スピーカー 1
スピーカー 2
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aria-label="出演者を紐付ける">
Chronicle
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勝見靖英
スピーカー 1
あとですね、2015年に出たドキュメンタリー映画で、スティーブ・ジョブズ・ザ・マン・イン・ザ・マシーンという2時間ちょっとのドキュメンタリー映画があるんですけども、これはもう本人の画像で実際の関係者の方たちのインタビューでできたドキュメンタリー映画なんですけども、これがまた非常に面白くてですね。
ウォルター・アイザックソンの抜粋本がですね、一番真実に忠実だと思うんですけども、それとインタビューで聞くとですね、内容が違うものがあったりとか、いろいろ出てきて、ちょっとどれが本当の真実かわからないようなものとかもあるんですけれども、そこはちょっと外しても本質がずれないような感じで今回はいきたいと思っています。
でですね、今回Apple、スティーブ・ジョブズのナンバー2というテーマで3回目になっているんですけれども、これまで遠隔の中でもこの人ナンバー2っぽいっていう人が出てきたと思うんですけれども、改めてですね、このAppleという会社とスティーブ・ジョブズっていう本当怪人怪物のような経営者ですね。
この人とそのナンバー2を考えるときに、ちょっとこれだなっていうのがですね、一個ありまして、以前トヨタ編でトヨタ・キイチローさんの回の一番最初にあった事業家か経営者かっていう話をちょっと入れたことがあると思うんですけれども、事業家っていうのはそれを作りたいとか何かを成し遂げたいってまず事業が先にあって、
経営っていうのは会社でちゃんと売り上げを立てて利益を残すっていうのが経営ですと。だからその事業のための経営っていうのもあれば、経営のために新たに事業を起こすとかっていうのもありますよねっていう、そこのトップがどっちの立場なのかっていうのでその会社のフェーズごとに変わってくるっていうのがあったんですけれども、このスティーブ・ジョブズさんっていうのは基本的にずっと事業家の方だったなという気がします。
もちろんCEOで経営のトップでもある機関ももちろんメインなんですけれども、やっぱりこう事業家、事業家というよりも世の中にないすごい製品を送り出す人っていう感じですかね。
もう徹底的にその製品開発の責任者ですね。その責任者も一部門の責任者じゃなくて、その製品を世に出していくっていうことがもうアップル社の使命である、責任であるっていう意味合いでの製品開発責任者っていうのをもうずっと全うされた。むしろそれしかないっていうぐらい。
それが一番尊くて、それ以外のものはもう全然大したことないと。お金儲きもお金儲けも働く仲間も家族も大したことないっていう感じですね。本当に事業の塊っていう。
そうですね。なんかすごい。なのでそういう存在ですので、当然会社を経営していく上で必要な経営機能っていうのを他のマネジメントの方たちが担っていたっていうことで、アップル社においてナンバー2人材2番経営人っていうのは山ほどいたっていう。
スティーブ・ジョブズさんがもうトゲトゲしいの半端ないんですよね。で、それをもうみんなが埋めまくってたっていう感じで、想像を絶するヤバさっていう感じでしたね。
スピーカー 2
いやすごい。くしくもナンバー2人材育成装置みたいな。
スピーカー 1
いやまあでもそうかもしれないです。
アップル社は本当にことになってしまったかもしれない。
このアップル社のナンバー2とか、まあ側近でもいいです。一緒に同じチームでやる開発チームの人たちでもいいんですけども、
場合は最初に思い浮かべたのは、なんかこう、よく2番手でメッシ方向大事ですよねとか、トップの影になってとかって話してたんですけど、そんな次元じゃないですね。
もうあの忍っていう字ですね。忍ぶというか耐える。もうそこだけですね。
これはどんな立場でも言えても、これはドキュメンタリーでインタビューの中であったんですけども、スティーブ・ジョブズさんが人と相対したときのコミュニケーションのパターンって3つしかないらしいんですよ。
