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2022-08-17 19:10

集団での自律的な問いの見つけ方(ハナキンPDのやり方)

本日の音声配信は毎週金曜日のハナキンPDのやり方についてご紹介してみました。 自律的なディスカッションのやり方の一例としてお聞きいただければ幸いです。

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/murasupe/message
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今日ここでお話ししたいのは、ハナキンPDのやり方なんですけど、サブタイトルとして
集団での自律的な問いの見つけ方ということでお話ししたいと思います。
これについて話そうと思ったのは、実はハナキンやってる時は毎回アンケートを取ってるんですよね、終わった後にね。
僕のやってるハナキンPDについての感想がありました。
その前に、ハナキン来たことがない人についてお伺いしてみて、そういう方がいらっしゃると思うので説明するんですけど、
ハナキンっていうのは金曜日の夜にズームでやっているイベント自体ですね。
ハナキンPDっていうのはその中に、僕が毎週やっている一つの、ハナキンの中の一つの部屋です。
ブレイクアウトルームがたくさんあって、そのうちの一つの部屋がハナキンPDということですね。
毎週やっていて、その週によってやっている内容が変わるわけですね。
これについてですね、こんな風にアンケートがありましたので、ちょっと以下引用してみますね。
楽しく気楽に参加できました。 村上さんの部屋の質問からディスカッションのテーマを決めていく段取りに感動しました。
授業でも取り入れられたらいいなと思いました。 ありがとうございました。
はい、こういうとてもありがたいコメントをいただいております。
僕としてはまだ試行錯誤ではあるんですけど、
一応、こういうアンケートもいただいたので、ハナキンに来ていない人にもシェアしておく価値はあるかなと思ったので、話そうと思ったわけです。
今、ちょっとリスナーの皆さんに聞いてみますね。
ハナキンによくいらっしゃる方の名前が結構見えてますけど、
ハナキンの中でも僕のやっているハナキンPDに参加したことある方はこの中にいらっしゃいますか?
もしそういう方いらっしゃいましたらハートのマークをお願いします。
参加したことないって方は涙のマークをお願いします。 もちろんハナキン自体に参加したことがない人もいて結構なんですけど、
ハートマークをいただいております。ありがとうございます。
でもあれですね、やっぱり参加したことない方も多分いらっしゃるんじゃないかなと思いますね。
それからその録音の中ではそういう方も特にいらっしゃると思いますので、
実際、涙のマークをいただいております。
参加したことない方もいらっしゃるので、今日はそのやり方をご紹介してみたいと思います。
すみません、参加したことがある人にとっては、あまり新しい話ではなくて申し訳ないんですけど、
でもやり方もちょっと変えているので、現時点でのやり方なので、昔よりはちょっと改善しているところもあります。
まずそのやり方をここからご紹介したいと思うんですけど、基本的に2回に分かれているんですね。
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1回目でどういうトピックでディスカッションをするかということを決めて、
2回目でその決めた問いについて意見交換するという、そういう形をこの数回は同じパターンでやっています。
1回目のこの問いを立てるというところですね、そのやり方は基本的にはQFTというやり方を採用しています。
さっきツイッターでこのムラスペのハッシュタグ付きで本をご紹介しておきました。
たった一つを変えるだけというタイトルの本なんですけど、やり方は基本的にはこれを踏襲しているんですね。
それからその時に使っているスライドも一応先週の分ですね、先週のハナキンで使ったスライドも一応画像としてムラスペのハッシュタグ付きで共有していますね。
今日は8月17日ですから後から録音で聞いている方は8月17日のムラスペで画像検索してもらえると多分見つかるんじゃないかと思います。
最初にやることはQフォーカスというのを僕の方から提示するということですね。
これは何でもいいから質問を作ってくださいねって言うと、例えば今日の晩御飯何にしようかとかそういう質問とかというね、それでも別に悪くはないんですけど、
場合によってはそれがとても大事な時もあると思いますけど、
やっぱり日本語教育関係なので、一つ何かネタですよねネタ、それがあるとそれに関する問いを立てやすいので、それがQフォーカスというものです。
先週は民主主義と日本語教育というテーマでしたね。
その前は何だったかな、その前がちょっと覚えてないんですけど、その一つ前は内向性と日本語教育というタイトルでしたね。
内向性と第二言語習得だったかな、確かそうだったと思います。
要するに内向的な人と日本語教育、第二言語習得というようなそういうことでQフォーカスをやりましたね。
最初にこうやってQフォーカスというものをこちらの方から提示するわけです。
基本的に僕の方でコンテンツに関して関わりがあるのはこのQフォーカスというのを提示するというそこだけですね。
それ以外は基本的には全部参加者の方が主導的というかコンテンツに関しては意見を出したりするわけです。
最初に現時点では思いついた問いですよね、質問、それをダーッと書いてもらうようにしています。
