聴きはするんですよ。聴きはするんですけど、ポッドキャストやってて自分で作ってみようってなった時に何から始めていいかが全然分かんないから。
ああ。
音楽って作り方とか含めて何も学んでこなかったんだなってことに今更気づいたりとかするんですけど。
ああ。僕も学んでないですよ、ときには。
そうなんですか?
え、うちから出るメロディーをこう形にしてるみたいなことですか?
うちからは出てこないというか、外から降ってきますね。
へー、そういうものなんだ。
明確にあるんだ、そういうのが。
上から降ってくるというよりは下から湧いてくる方が近いかもしれないです。
へー、そういうなんか実感があるんですね。
へー。
すごい、かっこいい。
いえいえいえ。
ってことは今日お伺いするのもそんな音楽に関する趣味なのかななんて思ったりするんですが、ゆきしばさんが今日お話しいただく趣味というのは何でしょうか?
これ今日話すのすごい迷ったんですよ。
音楽に関して語っていこうかと思ったんですけど、僕にとっての趣味ってすごく軽い遊びみたいな感覚というかに近いので、音楽はちょっと語れないなと。
で、僕の中でギリギリ趣味として語って許されるなっていうのがワインです。
おー、いいですね。
はい。
若干その違うようで少し近いところもありそうな気もしますしね。
そう、この楽団にとってやっぱワインってとても特別な飲み物でして、結構な密接な関わりがあったりですとか、たびたび壁にぶつかったときはワインに救われたりしてますね。
ワインってもちろんアルコールの葡萄から作られるワインですよね。
ええ。
そのゆきしばさんのワインの楽しみ方ってどういう楽しみ方してるんですか?
かなりいろんな楽しみ方するようになりましたね。
それこそ最初は本当に一人でじっくりワインだけに集中するっていうことでもあったし、
あとワインの勉強、どっちかというと勉強する対象なので、本当に何も食べたりせずにじっくりワインだけを味わってっていうのだったんですけど、
それこそ去年ぐらいからですかね、外で飲んだりとか、誰か友達と飲んだりとか、友達を招いて飲んだりとか、
何かを楽しんだりする傍らにワインがあるっていうのは最近の楽しみ方ですね。
ってことは結構勉強の対象として最初やられてたってことは、
ソムリエ的なことだったりワインエキスパートみたいな勉強の勉強とかもしてたんですか?
本は買いました。
大変なやつですよね、あれね。
大変だと思いますよ。すごいですよ、あの人たちは。
飲んで、ベルトの香りがどうこうみたいな、落ち葉がどうこうみたいな感じのことを言うイメージがあるんですけど。
ありますありますよ。
そこをやるってのは相当大変だろうなと思いつつ、基本的なこと聞いてもいいですか?
えぇ。
白と赤どっちがお好きなんですか?
僕はやっぱりワインは憧れから入ったので赤ですね。今でも赤です。
赤の方がこうじっくり飲むイメージがありますよね。
あーそうですか。どっちか、まあ確かに赤の方はやっぱりそのぬるくなっても、そのじっくり楽しめるものが多いから。
で白ってどっちかでとその適温が低いので、あまりに何時間も部屋に置いてるとぬるくなって微妙な感じになっちゃうからっていう。
割と冷えた白ワインをすっきりガブガブ飲みたいタイプなので僕は。
あーそうなんですか。いいですね。
赤がね若干酔いやすいんですよ。
あーなんかあるらしいですね。
なんか色がついたお酒だと酔いやすいみたいなのがあって、だからその赤ワインだけじゃなくてマッコリだったりとか、
小香酒だったりとかでもちょっと酔いやすかったりするんですけど。
へー。
ところがね、透明に近いものの方が体に合っているのかなーなんて思ってたりするんですけど。
じゃあスピリタスとか?
そうですね。アルコール度数が高くても、なんか翌日気持ち悪くならないというか。
あーそうですか。
っていうのがちょっとあるみたいですけど。
じゃあそのユキシバさんは、その音楽もやられているっていう。
その音楽をやられているっていうことは、なんか打ち上げとかそういうパーティー的な、みんなで飲むみたいな機会が多そうなイメージがあるんですよ。
そういうこう活動って。
へー確かに。
どんなところでも飲むんですか?
