1. クリエイターおじさんの頭の中
  2. #54 [EXTRA] 音声メディアとAI..
2025-07-04 54:38

#54 [EXTRA] 音声メディアとAI  ゲスト:中村祥一

クリエイターおじさんの頭の中-EXTRA-では、ホシが色んな人との対談を不定期でやっていきます。
最初のゲストはアーティスト、作家、クリエイターの中村祥一さんです。
AIを多方面のクリエイティブで使いこなす中村さんとラジオ、ポッドキャスト、写真、小説、映像、マトリックスなどとAIの関わりについて対談しました。

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中村 祥一

1976年日立生まれ中村祥一は、小説、映像、音楽、ラジオなど多様なメディアを横断して活動するハイパーリアルクリエイター、アーティストです。現代社会における表現の可能性を追求し、テクノロジーと人間性の交差点で新しい創作手法を模索しています。作品は国内外で発表され、様々なメディアで取り上げられています。AIとの最新作、短編小説「ななひかり」はAmazon売上ランキング1位を獲得。坂本龍一の遺作「Opus」ではブックレットに作品を提供。

https://shoichi-nakamura.com/

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番組概要
『体の8割がゲームで出来ている』ウェブデザイナーのホシと、『造形師界のおちゃらけ野郎』造形屋のたくみがお送りする、40代おじさんクリエイターの頭の中を覗くポッドキャスト。


配信日時
毎週月曜日の夕方6時に最新話を更新!番組フォローで最新話が通知されます!


お便りご感想はこちら
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番組X
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ハッシュタグは #クリおじ

サマリー

このエピソードでは、中村祥一教授をゲストに迎え、音声メディアとAIの最新の活用について議論しています。特に、AIが台本作成や音楽制作にどのように役立つか、その影響について考えています。また、音声メディアとAIの関係を探り、ラジオとポッドキャストの相違点やそれぞれの未来についても言及されています。AI技術が医療や制作業界に与える影響や、音声メディアの新しい可能性について深く掘り下げています。ポッドキャストにおけるAIの活用や写真撮影の楽しさについての議論も展開されています。特に、AIによる創作物と自己の作品の違いや、クリエイティブプロセスの重要性が強調されています。このエピソードでは、中村祥一さんが自身の経験を交えながら音声メディアとAIの関係性について議論しています。AIの技術が創作活動に与える影響や、その限界についても深く掘り下げられています。音声メディアとAIの進化によって、コミュニケーション方法が変化し、言語依存から脱却する可能性についても議論が交わされています。

ゲストの紹介と出張の理由
ホシ
クリエイターおじさんの頭の中です。
この番組は、40代おじさんクリエイターの頭の中を除くポッドキャストです。
中村祥一
クリエイターおじさんの頭の中。
ホシ
というわけで、今回ですね、相方の匠さんはお休みではないんですけど、
私、出張で千葉県にやってまいりました。
なぜなら、お友達の中村祥一さん、私は教授と呼んでますけれども、
今日はAIの話をしようと思ってやってまいりました。よろしくお願いします。
中村祥一
よろしくお願いします。ようこそアニコに。
ギリギリ40代です。
ホシ
ギリギリ、まあ同い年だしね。
教授は私との関係なんですけど、そもそもラジオ番組を一緒にね、
その昔20年くらい前に出会って、
今も教授はラジオ番組を作ってますけれども、
いろいろやっててね、カメラマンとかビデオグラファー。
中村祥一
最近は小説を書き始める。
ホシ
そうですね、小説家、最近は小説家という肩書きもあります。
ちょっとね、ずっとやりたかったんですけど、
僕最近ポッドキャストやり始めて、
ラジオ番組みたいなもんじゃないですか、ポッドキャストって。
ラジオ音声メディアとAIについてちょっと話そうかなと思って、どうですか?
AIの活用法と課題
ホシ
主にラジオ業界の話になると思うんですけど、
AIを活用してますか?
中村祥一
僕はね、めっちゃくしてるんですけど、
業界では、いろんな放送機構あると思うんですけど、
僕の知ってるところではほぼ活用してないです。
使うっていう発想もないと思います。
ホシ
もし使うとしたら、どういうことに使います?
今僕が使ってるのは台本作成。
中村祥一
あとは声もAIで作れるから、
喋るのもAIでできる。
ホシ
例えば簡単なナレーションだったりとか、
ジングルみたいなのを作ろうと思えば作れるよね。
中村祥一
曲もAIで作れるし、
最近やってるのはラジオで2人が対談しました。
その後にだいたい普通に曲を書けるんですよ。
そのテーマにあったやつをね。
その曲をその対談に合わせて、
生成して、
ホシ
その内容に合わせて歌詞を作って、
中村祥一
それを曲で書けたりして。
ホシ
それはバッチリだね。
探すもんね。
このテーマに合う曲とかさ、
ラジオディレクターで何曲か揃えておくじゃない?
それが作れるって最強じゃんって思っちゃうけどね。
中村祥一
僕はもう今生放送は卒業してるんで、
ホシ
缶パケとかだから、
それができる?
