってなかったんですけど、めちゃくちゃ分かりやすい説明で。
今もうすぐ見たいですもんね。
すごい小さい頃から始められてたとおっしゃっていたので、始めたきっかけをお伺いしたいんですけど、わりとスウェーデンでは習い事としては一般的な感じなんですか?
いや、全然一般的じゃないです。日本と同じぐらい稀だと思います。
日本でペンシングを小さい頃から始めるっていうのと感覚は似てる感じですか?
そうですね。小さい頃から始めるっていう意味では日本の方がもっと稀かもしれないですよね。
日本だと始める人のほとんどは部活とかで始めると思うので、ただ始めるきっかけとか人口の割合とかって言ったら多分同じぐらい稀なのかなって思いますね。
練習の辛さと洗濯事情
日本で言う剣道ほどやってたことがある人が多いよって感じではない?
普通はないですね。
それはロビンさんがやりたいって言って始めたんですか?それとも親御さんが習い事としてどうだみたいな感じだったんですか?
僕の場合は兄がもともとフェンシングやってて、彼が当時スウェーデンのジュニアの代表とかやってたりしてて強かったので、
それできっかけで自分もやってみたいなみたいな気持ちで始めたっていう流れですかね。
フェンシングにおいてはやっぱり家族で誰かがやってるっていうパターンが多いですよね。
その影響を受けてとか、かっこいいやってみたいみたいな気持ちがあったんですか?
そうですね。6歳の頃そこまでかっこいいと思ってなかったと思いますけど、
まあ兄ちゃんがやってるし、なんか強いらしいし、自分もやってみたいなってそんな気持ちですよね。
フェンシングの練習で辛いことがいっぱいあると思うんですけど、マスクとかもあったりとかすると思いますし、練習で辛いあるあるみたいなこととかってあったりするんですか?
練習で辛いあるあるは特にないですね、僕は。
痛いとかそういうのなくて、どのスポーツもやっぱ体力的なスタミナを鍛えるとか、フィジカルトレーニングとかそういうのは自然と辛いですよね。
そういうのが一番辛いところですかね、辛いと言えば。
僕が思うのは一番辛いのっていうのは競技をやるというよりも何かをずっとやり続ける。
たぶん週2部練を週6回、1日2部練を週6回、それを継続的に何年も続けるっていうのは簡単なことではないと思いますよね。
しかもその中で勉強をほるさかにしないとか、全部のライフスタイルを作り上げるのが一番疲れるし、きついですよね。
続けるのが大変という意味ではフェンシングもある種、こういうポッドキャストとかもそこが一番ネックになるというか、人がくじける部分なのかもしれないですね。
そうかと思います。
日本の剣道って聞くと防具が夏の練習とかで臭くなるみたいなイメージがあったりするんですけど、フェンシングってそういうのあるんですか。
フェンシングも使ってたら防具は臭くはなるんですけど、普通に洗濯できるので、聞いた話だと剣道の防具ってそこまで洗えないんですよね、洗濯機とかで。
フェンシングの防具は基本洗濯機で洗えるので、ちゃんと洗濯してる人はあんまり臭くないですね。
そんなイメージはあって、どっちかというと、こんな比べ方をしたら剣道をやってる方に申し訳ないんですけど、どっちかというと剣道よりフェンシングの方がシュッとしていて、
ちょっとクールな感じもするから、防具が臭いイメージはないけれども、でも防具っていう意味では剣道と似てるからそういう似てるとこあるのかなと思ったんですけど、なんか安心しますね。
良かった、イメージ通り。
でもスウェーデンとかヨーロッパだとあんまり洗濯しない人が結構いるので、こっちの方が臭いですよ。
日本人の方が結構頻繁に洗濯するので、あんまり言わないですね。
今回初めてストックホルムスウェーデンに来て思ったのは、めちゃくちゃ思ってる以上にめちゃくちゃ乾燥しているなって思ったんですよ。