なるべくワインがあるお店を僕は選んでます。
ただやっぱりワイン飲める人ってそんなにいないというか。
へー。
特に僕すごい寂しいなっていうのが、お酒はお互い好きなんだけど、ワインもちょっと飲めるんだけど、赤だけは苦手みたいな。
うんうんうん。
結構いるんですよ。結構いるんですよそれが。
だからなんかなかなかこういうお酒好きっていうのはところまでは合ってるんだけど、そこから先がなかなか合わないなっていうのは結構あって。
だから打ち上げでは結構そこら辺は苦労しますね。
なるほどね。確かにね。ハウスワイン的なのでグラスで頼めるようなお店もあるけれども、やっぱりそのワインが好きってなると、できればそのボトルで頼みたいっていうシュエーションって多かったりしますよね。
あー。特にボトルの方がやっぱり種類が多くて質が良かったりっていうのはあるし、でもグラスでもいろいろ置いてるよっていうところがあるにはあるので、そこはありがたいんですけど。
ボトルしかないってなるとやっぱりもう一人二人誰か飲める人がいた方が頼みやすいっていうのはありますもんね。
さすがにそうですね。
一人でボトル一本開けたの今まで一回しかない。
うん。なかなかね。で、やっぱりその良いワインであればあるほど、できれば開けた日に全部飲んでしまいたいところはあるじゃないですか。
もちろんその蓋をね、それぞれみんな持ってたりとかして、できるけれどもあんまりこう参加させたくないっていうことを考えると。
あー。
なるべく早めの方がいいって考えると結構赤ワインを楽しめる、本当の意味での賞味期限って短かったりするじゃないですか。
あー、でも結構それって割と勘違いというかイメージなところは割とあるんですよ。
あーそうなんですね。
やっぱりその物によるんですよその辺は。
うんうん。
どのあたりになんか重きを置くかっていうのも人それぞれありますよね。
一つとして、一回高級なワインとかグラスでもいいので、グラス一杯とかでもいいのでちょっと体験してみる。
で、そこから安いやつ渡って、あ、安いのにこのなんか高級ワインに引きを取らないような味がするなーとかいうのを探してみるっていう。
確かにね。実際飲んでみると安いものの方が高いものよりもまずいなんてことはなかったりとかして、
この値段なのにめっちゃ美味しいじゃんっていうワインに会えたりしますよね。
めっちゃあるんですよ。
うん。その発見は楽しいですよね。
ええ。もちろん一人でやるのは難しいかもしれないですけど、誰かのアドバイスを聞いたりとかして。
はい。他にどういうワインとの向き合い方がユキシバさんは楽しんでるんですか?
例えばワイナリー行ったりとかそういうこととかもしてたりするんですか?
去年初めてそれをやって大興奮しました。
どこ行ったんですか?
僕は札幌に拠点を置いてるんですけど、その札幌に発見山ワイナリーってところがあるんですよ。
へー。
その八つの剣の山って書いて発見山。
うん。
そこに別件で動画撮りながらそこまで行ったんですけど、畑をねやっぱり間近で見たんですよ。
はい。
ブドウの木が植わってるところを大興奮でしたね。
あー。
あ、これこのブドウってシャルトネとかシラーとかカヴェルネソービニオンとか有名どころのブドウ品種とかもいっぱいありますけど、
リアルで見たことなかったんですよ。
うんうん。
それ初めて生で見て、そうするとやっぱりそれぞれ特徴が違うから。
発育のスピードも違うんですよ。
ほうほうほう。
ピノノワールはすごい紫色でブドウらしい色になってるのに、カヴェルネソービニオンは紫のブドウと紫の粒と黄緑の粒がなんかごちゃになったりしてて、
こういう違いあるんだっていう、勉強とかだけじゃ得られない目の前で実際にそれを体験するっていうのがあって、それはすごい体験でした。
やっぱワイン飲んでいると、必ずそのなんかサイト探したりとかで、1回はワイン畑の写真って日本じゃなくても見るじゃないですか。
見ますね。
で、実際に行ってみて、生前と列になってブドウが並んでいて、収穫しやすいようになっている様子とか見ると、見たことなるワイナリだっていう、これがワイナリだっていうテンション上がりますよね。
あと、実際に見て思ったのが、すごい背低いんですよ、ブドウの木って。
そうですね。僕もワイナリは何回か、2,3回行ったことあるんですよ。
おー、いいですね。
いいですよね、あの空間ね。
そう。だって、どっちかというと足元に近いような高さにブドウになってたりとかするじゃないですか。
はい。
で、規模的にも絶対機械は使えないんですよ。
うん。
1個1個かがんで手摘みなんですよ。
はい。
そりゃ大変だよなと思って。
いわゆるブドウ狩りって、なんか上向いて収穫するじゃないですか。
えー、そうですよね。
なんかだから、単純にブドウって聞くとそっちのイメージ出てきちゃうけど、またワイナリは全然別ですもんね。
そう、タイプが違うから、そうなんですよ。
ワインを好きだったらめっちゃ楽しいと思うし、ワイン好きじゃなくても、あの絵になる光景としてはいいですよね。
すごいフォトジェニックな感じがありますよね。
そうなんですよ。
へー、いいですね。でもやっぱワインって、それこそたぶんムシャラジーでもそうですけど、30分で話し切れる内容ではないなーって思ってたりはするんですけど。
まあそうですね。ちょっと延長しませんか?