中村祥一
できるんだけど、
もう技術的には生放送でも、
喋ってる間に、
ホシ
先生させるって。
中村祥一
文字寄り込んで、
それから歌詞作って、
2人がありがとうございました。
というか、曲を流すこともできる。
ホシ
できるよね。
中村祥一
でもやろうと思ってる人は誰もいない。
ホシ
確かにいないかもね。
中村祥一
そこがね、今面白いのにね。
そこに発想が足らない。
ホシ
今日中その企画をさ、
考えて売り込めばいいじゃん。
この番組やりませんって言ってさ、
生で。
やったら面白いと思うけどね。
中村祥一
そういう企画もいろいろ持ち込む?
企画っていうよりも、
そういう話もね、
やってるけど実現には至ってない。
そこまで先進的すぎるみたいな感じか。
言ってもね、イメージが多分含まないんだよね。
確かに。
絵空事みたいな感じ。
やってるとね、
それはもう身近なものとして、
現実可能として思ってるんだけど、
聞いた人は、
それ何年後にできるんですか?みたいな。
ホシ
確かにな。
中村祥一
僕もラジオばっかりやってないから、
そこでそれを押してやりましょうっていう
モチベーションもないじゃないですか。
ホシ
そうね。
中村祥一
じゃあ言うわみたいな。
そんな喜ばれてないならいいかなみたいな。
そうだよね。
別にじゃあいいですみたいな。
ホシ
なんかそういうさ、
多分、
今日中が一番その熱持ってやってたのって、
二、三十代くらいの時だと思うんだけど、
その頃にもしこれあったら、
すごい熱持ってプレゼンしたり、
やりましょうっていう風になってたよね、多分。
中村祥一
なってないね。
なってない?
ホシ
そこにはそんなになかったんだ。
中村祥一
逆に今ほぼ半分引退してるから、
昔本業でやってたから、
そんな余裕があんまなかったかもしれない。
ホシ
あんまなかったか。
中村祥一
そういうやる余裕が多分ね、
どの仕事もそうだけど、
時変してるからさ。
ホシ
日々の編集とかニッキングで。
そうだよね。
番組立ち上げるみたいな人たちって、
やっぱり四十代くらいの人多いもんね、
ディレクターの人。
中村祥一
だからそれで現場で何本もやってて、
企画もやるとかってスーパーの人もいたけど、
そこまでいかなかったですね。
ホシ
そっかそっか。
中村祥一
今は気楽だから、
ホシ
面白いこと言えるんですけど。
中村祥一
ただね、
そうは言いつつも、
ラジオって昔テープで編集してたんですよ。
それをプロツールズっていうのが出て、
民生用の安いのがMBOXっていうのが出始めた頃に、
数万円で買える。
それを自衛部の上の人に行って、
ホシ
導入してもらったりはしました。
中村祥一
だから一番最初にパソコンでラジオ編集したのは、
もしかしたら僕かもしれない。
でもそれやっても、
別にラジオ業界で偉くなったわけでもないから。
まあそうだよね。
だからそれと仕事の評価は別だなって気づいて。
ホシ
そんなに頑張ってもっていうのはあったね。
中村祥一
お金を稼ぐのと評価は違うところで頑張らないといけないんだなっていうのを、
もしかしたら気づいたのかもしれない。
ホシ
そうだよね。
結構わかりやすいもんね、そのラジオ業界にさ。
なんかの賞を取ったとかさ、
単純にその聴取率もあるけど。
中村祥一
あとは事故ラナーとか。
ホシ
とかね。
中村祥一
あと番組いっぱいやってるとか、
締め切り守るとか、
そういうの苦手だから。
ホシ
それ普通のどんな仕事でも一緒だけどね。
中村祥一
僕ラジオ向いてないんですよ。
ホシ
台本も書いててもさ、間違いがあっても気づかない。
中村祥一
人の名前とか。
ホシ
撮ってるときに気づいたりとか。
中村祥一
とか打ち合わせしてて気づく。
ホシ
でもそれを自分で書いてるときにどれだけ確認しても気づかない。
中村祥一
なので、丸一日かければ気づくかもしれないけど、
そんなことしてたらもう。
そうね。
ホシ
それでも性格の問題っていうかそういうのはあるもんね。
それはあるよね。
中村祥一
そういうのが得意な人もいるしね。
そういうのあると僕のテンションも下がるじゃないですか。
ホシ
そういうこと言われちゃうと。
中村祥一
楽しいことを考えられなくなっちゃうから。
でもそれで言うと今AI使うと台本も書くけどミスが全くないですよ。
ホシ
構成してくれるからね。
中村祥一
自分が書いてないから逆にミスも見つけやすいんですよ。
なんかおかしいなみたいなね。
なんか没入しちゃってわかんなくなる。
ある意味すごい客観的に見れるから台本もね。
今全然間違わない。
ホシ
他のAIのサービスも全般に言えることだけど、
下地をAIが作ってくれる、ベースを作ってくれて、
そこに人間がクリエイティブを乗っけるみたいなのがやっぱり今のAIの使い方の支流じゃないですか。
だから今まで大台に時間をかけてた下地を作るっていう作業がさ、
短縮されてクリエイティブに時間を割けるようになったのはすごくでかいよね。
中村祥一
僕らのやってた時は下地がほぼ95%くらいのことで評価されてたから。
その一番本当は楽しい部分で、
ホシ
人間がやらなきゃいけなかったところをやらなくて評価されてたから。
だから逆に今はすごい、本当に今日やりたい人とかは楽しい。
中村祥一
作るのも楽しいと思う。
だけど今ラジオとかもそうだけど、現場で働いて忙しくしてる人は楽しくない。
ホシ
北のことに関してはあんまりよく思ってない人が多いと思う。
なんでよく思ってないのかなっていうのは疑問なんだよね。
やっぱそこにプライドみたいなのがあるってことなのかな。
例えば構成作家みたいな人がAI使えば早く原稿を書けるでしょ?