僕が泊まってるホテルとかも喉が乾燥しすぎて目が覚めちゃうみたいなことがあって、2日目からは濡らしたタオルを椅子にかけて少しでも湿度を持ってやってたら、朝起きたら本当にゆるくしか絞ってないタオルがパリパリになってるぐらい乾くから、
こんだけの湿度があったら防具乾かしても洗ってもすぐ乾くから良さそうだなと思いますけどね。
それもあってスウェーデンの人は洗う量も洗濯する量が少ないのかなっていうのもありますよね。
なので3,4回ぐらい防具使って練習したからってそんなに臭くならないと。
なので日本人とかも練習1回使ったらとりあえず洗おうっていう習慣がついてて、こっちはもう何回も使っても大丈夫だと。
それがどんどん続いていっちゃうんですね。1週間、2週間、3週間とか。
そうしたらもう結構臭くなってるっていう。
ですから、こんだけ臭くなったらさすがに洗おうっていう風になる。
臭くなっても洗えない剣道に比べたら洗えるぜっていうので。
まだ良いですね。
趣味としてのフェンシング
そういうのがあるんですね。
職業病っていう言葉が日本ではよくあるんですけど、ついつい仕事のことをプライベートアイドルも考えちゃうみたいな感じのこと。
趣味病もあるかなと思っていて、この趣味に侵されていると。
例えばアイドルが好きな人は、アイドルには一人一人色があったりとかして、メンバーカラーみたいなのがあるから赤、黄色、青とかね。
自分の好きなメンバーが青だったりとかすると、何でもない関係ないものを選ぶときも青を選びがちになっちゃうとか。
そういう趣味に影響された思考みたいな感じのことってあると思うんですけど。
フェンシングをやっていて、ついついフェンシングの感覚でやってしまったみたいな感じのこととかってあったりするんですか?
遠くのリモコンを取るときにフェンシングの踏み込みで。
それはさすがにないですね、あまり。
でも僕が一番苦戦したのが、車の免許を取ることなんですよね。
何年も前ですけど、すごい時間かかったんですよ。
フェンシングって、僕が教わったのは、とにかく視点を相手の肩、胸あたり、胸筋あたりに固定しろと。
それは相手の距離をずっと測って、視点がいろんなとこ、ピントをいろんなとこにずらしたり、手見たり足見たりいろんなとこ見ると、距離が分かりにくくなる。
一番大事なのは距離なので、視点を肩に固定して、それ以外のものを見ない。
自然と視野には入ってくる。
それに徹底して何十年もやっていたので、車の運転をするときは、それが癖でいろんなとこ見れなかったんですよ。
だから標識が来ても見えないんですよ。
ピントが遠くの一点だけに固定されているので、いろんなとこをキョロキョロキョロキョロ見るっていうのが僕はできなくて、それがすごい慣れなくて大変でしたね。
すごいトップアスリートっぽいエピソード。かっこいいですけど、でも確かに苦労しそうですね。
じゃあ、こうやって対面で今日お話しさせていただいてますけど、人と話すときも癖みたいな感じで、肩見ちゃうみたいなこととかっていうのはあるんですか?
それはさすがにないです。
それはないんですね。
運転のときがそうだったってことなんですか?
そうですね。やっぱり集中してるから、集中すると、やっぱり一点に集中するみたいな。
それは本当に趣味病というかフェンシング病なんですね。
そうですね。
面白い。今はフェンシングでやられることあるんですか?
そうですね。今は週2回ぐらい。だから今のほうがもう趣味って感じがしますね。
いや、昔も趣味だったんですよ。定義といえば。お金もらってやってないので。
多分、病気としては趣味を超えてるかもしれないけど、今のほうがもっと趣味的な感覚ではやってますね。週2回運動をするためにやってるって感じで。
それって日本の草野球とかみたいな感覚で、相手いないとできないじゃないですか?フェンシングって。
そうですね。
行ったらフリーでできるようなところがあったりするんですか?それとも当時の仲間だったりとかと、やろうぜみたいな感じでやるものなんですか?