で、1つはめっちゃ褒めるですね。
すぐもうあなたに来てもらわなきゃ困るんだって話があるみたいな。あなたの才能ここで生かさないでどうするんですかみたいな感じで、一緒に来てくださいっていうような感じで褒めるですね。
で、そっから入ってきた後、何かちょっと気に入らないと徹底的にコキを下ろすんですよ。
なるほど。
だから今で言ったらもうハラスメントと言われるようなもうダメ出しですね。
スピーカー 2
今はそういうことですよね。
スピーカー 1
そのダメ出しも本当になんか良かれと思ってっていうものもきっとあったと思うんですけども、もう人格否定レベルの。
なるほど、なるほど。
で、攻撃する。で、もう一個が無視。この3つしかないそうなんですよ。
スピーカー 2
最悪ですね。
スピーカー 1
本当最悪なんですよ。で、それが一時が万事、創業してからずっとそうなんですよ。
はあ、すごいな。
スピーカー 1
で、そこでそばにいる人たちってもうなんかすごくないですか、それだけでって感じ。
スピーカー 2
すごいです、すごいです、本当にもう。Z戦士みたいなもんですよ。
スピーカー 1
本当そうなんですよ。
スピーカー 2
それもぐっと戦ってたら強くなったみたいな話ですよ。
スピーカー 1
本当に。で、こう経営人でもそれ以外のポジションでも結構スティーブ・ジョブスさんは優秀な人もAクラスの人だけを採用して留まらせたいという感じで、自分でヘッドハンティングをめちゃくちゃする方だったりするんですよ。
なるほど。
だからもうその天才スティーブ・ジョブスから声かけられたらやっぱほろっと行くじゃないですか。
いや、いい感じ。
スピーカー 2
しかも褒めてくれる。
スピーカー 1
で、入って、僕の選択が間違えたって言って、もうこのクソみたいなもの作ってんじゃねえよって言って、ボッコボコにされて追い出されるっていうね。
スピーカー 2
いや、すごいよな。本当に人の心があるのかみたいな。
スピーカー 1
本当にすごいんですよ。
昔の芸人さんとか歌でもあるじゃないですか、日本語を泣かせみたいな感じの。ああいうのが可愛いって思うぐらい。本当に鬼ですね。
いい、こだわりはいいプロダクトを作るっていうところに全部つながっているので。
スピーカー 2
そこにあるってことですよね。
遅か間違いないんですね。だからすごい扱いを受けた創業時の仲間とかも、たぶん本当に腹が立ってしょうがなかった時もあったと思うんですけども、やっぱりでも彼は天才だっていう感じで言うんですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
ちょっと扱っておきながらあれなんですけど、全然参考にならない。会社のトップっていう。
なるほど。まずそのナンバーワンを置かないといけない問題がある。
スピーカー 1
そうなんですよね。製品への強いこだわりってそうなんですけど、そんな言葉で表現できないようなものがありますし、あとは人をコントロールするっていう術にめちゃくちゃ長けていて、
それが魅力的な人がみんながその人に惹かれるじゃなくて、コントロールしようと思ってコントロールしてるんですよ。ひたすら黙って目を見つめるとか。
なるほどね。
それでもうなんか会心の一撃のような言葉を出すとか、相手がどういう反応をするかとかっていうのを全部わかるとか、でそれをこう大学時代のカリスマっぽい友達と会ってそれを学んだとかっていうのもあるんですけれども、
なのであのティム・クックさんが後継者になったわけですけども、その彼とのやり取りの中でティム・クックさんめちゃくちゃ地味な人なんですね。
表舞台に絶対に出てこないような方、裏方の方なんですけども、その本の中に出てきてるんですけど、スティーブ・ジョブズと一緒に仕事するときに、ジョブズ以外のその人が輝いたらアウトなんですよ。スティーブ・ジョブズ以上に。
なるほど。
でも輝かなくてもアウトらしいんですよ。だからもうどっちにしてもダメなんですけど。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
でも輝かないような無能はいらない。でも俺以上に製品以上に輝くんで目立つんじゃねえっていう。そこがすごくある。
