これ結構シンプルで日本で一番いい場所があったらみんなそこに行けばいいってなるじゃないですか。 今経済合理性でいうとみんなが東京に集まるみたいな意味ですよね。 そうそうそう。でもこれだと社会システムがガラッと変わったりとか価値観の変容があったりとかもしかしたら災害もあるかもしれないですよね。
東京型のやり方がもし崩壊したときに一気に全部終わるっていう可能性ですよね。 ってなったときに僕はやっぱり多様性の担保をしておくことが人類にとってめちゃくちゃ大事だと思ってるんですよ。 働かないアリはなぜいるのかの話と一緒だなと思ってきて。
そうですまさにそうで。だから余力も残しておかないといけないし、いろんな人たちが一応生き残しておかないといけないっていうのがめちゃくちゃ大事だと思ってて。でこれ一番うまく言語化してくれてるのがコテンラジオの障害の歴史です。これちょっと聞いてもらったらわかると思うんですけど障害者をなぜ生かしておくべきか。この話がだいたい僕の言いたいこと詰まってるんですけど。
ってなってくると地方は基本的には全部の地域が生き残った方がいいと思ってます。経済合理性がない地域だからといって見捨てていいわけではないと思ってます。それを経済合理性だけとか全体最適みたいなんで言うとコスパ悪いしとか、だからよく言う地方の人全員地方の県庁にタワーマン立てて全員そこに住ませたらいいんだみたいな議論とかもあるじゃないですか。
そのほうが効率的に管理ができて生き残りするしかないみたいな。それって全部が都市型東京型になってしまってっていうのと一緒だと思うんですよね。難しい営みだけどっていう話ですよね。それぞれの。
なんでじゃあ地域があるべきかっていうのがもう一個あって、僕は人間の才能が必ず何かあると思っていて、それが発揮できる場っていうところにマッチングするべきだと思ってるんですけど、それが用意されていた方がいい。だから東京一転だとそれが全然足りないっていう感覚が。
でもあえてですよ、普通の感覚だと例えば自分がすごく硬い中に生まれ育ったら何にもねえこの街と、自分生かされねえと、俺のことこの街は理解してねえし、母ちゃんとか親戚に言うとそんなことやってないでちゃんと勉強しなさいっていつも言われるんだ。東京に出れば報われるのかもしれないって思うじゃないですか。
出た方がいいと思いますそれは。 それは東京に行って。 僕だから嫌いなのが大体地域創生の人ってうちに帰ってきてくれよとか、うちから出ないでくれよって言いがちなんですけど、それ人間の尊厳考えるとめちゃくちゃなこと言ってるなと思ってて。
自由をね、脱犯するなと一緒ですもんね。 僕は田川という地域が盛り上げた方が良くて、人間が選べる状態になってるってことが大事だと思ってるんで。だから田川生まれの人が東京が向いてるんだったら東京出てった方がこの世界にとっていいと思ってるんですよ。移動できるっていうのがかなり大事。
僕は移動の自由っていうのが世界の最適化にとってめちゃくちゃ大事だと思ってるんで。そもそも一点集中だったら移動の自由がないじゃないですか。だから地域があるっていうことが受け皿になっていて、その受け皿を自由に移動できる状態に人間がなっているっていうのがめちゃくちゃ大事なんだなっていうことがわかったんですよね。
それはパレットでわかったんですか パレットみたいなこんなクソ田舎じゃないですか。ここになんかようわからんけど金髪のやつやってきて立ててるわけじゃないですか。ここがいいと思ってくれる人たちがいるわけですよ。東京よりも。
とか他の地域よりもここがいいって言って来てくれる人がいるってなったときに、じゃあもっと僕らからするとサーフィンできる海辺の方がいいんじゃないとか、もっといい文化的施設があるところがいいんじゃないとか。 温泉湧いてるとこがいいんじゃないとか 温泉湧いてるとこがいいんじゃないとか僕らからすると思ってたんですけど、なぜかパレットの方がいいって言ってここに住んでる人たちいるんですよ。