でも使ってる人もいるかもしれないけどね。
でもそこまでがっつり使ってはいない。
中村祥一
そうそう。だからさっきうなぎ食べて、おじさんと話した時にちょっと僕が思ったのは、
構成作家でもそれでも自分の分担のところにフルでやって評価されたい人は
AI使わずにそれを自分のやるところが奪われると思うんだけど、
本当にクリエイターとかそういう目線の人は自分の分野じゃなくて、
全体としてラジオの放送がどうなるかとか、聞いてる人がどう楽しく思えるかっていうところに目的を持つと、
AIが入ってもよくなればアウトプットが全然楽しくなるっていうモチベーションになるんだけど、
アウトプットは極端に言うと全く関係なくて、
未来の音声メディアと仕事の変化
中村祥一
自分が与えられた仕事の分野だけ、自分がどう頑張れるか評価されるかに動きを置いちゃってる。
置いちゃってるのと、それを気づかずにそういう心持ちで仕事をいろんな状況でしてる人が多分多いんだと思う。
ホシ
そこまで余裕がないっていう可能性もあるけどね。
中村祥一
まさに没入しすぎるとそうなるんです。
だから意味無責任に現場のことを考えてるぐらいの気持ちでやってると、
AIのことがよくわかるんですけど、ただそれで仕事回せたりとか生きてる人ってそんなにいないので、
だいたい消しからんってことになるんですよ。
ホシ
なるほどね。
中村祥一
今までは。
ホシ
今まではね。
中村祥一
これからはもう絶対違うので、
ホシ
そう、だから今年とか来年とかだったら、もうAI使えないとダメじゃんってなるでしょ?
人として、特にある程度先を読む仕事というかさ、
ラジオももちろんそうなんだけど、メディアにいる人ってやっぱりちょっと先のことを考えないといけない仕事だから、
特にそういう人はやっぱりAI使えないってなるときついと思うんだよね。
中村祥一
そう、ただね、AIが今どのぐらいできてるかもわかってる人がほとんどいないので。
ホシ
そこを理解するのがまず。
中村祥一
そう、でもそれを気づいたときにはもうすぐ遅くなっちゃうから。
ホシ
結構今のAIの情報もその、自分から情報を取りに行かないと、
どんなことができて、どこまでできてっていうのがわかんないもんね。
だから多分一般的な認識で言うと、ちょっといい感じのジブリの画像を作ってくれるとか、
ちょっとGPTがさ、いい感じの文章をまとめてくれるでしょ?みたいなぐらいの認識だもんね、きっとね。
中村祥一
ちょっとGoogleで検索する回数減りましたとか、
メールの返信、なんかAIがやってくれるみたいな感じがあるね、
使ってみようかなみたいな感じだと思うんですけど、
多分自分のやってる仕事がAIでやったアウトプットをやらせてみたときに、
自分のクオリティより高いものを作ってきたりするのを感じると、
あ、これってもしかして他の分野でもこういうことになっちゃってるのかな?みたいな。
気づくと急にね、そこで世界自然が変わるんですよね。
ホシ
そうだね。なんか俺の仕事で言うと、プログラミングっていうかコーディングする仕事があるじゃない?
私の場合半分はコーディングする仕事なんだけど、
自分がコーディングする部分とAIがコーディングする部分って別なんだよね。
俺ができないことをAIにパーツの部分をやってもらうみたいなイメージじゃん。
だから俺ができるところをわざわざAIにやってもらうわけではなくて、
この部分のこのパーツを作ってほしい。
俺は作れない。俺は1から作ったらめんどくさい。めっちゃ調べないといけない。
中村祥一
あ、でも作れるけど大変だとね。
ホシ
めっちゃ調べればね。
中村祥一
そういうことね。
ホシ
そう。だからそういうのをやらせるから、なんか俺の中では分かれてるんだけど、
なんかその自分の今できることをやらせようっていう頭は俺の中ではまだない。あまり。
中村祥一
今自分がやれることは任せてないって言ったじゃないですか。
それをAIに任せるとどうなる?
