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2022-07-22 15:10

マスターテクストアプローチをググってみる

NEJ「テーマで学ぶ基礎日本語」のサンプルを見てみただけの話です(^^)


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今日お話ししたいのは、マスターテキストアプローチをですね。
実は僕、何回かツイッターで見たことはあるんだけど、
実はそのこと全然知らなかったのでググってみた。
しかもそれをやったのが今から30分前くらいですね。
ちょっと今日はそれでやってみようと思ったんですけど。
皆さんどうでしょう。マスターテキストアプローチって聞いて、
ああ、あのことねって思う人いらっしゃいましたらハートマーク。
実はよくわかんないって人いらっしゃいましたら涙のマークでリアクションいただけますでしょうか。
ググってみたら実はああ、あのことねってすぐわかることなんですけど。
リアクションどうでしょうかね。
ハートマークの方もいらっしゃるし、
涙の方とハートマーク同じくらいいらっしゃる感じですね。
もう単純に言ってしまうとマスターテキストアプローチっていうのは
NEJっていう教科書ありますよね。
西口先生が作っていらっしゃるやつ。
そのNEJの教科書の使い方というか考え方ですね。
それがマスターテキストアプローチということです。
その本については多分皆さんいろんなイメージがあると思うので
自己表現活動とかね。
僕も実は使ったことないんですけど。
じゃあNEJですねって言ったらそれでわかる人も結構いるかもしれません。
だけど僕自身もNEJって実は使ったことはないんですよね。
教科書を開いたこともあんまりないんです。
なのでググってみたついでにそのNEJのことも
サンプルとか出版社の方が公開されていたのでちょっと見てみました。
まず最初にググると一番最初に出てくるのが
これからNEJを使う人のためのFAQですね。
Frequently Asked Questions。
よくある質問ですね。
その中に2番目の質問が
マスターテクストアプローチとは何ですかっていうのがありますね。
僕の環境ではグーグルでこのマスターテクストアプローチを検索すると
これが一番最初に出てきます。
そのマスターテクストアプローチとは何ですかっていう質問に対して
その出版社の黒潮出版のページですけど
そこにこういうふうに書いてあります答えとしてね。
3人の登場人物が各ユニットのテーマについて
自分の話をします。
これをマスターテクストと呼び
学習者はマスターテクストを聞いて覚え
その話ぶりをモデルに
自分の話をすることが目標です。
マスターテクストには初級の語彙、表現、文型、文法事項が
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体系的に含まれているので
このテクストを覚えると同時に文法や語彙も習得できます。
NEJは最初にも言いましたけど大阪大学の西口光一さんが作っている教科書ですね。
NEJは何の略かというと
New Approach to Elementary Japaneseの略だと思います。
これが日本語ではテーマで学ぶ基礎日本語という
サブタイトルなのかな?
こっちがメインタイトルなのかちょっと分からないんですけど
それも表紙に大きく書いてありますね。
そのテーマというのは何かというと
全部で初級は24までありますね。
一応全部裏列してあるのを読んでみましょうか。
自己紹介、家族の紹介、好きなもの好きなこと、
私の一日、金曜日の夜、
外出、誘う、進める、申し出る、
私の家族、私のしたいこと、
決まり、忙しい毎日と大変な仕事、
気をつけること、
ここまでが最初の一冊目になっていて
12個ありますね。
その13から24が以下の通りです。
これは二冊目の別の教科書になりますね。
毎日の生活、私の楽しみ、
私の将来、できることできないこと、
プレゼント、親切、手助け、
訪問、褒められたこと、叱られたこと、
しつけ1、しつけ2、
ひどい経験、言語、地理、気候、
ここまでが二冊目になりますね。
前書きとかそういうところを見てみると
やっぱり文系とか文法事項が
中心に扱われてきたことへの
アンチテーゼというのがまず第一にありますね。
それから自己表現活動というのも
かなり大きなテーゼとしてあるみたいですね。
シラバスとしては
シラバスというのは大体目次を見ればわかるんですけど
その目次を見てみると
やっぱり文系でできているわけじゃなくて
テーマで目次ができているわけですね。
さっきのユニット1から24が本当にそうなんですけど
まずテーマがあって
そこに文系とかが配列されているという感じになっています。
例えば第一課というのは
さっきも言いましたけど自己紹介ですね。
トピックとしては
名前出身所属身分というのがあって
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文系文法事項としては
なんとかはなんとかですという
こういうのが入っているということになります。
さっき3人の人が自分のことを話します
というふうに書いてありましたけど
3人の人というのは
5人ぐらい登場人物があるんですけど
メインとしては
リーさんという多分留学生かな
あとアキオさんという日本人の母語話者だけど
多分学習者と同じぐらいの年齢の人
それから西山先生という
年齢的にもうちょっと上の人という感じですね。
構成としては
例えばみんなの日本語というのは
その構成で一番最初に文系というのが
その日でその課で勉強する文系というのが
大きく書いてありますよね。
このMEJでは
その課の構成として
一番最初に書いてあることが
マスターテキストなわけです。
これは前書きだったかな
そこによると
明瞭でスムーズに言えるようになるまで
しっかり練習してください
というふうに書いてありますね。
それからね
もう一つ
電源が少ない
電源が少なくなる必要があるので
充電しなきゃ
ちょっと待って
聞こえてますかね
聞こえてたらハートマークいただいていいですか