それってそのあえて言葉にすると、例えば樋口さんの生きざまから紡がれてきたここの場所の価値観や文化みたいな、まあイデオロギーとかそういうことですかね。 まあなんでもいいと思います。で、僕関係なくても来てる人いるんで。なんかたまたまネットで見つけたんで来ましたみたいな。古典ラジオ、あ、わかんないです。聞いたことないですけど。余裕で言いますよ。
感覚なんですかね。 だから人間ってそんなんだと思ってるんですよね。
そんな中ででもいいかないパレットはこういう場所だみたいな定義がしていく必要があるんですね。 そうですね。それで言うとそれぞれの地域にまず何かしらやっぱ特色があったほうがよくて、全部同じ特色やったらただの能力合戦になるから、特色があったり。
で、パレットが掲げてるのはやっぱりここに来ると自由にいろんなことができるとか、常識的な価値観を剥がすきっかけがいっぱいあるとか、新しく理念作ったのは社会をもっと面白くっていう理念を作ったんですけど。
樋口さんの追い立ちというか、東京で天命とは違うなっていうところだったりとか、そこの満たされてないところとすごく密接に関係してるんだろうなって感じてはいます。
ただそれを言葉ではそうだけど、そういう人が例えばこっちいいかねだったら自分を発揮できるよとかっていうのは仕組みとか、どうやったらそれが実現されてるのかなーってどんどんしてるんですか。
一応やってることで言うと、まずはじゃあ人が来て話聞くとかですよね。 話聞く。シンプルだけどもう究極ですよね。
地域の人の耳を傾けるとかまず一つで、これ僕がやってるっていうよりは今現代人の青江義が特にやってるんですけど、例えばもう本当に経営者の集まりに毎回顔出すとか、消防団に入って地域のおっちゃんたちと話すとか、
学校で地域の人を呼んで、一日先生みたいなやつあるんですよ、高校とかで。それに呼ばれて行って子供たちと話すとか。ここは地域で言うとそうだし、長期滞在って言って今僕住めるって言ったんですけど、住んでる人とも話す。
なんで来たのみたいな。実はもういろいろ働いてたけど嫌で、実は音楽したいんですよねみたいな。音楽やったらいいやみたいな。施設あるし。やるつってもう、わかったじゃあもうスタジオ使っていいわみたいな感じでバンって背中を押すとかをやると、いいんですかみたいになって、それで言うとしばらくここに住んで一枚アルバム作って帰っていった男の子ですかね、二十何歳くらいとかもいるし。
そうやってなんかこう話聞いてやりたいこと聞いてやれる方法一緒に考えてできることやるみたいなことをまずやるっていうのは一個。でもう一個はやっぱりそれがなんとなく許されてるっぽい雰囲気を作っておく。 雰囲気をね、っぽい雰囲気を。
じゃあ具体的に何かと言うと、うち長期滞在っていうさっきあるんですけど、もうコミュニティを作ってもらったんですよ。LINEグループ作ってもらって、もうみんなで決めてと。 滞在してる人たち同士の。 そうですそうです。で普通考えると宿泊側というか管理施設側がルール決めるじゃないですか。
そうですよね。 ああじゃあこういう何時から何時まではもう苦情が出るから音を出さないようにしましょうとか、基本的に運営母体側が考えるじゃないですか。
そうですよね。 でも僕らはもうみんなさんで考えてってしたんですよ。いわゆる自治療に近い状態にしていくっていう。
それこそでもそういうレジデンスのサービスを始めるっていう時に一応運営側としてはどういう管理にしようかとか、どういう仕組み、サービスの仕組み設計しようかっていうのは話し合ってそうしてるんですよね。
ただもう最初入ってきた人がもういるじゃないですか。そっからは基本的にじゃあどうしたいですか。じゃあ皆さんで考えてくださいっていうふうになるべくしていったっていう。でこれで主体制っていうものを作っていくようにしていったっていう。
なるほど。 だからこれモデルになってるのは僕大学なんですよ。 大学?