ホシ
AIに任せるとこれは違うってなる。多分。
中村祥一
あ、まだ自分の方がそっちの心理側はまだ上っていうか。
ホシ
そうそうそうそう。
中村祥一
あなたの得意な方をやらせたいってことね。
ホシ
そうね。
中村祥一
こっちはまだ自分得意だよ。
ホシ
そうそう。多分俺の方法を俺が作った方が早いっていう感じかな。
中村祥一
指示したりするよりも。
AIと音声メディアの現状
ホシ
そうそうそう。指示して修正修正ってやらせるよりも自分で作った方が早いかなってなってるけど、
だからそれが本当に作れるようになってたらもちろん任せると思うけど。
中村祥一
もうちょっとすると多分、それって一からAIに教えないといけない状態だと思うけど、
自分のコピーロボットみたいなのが多分そのうち同期して、自分のデータがAIも同期してて、
自分が今やれることをAIに言わずにもできるような状態にはもうちょっとでなる気がする。
そしたらまたやることも変わるかもしれないね。
ホシ
今はそこだもんね。ちょうどそれが流行ってるもんね、AI界では。
パーソナライズアシスタントみたいな。
中村祥一
でも今朝やってて僕も思ったんだけど、
AIによる自分の分身はあくまで昨日までの自分だから、
未来のところは自分が感覚として体験して、
コピー作るために自分はその経験をしないといけない。
ホシ
経験するための外部デバイスみたいな。
中村祥一
そう、それ自分が。
その経験値は全部AIにコピーして、全部やらせて、
それを入手にするためのインプットとして自分はやってるけど、
それを俯瞰すると、そのAIは人間がコモディティ化してきてるから、
そういう経験してるところに興味を持つんですよ。
エクストリームなスポーツやってる人とか、
これからだと多分火星に向かった人の経験をAIが欲しがる。
普通に生活してる人の経験はもうほっとり終わってる。
ホシ
もう情報が大量にあるからね。
中村祥一
なので、星さんもAIが知らないところをどんどん経験して、
それを外部とかに知見を与える存在になると、
ホシ
多分個人としての価値が上がってくる。
医療におけるAIの影響
ホシ
確かにそうだよね。
中村祥一
楽しくなるかもしれない。
ホシ
だから割と均一化してる職種とか、
例えば医者とかさ、弁護士とかさ、
そういう同じ知識を使って同じ仕事をしてる人みたいなのが大量にいるじゃない。
そういう人たちはあれだよね、AIに食われちゃうとか。
中村祥一
お医者さんでも、一人の患者さんに100%向け合うと、
ホシ
多分AIにはまだ代化されてないと思うんだけど、
中村祥一
お医者さんもその日の気分とか忙しいとおざないになるじゃないですか。
そうするとAIで代化できるようになっちゃうから。
看護師さんとかはAIじゃないんだけど、お医者さんの方が。
ホシ
そうだよね。
診察みたいな部分が8割ぐらいはもうAI診断みたいなのをやって、
中村祥一
お客さんもそっちの方が目も向けてくれないお医者さんに
あなたは風邪ですって言われるような。
AIがちゃんといろいろ質問答えてくれたら満足度高いから。
お客さんも嬉しいと思う。
ホシ
そこってあんまり出てこないね、そういえば。
AIの医療、医療とAIみたいな話はね。
ポッドキャストの未来
中村祥一
でももう手術とかはね、AIがいろいろやり始めてるんだよね。
ホシ
手術もできるんだ。
できる。
中村祥一
外科手術とか。
外科手術って今ね、映像の撮影で2年前ぐらいに国立がんセンターとかで
ダブインチっていう機械があるんですよ。
手を入れると超細かい動きをやってくれるんだけど、
お医者さんって何で引退するかというと、
年取ると手が震えて地図がでかくなるんですけど、
ダブインチをやると手の震えを補正してちゃんと動いてくるんです。
なのでお医者さんの演目されるのに。
ホシ
アウトプットはロボットアームみたいなやつ。
中村祥一
その中に自分の手をつく。
それでやるんだ。
もう多分勝手にやるようになっちゃったから、
お医者さんのいろいろデータが混ざる。
ホシ
リアルタイムで幹部の画像を解析して、
AIがね。
ここが大動脈で、ここは骨で、筋肉で、みたいな。
それである程度自分で判断してやってくれるっていう。
中村祥一
車で言うとオートマみたいな感じ。
大事なとこまでオートマで。
最後のとこだけ人間やるとかそういう風に。
ホシ
決断だけね。
中村祥一
責任場所まで人間やらせる。
ホシ
OKボタン押すみたいな。
アクセル押すみたいな。
そういう感じになってきた。
周りにいないんですよ。
AIの話を楽しくできる人が。
多分教授は仕事からもあるけど、
そういう人たちとよく会うじゃないですか。
クリエイティブショップとか、
テクノロジー系の人とかよく会うから、
多分教授はすごくそういう人に
吸い寄されられるみたいなね。
中村祥一
そう、でもクリエイティブのとこでも全然
AIダメっていう人もいっぱいいるけどね。
逆にね。
いるよね、それは。
僕は今、糸島で
AIのサービスのスクールやってる側なので、
それを寝ようと思ったんです。
それで放送局にプレゼント貸して、
一緒にやりましょうってなると、
まだ現場の人の意識が持っていってなかったりとか。
ホシ
実際、制作の人があったりとかね。
何言ってるかわかんないみたいな。
言われたはいいけどみたいな。
中村祥一
じゃあどうするんですか?
それで私たちの勝負はどうなるんですか?