最近までは、最初は何でやってたのかな、いろんなものを使ってやっていたんですけど、
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前々回まではチャットボックスでやってたんですよ、Zoomのチャットボックスね。
その方がやっぱり同じ画面の中なので見やすいというのがありますよね。
でもそうすると途中から入ってきた人とか、後半、意見がいっぱいバーッと出た後で今度収束するという段階になってから来た人とかが、
これまでどういう質問が出てたのかというのは見えないわけですよね、チャットボックスだとね。
なので前回はGoogleドキュメントで共同編集の権限を皆さんに渡して、
というか共同編集用のリンクを僕がそのチャットボックスにペーストして、
そこに参加している皆さんがそのリンクを開いて、
どんどん自分の民主主義と日本語教育というそこから思いつく質問を大量に書いていくということをやりました。
一つのGoogleドキュメントなので一覧性があるわけですね。
それから後から入ってきた人もGoogleドキュメントなので記録は全部残っていますから、
自分が参加する前にシェアされた質問もどんどんどんどんそこで見ることができるわけです。
そこでやることは基本的にはブレインストーミングですね、いわゆるブレスト。
スライドにも書いてありますけど、
民主主義と日本語教育に関する質問をたくさん書いてくださいというふうに書いてありますね。
それから大事なのは質ではなくて量ということですね。
ブレイストなので他の人と同じように重なっちゃっても全然かまわないし、
あるいはわざと真似をしてもいいわけですよね。
真似てちょっとだけ変えるというふうにしてもいいわけです。
それから質問に対する評価というのは後でいくらでもできるので評価はこの段階ではしない。
というか後でその時間があります、評価する時間がね。
なのでこのブレイストの時間はくだらない質問でも大歓迎ということですね。
あと質問の答えを考えるのももちろん後でいいわけですね。
それはその次の週にやるわけですから。
これが主なブレインストーミングのルールなわけですけど、
このQFTはさらにそれを拡張するために二つのことをやることになっています。
だけど僕のハナキンPDは実際に20分しかないので、
あんまりそうやって段階を追ってできないので、
もう一緒にやっちゃってますね。
それは何かというと、
要するにいろんな質問とか問いがそこに出てくるわけですけど、
その疑問詞がない質問は疑問詞を入れてみるというわけですね。
5W2Hですよね。
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2Hというのはいくらハウマッチも入れてなんですけど、
いつどこで、誰が何をどうするというね。
そういうものプラスどうやってといくらの2Hも入れてみるということですね。
もちろんそれがふさわしくない問いももちろんありますけどね。
それが一つの、もう一つはそれの逆で、
疑問詞がある質問はその疑問詞をなくしてみるということですね。
昔ね、そういえば、
こういうことをベトナムでやっていたら、
日本人の男性はどうしていやらしいのかみたいな、
そういう質問が出てきてちょっとびっくりしたことがあるんですけど、
その前に日本人の男性はいやらしいのかどうかというのを、
それも問いとして必要なわけですよね。
なのでそれがそういうわけです。
そうやって問いを広げて拡張していくわけです。
たくさんの問いをこのGoogleドキュメント上に書き込んでいくわけですね。
それが前半の10分間くらいです。
これね、ハナキン参加したことある方はご存知だと思いますけど、
20分しかないんですね、一つのセッションがね。
なので前半の10分をこのブレインストーミングでやるわけですね。
後半が収束段階なんですけど、それが2段階あります。
1つは自分にとって一番大切な問いは何ですかっていうことですね。
本当にそこにすごい膨大な量の質問があるので、
そこから1つを選ぶわけです。
現時点ではこれはGoogleフォームを使っています。
これも同じGoogleドキュメントでもいいのかなとも思うんですけど、
とにかく時間がないんですよ。
その後で、まず話の都合で第2段階の話をしますね。
第2段階はそれをGoogleフォームで投票するんですね。
つまり収束段階というのは2つあって、
1つは参加者全員が1つだけ自分にとって大事な問いというのを選ぶと。
そうすると、例えば参加者が10人とかいたら、
質問は10個だけになるわけですよね。
要するに前半のブレストの部分は、
その10人全員がその10分の時間内であらん限りの質問を出していくわけなので、
それは量としてはすごくたくさんになるわけです。
収束段階の1段階目としては、
自分にとって一番大切な問いを選ぶというわけですね。
ちなみに自分が作った問いでもいいし、
他の人が作った問いでもいいわけですよね。
僕は基本的に自分じゃない人が作った問いから発答することが多いですね。
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なので自分が作った問いではないものを選ぶことが多いです。
それが段階1で、
第2段階ではそれを僕がGoogleフォームにして、
皆さんに投票してもらうということですね。
要するに、例えば10人の参加者がいたら、
その10個だけ選ばれた問いのリストがあって、
収束段階の2番目では、
その10個の中から来週話し合うかもしれない、
それを前提にして一番大事な問いを選んでくださいということです。
一番大事な問いは言っていないですね。
なぜかというと差がつかないといけないので、