大学です。大学って施設使って機材使っていいじゃないですか。で学祭やっていいじゃないですか。じゃあ大学が学祭の企画とかに口出すかって言うと出さないじゃないですか。なんか学生が集まって好きなようにやっていい雰囲気ってあったと思うんですよね。
じゃあマイク音響機器使いたいですってなったら大学に行ったらある程度貸してくれるとか。大学ってそういう場所だったなとか。プラットフォームは作るけど主体はあなたたちですよっていう。
そのいいかみパレットのそういう振る舞いは今聞くだけだと他の地域でも結構参考にできそうな気がしたんですよ。
まあまあでもこれまた多様性だと思っていて。僕らの会社ってそういうタイプの会社なんですけどじゃあワントップで全部バシバシバシって決める方が早いは早いじゃないですか。
ここはこういう使い方します。でめちゃくちゃ優秀な人がいたらそっちの方が早かったりするんですよ。これうまくやったのが多分中国の首皇帝とかだと思うんですけど。だからワントップでやる方がいい環境もあるけど僕らそうじゃない方向を選んだっていう。だからめちゃくちゃ遅いわけです。
収益化するのもできてないし遅いし決定するのも遅いし。 別にあれですもんね株式会社ブックの社員を増やすっていう戦略じゃないじゃないですか。
むしろゼロにしていきたい。でも協力してくれる人とかクラファンみたいに出してくれる人とかなんかお手伝いしてくれる人とかまずこそ住民の人とかもパートナーっちゃパートナーっていう感じですよ。
そこもある程度イメージを持ってやってるかもしれないです。 だから多様な関わり方ができるっていうイメージですね。だから今スタッフとして関わってくれる人は社員もいるしバイトもいるわけですよね。
長期滞在の人はむしろお金を払ってくれて、でパレットでなんかやるってなった時になんかしますっていろいろ動いてくれる人たち。お祭りやるってなったらイベントスタッフとして動いてくれたりとかする人たちですよね。
あとはテナントに入ってくれてる方々もなんかあったらやりますっていう。 普通テナントに入ってくれてる企業さんって、それを管理してる飯兼さん株式会社ブックさんはこっちの運営部隊で、お客さんとなんか主催者でなんでこんなこともしてくれないんだとかって二項対立になりそうですけど、そうならないように最初から意図してやっていらっしゃる。
それはだからイメージですよね。自治療とか主体がこちらではなくてこちらがプラットフォームなんだっていう強い意志は最初からありましたね。最初からじゃないですごめんなさい、つぶれかけてからです。 つぶれかけてから、このつぶれかけた話も聞けるんですか?
もうめっちゃ簡単で資金ショートしたんですね。最初はもう僕らが考えたビジネスモデルでうまくやりますみたいな。地域の人は協力してとは言ってましたけど、そんなに尊重して話を聞くとか多分してなかったです。
でもこのビジネスモデルでいけますよっていうある種自信があって。 宿泊とかそういうことですか?