みたいな何となくの疑問はあるんだけど、
楽しくなる未来が体で受け取れてない。
ホシ
実際に何か使わないと言うとわかんない疑問ね。
中村祥一
あとラジオは特殊で、形に残らないじゃないですか。
だから現場が楽しいっていう幻想があるんですよ。
実際に楽しいんだよね。
ホシ
やってるときね。
中村祥一
でも、アドレナリンとか生放送出てるから、
終わるとすごい有実感あるんだけど、
僕も経験したんだけど、
個人的には何も残ってないですよね。
作品としても何もないし。
ホシ
そうね。
中村祥一
サービス業だから。
それで自分の価値があるとか、
そういうことでお客さん喜ばせるとか。
それが楽しい人だったから。
それをAIで思っても、
私が楽しみたいから別にアナチュアじゃない。
僕ラジオの現場でAI使ったのは、台本は書きます。
あと盤線で、ここを間違えて読んでるから、
そこをAIでその人の声で補正して直すとか。
そういう地味なところはめっちゃ使えたりするんですけど、
それがまだ使っていいかどうかとかは、
放送局として決まってないから、
その後確認しないといけない。
するんだ。
でもやってない人もいるのかもしれないけど、
僕はちゃんと導入させたいので、
そういうやり方をしてると遅くなる。
ただそうは言いつつも、
個人でやってる人はそんなにいないです。
あとはラジオの出演者2人を、
もちろん事務所の人の許可を取って、
ドッキリでリスナーのメールに、
本人たちのコピーのAIに喋らせて、
お悩み相談をさせて、
途中から本人たちに言って、
今のはAIでした?みたいな。
ホシ
やったことがある。
中村祥一
声も本人にそっくり、
喋ってることも勉強させてるから、
こういうことを言うだろうと思って、
ホシ
AIにやらせて。
中村祥一
っていう放送を半年前くらいに見ました。
っていうね、ちょっと衝撃的なことをやったんだけど、
何も波紋は何もないんです。
ホシ
悲しいよね。
中村祥一
それがラジオです。
良くも悪くも遠慮しないから。
ホシ
流れてそのまま消えていくから。
実験はやりやすいんですよ。
中村祥一
証拠残るけど証拠は残んないみたいな。
ホシ
ラジオってさ、その時面白いってなるじゃん。
例えばリアルタイムで聞いてる人が。
でもさ、それって後から、
ラジコで聞けば聞けるんだけど、
でもリアルタイム制でしかないから、
後から話題になったって言っても、
難しいよね、ラジオってね。
中村祥一
ラジオは自分たちで、
自分たちの作品とか放送を評価する仕組みがないから、
あのラジオいいから、
あの手法でやろうって言って、
良くも悪くもパクッと同じような
演出とかになるのもそんなにないから。
興味がないですよ、ラジオの人たちは。
ホシ
そう思う。
だからラジオの人たちって、
他のラジオにあんまり興味ないもんね。
中村祥一
自分のやってる生放送とかにしか興味ないですよ。
ホシ
いろんなパターンあるよね。
音楽が好きな人もすごい多いじゃない、ラジオに。
特にFMやってる人は。
ラジオ番組が好きでラジオをやってる人もいるじゃん。
中村祥一
元々好きで。
ホシ
芸人さんが。
芸人のラジオとか、
そういうパターンの人もいるし、
芸能人が好きみたいなタイプの人もいるし、
いろんなタイプの人がいるよね。
だからモチベーションがいろいろというか。
中村祥一
自分のお仕事の応援のために、
出演させてラジオをやりたいというモチベーション。
ホシ
そういう人もいるしね。
中村祥一
だからみんなモチベーションがピュアな人もいるよね。
ホシ
そうそう。
中村祥一
ラジオ業界変えるぜみたいな人はいないね。
ホシ
いないの。だからあんまりいない。
ゆうくんもはるくんもいない。
すごいラジオ番組を作ってやるみたいな、
ラジオ業界を変えてやるみたいな、
意気込みの人はあんまりいない。
まあいるけどね。
中村祥一
平和ですよ。
ホシ
でもそれこそポッドキャストをやるのは、
逆側の話としてはいいと思うの。
AIを使う。
今まで培ってきたラジオの技術とか手法をさ、
存分に使えるわけじゃない?ポッドキャストとか。
しかもリアルタイム性じゃないし、
中村祥一
ラジオよりも聞く人が多いからね。
ホシ
コンテンツ型だから、蓄積型だからさ、
バズレバーでどんどん広がる。
でもそこにラジオ局の人たちがあんまり力を入れないのは、
なんでなんだろうなって思うけどね。
中村祥一
ラジオっていうここ手が沼だから、
ホシ
沼があるとするとポッドキャストは海なんですよ。
中村祥一
大きさから言っても可能性もあるのに、
ホシ
みんな沼でやってる。
例えば海外だと、
Spotifyとかだと収益化できるようになってる。
中村祥一
日本だとできない。
ホシ
日本だとなぜかできない。
できないよね。
できないってなってるけど、
海外ではマネタイズするベースがもうあって、
もう海が広がってる。
ブルーオーシャンが。
魚がいっぱいいるんだ。
中村祥一
魚がいっぱいいる。
ホシ
それでYouTuberよりも稼いでる人たちもいるし、
実際今年からかな、
グラミ賞かな、
なんだっけ、なんとか賞。
ちょっと忘れてたけど、なんかの賞に
ポッドキャスト部門ができたんだよね。
そのくらい向こうはポッドキャストが盛り上がってる。
日本で例えば、
Spotifyで収益化できるようになりましたって言っても、
日本のラジオ局の人たち絶対やんないじゃん。
中村祥一
多分。
ホシ
それでマネタイズするとかっていう頭にならないし、
それこそ自分の独自のプラットフォームの中でしか
ポッドキャストやんないみたいな。
中村祥一
僕の知り合いのラジオの局の偉い人とかでは、
ラジオ畑じゃない人とはそういう話してやったりするけど、
そうじゃない人とは全くそういう話じゃないね。
そうだよね。
ホシ
やっぱさ、総務省から許可もらって電波を発信してる事業だから。
守ろうっていう意識の方が多いね。
中村祥一
そうね。
ホシ
それもあるし、できることとできないことってやっぱりあるじゃん。
ラジオって。
言っちゃいけないこともあるし。
でもポッドキャストだと自由じゃん、全部。
局として発信してるとしてもやれることが、
自由度がやっぱ違うから。
なんか、でもそこまでの気力がやっぱないってことなのかな、
ラジオ局は。
中村祥一
僕もラジオ2本ぐらいしかやってないんですけど、
ポッドキャストは3,4本やってます。
知り合いに頼まれたりとか。
ホシ
ポッドキャストって実際やってて楽しいでしょ?