いつもやってるフェンシングクラブがあって、昔から僕はずっと練習してるところなんですけど、
フェンシングクラブは週5回は空いてるので、夜行けば基本誰かがいて誰かと練習する。
ああいう練習会とはいるし、ナショナルチームの人も2人いるので。
それで国内の中では結構強い人たちが集まってるので、それぐらいのレベルで行ったら練習できるって感じですかね。
すごいレベルでの趣味活動なんですね。すごい。
そうなってくると、趣味においても目標とか夢とかってあったりする場合もあるかなと思うんですけど、
のび太さんの中で、このフェンシングを今週2の趣味でやっていく上での延長線上にある、いつかこういうことがやれたらいいなみたいなことって何かあったりしますか。
それはもうないですね。やっぱり自分の目標っていうのはもう現金の時に到達したところなので、
そういう意味で面白さがちょっと欠けてるところありますよね。
自分の現役の自分のピークの時よりは確実に劣ってるし、どんどん向上するってことは僕もないので、
当時より強くなることはないので、残念ながら。
そういう面での面白さがちょっと欠けてる感じはあって、特に長期的な目標があるわけではないんですけど、
最近ここ数年何のためにいつもやってるかっていうと、
最近友達が日本でフェンシングをコーチやってて、毎年夏休み合宿やったりするんですよね。
フェンシング選手の努力
若い若者を集めて、僕を講師として呼んでくれるので、その講師として行く時には僕もそれなりにフェンシングできてないといけないので、
そこでちゃんと恥ずかしくないぐらいパフォーマンス出せるようにっていうのを頑張って一応1年間維持する。
その維持するために週2回定期的にやってるっていうのが一番やってる理由ですかね。
あとはでもそのボーナス的な感じで、合宿のために自分を維持するんですけど、
その過程でやっぱり国内でちょっと試合出たり、選手権出たりするんですよね。
その時に今年も去年も一応2位になってるんですよ、スウェーデン選手権で。
すごい高いレベルで維持してるじゃないですか。
すごい。
なのでこのままあとどれくらいやっていけるかなっていうのと、
今あと息子がいるので、もしも彼が、分かんないですけどね、彼がフェンシングやるかどうかなんて、
もしも彼がフェンシングやるよってなって、もし彼それを続けるっていう風になってたら、
10年後、15年後、もしかしたら一緒に団体戦出れるかなみたいなことが、
そうしたら面白いなって思ったりしますよね。
めちゃくちゃいい運命じゃないですか。
こんなに応援するに決まってるっていうことはないので、
無理矢理するようなことじゃないと思いますけど、僕はもうすでに楽しみにしています。
初心者へのアドバイス
お話を聞いてみて、もっと日本でもやってみる人が増えたらいいなって思うんですけど、
今日聞いて、僕も含めリスナーさんも、
フェンシングちょっとやってみたいかもって思う人がいると思うんです。
そんな人に、まずこれから始めてみたらいいんじゃないってアドバイスをするとしたら、
何か一つアドバイスいただけますか。
フェンシングを始めるための、始めるためにどんなことをすればいいかって。
そうですね。
始めるためのアドバイスは、やっぱりローカルなどっかで、
とりあえず練習できるところを見つけるのが一番ですよね、クラブを。
そうですよね。
クラブか部活か、僕の友達がやっている教室とフェンシング教室とかもいいと思いますし。
それとはちょっと脱線しますけど、
フェンシングをまだ今はやらないとか、
フェンシングを上達するための前段階として何かできることあるって言ったら、
基本、身体能力とかフィジカルがある程度あったら有利だとは思うので、
チームプレーの競技というよりも対戦の競技、1対1の競技っていうのはいいかなと思いますよね。
例えば格闘技とか、テコンドとかそういうのもいいかもしれないですし、
あとは、もしかしたら卓球もいいかもしれないですよね。
フットワークも悪くないし、バトミントンとか。
でもなるべくいろいろ体をいろんな風に動かして身体力が高くなるっていうのは、
テコンドとかそういう感じの競技だったらいいかな、面白いかなとは思いますよね。
近くにフェンシング教室とかがなくて、なかなか始めづらい人も、
何か準備をしようとしたらそういう格闘技だったりとかテコンドだったりとかをやっていくと、
やっぱり1対1で対峙するっていうスポーツじゃないとわからない部分みたいなことがあるんでしょうね。
そうですね。あと卓球とかバトミントンって言いましたけれども、
テコンドとかそういう、僕はキックボクシングやってましたけど、
そういうもののほうがフェンシングには近いですよね。
要は相手との距離っていうのがあって、距離がすごい大事、あとタイミングがすごい大事。