あとウェブサービスを作ろうとしてたんですよ。クラップっていう音楽のクラウドソーシングサービスをウェブサービスで作ろうとしてて、そっちでマネタイズするんで、いいかねパレットは赤字でいいって。
違う事業で。 正直田舎で黒字化するって難しいと思ってたんで、こっちは事前事業としてトントンでやると。地元のために。で、もう稼ぐのはこっちのウェブサービスで稼ぎますよっていう、もともと計画だったんですよ。
それで始めたんですよ。したら資金ショートしちゃって全部バーンってオジャレになった時に、これパレットって潰していいんだったっけってなったんですよ。そこで今までかかってくれた人とかのこととか、あとさっき言ったような地域を残すっていうことが大事だよなってなった時に、これ一個廃坑利活用施設の敗北になるなって思ったんですよ。
もうお金がないからできないで諦めちゃったらってことですよね。 そう、地域創生の一個の敗北の例を作るなってなった時に、田川が日本の地域にとってどういう立ち位置かっていうのをもう一回考え直したんですけど、これめちゃくちゃ最先端行ってる地域だって思ってるんですよ、未だに。
すごい過疎の田舎だ行けてないところだではなくて。 だからこそです。つまり日本の田舎は田川の跡をたどると思ってるんですよ。 過疎化が一番棲んでいる、なるほど。 そういうことです。で、日本ってまず世界の中でそういう立ち位置だと思ってるんですよ。一旦ボーって没工した後に高齢者が増えて人口増加も減って、GDPも下がっているじゃないですか、この日本がどういう形で幸福度を得ていくかっていうのって世界の指標になると思ってるんですけど、
その日本の中で地域が大事と僕さっき言ったじゃないですか、その中で田川って滅びゆく地域のめちゃくちゃ典型的なモデルだと思ってるんで、田川で失敗例を出すとどうなるかというと、ホラ見たことかと。
やっぱり無理じゃないですか。 30代そこらの若者のぺいぺいにやらせるからダメなんであって、ちゃんとした事業計画を持って資金を持った大人にやらせる武器だってなると思ったんですよね。地域創生のプレイヤーを。
こういう奴らにやらせたらダメだってなっちゃうってことですよね。 だからちゃんと事業計画をしっかりして、面白いことよりもちゃんと儲けるやつをして、ちゃんと税金を納めるような会社がいいよねって田川になっちゃうと、もうこれ田川は終わるなと思ったんですよ。
田川のこの状況でそんなんでうまくやれるわけないんで。だから一か八かで命かけてでもやりますっていう僕らみたいな人間がやらないと、たぶん到底成功できないと思ったんですよ。し、成功してる風に一瞬見えるけど緩やかに全体的に沈んでいくっていう。
船底に穴は開かないけど船全体が全部沈んでいく。 全体が漏れてると。 これ僕、下手したら世界の動向になってるなって思ったんですよ。 えーすげー。だからここで最後踏ん張って、だからもう逃げたいわけですよねでもね資金賞として。ある程度注目されて始まってもううまくいかないよと。
しかも子供生まれて一年目とかです。 家族もいるしですよね。感覚としてだからこう世界を何だろう救ってるじゃないけど未来を作ってる感じってここがうまくいったら世界中がこれ習っていくとか参考にできるんじゃないかってそこのなんか手綱をやってる感覚になったんですかそれ。 ですです。
超かっこいいそれ。 足つぼみたいな。地球の足つぼをなぜか他側の血行をよくしないと体全体に血液いかないみたいな感覚になっちゃったんですよ。当時はもうだからもう僕がちょっともうおかしくなってたっていうのもあるかもしれないです。
それさ最初の個人の話から言うとその段階とかその手前とかでご自身の天命というか使命みたいなことはどこかで合致してきたんですか。 未だにでも僕パレットやるのが天命と思ってないです。やめたいです僕。
じゃないんだこれが天命ですでもないんですね。 全然できればやめたい。ここちゃんと伝えたいのはいいかねパレットめちゃくちゃ素晴らしいんですよ。地この世界にないといけないんですよ。だからこそ僕とかより一番向いてる人間がやった方がいいと思ってるんですよ。