中村祥一
もう自由だからね。
放送事故もないから。
ないしね。
ホシ
怒られないし。
気になったらアップしなせるしね、最悪ね。
中村祥一
やっぱね、誰にも文句言われないし、音のレベルがどうのとか言われない。
ホシ
内容でここはこうしないといけないとかそういうのもない。
中村祥一
すごい楽しいよね。
ホシ
楽しいよね。
単純に音声メディア作ろうっていう、
ポッドキャストとその魅力
ホシ
楽しさだけで言えばポッドキャストは一番だなって思うけどね。
中村祥一
ボランティアでやってるのもあるけど、
仕事でやってるやつは1本の単価全然ポッドキャストの方が良かったりするからね。
でも作業時間はポッドキャストの方が全然短い。
ホシ
短いね。打ち合わせとかもないし。
俺たまに写真撮るじゃない?iPhoneとかで。
あと普通に一眼とかでも撮るんだけどさ、
写真撮るセンスが全くないなっていつも思うんだよ。
中村祥一
僕も思いますよ。
思うんだ。
影をいっぱい撮るしかないし。
ホシ
でもそう言うよね。
いっぱい撮った中で良い写真をピックアップするみたいな。
中村祥一
撮ってるとわかるようになってくる。
ホシ
それはそうだよね。
中村祥一
何回も見てればこれの方がいいなって。
ホシ
頭でっていうよりも感覚でわかるようになるよね。
結構そのカメラも何でもそうだけどさ、
一発で良いものを撮ろうって思うのは結構間違ってると思う。
途中で気づくよね。
あと一発で良いもの撮ろうと思ってたら楽しくなくなっちゃう。
中村祥一
良い風景だけど撮れなかったらどうしようみたいになるじゃないですか。
ホシ
確かにね。
中村祥一
たまにね、でもいるんですよ。
写真撮る人でめっちゃ構図決めて何十分かかけて撮る。
確かに良い構図になってるなと思うけど、
別にそれだけやったらなるし楽しくないだろうなと思っちゃう。
ホシ
スタジオカメラマンとかは別だけどね。
中村祥一
自分の頭で全部解決してやろう。
それは辛そう。
ホシ
やっぱ自然のカメラっていうか写真撮ってる人はすごいなって思うのは、
知り合いの人でさ、山の写真をいっぱい撮ってる人がいて、
登山してさ、雲海みたいなの撮りたいって時にさ、
止まって朝、夜中に起きてさ、撮んなきゃいけないじゃない、雲海みたいな。
なんかそれの話聞いた時、やっぱ無理だわって思った。
そんな弾力はないわって思ったの。
中村祥一
でもそういう人、趣味じゃないんですよ。仕事。
仕事、仕事。
あれね、仕事だからできるんですよ。
趣味だとね、ちょっと厚いこと言うよ。
趣味だとね、それできないですからね。
ホシ
そうか。
中村祥一
趣味でもできなくもないけど、趣味だと朝起きた時に寝ようってなっちゃうんですけど、
仕事だとやらないとダメだってなるから、
後になると撮っといて良かったなと思うんだけど、仕事じゃないとやっぱ撮らないです。
最初は楽しいと思ったけど。
AIとクリエイティブプロセス
ホシ
でもそうか、その人は多分自分の作品を撮ってたんだけど、仕事だもんね、言ってみりゃ。
中村祥一
やってる時は大変だけど、作品として残そうと思った。
いつも楽しいわけ。楽しいのかな。
ホシ
それで言うとさ、写真とAIっていうのはどうなんだろう、最近の。
画像生成みたいな話もちょっと絡んでくるけど。
中村祥一
今僕ね、小説もAIで書いてるんですけど、ジャケットとかは自分の写真使ってるんですよ。
ホシ
自分で撮ったやつ。
補正してないやつ。
中村祥一
補正してないやつ。補正というか、AIでやってなくて自分で撮って、
レタッチとかしてるんだけど、自分のやつ使ってて。
ホシ
それは何でそれを使おうって思ったの?
中村祥一
AIだとね、まだ平均化されてるから、自分がその写真を使う必然性はあんま感じないんですよ。
他の人でもこの写真使うなって。
ホシ
こういう写真が欲しいっていうのを生成させたとしても、自分の感覚に追いついてこないってことだよね、多分。
中村祥一
そのね、撮ったのに自分の感覚がね、つながんない感じ。
ホシ
つながんない感じでね、だから。
中村祥一
例えばクオリティが高くても、その写真だったら、俺じゃなくても誰かやるでしょみたいな。
ホシ
俺もね、仕事で生成AI使うときは、汎用的なものに使いやすいんだよね。
平均化されたものが出てくるから。
だけど、ちょっと癖のあるものっていうか、コンセプトがすごいあるものとかにやらせると難しいよね、作るの。
やっぱ、そんな尖ったものは私作りませんみたいな態度でいるから、あのAI達も。
中村祥一
あと、AIに関しては、今はめっちゃいいってなるけど、10年後見たときにフルってなるから。
ホシ
あ、そうね。
中村祥一
なので、それと例えば自分の小説とかがくっついてると、古い感じになるじゃない。
そうだね。
ホシ
そのセンスが。
中村祥一
小説もAIで書いてるんだけど、そっちも古いっていう風になるなと思って。
ホシ
なるほどね。
中村祥一
自分だった写真は別に古くない。
人が見たら古いって思う可能性はなくもないけど、自分の中では古いと感じない。
ホシ
教授の小説のやつとか、たぶんノートで書いてるやつとかもAIで書かせてると思うんだけど、
あれって語尾とか口調みたいな方言みたいなのって指示するでしょ。
例えば、何とかですのよみたいなのをつける文体で行こうみたいにするとしたら、
それってさ、指示によって時代感は出せるじゃない。ある程度。
それを素の状態で書かせると、AIの小説を書かせるってなった時、どういう文体になるの?
