00:04
向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え第23回、向井さん、本日もよろしくお願い致します。
はい、よろしくお願いします。 次回に続きまして、労働紛争を防止するための4つの方法ということで、前回は
動物的化を磨く、まさかのヤフーを駆使しているという話も出てきたんですが、 今日はですね、その先にあった、あえてマウンティングをするという解決方法について教えていただきたいなと思います。
はい、マウンティングというと、私のイメージは格闘技で、上に乗っかかってマウンティングポジションをとって、押さえつけて殴ったりするというポジションのことを言うんですけども、
経営においてもですね、暴力振るわけじゃ当然なくて、パワハラするわけでもなく、脅迫するわけでもなく、何を言い始めるかと思うかと思いますけども、
圧倒的な力の差を見せつけないと、特にこれからの時代は、経営者の言うこと、中小企業の経営者の言うこと、従業員、聞いてくれないじゃないかなと思います。
それはどうしてかというと、これからの労働人口がどんどん減ってきてですね、職種とか年収によっては、ものすごい人手不足の業界が必ず出てきます。
そうなると、給料もそんなに高く払えないと。そうなると、経営者は選ばれる立場にあって、いつでも辞められると。
従業員が、もう辞めますよと私と、それでもいいんですかと、恐らく脅される時代に突入するんじゃないかなと思ってます。
人手不足倒産ってことも、もう本当に現実化してくると思います。あと数年経てばですね。
弁護士ですね。向井先生と違います。弁護士ですらそうなりがちなことになりますね。
ですので、私がいろんな経営者の方とお付き合いさせていただいて思うのは、お金給料とかで実は言うこと聞かないと。
03:05
給料払ってるから偉いと。そういう時代じゃないなと。つくづく痛感するんですね。
じゃあ何をしたらいいかというと、例えば、圧倒的な力の差を見せつけるとすれば、私のお世話になっているあるコンサルティング会社の経営者の方、尊敬する経営者の方なんかは、
結局プロ集団じゃないですか。いろんな修行も所属してて。そういった中で、自分も経営者としての仕事をしてるよとアピールしないと、なかなか言うこと聞いてくれないんですね。
ですので、例えば自分はM&A取り組むと。目標はこのぐらいと。こういう手段を使って、準備役を使って、こういう結果を出すと。普通のコンサルティング業務より難しい内容をやると。
これはやっぱり一つのマウンティングというか、圧倒的な力の差を見せつけられますよね。取り組むこと自体がすごく難しいですから。で、あとおっしゃってたのは、もう上場させると。
もしかしたら同じ方を、私も知り合いなんじゃないかなという気がしたんですけど。
そういった経営者の方は、やっぱり無意識的にやってますよね。自分がそうやって、新しい目標なり夢なり、進化の形を見せないと、これついてこないんじゃないかっていうのは無意識にわかっているので。
なので、同じような行動を経営者の方はなさるんだと思います。そこまでは難しいとしても、例えば、自ら営業して大口の案件を取ってくるとか、あとは独自の人脈を使って新しい事業を作るとか、新事業の責任者は俺がやるとかですね。
なかなかリスクがありますけども、そうやってリスクとって頑張っている。仮に失敗してもですね、姿は、従業員は感じるものはありますよ。後ろからやるそのことを言ってですね、何もしない人よりも、自分で汗をかいて一番難しいですね、仕事に取り組むことですね。
あとは、それもなかなかうちの業種では難しい、いろいろあると思いますけども、例えばクレーマーですね。クレーマー業界ってありますよね。とんでもないクレーマーも中にはいますよね。普通そういうのは経営者の方がタッチしないものだと思うんだけども、俺がやると言ってですね、積極的になさっている方がいました。
もちろんそれが仕事ではないから、そればっかりやっているわけにはいかないですけども、あえておそらくやっている。
06:06
その努力ささを見せつけるではないんですけど。
あとは資金調達ですよね。経営者の仕事、それもきちんと、偉そうに言うんじゃないですけど、調達できたと、こういう努力をしてできたと。これは一般の社員の方はなかなかわからないと思いますけども、経営者省の方はさすが社長だと。難しさはわかりますからね。わかってもらえるんじゃないかなと思いますね。
だから例えば、昔のエピソードですけども、ある有名飲食店のですね、創業者の方の社長室に行くことがあって、入ってびっくりしたのは、バットを足で折る写真とか。
それ本当のマウンティングじゃないですか。
瓦をですね、手で割る写真とか。
物理的な強さを見せつける。
あと虎の白精とかですね。
本当の話ですよね。
本当です本当です。これが一人じゃないですから。
何が出てくるのかと思ったら。
要するに意味不明だったんですけども、結局長時間労働で過酷な仕事じゃないですか。
働く人ももう一か月ある方なんですよ。