半分ぐらい選んでくださいといつも言っていると思います。
例えば10個の問いがあったら5つぐらいを選んでもらうということですね。
このときの技術的な問題なんですけど、
Googleフォームとかで、
実際にやっているのはGoogleフォームなんですね。
Googleフォームで選んでもらうんです。
そのGoogleフォームに問いの一覧をペーストするときに、
間に会議用とかがあると、
会議用が邪魔になってしまうので、
あるいは会議用を削ったりしなければいけなかったりして、
ちょっとそこで時間がかかってしまうんですね。
なのでそういう意味でGoogleドキュメントで
それをやるのは今のところちょっと非効率なんでやってません。
この辺は実際に画面を見ればすぐわかることなんですけどね。
Googleフォームで、
収束段階の1でGoogleフォームで、
自分にとって一番大切な問いを1つ選んでくださいとすると、
その問いの結果がGoogleシートの形で表示することができるんですね。
Googleシートの形になっていると、
間に余分な会議用とかがなくて、
しかもそれを全部コピーして、
それを今度は収束段階の2番目の段階で、
最終投票をしてもらうためのGoogleフォームなんですけど、
ここにペーストするときにそうすると綺麗にペーストできるんです。
なので一切編集とかしないで、
すぐに第2段階の最後の投票のGoogleフォームを作ることができるわけですね。
そういう理由で収束段階2はGoogleフォームでやっています。
でも参加者の利便性とかを考えると、
Googleドキュメントでやってもいいのかなという気もしないこともないんですけどね。
でもちょっとここはまだ考えているところです。
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これが2週間に渡ってやるうちの1週目ですね。
1週目でGoogleフォームの投票結果というのはグラフになって自動的に見せることができますよね。
なのでその画面共有してどの問いに対する投票が一番多かったかというのを、
棒グラフになって出てくるんですけど、
それもその画面で見せてこれが一番多かったですねというのを共有することにしています。
この時の画面もさっきですね、ムラスペのハッシュタグ付きで共有していますので、
よろしかったら8月17日のムラスペのところを見ていただくとそれもご覧になることができると思います。
そうやって一番、もう本当にすごく何重もある問いの中から一つだけが選ばれるわけですね。
それが1週目です。
2週目は何をやるかというと、これもまだあんまり決まったやり方ではないんですけど、
今のところジャムボードで意見集約するというのをやっていることが多いですね。
僕までジャムボードって実はそれまであんまり使ってなかったんですよ。
だけど、共有することがやりやすいというのと、
あと視覚的にすごく見やすいというのがあるのと、
もう一つはページで分けることができるということですね、トピックとかをね。
この辺がちょっと使いやすいというのがあります。
あとやっぱりGoogleなので、余分なアカウントとか作らなくていいというのもありますよね。
なので、来週は、あ、来週じゃない、今週ですね。
今週は第2週になるので、民主的な日本語教育はどのような形態か、
こういう問いについて皆さんからご意見をいただいて集約してみたいというふうに思っています。
でね、さっきページでトピックを分けることができると言いましたよね。
でね、先週はポッドキャスト、日本語教育とポッドキャストという感じで意見交換したんですけど、
その時も、例えば日本語学習者向けのポッドキャストとそれを書くページと、
それから日本語教師向けのポッドキャストを共有するページと、
それから3ページ目にプラットフォームとかアプリとかですね、
プラットフォームというのは例えばGoogleポッドキャストとか、
Appleポッドキャストでしたっけ、そういうのとかSpotifyとかいろいろありますよね。
それについて意見を共有する場所、そういうふうに分けたりしていました。
なので今週の民主的な日本語教育はどのような形態かっていうね、
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こういうタイトルの意見交換、意見集約もそういう感じにいくつかの側面に分けて、
ページを分割して、皆さんから意見をいただいて共有したいというふうに思っております。
はい、それではすいません、もう時間もだいぶ過ぎておりますので、
本日の村スペはここまでとさせていただきたいと思います。
リスナーの皆さんもですね、もしこういうやり方を採用してみたいというふうに思う方がいらっしゃいましたら、
ハートのマークでリアクションいただければと思います。
自分にはまだ早いかなとかちょっと難しいかなとか、
あんまり自分のスタイルには合わないかなという人は涙のリアクションをいただければと思いますが、いかがでしょうか。
はい、ありがとうございます。拍手いただきました。ありがとうございます。
じゃあですね、本日はこのハナキンピーディのやり方、集団での自立的な問いの見つけ方というね、
こういうタイトルでお話をさせていただきましたけど、
感想とかご質問とかね、コメントとかありましたら是非、
あの村スペのハッシュタグ付きでご共有をいただければと思います。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。そして冒険は続きます。
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