だからいいかねパレットは絶対に潰しちゃいけないんで誰もいなかったら僕やるんですけど絶対僕よりいい人間がいると思ってるんでそれが今の青江義だったりするんですけど。青江義よりもっといい人間がいたらその人がやった方がいいっていうのは青江義も思ってるんですよ。だから僕らがこれをやって何か褒められたいとかお金得たりとかじゃなくてパレットがないとまずいと思ってるんでやってるんですけどできればもっと楽にいきたいんですよ。
そのために最善を尽くすっていうことに過ぎないってことなんですね。 人類のためにやってるぐらいの感じなんで。
でも最高に楽しいんですよ。 シンプルな言葉で難しいよねこれね。楽しくない。
天命じゃないけどでも東京でその最後働いてた時より今幸せですよねって幸せですみたいなことなんですよね。天命にも近いですっていうことですかそれでも。
僕の仕事じゃないと思ってるんです。パレットやるのって。一生やるもんじゃないと思ってるというか。
樋口さんの能力は完全にあれですけどここを完成させるというよりは多分そういうまた違う担保の道というかもう一個どんどんそれを連続起業家のように切り開いていくのが方が天命みたいな感じなのかなと思って。
例えばコテンラジオ産んだとかは僕の天命の一個だと思うんですよ。つまりとにかく才能をブーストさせたいんですよ。それが天命だと思ってるんでいいかねパレットの運営が天命ではないって感じです。
でそれの一個なんですよね。でもじゃあ僕がいいかねパレット今やれてるかというとやれてないんで。僕福岡市に住んでるんで。やれてないんですよね。
ちょっと戻るんですけど、このパレットやばいって赤字になった後、がらっと認識を変えた後に実際この事業とか営みとしては何が変わったんですか。
だからちゃんと地域の人とか人間と向き合うってなったんですよね。それまでは自分たちの計画ですよね。事業計画でマネタイズというかいけると思ってたのが。
で僕一人になったんですよ。当時社員11人。会社都合で。で一人になった時に本当に大切なことしかやれないなってなって。
でなった時にじゃあもうパレットを最低限残しつつやりたいことを考えようってなったんですよね。
そこで残ってくれたのがアオエギとヤマノっていう今大分食堂っていう家にあるんですけど。食堂があるんですけどそこの管理してる人間なんですけど。で残って。
でとりあえずもうパレットを生き残しつつ何やるか考えようってなったんですよね。 原点回帰という感じですもんね。
ってなったらそのヤマノが飲食したITでした。で僕その時にやっぱ思ったのが人間の才能を爆発させる欲求を繋がってさせるって僕ら言ってるのに、じゃあスタッフとか自分とかってどうなんだろうって思ったんですよ。
なるほど。 こっちのだから自分身内のメンバーを最大化させようというふうに向いたってことなんですね。 そういうことです。
じゃあもう飲食やれよってなって。でそのヤマノが飲食やれることをまずずっと考えた。 お前がやりたいんだったら生かされるように応援するよと。
今まではパレットにこういう機能が必要だからそれのために来てなんかアサインするみたいな感じだったのが、そうじゃないなってなって。だから人間が最大化できるためにまずスタッフが最大化する必要があるし、でそうしたい人がそれができるっていうことをそういや最初から言ってたけどやってなかったなってなって。理念をめちゃくちゃちゃんと考えるようになったんですよね。
だったらそれに共感する人がやっぱり出てきてくれたというか。 それってそのあんまり目に見えないじゃないですか。その事業計画としてはなかなかインパクト評価とかも書きにくいような領域のことだと思うんですけど、さんの中ではそれはもうそうじゃないとやる意味がないっていうことはわかるんですけど、じゃあかといってそれをやってたらどうなるっていうのはどう思われてたんですか。