でも常にそういう状況で製品開発をしてこだわりをてんこ盛りにしてやっていくと、その会社の予算に合わないとか。
予算に合わないんでこれやめろって言われたらふざけんじゃねえって言って、別のところでまたお金使うとそれもやめろって言われて、もういいわって出てくるみたいな。
これトヨタ・サキシさんもそういう会社とのありましたけども、それを放出させるようなことが何度もあるっていう。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なんかもうほんとそういう喜んで迎えて、でもその人にダメ出しされて喧嘩して離れるっていうことを延々と繰り返してるって感じですね。
なんでちょっとナンバー2の外観っていう感じなんですけども、本当に普通の人だとなかなか務まらない二番手だなっていうふうに思うんですけれども、
この中でも本当に多くのナンバー2人材はいたんですけども、今回特に扱いたいなと思う人物たちなんですけども、
一人はですね、一緒に創業したディーブ・オズニャックですね。前回遠隔のところでありましたけれども、もうエレクトロニクスの天才と言ってもいいと思います。
彼が生み出したものでApple社っていうのは世に出たと言ってもいいと思います。
それからファーストフォロワーになったといった投資家のマイク・マークラという方ですね。
これも本当に創業期のナンバー2でAppleという会社が起業っていう手をなして進んでいたのは、本当にこのマイク・マークラさんという方がいたからかなと。
あとナンバー2って感じにはならなかったんですけども、そのときにですね、呼び寄せたジョン・スカリーっていうペプシのCEOの方っていうのもマイク・マークラと一緒にご説明したいなというふうに思います。
あと前回ですね、遠隔の中で触れなかったんですけども、ピクサーという会社もデビュースが作ったっていうのも、これもそれだけでも歴史に名を残すぐらいの経営者だと思うんですけども。
そこのナンバー2ですね、ローレンス・レビィさん。
このピクサーという書籍、ローレンス・レビィ書かれた、シェララさんがもう泣いちゃったっていう。
スピーカー 2
泣いちゃったやつ、本当ビジネス書で初めて泣いた本ですね。
スピーカー 1
なのでちょっとここはシェララさんとその泣きポイントについて話す会をぜひやりたいなというふうに思っております。
スピーカー 1
あと前回からも何度か名前が出ている、スティーブ・ジョブス復帰後のナンバー2ということで、特に今でも活躍されてる方たちですね。
ティム・クックとそれからジョナサン・アイブ、この2人本当に月と太陽じゃないんですけども、それぞれ違う役割の中で光を放っている方だと思いますし、
そういった方たちの影に隠れて全然誰も知らないフレッド・アンダーソンっていう人知らないと思うんですけども、
知らないですね。
けい破綻になったアプロですね。財務面で救った最大の功労者の一人なんですけども、結局ですね、いろんな罪を着せられて追い出されるっていう、
そういうさっきの話を象徴するような方なので、ここも触れていきたいなというふうに思います。
それぞれこれまでお話ししたこともあるんですけれども、いつもみたいに人にフォーカスして人生を追いかけるっていうのもそれはそれで面白いんですけども、
一番手的なところにつながるような話をしていければなというふうに思います。
今回ですね、早速なんですが、創業期のパートナーであったスティーブ・オズニアックについてちょっと触れていきたいなというふうに思うんですけれども、
まずその前にですね、スティーブ・オズニアックさんっていうのは、スティーブ・ジョブスの5歳年上の地元の先輩なんですね、高校の先輩です。
ですので、そこの部分につながる部分、ちょっと子供時代の話、2人スティーブ・ジョブスとスティーブ・オズニアックが入ってくるんですけども、
先ほど言ったスティーブ・ジョブスのすごい強烈な個性とか、あとオズニアックとどういうふうにやってきたのか、
オズニアックの個性っていうのがちょっと幼少期にわかりやすく出ているなという気がするので、軽く触れさせていただきたいと思います。
なので、スティーブ・ジョブスとスティーブ・オズニアックの老いたちというのをちょっとだけ説明させていきますけれども、