ね。奥深い世界だとは思います。だからこそちょっとその、今日はちょっと側だけになると思うんですけど、全然2回3回出てもらえればなーなんて思ったりはするんですけど。
あーいいですか?
はい。
今、ユキシバさんはそうやってワインと出会って、日々ワインと向き合ってるじゃないですか。
そうですね。
だから逆に将来的にワイン絡みでこんなことができたらいいなとか、そういった目標というか夢みたいなことってあったりしますか?
ありますよ。
どんなもの持ってるんですか?
自分でワインプロデュースしたいっていうのはやっぱりあります。
おー、いいですね。
ラベル、エチケットって言いますけど、エチケットのデザインもしてみたいっていうのはもちろんとして、できればやってる方もいますけど、ワインを作る段階から関わっていきたいっていうのは夢ですね。
めっちゃいいですね。そのブランディングまでも一緒にやってっていうね。
確かにそれは憧れますね。しかもそういうのもしかしてやってる人いるのかわからないですけど、
音楽を作れるじゃないですか。で、なんか音楽を聴かせて育てるとかって言ったりもするじゃないですか、お酒ってたまに。
ありますよね。
なんかそういう、そのユキシバさんが作った音楽とワインのセットみたいな感じのあったら僕は飲んでみたいし聞いてみたいですね。
あー、この音楽と対になってるワインみたいな。
そうそうそう。
あー、それはいいですね。ちょっといいアイデアをもらいました。
ぜひぜひ実現してください。
自分の作った曲結構激しい曲が多いから、ちょっと聴かせて育てるのはちょっと向かないかもしれないですね。
あー、そっか。
とんでもない人になりそう。
その音楽とのワインのマリアージュみたいな感じのが実現できたら、それはちょっと味わってみたいですね。
それはいいですね。
ぜひよろしくお願いします。
これはまたちょっと約束が増えちゃいましたね。
できたらもちろんムシャラジでも宣伝させていただきます。
あー、いいですか。
ワインを好きでいると結構日常じゃないですか。
毎日は飲まないかもしれないけれども、ワインを飲まない月はないぐらいには少なくともなると思うんですね。
そうですね。なっちゃいますね。
ということはその接触頻度が高い趣味だから、余計あり得るのかもしれないんですが、
仕事をしていると仕事病なんて言葉があるじゃないですか。
あー、ありますね。
音楽をやられている方もきっと指が動いてしまったりとか音楽が聞こえると、そういうのとかが仕事病って言われたりすると思うんですけど、
いろいろありますね。
趣味にも趣味病って仕事病みたいなものがあると思うんですね。
あー、あるでしょうね。
ユキシバさんがワインを好きな上で、
なんかワイン好き出ちゃってんな、ワイン飲んでないのにワインの仕草出ちゃったなとか、そういう趣味病って何かあったりしますか。
ぱっと思いつくのは、ワインでスワリングするじゃないですか。
グラスをくるくる回す。
あれ、ちい癖で水とか飲んでる時、グラスで水出されるとくるくるしちゃいますね。
手が勝手にやっちゃうみたいなね。
グラスをスワリングして、グラスの縁に鼻を近づけるまでがセットです。
水だけど香りも味わうんですね。
それ見ちゃうとね、ワイン飲む人だってすぐわかっちゃうっていうね。
そこまでだったら、もう仲間ってなっちゃいますね。
あなた仲間だって、いまだに同じことをやる人見たことないですけど。
回すぐらいまでは、やっちゃうこと僕もある気がします。
香りはいかないかもしれないけど。
水によってちょっと香り違うじゃないですか。
なんかね、ちょっとテーブルクロス引いてあるぐらいのイタリアンとかに行くと、
ランチとかでもね、ワイングラスで水出してくれたりとかする時ありますもんね。
ありますよね。
あれは確かに回しちゃいますね。
くるくるしちゃいますね。
だからお酒飲む人で全くワインを飲まないなんていう人は、
飲んだことがないっていうのはそんなにいないかもしれないんですけど、
どっかしら出会うじゃないですか。
まあまあ会いますよね。
なるほどね。
それこそ居酒屋、格安とかでもそうですし、
お酒屋さんか、コンビニにも最近あったりとかしますけど、
辛口甘口みたいな感じのだったりとか、
レベル感とかが書いてあるじゃないですか。
へー。
だからなんとなくあのラベルを見ると、
値札のところにあるドコドコさんとか、
ブドウ品種とか書いてあるやつ、
あれを見て、なんとなく自分で選べる気にはなるじゃないですか。
そうなんですよね。
あれだけだと危険ですか?
