精神疾患の現状と課題
こんにちは、遠藤和貴です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
さあ、ということで今日もね、いきたいと思いますが、前回は愛のハイエナ。
人と業界にね、ついに踏み込んでしまった向井先生の番組になりましたが。
そうですね、はい。
大変ね、面白かったですけども。
ありがとうございます。
また引き続きね、いろんな角度から労働というかね、分野を見ていきたいなというふうに思っておるんですが、
今日はまた質問来ておりますので、ちょっと長いので早速いかせていただけますか。
はい。
いきたいと思います。今日はですね、40代の女性の方ですね、ご質問いただいてます。いきましょう。
はい。
向井先生、遠藤さん、いつも大変興味深く勉強になる放送をありがとうございます。
向井先生のXのポストもいろいろ考えさせられ、刺激を受けております。
ありがとうございます。
ご覧になっておりますね。
社老死に合格したら、病気を抱えながら働いている方に寄り添えるようになろうと思い、仕事と病気の治療を支える両立支援の勉強を始めました。
精神疾患での労災申請は右肩上がりですが、多くの会社では病気による給食、復職へのフローがきちんと決まっていないという現実があります。
私も先日2ヶ月間、精神疾患の悪化と社老死試験を無事に受けることを最優先にして給食いたしました。
勤務する社老死法人ですら、給食・復職の流れが定まっておらずに、私の言うがままの復職と現在の勤務日数となっております。
精神疾患になったばかりの労働者の方など、知識をお持ちでない方の自己判断は、私と同じ状況での復職は怖いなと勉強していて感じております。
そこで、向井先生のお考えをお伺いしたいのは、これだけ主に精神疾患などが増加し、病気を抱えながら働く人も増え、
労働者の方が退職せずに働くためには、どのような社内制度や同士の話の進め方が必要だと思われるでしょうか。
今後の自己検査の参考にしたいと思いますので、ぜひご意見をお伺いさせてください。よろしくお願いいたします。
復職支援の制度提案
こういうことですね。
まあ、あのですね。
愛のハイエナの土地。
前回の続きからいきますと、漢字ドリル。
はいはい。小3の。
漢字ドリルじゃない。読解力ドリルか。小3。
で、漢字たんですけど、だってもう20歳なのになんで小3からって思うじゃないですか。
だけど、その人にとってはそれが足りない。ちょうどいいんですよね。
なるほど。
小3のね。
で、私思い出したのは、うちの母も聞いてますが、
クモン式を思い出しました。
クモン式はそれこそ高校生でも小学生の教材からやるし、小学生でも高校生の教材やるんですよ。
その人に合った進度で段階的に学んでいくっていう仕組みなんです。
ああ、確かに。クモンってそうですよね。
障害者の方も学べるんですよ。
学校って確率的じゃないですか。
どんどん進んでいくじゃないですか。
しかも下に合わせますしね。
会社ってやっぱり学校に近いところがあって、確率的なんですよね。
ならざるを得ないんだけど、3年目でこのぐらいできて、5年目でこのぐらいできてみたいな。
40歳で経験者だったらこのぐらいかなみたいな。そんな感じじゃないですか。
大抵。
大手企業もそうですけど、目安があるじゃないですか。
そうですね。全てに目安がありますよね。仕事の中身、立場、給料とかね。
ですよね。
でも苦しくなっちゃうんですよね。
みんなそんな一律上がれないから。
そうですね。
開校規制やっぱり厳しいし、日本の文化で開校しないじゃないですか。
だからずっと進度に合わなくなった生徒みたいな感じで苦しくなります。
でも学校と同じですよね。
教育体制、制度が合わないってなっても、他に行くところはないし、毎日行かなきゃいけないし。
学校の場合、結局不登校になったりしてる理由のひとつは、
勉強の進度に追いついていけないっていうのはあると思う。
分かんない、つまらない、苦しいってなるじゃないですか。
なるんですね。
それはやっぱりあると思うんです。
それは仕方がないんだけど、僕は理想論ですよ。
だから段階式にして会社の仕組みも、
このぐらいだったらこのぐらいの給料、このぐらいだったらこのぐらいの給料と。
上下連動すればいいと思う。
複毛式みたいな。
幅というか、方向に少し合わせるってことですかね。
僕、複毛式って最初に誘拐したらですね、診断テストってやるんですよ。
要するにこの子はどのぐらい学力があるかっていうのを思い出すな、やったんですよね。
今現在この子はどこの立ち位置なのかと。
例えば、じゃあ5年生の向かいランクになったら、
5年生向けの診断テストを渡されて30分で解かないといけないんですよ。
例えば50点といったら、
これはもう5年生の学力いってないから、3年生4年生からやろうみたいな。
まさに愛のバイオリンですね。
そう。なので、本当は理想論ですけど、
病気をお持ちで、だけど本当会社で働きたいという場合は、
そういうステップのもとにやるべきことと責任を軽減する代わりに給料が下がる。
こういう仕組みがあれば、私はいいと思っています。
その状況に合わせたいろんな要素をちゃんとカスタマイズした形で
適応できる環境を作るという努力を必要というようなわけですね。
実は安心財団事件という裁判例があって、
安心財団事件?