まずスティーブ・ジョブスなんですけれども、1955年に生まれて2011年に亡くなっています。
去年56歳ですね。
若い。
はい、若いですよね。
実はよく知られていることではあるんですけれども、スティーブ・ジョブスさんはジョブス家の養子でしたと。
実際のお父さんもお母さんもというのは、お父さんはシリア人のお父さん、ジャン・ダーリという方、
それからドイツスイス系アメリカ人の母、シーブル、この2人の間に生まれたのがスティーブ・ジョブスです。
この2人、シリア人、それからドイツスイス系アメリカ人、この2人はどこで出会ったかというと、
ウィスコンシン大学のPhDの課程ですね、ドクター課程の中で2人は出会ったそうです。
このシリア人のジャン・ダーリ、当然ムスリムの方でしたので、その人と結婚するっていうのをですね、
このお母様のお父さんから反対されて、結婚絶対ダメだというふうに言われてですね、やむなく養子に出すことになったと。
ただ2人もドクターの課程に行ってるので、もらわれたところでもこの子が大学に行けるようにということで、そういう課程にもらってもらいたいっていうのを条件で出していた。
それで最初、弁護士一家にもらわれるということが決まってたみたいなんですけども、そこでですね、そこの弁護士夫婦が女の子がいいっていうのを言い始めて、
ジョブスさんがそこにもらわれずに行った先っていうのがポール・ジョブス、クララ・ジョブス夫妻でしたと。
この2人はですね、高卒中卒の課程で、実は大学進学をしていないという課程だったそうです。
カリフォルニアの中3階級の家でしたと。
そういうこともあったので養子に出す実父母の方は最初ちょっと躊躇したところもあったみたいだったんですけれども、
ただ大学に必ず送り出してくれっていうのを条件に養子に出すということが決まったそうです。
その後ですね、その養父母に本当に優しく愛情深く育てられて育ったスティーブ・ジョブス少年だったんですね。
スピーカー 1
でもほとんど怒られることはなかったそうです。
お父さんは車いじりとかが好きなエンジニアとか不動産売買に手出して失敗しちゃったりとかっていうこともあったみたいなんですけども、
シリコンバレーのですね、高中3階級の住宅に住むというところをしてたみたいです。
唯一怒られたのはスティーブ・ジョブスがマリファナを吸ってた時とLSDを使ってた時だけで、
その時は劣化のごとく怒られたっていうのがありますけども、それ以外は本当に優しく父母のお父さんとお母さんの愛情深くですね育ってきたと。
早くですね、養子だっていう説明は受けてたみたいなんですね。
それを4歳とか5歳とかそういう時に近所の友達に言ったら、君は養子なんだ、捨てられたんだねって言われたそうなんですよ。
本当にガーンというショックと。
スピーカー 2
酷いやつがいるもんですね。
スピーカー 1
もう本当に酷いですね。
どこの時代でも。
子供なのでたいなくって感じだったと思うんですけども、それですごくショックを受けて、
家に帰って僕は捨てられたのって言ったら、あなたは捨てられたんじゃなくて、私たちが選んだのはあなたは特別な人なのって言って、
両親に言われたことで、自分は特別なんだっていうのがその時にギュンと入ってきたんですね。
子供の時からですね、お父さんが機械いじりとか好きだったので、いろんなものを作るとか、そういうことをですね、どんどんどんどんやるようになって、
ある時ですね、スピーカーとマイクを接続して何か音を出すっていう機械を、近所にヒューレットパッカーという技術者がいたらしいんですけど、
そこで何か見せてもらった時に、自分の父親よりもまだ幼少期、小学校、低学年の自分の方が頭がいいっていうことを気づいたらしいんですよ、スティーブ・ジョンスが。
お父さんが頭がいいっていうか、お父さんが知らないことを僕は知っている。僕の中に正しいことがあるっていうのを思って、思った瞬間にすごく恥ずかしいと思ったらしいんですね。
それで自分は特別なんだって、この両親の子供はないけれども、とにかく特別なんだっていうことで、もうひたすらその状態に入ってたと。
実際にすごく優秀だったみたいで、小学校4年生、10歳の時の受けた知能検査で高校2年生の学力持ってますねって言われた感じですと、もう5年も6年もずっと上の世代と本当は合う感じだったんですけども、