知らない。知るかって思ってました。俺はもうこう言ってここでこうやってるから、あとはそれに共感してくれる人とか関わってくれる人がするべきでしょうと思ってた。だからいいかねパレットを残したいと僕は思っているそう言った。で一応仕組み的には僕一人会社に残るから潰れないぞ。こっから先は残すかどうかはみんな決めてって思ってたんで。
なったら今の現代表の青江義が残したいって言って無償で4ヶ月間働くんですよ。
その信念に基づいて動き出した3人。これどう自然と伝播するんですかね。
なんか。 自然と類共になって膨らんでったってことなんですか。 な感じで集まってきましたね。
別にその時点で何かリリース打ったりとかじゃないですよね。その時点でクラファンでこの思いに共感してくれる人とかっていうことじゃないんですよね。
当時僕クラファンも何回も考えたんですけど、なんかやっぱり第三者割当増償した経験があったんで、人からお金をもらっちゃうと失敗した時にものすごいごめんなさいが発生するんだみたいなんで。
それがあってちょっとできなかったんですよ当時はなんか。 パレットの営みであえて他の地域でも活かせるっていうことがあるならどの辺までは他の地域を活かせると思いますか。
それ言うと別に他の地域でやれないことあんまやってないです。関係ないですよね。今こう違う街に置き換えても可能っちゃ可能な話なんですよね。
それで言うとなんかめちゃくちゃ根本的なことで言うと、その人がやりたい形でやろうとしたことをまっすぐにやったらいいと思うって感じ。
うーん。 なんかやってることをパクるんじゃなくて、マインドとか魂はパクっていいと思うんですよ。
すごい魂聞けた気がして。僕らがじゃあ飲食やってますとか広告系の制作で利益上げてなんとかしのぎましたって、
たまたま青柳が広告業界にいたからとか、たまたま飲食やりたい人間がいたからじゃないですか。
すごい謎がわかりました。生き残ったというか、3人が自分たちを生かした結果用いるもので形成されてるというか。
だから僕じゃあ音声コンテンツすごいでしょっていうのあるんですよ。で、青柳っていう広告系のやついてすごいでしょってあるんですよ。
で飲食やりたいという人間がいたのすごいでしょってあるんですけど、これたまたまなんでって思ってるんですよ。
たまたまその3人がいたからこうなってるんですけど、でもこれ他の地域で他の人間とやったらたまたまこの組み合わせにならないんで。
違う人がいたらその人の違うこれやりたいがもしかしたらなってるかもしれないですよね。
だからたまに言われるのが地域創生のために音声コンテンツっていいですよねって言われるんですけど、いやいや音声コンテンツ得意というかたまたま僕芸人でずっとやってて
音楽制作でキズナの知識があって番組制作もしたことあった僕だから音声コンテンツやっていいと思ってるんですけど、そうじゃないじゃあサーフィンめっちゃ上手い人だったらサーフィンで地域創生した方がいいし。
すごいね、いやわかりました、僕は本当成功例だと思って見てるんですけど、だからといって方法論から入るとどこかで限界を迎えるよってことと大事にしてる信念っていうのは人を最大化させるっていうところで言うと
そもそもそこが成立してない可能性があるってことですもんね、たまたま同じ音声コンテンツに俺すげえやりたいんだぞっていう人がメンバーでいてるならばまあまあそれはあるかもしれないけど
他の全然どんなやり方でもその人を生かすっていうことはあり得るんじゃないかってことですよね ですです
逆にそうじゃないとむずいんじゃないかなって思っていて、なんかよく僕コテンと話すんですけど、コテンはコテンデータベースを作るっていう目的が先にあってそれに必要な人材を集めてるんだ
事業先導型というか、パレットはそこにたまたま住んでる人がいて関わってる人がいてこの人たちを最大化するなので事業が先にあるわけじゃないですよね
だから人主体か事業主体かで全然違っていて なんかあえて短く言うとというか人ファーストというかそういうことですか単語で言う
これ本当にどっちが正しいとか優れてるじゃなくて、地域創生をすると人ファーストにならざるを得ないんじゃないかなと思ってる感じがあって