聞こえてる方ハートマークお願いします
あれもしかして聞こえてなかったやつ
ハートマーク聞こえたよかったよかった
びっくりした
充電してなかったら
今まだ出てるんですけど
電池残量が少なくなっている源を切ります
今書いてありますね
でも大丈夫
よかったです
まだ聞こえてるみたいでよかった
今何話してましたっけ
最初にマスターテキストがあるということですね
このマスターテキストを
軽量でスムーズに言えるようになるまで
しっかり練習してくださいってありますから
第二言語習得で言うインプットもあると思います
音声の番号がマスターテキストのところにあるので
音声で聞くこともできると思いますね
だけど丸ごととかとは違うのは
まずここのマスターテキストの部分で
スムーズに言えるようになるまで
練習するというアウトプットまで
ここで求めているということですね
つまりインプット専用ではないということ
それともう一つは
丸ごととか彩りの場合は文字がないんですよね
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文字がなくて音声しかないんですけど
この教科書では文字がはっきり書いてある
僕は音声のほうはまだ聞いていないんですけど
多分文字と同じことを音声で聞けるんじゃないかなと思いますね
ここは考え方の違いだとは思いますが
少なくとも明らかな丸ごととの違いというのはあると思いますね
その後にマスターテキストの後に
Q&Aというのがありますね
同じ内容をQ&Aにしているものという
もう一個ごめんなさい
さっきマスターテキストのことを忘れていましたけど
マスターテキストは僕が見た
サンプルが黒潮出版のページに
第3課と第8課が載っているんですけど
少なくともその2つの課で見た限りでは
会話ではなくて
一人で話しているという感じですね
独白というんですか
なのでその3者が会話をしているのではなくて
一人が一方的にプレゼンをしているというパターンの
マスターテキストです
それが3人分あるということですね
その2番目にはQ&Aというのがあって
同じ内容ですね
そのマスターテキストに書いてあることが
Q&Aになっています
例えばリーさんのマスターテキストで
私はパンを食べますとかって
パンじゃなかったかな
すみません朝ごはんのところなんですけど
私はパンを食べますって書いてあったら
Q&Aのところにリーさんはパンを食べますかって書いてあって
そこに答えもはい食べますって書いてあったりするわけですね
なので内容としては同じ内容になっているみたいですね
それから語彙表があって文法があって
そしてそれをもとにエッセイを書くということですね
エッセイを書くようになっていて
そして発音練習があるというような感じになっています
すみません僕もね
これは本当にさっきググってみただけなので
きちんと評価できるレベルではなくて
ちょっと申し訳ないんですね
ですけど少なくとも
この本が目指している通り
例文
文法ね文型の中心のね
端的に言ってしまうと文型シラバスの
みんなの日本語よりははるかに
使いやすいんじゃないかなというふうに思います
それから例えばですね
最初にテキストがあるわけですよ
なので
日本語の先生としてね
まず文型を教えるときには
例文作りをしなければいけないというのが
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このムラスペでも話したことがありますけど
そういう人が言っている人もいますけど
それが明らかに間違いだというのも
これだけでもわかりますよね
この教科書を使っていたら
最初に誰がどういう文脈で
その文型を使っているかというのは
もう最初から設定されているわけなので
先生が何かの文型を教えなければいけないときに
例文を考えなければいけないということは
全くないというわけです
それからさっきも言いましたけど
やっぱり耳よりも目が重視されているという印象は
ちょっとありますね
第二言語習得の本とかを読んでみると
それがどういうふうに評価されるかというのが
いろいろ評価の分かれるところではないかなと思いますね
あともう一つは
いいか悪いかは別として
行動中心アプローチではないというのがあります
行動中心アプローチというのは
今その文科庁が日本の国内でも
行動中心アプローチでやりましょう
というふうに書いてありますけど
それではないですね
少なくとも何とかできるという
can doみたいなのは
僕の見た範囲ではサンプルの中にはありませんでした
それではもう時間が過ぎておりますので
本日の村辺はここまでとなっております
でもこれはちょっと
実際に
一つ使い方としていいかなと思ったのは
文系シラバスから行動中心アプローチに
一足飛びに行くのは
ちょっとまだ受け入れられない
行動中心アプローチは受け入れられないという人が
だけど今までのみんなの日本語とかの文系シラバスから
そうじゃない一つの選択肢があるということを
知ってみるという意味ではすごく
なんていうんですかね
とっつきやすいと思います
行動中心アプローチはちょっと
まだ受け入れられないという人でも
でもこのNEJのマスターテクストアプローチなら受け入れられる
という人はかなりの量いらっしゃるんじゃないかな
というふうに思いますね
そういう意味では
行動中心アプローチと文系シラバスの中間的な存在として
見てもいいかもしれません
この教科書について
今日のハナキンでみんなで使ってみたことがある人が
そうじゃない人に意見交換
情報を提供してくれるような部屋もありますので
ぜひ興味のある人は来てみてください
それでは本日もムラスペにご参加くださいまして
ありがとうございました
今日のマスターテクストアプローチをググってみるという
この配信につきまして
ご感想とかありましたら
ぜひムラスペのハッシュタグ付きで
ご共有いただければと思います
それでは本日も良い一日をお過ごしください
15:00
今日皆さんにハナキンでお会いできれば幸いです
そして冒険は続きます
15:10

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