じゃあ今から小学校4年生でいきなり高校に進学するわけいかないので、じゃあ飛び急で4年生ですから、中学校に1年飛び越して入るかということで中学校に行ったらですね、当然今までの友達一人もいなくてですね、年上の人たちばっかりのところにちっちゃいのが来てですね、もういじめられるわけですね。
で、それでこんなにいじめられた学校なんか行きたくないってことで、転校してくんなきゃ困るというのを親に直談判して、そこから転校するってことは引っ越しをする、引っ越しをしてくれたんですね両親が。それぐらい子供のことを考えてくれたという感じで、そこでガレージ付きの一軒家に引っ越しをすると。
で、そのガレージでいろんなものを作るっていう話につながっていきます。で、この引っ越す前の家なんですけども、これはですね、その本に載ってたんですけど、なるほどと思ったんですけども、当時ですね、これ中3階級の実家ということで、そんなに裕福だったわけじゃないんですね。でも家を持ってましたと。
当時ジョセフアイクラーっていう住宅の会社があって、そこが売っていた縦売り住宅だったらしいんですよ。で、そのアイクラーっていう会社の縦売り住宅っていうのはすごく安価で、まあ安かったそうなんですね。安いんですけどもオシャレらしいんですよね。非常によくできていると。
で、CBSの言葉では小綺麗なデザインとシンプルなセンスを低所得者層にもたらしたと。で、優れた機能があれこれと用意されているのもいいと。それが自分の成果がそういう家だと。めちゃくちゃいいと。なのでそれが現体験で、素晴らしいデザインとシンプルな機能を高価でない製品で実現できたらいいなと思ってきたと。
それこそAppleがスタートした時のビジョンだっていうことを言ってないですよ。なのでまあ中学校の時、まあ中学校というか小学校、高学年の時に引っ越したんだけどその前の家の印象があって、こういうものを作る人間になりたいんだっていうのを思っていたと。
スピーカー 2
なるほど。そうか、だから弁護士の家に行ってたら違ったかもしれない。
スピーカー 1
違う人生ですね。
そうですよね。
スピーカー 2
相当口が立つ弁護士になったかもしれないですけれども、このデザインのことはここでは感じなかったかもしれないですね。
スピーカー 1
でしょうね。
なのでこの子供の時の話なんてと思ったんですけど、特別感だったり、どっかその自分が捨てられたっていう悲しみを背負ってるというところで、やっぱりこう自分でコントロールされなかったんですね。捨てられるというか養子に出されるってことは。
なので彼のこの後の人生の中でコントロールって言葉が常に出てくるんですけれども、全てをコントロールしたいんだと。コントロールをするためにはシンプルなものである方がいいということで、それがその製品の哲学にも生きてきたりっていう感じです。
なのでこの時代の考えっていうのがもう電車されてるようなアップル製品だなっていうのがすごくうかがい知れるようなエピソードがすごく多い幼少時代ですね。
すごく優秀な感じなんですけども、その中でですね、エレクトロニクス、チコン機とかラジオとかそういう類のものとかあと無線とかそういうものにどんどんハマっていくようになってですね。
お父さんは自動車のエンジンとかそういうメカとか触ってるんですけど、そういうのに興味を全然持たなくて、電気の方に興味が向かっていったそうです。
で、高校に入学してですね、そこでエレクトロニクスの授業っていうのがあったそうで、名物先生の授業っていうのは全然あの本にはまらなかったんですけども、
そこでその授業をかつて受けた同じ高校の卒業生、5歳年上の卒業生にスティーブ・オズニアックがいてという感じでつながってくるということだそうです。
で、ちょっとそのままオズニアックの話に行きたいんですけども、スティーブ・オズニアックはIQ200の本当に天才ですね。
スピーカー 2
天才ですね。
スピーカー 1
で、彼もシリコンバレーに住んでいたんですけども、お父さんはですね、ロッキード社でミサイルの開発をしているエンジニアだったそうです。
なので家にはミサイルの写真とか貼ってあって、ただすごく保肥性が高いということで詳細は話してくれなかったけれども、すごく優秀なエレクトロニクスの技術者だったそうなんですね。