理由はたまたまそこにいる資源を使うしかないんですよ そこにいる資源の代表的なものは人だろうという
っていうよりは事業で東京で集めるってなると買いが利くっていうかなんて言うんですかね
じゃあAI使って東京で事業やりますってなったらいっぱい候補の人がいるんですよ
でも田川で地域創生しますってなったら田川好きな人とか田川出身の人がやっぱりメインになってくるじゃないですか
ここが何が得意かとかって選べないんですよ で対象が田川の地域の人になってくるじゃないですか
ここの好みとか趣向とか文化まで選べないじゃないですか だからそこにいる人たちそこにあるリソースを組み合わせて何かするっていうふうに
自動的になっちゃう、仕組み的になっちゃう 僕はめちゃくちゃこの樋口さんの文化を多分決意で
ティーチャーティーチャーやってると思ってますね ありがとうございます 本当に
目的を先に踏まえてKPI的に数字を追うことも大事だと思いながら 今コミュニティにいる人たちがやりたいこととか意思持ってることを最大化させたいっていうのがあるので
元々はるかの意思を最大化させようと思って頑張ってたのが最初だったんで すごい近いと思いましたし
ムスベイさんもKPIを実は地域で自発的に活動する人っていうのを大事にしてるって言ってたじゃないですか
それもプラットフォームを作るっていう意味では結構近いなって思いました ですね それ僕めちゃくちゃ近いと思いました
言ってるのが地域創生するときにじゃあ周りの人が何かしたいとか 出身地だけど東京に住んでる人が高輪のために何かしたいって思うときに
主体となって動いてる人がいる地域はあるんですよ でもパレット目指してるのは主体となって動ける人になれる
っていうのを作りたいんですよ だからだいたいみんな田川応援するってなったら頑張るよ人を応援するってなりがちなんですけど
いやいやあなたが頑張っている人そのものになれるんですよっていう だから福岡市にいて田川出身の人間とかがじゃあパレットで何かしたいから
何かやらせと言って例えば今浦山をちゃんと整備して再生させるって思ってるんですよ 昔うちの浦山って
アスレチックがあって結構公園みたいな感じで人来てたんですけどぐちゃぐちゃになってるんで これをみんなで草刈りして再生させようみたいなプロジェクトやってるんですけど
これ福岡市の人間なんですけど多分一般的な感覚だとパレットに何かを金銭的なのか 広告手伝うようなのかで応援するんですけど
いやいやお前来いよっつって浦山やってよって言えるっていう なんかそういう言えるような空気づくりを作るっていうの結構大事だ
なるほど 主体になれるっていう 人が主体になれる
僕ねすごいね すごい恥ずかしいなと思って その地域創生とか地域づくり社会づくりって概念的にすごいかっこいいなって思っていているんですよ
でもその実態やったことないしわかんないかったんですけど やっぱもうちょっと事業ドリブンというかそれをどういうスキームでやったらうまくいくのか
で全国展開インフラ化プラットフォーム化するのに成功確率が高いのかっていうことを探らなきゃなって気持ちだったんですけど
地域づくりってそりゃ人だよねっていう 何を作ってるのってこうなんか地域を作ってるって別に道路を作るわけじゃないですもんね
を言ってみたら何をやることなのってそれですよねそこにいる来る人が主体的に輝く それは事業でも何でもいいしっていうことを作り出せるかどうかが地域づくりっていうものの言葉の解像度を上げるとそれなんだなってことに何にも気づいてなかった自分恥ずかしいと思って
僕成功してるとは言っていいかわかんないですけど生き残ってる地域創生の成功例で言うとまあまあこれ当たってると思うんですけどもう頭が狂ってる人一人いるかどうか地域に
なるほど 正直僕狂ってると思ってるんですよ その狂ってるという意味はいわゆるその作能先行型の優等生エリートではないっていう意味ですよね
つまりさっき僕いいかねパレット潰せたんですよ まともやったら潰してると思うんですよ まともな判断をするということですよね