有名なお店にですね、あえて出し入りして。
そういった方を束ねるには、暴力というわけじゃないけども、俺はやるときやるよという姿勢を見せないと、言うこと聞かないんじゃないかと。
常にそういった危機意識があるんだろうなと、今思えば思いますね。
もはや社員だけのマウンティングではなく、顧客取引先交渉の時にそこのスペースに入ったらある意味マウンティングされちゃいますけどね。
でも本質はマウンティングするという意味では一緒です。
意識的か無意識的かわかんないですけども、格闘技好きな社長さんって多いですよね。
確かに多いですね、スポーツとかね。
それはよくわかりますよね。
そうやってあえてマウンティングをすることで、結局何をするってことなんですか、外産的に言うと。
従業員の方を黙らせるって言うとすごいちょっと語弊がありますけども、やっぱり社長の指示命令、経営者の指示命令にスムーズに従ってもらうと。
聞いててちょっと思ったのは、経営というものを前提とした上で指示命令とかをちゃんと通りやすくする感じなのかなという感じがしたので、
一概に上から握り潰すとか押し殺すみたいな表現ではなくて、何かしらの自分の才覚みたいなのを超越的に表現することで、尊敬を抱き合わせにしてマウンティングをしていくみたいな。
09:10
そうです。理屈とかお金だけでは動かないですからね。
それで会社を潰したというような書籍を出されている方とかもいらっしゃる。
ということで、ちょっと変な表現をしてしまったんですけども。
分かりやすくするためにいい感じですよね。
なかなかわかっていただけるんじゃないかな。
公演で話すと経営者の方はうなずくというか笑うというか。
結局そこだよねっていうのが。
僕の父も住宅会社を経営していたんですが、朝も本当に早くて夜も一番遅いと思うんですよね。
意味がわからないんですよ。子供なりに。
だって自分が営業しているわけでもないし、夜中にお客さんのところに行ったって迷惑なだけですから。
朝そんな早く行って仕事があるとは思えないし。
聞いてみたんですね。
なんでそんな朝早く出て夜遅く帰ってくるのと言ったら、バカだなお前はと思うんで。
お前なと中小企業、中小零細企業の経営者は舐められたら終わりだからと。
ちっちゃな企業は一番朝早く行って遅くまでいる。これが基本だからと。
お前はまだわかんないだろうなとか。
いつぐらいの時の話?
あれは中学生ぐらいかな。
そんな原体験を持って今弁護士としてそういう話をされてるんですね。
弁護士の仕事とは違うけども、とても厳しい仕事だなと思いましたね。
だからこそ弊社側に立って今は弁護士として。そうなのかどうかはわかんないですけど。
そうですね。
なるほどですね。紛争を防止するための4つの方法としての一つとして。
あえてマウンティングをすると。
そうですね。
次回はあと4つの2つを書き合わせて教えていただきたいなと思っていますが。
ちょっと一般的ではあるんですけども、採用に力を入れるというのと、手間をかけるということですね。
4つ目はちょっと抽象的で気になるところですね。
そうですね。
次回採用に力を入れると手間をかけるというところでぜひ教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
12:02
今回ポッドキャストの社長は労働法公使会の中からですね、皆様のリスナーの方々にお知らせがあるんですよね。
はい。
色々とお客様とかリスナーの方に直接会う機会があって聞かれたことが色々と聞いているんですけど。
そうですね。
ポッドキャストで話を聞いているけども、質問とかもしあった場合はどこに問い合わせをすればいいんでしょうかというお問い合わせをいただきましたので、
いい機会ですので、ちょっと何か特典も含めて企画を考えようかなと思ったところです。
という向井先生のご依頼を受けましたので、こちらの方で質問フォームをご用意させていただきました。
今回は質問をいただいた方の中から、向井先生の方から今回抽選でですね、3名の方に向井先生の実質のサインをいただいて、
3名の方にプレゼントしたいと思っております。
はい。
質問フォームなんですけれども、向井先生のホームページ、検索は向井乱ロームネット、向井乱ロームネットで検索していただくと向井先生のホームページに飛びます。
そちらの方の中央のところがですね、ポッドキャストのバナーがありますので、そちらに質問を送っていただけましたら、
こちら事務局の方から抽選当たった方にのみですね、書籍のプレゼントの抽選が当たりましたという情報をお送りしてプレゼントを差し上げたいというふうに考えております。
どんな質問が欲しいとか特にありますかね。
いや、特にマニアックなものでも全然問題ありませんので。
ぜひ専門家のシャドウ氏の先生だったりも全く問題ないというふうに考えているようですので、
マニアックな質問から本当にそんなこと聞いていいのかなみたいな質問まで、ぜひ質問お問い合わせいただけたらと思います。
はい。
以上です。
はい。