駆け引きも大事だし、フェイントとかってのがあったりするんですよね。
それはあらゆる格闘技で共通している部分っていうのはあると思うんですよね。
戦術っていうのとかもそうですし。
フェンシングと格闘技の関連
僕はキックボクシングやってましたけど、テコンドって言ったのはやっぱりキックボクシングのほうが痛いからっていうのを、
テコンドのほうが優しいかなっていうのはあって言いましたけれども、
なのでそういうのはいいかなと。
めちゃくちゃためになるし、これを聞いてフェンシングを始める方がいたら、
ぜひご一歩ください。応援します。
めちゃくちゃ興味深いお話を、こんなまさかフラッと来てしていただけるなんて思わなくて、
めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございます。
ありがとうございます。
さっきの話にまたちょっと脱線理由なんですけど、付け加えたくなっちゃうのが、
やっぱりフェンシング、格闘技に似てるよね、とかテコンドに似てるよねって言ったら、
それこそ初めの一歩とか、ボクシング漫画読んだらすごい分かると思うんですけど、
すごいフェンシングやってる人だったら結構気づくと思うんですけど、
すごいフェンシングと共通点がすごい多いと思うんですよ。
それを見るだけでも納得いくかなと思うんですよ。
やっぱボクシングも似てるな、フェンシングも。
やっぱ距離とかタイミングとか、技術、戦術、タイミングとか、
身体能力もそれなりに必要だよね、技術が大事だとか、
あとノーモーションが一番大事だとか、
モーションがあると相手は見えてしまうと思うので、
そういう高いところにすごい共通するものが多いのと、
あと意外なところがですね、格闘技のゲーム、
鉄拳とか僕も好きなんですけど、
格闘技のゲームも共通する部分って出てきたりするんですよ。
なので格闘技のゲームっていうのも、
結構距離とかタイミングが一番大事になってくるし、
技術がある程度恐れてる人達っていうのは、
距離とタイミングと、あとフェイントな掛け合い、
相手がしびれ切らしてちょっとミスったところで、
一気に試合を持っていくっていうのがすごい共通してる部分で、
メンタルの緊張してる要素とか、
プレッシャーのある中でパフォーマンスを出すっていうところがすごい似てるので、
メンタルトレーニング面での要素として、
意外と格闘技ゲームってなくはないかなっていうのを思ったりはしませんね。
最初におっしゃっていた趣味いっぱいあるんだけどみたいなことで、
フェンシング、マンガ、ゲームっておっしゃっていた伏線が全部今回収されたんですけど、
そうですね、全部つながるんですね。
つながってるんですね。
じゃあ、デンプシーロールだったりとかを学ぶことによって、
フェンシングが強くなる可能性も若干決めていると。
僕はデンプシーロールよりも、
それだったら初めの一歩で言った、
身形のカウンターとか、足の使い方とか、
そっちの方が多分もっと近いかもしれない。
カウンターとか。
そうですね、距離をとってカウンターを入れるとか。
でもデンプシーロールみたいにぐちゃぐちゃしている選手もいることはいるんですよ。
接近戦に持ち込んでぐちゃぐちゃ戦ってくる人とか。
そういう意味では確かに似ている要素はあります。
そうですね。
デンプシーロールに限ると、
上半身はすごい使って足はそこまで使わないっていう技なので、
選手はすごい足を使うんですよね。
なのでどちらかというと足を使っているところなので。
スピードタイプのボクシングの方が共通点が近いんですね。
技術的なところですね。
まさかフェンシングの話をしていて、
初めの一歩の話だと思って読んでてよかった。
面白い。ありがとうございます。
すごい貴重なお話を今日はありがとうございました。
というわけで本日のゲストはロビンさんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いやーこれね、
使用している写真がマスクをかぶっているものしかないから
あれだと思うんですけど、
めちゃめちゃ素敵な方でした。
かっこよかったです。
この収録はロビンさんのお母様がやられている
音楽教室の中で収録をさせていただけるっていうことでね、
お邪魔していったんですけれども、
本当素晴らしい出会いだったなと思います。
で、番組の中でもお話しされていた
友人の方がやられているフェンシング場の情報もいただいたので、
ちょっと概要欄に載せておきます。
植原光士郎さんが運営されている
Kフェンシングというね、教室があるらしいです。
フェンシングやってみたいなって興味を持った方、
ぜひね、このサイトにアクセスしてみて行ってみてください。