これで潰さないっていうちょっとおかしい人がいるかどうかは結構大事かもしれないなと思います ちょっとこうクレイジーな
じゃないとだって経済合理性だけで考えたらやらない方がいいんで いやでもね思うんだけどそれってその樋口さんがたまたま踏ん張ってくれたからこの未来があって我々もここに来れてるんですけど
それ樋口さんだからこそそれが可能なのかそれは場として可能になっているのかっていうのはどうなんですか
両方いると思います僕と話したからなんかこう感じるものがあって始めた古典ラジオとかまさにそうだと思うんですけど
あるし場があったからもあるのでこれはもう多様すぎて それは人それぞれでしょ僕は思ってるんですけど
で一個だけあるのはやりたいけどまあやれないし自分は違うよねって思ってることの他がを外すことが必要というのはお互いに共通で
で僕が影響を与えるときは多分言葉でやってると思うんですよ話聞かせてっつっていやなんでできるやんだってこうこうすればいいやん
なんでなんでできない理由はあるないよねやれやめり早く会社辞めたらすぐに読んで僕
勇気のぶり詰めみたいな 僕だから僕の社員にもやりたいこと本当にあるのがあってここのうちのパレットじゃない方がいいんだったら絶対にやめた方がいいって言うんで僕は言います
であとパレットで言うとそういう人たちがいっぱいいるっていうのがもう非言語であると思いますこの空間に
なんか変だなーって思う人たちがなんかいっぱいいてでこの人たちなんかお金はないけど楽しそうだぞって思う人たちがなんかいて
自分たちがいた世界と全然違うんやけど本当はもっとこんなに自由に生きていいんだっていうのが多分言葉じゃなく空間から感じるものがあるような気がします
いい加減パレットの話だけ聞いて確かにこんなことやっていいんだもあるし実際に来てこんな人たち雰囲気めっちゃ自分にマッチするわっていうのもあるし
聞いててディズニーランドみたいだなと思って最初はウォールトゥーディズニーが子供が安心して行ける遊園地ってすごい荒んでたらしいんですよね当時ね
場所がないからって言ってどこにもない場所を作るで多分本人は言ったんでしょうね
夢を見ていいんだぞとか子供の頃に戻っていいんだぞって大人たちにも言い続けてもはや彼がいなくなっても我々はあの場所に入ったらここだったら魔法を信じていいんだみたいな耳つけていいんだ
あの場だけで許されることをみんなが感じ取ってやってるじゃないですか そういうことです
地方にディズニーランド作っていってるみたいな樋口ランド?樋口ランドって言っちゃうと怖い話やなめちゃくちゃ怖い話やな
樋口ランド 何その施設怖っじゃあ最後に言っとくと本当に僕多様性の中の一個人の何の研究結果もない意見なので
研究してないんで僕僕が言ってるのは本当に一個の例として 一サンプルですよ
一サンプルです そうですよね樋口さんを参考にしすぎると多様性なくなっちゃうっていう
だし逆にそうでで間違ってることもいっぱい言ってると思うんでそういう踏まえてこういうやつもいるんだぐらいで聞いていただけるとありがたいなと思います
ありがとうございました ありがとうございました
はいということで樋口さんにお越しいただいて今終わったところなんですが はいやばいね
もはやこれ世界のどこでもあの乗ってないアカデミーな領域に乗ってない地で行く最先端をやってる人から生の話を聞ける
もう教科書マニュアルだと教科書乗ってるのってちょっと遅れるわけじゃないですか 教科書に乗らない最先端を聞けた気がしてます
そうですね本当に人を生かすっていうのが大事なんですよね これあれですかねフィールドワークとかでハイクを使って何かやろうって方はもうこの2話分聞いていただいた方がいいかもしれないですね
いや本当にそう思いますね だって8年前からやられている大先輩で 樋口さん自身はねなんか別にマネー的にこれ成功してるわけじゃないからとかっておっしゃるけど
そうですね成功例としてはどうなんだみたいなのを自分で 本当にあえて言いたいそこは