安心財団事件があるんですけど、
それで管理職の人が休職したんですね。
うつ病だったと思うんですけど。
管理職が休職。
うつ病かなんかで、営業ができなくなっちゃったんです。
できるのか。できるんだけど、
広範囲の営業ができないんだったかな。
車で移動するような。
広範囲のエリアのね。
エリアのね。
地元に、実家に近く、かつ電車で移動できる範囲って限られちゃうわけです。
で、管理職総額になって、
で、仕事の負担に応じて、
登給が決まり、給料も減るんですよ。
で、復職後減らしたんですよ。管理職から降りて。
この分、仕事軽くなるから。
で、2割ぐらい減ったのかな。
2割か3割減ったのかな。
でもね、適法に判断されました。
事件としては、それが不適切な扱いなんじゃないか、
不利益こむってんじゃないかという扱いだったんですか。
そう。なんだけど裁判所は、いや、やること変わってるから、
負担も軽くなってるから、
で、仕組みもあって、仕組みがあるんですよ。
職場復帰の重要性
すごいちゃんと評価制度があって、
給料このぐらいまでだったら下げられるみたいなのがあるんですね。
それに基づいてやってるから、
裁判所は俺について細かいこと言いませんよみたいな感じで、
会社が勝ったんですよ。
だから僕は理想論だけど、
そういうことをやらないと、どんどん人手不足になるから、
例えば短時間正社員とか、外国人とか障害者の人とか、
いろんな人に協力してもらわないと成り立たない職場がいっぱい出てくる。
それはやっぱりフルタイムできないとダメだとか、
そんなんじゃ回らないから、
苦問式方式で、ちゃんとその人のできることを測って、
給料を決めて、できるようになったら給料も上がると。
範囲も広くなると。
そういう内容しかないんじゃないかと思いますよ。
だからその精神疾患であるとかという、
その症状だったりその方の現実をそのまま会社として受け入れて、
それを良い悪いのをジャッジするのではなくて、
その方がそれで働きたいというのであれば、
その方に合った働き方は何なのかということを制度として作っていければ。
でもそれって本当に大事な考え方ですし、
それによって独自の新たな仕組みが出来上がって、
新たな価値の創造に繋がれるし、
それを参考にしたい同業だったりとかいっぱいそうですよね、広げていくと。
復職のフローの現状
ですよね。僕はそうしないと人間がいなくなるから、
幸か不幸か、そういう方向になると僕は思いますけど。
なるほどね。でも大きな考え方として、
まさかアイン・アイエナから始まったんでドキドキしましたけども、
一気通貫で話がまとまっておりましたね。
というところですが、質問を結構ゾッチョッキューに答えていただいたという気がしてるんですけど、
あとどうですかね。
でも実際どうなんですか?現状としてはやっぱり、
この方多くの会社では病気による給食、
復食へのフローがきちんと決まってないという現実がありますと、
専門家としてもおっしゃってるんで多分そうなんでしょうけど、
やっぱないもんなんですか?全然。
ないですよね。大企業だけですよね。
給食のフローが決まってると。
でもこの方みたいにね、知識があるんで、
私の言うがままのというのは逆に言うと、
ちゃんと作れてるからできることですけど、
普通の人じゃどうしていいか分かんない。
本当にね、お持ちでない方の自己判断は怖いってそうですよね。
なのでね、むしろこういった方々が
実際に事例としてこういうふうにやったみたいなものとかを発信していったり、
逆に我々に教えていただいて、
こういう形ですごくよければご紹介もしますんでね、
ぜひ教えていただいたりしたいですね。
そうですね。
というところで、この辺りで終わりたいと思いますけれども、
現実を受け入れてね、それに対してしっかりと新たな形を作っていくということに取り組むと、
それがまたいろんな人たちを救うだろうということですので、
ぜひまた何かありましたらご意見いただきつつ、
ぜひね、やったこととか教えていただいたら、
私たちもこの番組でいいものを紹介しますので、
ぜひぜひお寄せください。
ということで、向井先生、終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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