というか狙っていなくて、
ゲスト出てもらえる人いないかなって探して、
スウェーデン代表のフェンシング選手に当たるってすごくないですか。
こういう偶然の出会いを大切に
いろんな方に趣味を聞いていきたいと思います。
というわけで本日の趣味先流。
向き合った相手との距離大切に。
向き合った相手との距離大切に。
免許を取る際にフェンシングでの相手との距離感の取り方で
ちょっと戸惑ったなんてお話をされていましたけれども、
フェンシングで間合いが大切っていうのはすごいわかるじゃないですか。
そういった意味では、
ムシャラジみたいなインタビューも
インタビューさせていただく方との間合いって大切だと思うんですよね。
近すぎてもダメだし、遠すぎても食った話が伺えなかったり、
そういう意味では、
もしかしたらムシャラジみたいなインタビューと
フェンシングは似ているのかもしれません。
これロビンさんが聞いたら全然違うよって思うかもしれないですけど。
というわけで今回はロビンさんには
割とフェンシングの入り口のお話をしていただきました。
これはもうちょっとさらにお話をお伺いできそうだなと思うので、
ぜひね、またどこかで2回目出ていただきたいなと思っております。
それまでに皆さんフェンシングの知識をぜひ高めておいてください。
そして次回金曜日の更新はですね、
秋のドラマ企画でございます。
石川が書いた脚本でドラマ収録をしております。
今回のテーマは文化祭。
さらに外国人だったり、
あとは難しい話をする賢い人が出てくるだったりとか、
そういう条件もつけながらの脚本を書いております。
個人的には3回目のドラマ、
一番満足感のあるドラマが作れたと思っています。
そして演者の方々はですね、
Xで募集したオーディションで決まっております。
約50名ぐらいが出演したいよと手を挙げてくださった上で、
ボイスサンプルをいただいて選んでいるキャストの方々でございます。
もう素晴らしかったです。
どんどんとこのドラマ企画が大きくなっているんですけれども、
前回女優の涼さんに出ていただいて、
今回はオーディションで声で何か活動されている方だったりとかも、
たくさんオーディションで手を挙げていただいて、
それでドラマが出来上がりましたので、
オーディションを受けてくださった方ももちろん、
そういうオーディションで選ばれた方がどんな演技をするのかっていう意味でも、
皆さん楽しめる内容となっておりますので、
ぜひ次回のドラマ聴いてみてください。
で、本日、今回のムシャラジが更新されている日にはですね、
ポッドキャスト番組スナック愛と毒の方で、
ゆきままが書いた脚本のドラマが公開されているはずです。
僕も出演しておりますので、
ぜひそちらもお聴きいただければと思います。
そんな感じで秋のドラマ企画も同時進行中でございます。
さらには別でご案内している通り、
12月の頭にはですね、ゆるラクゴさんと一緒にですね、
ゆるラクゴを披露するイベントも予定しております。
僕が創作ラクゴを発表するという会がございますので、
もしお時間ありましたら12月1日池袋で行いますので、
そちらの方にもぜひ足を運んでいただければと思います。
というわけで今年の秋冬もイベント盛りだくさんでございます。
ぜひ配信以外でもムシャラジを見ていただく、
聴いていただく機会ありますので、
遊びに来ていただければと思います。
というわけでいつものゲスト募集です。
どんな趣味でも構いません。ムシャラジに出演してみませんか?
あなたの好きなものの話を聞かせてください。
ムシャラジに出演してみてもいいよという方、
Xでムシャラジと検索していただき、アカウントをフォロー、
そして固定している投稿にいいねをお願いします。
僕の方からもフォローさせていただきますので、
DM2.日程調整しましょう。
もう僕のアカウントをフォローして、固定しているアカウントに
いいねを押した時点でエントリー完了です。
もうムシャラジのゲストというのは内定をしたも当然なので、
あとは日程調整だけです。
Xをやっていないよという方、メールもご用意しております。
メールアドレスは
皆様からのフォロー、いいね、DM、メールお待ちしております。
最後にムシャラジは
内容はどれも同じなので、使いやすいものでお楽しみください。
その際、番組のフォローやコメント、
評価を何卒よろしくお願いします。
ムシャラジは毎週火曜金曜19時配信です。
フェンシングの基礎講座
それでは今回はフェンシングをいただきました。
ごちそうさまでした。
お相手は石川でした。
バイバイ。
34:16

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