あれだけでも、そもそもワインってどんな味がするんだろうっていうのが分かってない状態で、
それだけをタイルにして選ぶと、やっぱびっくりしちゃうと思います。
確かに、何が辛口だ?みたいな感じですもんね。
辛口っていう、日本酒でもありますけど、
辛口ってカレーの辛口と全然意味違うじゃないですか。
そうですね。
やっぱり辛口にもいろんな種類があるし、
渋みとか苦みとか酸味とかそういうのの、
移ろいや個性の違いを楽しむお酒って多分ワインだけなんですよ。
だからそういう、それって飲み手の経験がない以上は、
文章からは推測しようがない。
はい、そうですね。
だから知識がある人に聞く状態、聞く環境っていうのがやっぱ大事です。
だと思います。
そっか。
おすすめは、お店でそのまま出してくれるタイプ。
要はソムリエとかワインアドバイザーとかの免許を持っている方がいるようなお店に行くべきなのか、
それともワイナリーというか、ワインを売っている理科みたいな感じのお酒屋さんに行くのと、
そのユキシバさん的にはどっちがおすすめですか?
間違いないのは、やっぱりワインの専門にしているところだと思います。
酒屋さんでもやっぱりいろいろと教えてくれるところはありますけど、
情報収集とかの手間もあるので。
はい、そっか。そうですね。
結構僕は都内にいるんで、比較的そのワインを楽しむ方法が結構身近にあって、
もちろん酒屋さんもそうですけど、
例えば家の近くの商店街にはワインの専門でワインが買えるし、
今日開けてるワインっていうのがバーって書いてあって、
それを試飲というか、いっぱいいくらとかっていうので飲めるみたいな感じのでできるお店があったりとか、
ありますよね。
ワインをグラスだけでたくさんの種類で楽しめるようなお店もあったりとかするので、
比較的そのワインに、ワインの勉強がしやすいというか、好きなワインに巡り合いやすい環境ではあるんですけど、
そうですよね。
それが必ずしもみんなそうじゃないと思うので、
そこの楽しみ方難しいだろうなと思って。
本当はワインアットみたいなお店がもっとあちこちにあったら一番いいなというふうに思うんですよ。
結構お酒の価格帯的にも結構レベルの高いワインが揃ってて、しかも少量から飲めるから。
札幌も一応核打ちとかで気軽にいろんなワイン飲めるようなところとかはあるんですかね。
ワインの核打ちもあるんですね。
ありますあります。
いいですね。
というか普通に日本酒もそういう楽しめる美味しいところめっちゃありそうですもんね。
ええええええ。
もっとそういうところはもっと知られてほしいなというふうに思いますね。
うんうん。
ユキシバさんはそのワイン、基本的にはどっちかというと赤がお好きっていうことだったんですけど、
重要なことを聞き忘れてたなと思って。
そのワインだけで楽しむ場合もあるとはおっしゃってましたけど、
お食事をする時にそのワインを合わせるとして、
何とワインを召し上がるのがお好きなんですか。
ああ。
やっぱり僕はワインから決めるので、
じゃあ今日このワイン開けるからじゃあ何食べようかなってなるんですよ。
うんうん。
だから例えば、スペインのその僕の推しワインの紹介になりますけど。
ぜひぜひ。
ファンヒルっていうスペインのワイナリーがあって、
そこのクワトロメセス、サクララベルっていうふうなの相性で知られているやつ。
はい。
本当にあの金の上にその桜の木が描かれてるやつがあるんですよ
あの子は赤なんですけどすごく強いので
あのすき焼きと合わせましたね
すき焼き?
へー
なんかね赤はお肉なんていうのはすごくよく言われるけれども
どっちかっていうとそのステーキっぽいイメージがありましたけど
すき焼きと赤ワイン合わせるのめっちゃオシャレですねなんか
めっちゃ良かったですよ
あれだけ濃い味と合わせてもワイン全然負けないんですよ
あー確かにね
すき焼き絶対白じゃないですもんね
えー
確かに今どっちかっていうと白派の僕も
今お伺いしてそのすき焼きと赤ワインを想像したんですけど
めっちゃ合いますね
合いますよ
ぜひお試しあれ
僕はなんかその今札幌だって話もお伺いしたから余計なんですけど
魚と白合わせたいなって思ってましたお刺身とかと
魚には白っていうのはよく言われるんですけど
魚にもやっぱりいろんな種類があって
それこそこれとある某ワインマンガにも出てきたんですけど
マグロの刺身にはフランスのローヌの赤ワインを合わせるっていう
そういうペアリングもあって
そのお魚の方は負けちゃわないもんですか
意外と負けないんですよ
ワインにもやっぱりいろんな強かったりマイルドだったりいろいろあるので
それを探していくのもまた楽しかったりしますよね
そうなんですよ面白いです
だから自分に合うワインを探しつつ
さらにそれに合う食事を探したりとかっていうのって
もう掛け算で種類エグいことになるじゃないですか