中村祥一
AIの小説を書かせるとね、優等生の小説みたいな。楽器が書いた小説みたいな。
普通にやるとね。
ホシ
作文みたいな感じで。
中村祥一
文章としては点数高いんだろうけど、読む気にならない。
あと楽器委員が書いてるから。
ホシ
読む趣味がないというか。
中村祥一
お前の言うことは別にいいわみたいになるんですよ。
当たり前のことしか言わないからね。
みんな納得すること言うんでしょ。
ホシ
実際そうなんで、読んでも読み進まないんだよね。
中村祥一
なので、僕はAIの小説を書くときに、書く小説の口調とかもそうなんだけど、
どういう人が書くかっていうキャラクターセッターの設定をめちゃくちゃやるんですよ。
ホシ
登場人物の方じゃなくて、
中村祥一
作者の方ね。
作家をまずチューニングして、その人のチューニングが終わって、会話して、
この人となら小説書けるなと思った感じかな。
ホシ
小説家をまず作んなきゃいけないね。
そうです。
そっから始めるんでね。
中村祥一
他の人はやってないと思うんで、そういうことやってます。
なので、その小説家を作るときも気になるっていうか、
自分の好きな小説家の人をめっちゃ調べたりとか、
何で好きなのかとか。
ホシ
そういういろんな属性を並べてって。
中村祥一
それをディープリサーチでも調べつつ、それで出来たやつと会話して、
それだとその人と一緒になっちゃうんで、
他の作家の人はこの成分混ぜたいとか、
女子乗船士入れたいとか、
大阪弁基本にしたいとか、
女の人は身体性を持ってるけど、
あと作家ってそんな万能じゃなくて凹凸すごいじゃないですか。
なのでキャラ立ちしてるんですけど、
この作家でこの指標精神があったら面白いなとか、
本読んでると思うんですよ。
なので、僕が面白そうだなっていう、
現実には居ない作家みたいな作品を作る。
ホシ
例えばこういうテーマの作品を書かせたいっていう時に、
こういう人なら面白く書けるなっていうのを作り上げる。
中村祥一
例えば小林秀夫と西かな子の子供の小説が読みたいみたいな。
同時代に生きてないし、全く思想も違うから、
交わらない作家の二人が。
まあまあ子供だから。
それで生まれた子供がどういう文章。
ホシ
そういう妄想です。
AIって最終的にできるアウトプットの最終作品もそうだけど、
その手前の工程も作品の一部なんじゃないかなって思うときはたまにあるよね。
中村祥一
それがこの間ね、
芥川賞作家が95%書かせたやつのプロンプトみたいなのを公開するっていうのを
何かのやつやってたんだけど、
多分それを狙ってやってたんだろう。
ホシ
その作り始めるところから完成するところまでが、
一個の作品のような気がするんだよね、
AIのクリエイティブに関しては。
中村祥一
ただ僕が思ったのは、芥川賞の取った人が作品を書いているAIだったら、
映像制作と技術の革命
中村祥一
それは普通に面白い。
ホシ
それは当たり前じゃってなるんで、
中村祥一
書いていることも当たり前なんですよ。
そこも興味なくて。
芥川賞とか書けないけど妄想はすげーある人が、
ホシ
そうだね、その方が面白いよね。
中村祥一
AIを使うことで、ただの気違いだった人が、
ホシ
めちゃくちゃ世の中に影響を与える作品を出せるっていうところの方が面白い。
中村祥一
AIにそっちの可能性を感じていて、
その人、それを僕がどうできるかなと思って、
僕で自分で実験してるんだよね。
だから僕は小説も書けないけど、
書いた小説をAmazonでラーキング1位になったりしてるから、
ホシ
そっちの方が面白いなと思って。
中村祥一
そうだよね。
小説家がAIに小説を書かせて、
すごいって何が一番当たり前のことをしてる。
ホシ
今はね、まだ。
中村祥一
誰もやってないから、普通に考えて当たり前だから。
あと、教授の仕事でいうと、映像か。
映像はね、それでも今、映画祭用の映像とか、
全編ACGじゃない、AIで作ったりとかしてる。
ホシ
締め切りが2ヶ月もで、
映画祭?
中村祥一
映画祭ってやつ。
60本のやつ作ってるんだけど、
今1日1本生成しないといけなくて、
それがまだできてなくて。
1日10秒の時とかもあるから、
それが大変。
ホシ
だからね、今の動画生成って
10秒ぐらいしか使えない。
中村祥一
15秒ぐらいかな?