で、そのお父さんがですね、4歳のオズニアックに向かってどういう原理でこれはこうなってるんだっていうのを説明するそうなんですよ。
4歳児がわかるような説明をしっかりとしてくれた。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
で、もうすごく正直なお父さんで、正直、嘘をつかないっていうのがもう絶対大事だっていうことを徹底的に幼少から言われたので、もうオズニアックも嘘は大嫌い、正直を旨とするっていう感じになりました。
で、お父さんはエンジニアの仕事っていうのにすごく誇りを持っていたので、エンジニアリングが世界で最も重要なことで人々の役に立つ電子機器を作れる人っていうのが社会を一歩前に進められる人であると。
エンジニアなら世界を変えられる多くの人の生活を変えられる技術は進歩の原動力だっていうのを幼少時代から叩き込まれてですね。
スピーカー 1
すごいですね。
もうそうするとエーサイ教育ですよね。
もうエンジニアに絶対なるという感じ。
これがシリコンバレーでさっき話したスティーブ・ジョブズもそうだし、スティーブ・オズニアックも。
そこからアップルが生まれてくるわけで、シリコンバレー、テック企業満載でっていう感じになるんですけれども。
このオズニアックのお父さんがロッキードでミサイルを作ってたっていう話があるようですね。
もともとシリコンバレーっていう町は工房とかミサイルとか衛星とか軍事関連の企業とか、そういうもののエレクトロニクスの開発をする企業っていうのはすごく多かったそうなんですね。
これはそこでスタンフォード大学もそばにあって、そこからスタンフォード大学を卒業したヒューレットさんとパッカードさんがヒューレットパッカード社を作って、それこそガレージで創業したっていうのがあるんですけども。
そこでテック企業にどんどん行くんですけども、親御さんがオズニアックの家のようなエレクトロニクスとかそういうものに詳しい親御さんがいて、そういう奮闘を受けた子どもたちが一定数この町にはいたんじゃないかなっていうのもちょっと伺いしれるような感じでございます。
このオズニアック少年なんですけども、基本的には打ち切れ引っ込み事案だったんですけども、すごく活発でスポーツもできてということだったそうです。
ただ、小学校6年生になって急に人気がなくなってですね、友達がいなくなって仲間外れになっちゃったそうなんですね。
仲間外れになってやることないということで、エレクトロニクスの研究みたいなのにどんどんハマっていくというのがあります。
寂しさを紛らわせるためにいたずら狂いになってくると。
小学生とかの、あるいは中学生でもいいんですけど、いたずら好きってちょっと上から水落とすとか椅子を引くとかそんな感じだと思うんですけど、
エレクトロニクスの天才ですので、ちょっとやることが尋常じゃなくてですね。
これもちょっとすごすぎて引いちゃう感じなんですけど、いくつか紹介すると、中学校の時に次元爆弾の音チッチッチッチっていうのをですね、
次元爆弾風に作ってですね、学校のロッカーの中に置くっていういたずらをしてですね。
本人はクククク笑ってて、そしたらある時ですね、校長先生に呼ばれて行ったら警察がいてですね。
自分が次元爆弾にもして作ったやつをですね、校長先生がそれを持ってグランドの真ん中に行って線を引きちぎるってことをやったらしいですけど。
それはもう校長先生もう本当に教師の鏡だなと思うんですけども。
それで彼はですね、お前がやったんだなって言われて、少年院に一晩送られるっていう。
なんかもう警察に捕まっちゃったっていう。
スピーカー 2
まあまあでも爆弾作っちゃだめだよね。
スピーカー 1
爆弾作っちゃだめだよなって感じですよね。
スピーカー 2
まあモトキだったってことですね、いたずらで。
スピーカー 1
まあ本当は爆破するはなかったんですけども、ただまあそれの当事者の人たちの気持ちを考えるとっていうのはあるんですけども。
それだけじゃなくてですね、その牢屋に入れられたんですけども、牢屋に入りましたと。
で他の中に収監されている人たち、少年院なんでこの場所にいると思うんですけど、
天井にですね、暑さを防止するためにこう扇風機がクルクル回ってるのがあるじゃないですか。
スピーカー 2
ありますね。
スピーカー 1
そこに登ってですね、扇風機を分解してそこから配線を出してですね、そのコードを鉄格子につなげて。
監守が鉄格子触るとビリッと来るようなものを作るですとか。
もうなんかちょっとそういうのをどんどんどんどんやり続けるんですね。
であとはなんか大学に入るときにですね、テレビ妨害器っていうのを作って。
みんなこう寮下なんかで今でみんなでテレビ見てると、ウォーズがこうスイッチを入れるとですね、テレビ画面がサーッとこう砂嵐になると。
で誰かが立ち上がるとそれは綺麗な画面に戻る。
で誰かが座るとまたサーッとなるみたいなことを延々と繰り返して。
でもう叩くと治るみたいな。叩くとこっちでスイッチをオンにするみたいなこととかを延々と繰り返して、
でそれを誰にも言わないで一人でこう楽しんでるっていう感じみたいです。
でそういうこういたずらをさんざっぱらやってるときにスティーブ・ジョブズにですね、
同じ高校の後輩で面白いやつがいるんだっていうので出会ったらスティーブ・ジョブズもエレクトロニクスの機械を自分で設計すると。
で実際いたずら大好きスティーブ・ジョブズっていうのもあったんで、
でそこでもう二人とも高度なことをやってるんで、パーンと話したときに、
え、それわかるよすごいじゃんっていうのを初めてお互い認められるっていう感じで。
5歳年が離れていたんですけども大人びたスティーブ・ジョブズとちょっとこう、
まあ子供っぽいがもうすごく意気投合してそこからすぐに友達になると感じになります。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
こっからがまたそのいたずら好きの二人が加速していくんですけれども、
そのときにあの雑誌で、当時はまああのパソコンとかそういう携帯でも当然ないですけれども、
電話をかけるときに長距離電話とかそういう電話をかけるときに音が出るんですよね。
なんかあの周波数の音を出すと何か繋がるみたいなのがあった。
スピーカー 2
はいはいありましたありました昔の電話。
スピーカー 1
でそれのですねえっとこうやったらこういう音が出るっていうのをですね、
技術雑誌に投稿した人がいるのをなんか二人は見たわけですね。
でそれを見てこれ俺たちも長距離電話とかかけられるじゃんって言って、
そこに書いてある雑誌の通りに作って、でその雑誌に書いてあるのがアナログでこう作られたものをこうポーズがですねデジタル化してですね、
すごくちっちゃいブルーボックスって彼らは言ってるんですけれども、
要は電話口にですね置いとくと周波数が流れてその周波数でただで長距離電話をかけられる機械っていうのを自分たちで独自で作ったわけですね。
すごいですね。
これもなんかすごいんですけどもうほんとかけ放題なわけです。
アメリカに限らず国際電話もかけ放題。
スピーカー 2
はー、ハックしたわけだ。
スピーカー 1
ハックしちゃったんですよ。でいたずら電話でかけた先っていうのがすごいですよ。
バチカン州国のローマ法王に電話をかけるわけですね。でおたくどちらさんですかって言われたらニクソン政権のヘンリーキッシンジャーですって言うらしいですよ。
当時若い人わかんないと思うんですけどニクソン大統領のもとでですね国務大臣をしたキッシンジャーっていう名外交換の方がいてその人の名前を言ってちょっと今は法王はお休み中ですので2時間後にかけてくださいって言って2時間してもう1回かけてどちら様ですかって。
キッシンジャー先ほどかけたキッシンジャーですって言ったらキッシンジャーとは1時間前に会話したけどあなたは誰なんですかって言われてガチャっと切るみたいなことをやってたと。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
でもうなんかそこも破天荒なんですけども彼らは自分たちでいろんなところに電話まあいわゆるいたずら電話ですよねかけまくって遊んでいることに飽きたらずですねこれ作ったら売れんじゃねえと思ったんですね。
スピーカー 1
ローズニアックは部品代40ドルで作ることができたので40ドルで作ってそれを150ドルでスティーブジョブズが売るということをやってでも大きいは接班ねということで始めました。
それがまあまあ当たって出たんですけどもある時にですねお店でなんかこれどうだって言って出したらですねそのお客さんになりそうな人がですねケンジを出してただでおこせって言ってきたのでそれが怖くなってその商売をやめたという。
なるほど。
でこのいたずらブルーボックス長距離電話いたずら電話の機械の話をなんで今ここでしたかというとこれでエレクトロニクスの機械を作って売るっていうことを2人は経験してこれは事業にできるっていうふうに思ったそうなんですね。
なのでこの当事者がジョブズとウォーズっていう2人のスティーブが初めてエレクトロニクスの製品を世に出した瞬間でそれも犯罪ですしありえないですけど犯罪なんですけどね。
でその犯罪行為を危機としてこんないたずらしちゃったっていう話してる2人の中自伝にちょっとドンビーている自分もいるんですけど。
なるほど。
ただどの本にもどんなエピソードにも載っている話なので。
スピーカー 2
面白いなこれ。
スピーカー 1
そこで2人の子供の時の体験と2人で作った経験っていうのが後のAppleに確実に繋がってるっていう感じですね。
スピーカー 2
すごいな出会うべくして出会っちゃいましたね。
そこで本当に2人がね。
スピーカー 1
でここでポイントになるのがスティーブ・ジョブズもエレクトロニクスめっちゃ詳しくてすごいエンジニアになれたと思うんですけども。
基本的に作るのはほとんどウォズニアックがやってる感じなんですね。もちろん手伝ったりとかしてるんですけども。
ウォズニアックが自分で作って設計をして作ってそれをスティーブ・ジョブズが世に放っていくみたいなフォーメーションができたのもこの頃からという感じですね。
ここからですねウォズニアックが実は大学生だったんですけど大学を休学してヒューレットパッカード社にですね計算機の設計者として就職するみたいなことがここからあってですね。
で同じくスティーブ・ジョブズもですね大学に行ったんだけどすぐ辞めてしまってアタリっていう会社ゲームの会社ですね。
でそこに就職をします。でこの就職の仕方もですね派遣校で採用面接に行ってその時ヒッピーだったんですねスティーブ・ジョブズ。
で挑発でヒゲもじゃで裸足で歩いてってそこでもう傍若無人な感じでアタリ社に行って当時アタリ社って意外と人気企業だったんですけどそこでバーンと採用面接のところに行って俺採用するまで俺帰らねえからって言ってそこに座るっていう。
でなんかこいつ優秀そうだから取るかって言って取られたという感じだそうです。
でまあその時のこれ真実かどうかわかんないですけどドキュメンタリー映画の中でウォズが言ってたんですけどもそのアタリ社が作ってたゲームでポンっていうゲームがあったそうです。
ボールを飛ばし合うような多球みたいな感じですかねそういうゲームがもうすごく単純なものがあってそれがアーケードとかにあったんですけどそれを見たウォズニアックがこれ俺なら作れると思って自力でポンを作ったらしいんですよ。
自分家で勝手に趣味としてでそれをジョブスに見せてこれすげえじゃんってちょっと貸してって言ってその基盤をアタリ社に持ってって俺これ作ったんだけど採用するまで帰らないって彼は言ったんだっていうふうにインタビューでウォズニアックが言ってたんで人のこう何ですかね作ったものを自分が作ったって言って出すっていうこれも結構スティーブジョブスがやってることなんですけどもそれで入ったんじゃないかって言われたりもしてます。
ただウォズニアックの後々の書籍で当時のインタビューとは違うことを言ってたりとかもあるのでどれが真実かわかんないんですけども一応そういう感じでこのアタリ社にいる間にですね会社ちょっと休んでインドに4ヶ月放浪しちゃったりとかっていうのもあるんですけどもその中でですねアタリ社で働くにもお風呂に入らないんですねスティーブジョブス。
なるほど 臭いんですね裸足なんですねで生意気なんですねめちゃくちゃでも鬼のように仕事をするっていうちょっと困った人 困るなあ
でも会社としては優秀だしなんと言ってもどうやら後ろに天才の友達いそうだなっていうのがアタリ社でも社長みんな知ってる状況だったのでじゃあお前もうちょっと夜働けとみんなが帰った後夜勤になんなさいというのをそのアタリ社の社長が言うわけです