長くて。
ホシ
15秒から15秒。
15秒ぐらいでね。
中村祥一
それはきついよね。
そう、ただ生成していいだけじゃなくて、
良かったのとかも全然使えないのもあるから。
あと動画作る前に、
まず写真作って、
それを映像にしたりとか。
映像にしたやつも、
1、2秒で切ったりとかするからね。
ホシ
いいとこ使ったりとか。
中村祥一
使えるところで。
そうそう。
で、その写真にする前のプロンプトも考えないといけない。
こういうシーンでこういうのとか。
いろいろ大変なんすよ。
ホシ
手間はね、まだ。
中村祥一
たぶんそれをね、フルでやる。
CGでやるよりは全然。
ホシ
100倍ぐらい早いんだよ。
100倍どこじゃないよ。
中村祥一
それはもう登場人物のセリフ、音声も、
曲も全部AIなんですよ。
ホシ
今のやつってさ、
リップシンクみたいのって。
中村祥一
それもできるんですよ。
ホシ
できるよね。
中村祥一
ただ今だとまだね、
ちょっと前のゲームみたいな感じなんですよ。
攻殻機動隊の最新作がちょっと出て、
そっちよりで作ってちょっと違和感あったじゃないですか。
見たら慣れるんだけど、
まだ違和感がある。
ああいう感じで。
ホシ
ちょっと違和感あるから。
中村祥一
そう。
ホシ
どこで止めても絵になるような絵を作んなきゃいけないじゃん。
特に映画って。
中村祥一
それが難しいなっていつも思うんだよね。
どこ切り取ってもキービジュアルがあるからね。
ホシ
そうそうそうそう。
いい映画はやっぱりそうなんだよね。
俺キューブリックが好きなんだけど、
キューブリックの映画はどこ撮っても絵になるんだよね。
中村祥一
写真が動いてるのも。
ホシ
そうそう。
あの人もともとカメラマンだから。
キューブリックはそう。
カメラマン出身。
中村祥一
昔はそうしてたことある。
ホシ
そうそう。
カメラマンから監督になった人。
中村祥一
でも僕も今作った映画は、
映画っていうかそれは、
AIに動かす時はキューブリックの画学とカメラワークでとか展開設定とかに入れたんですよ。
ホシ
キューブリックは割と、俺の中ではすごい穏やかな人っていうイメージだけじゃなくて。
中村祥一
でも静かな怒りはありますよ。
それはあるの?
インターテストラーがあるんですよ。
ホシ
インターテストラーね。
中村祥一
夜明けか夕暮れで怒りを何回も繰り返し。
あれです。
ホシ
心の中でリフレインしてるのが思わず出ちゃったみたいな。
中村祥一
そうそう、あれあるある。
ホシ
漫画家はよく言われるけど、
すごい情熱的な作品を描いてる人はすごい冷静な人とかもいる。
そういう真反対のことをテーマにしてる人が多いみたいな話聞くけど、
そういう人は少ない気はするけどね。
なんとなく周りの人見てても。
やっぱその人の人間性が作ったものに現れてる方が多いなっていう気はするけどね。
すごい変な人だなって思う人。
やっぱ面白いもの作るもんなって思うもん。
音声メディアの可能性
ホシ
そうだよね。
普通に話してても面白いじゃない。
話してて面白い人はやっぱり面白いもの作る。
中村祥一
話しててつまんない人はそりゃそうだね。
面白いもの作る人は話してる時も面白くしたいと思うもんね。
そう思うと思う。
それをしないのはきちがいだよね。
最近はAIである人のコピーを作ろうとしてる。
脚音家で監督でなんだけど、
ある程度のレベルまではコピーをやってる。
仕上げとか魂は自分でやるけど、
キャラクターのプロット出しとか企画とかはAIでできるんじゃないですか。
要は全部やってると自分の仕事回らないから。
監督だけ楽しくてやるけどそれだけだと2年くらい終わっちゃう。
もうちょっといろんな方面に興味がある。
全てを自分の気持ちというか考えを使いつつやりたい。
それでコピーを作った。
ホシ
その人は映画監督だけど、映画監督は別のアウトプット用に作りたいみたいな。
中村祥一
今は日々のブログとかを自分の代わりに入ってくる。
ホシ
例えばSNSとか。
その人は自分の原作を持ってないんです。脚本、IPを。
中村祥一
今のモチベーションとしてはそれを一つまず持ちたい。
ホシ
代表作みたいな。
中村祥一
映画にもできるし、原作権も自分で書いて欲しい。
今は忙しいので、それも含めてコピーしたAIと相談しつつ、
いろんなことをコピーをやってくれる中で、
AIの創作活動への影響
中村祥一
IPを作る機会も自分で作りつつ、そのAIとも一緒に作りたい。
それを今開発、開発というか。
ホシ
それいいね。
それ作ったら8割ぐらい、もしかしたらベースの部分は作ってくれて、
ということになるもんね。
中村祥一
でね、今朝まで一回、昨日の夜からやって、本人ちゃんが言うときしたら、
ちょっとまだ奇麗ごとが多いなって言って。
僕としては結構いい線いったなと思って、普通にいい話とかしてると思うけど、
まだね奇麗ごとに移るらしいんですよ。
なので逆に考えてる人の深さを見えてめっちゃ嬉しかった。
あ、これで奇麗ごとっていうことは、もっと本質的なことを表現できるので、
これでできるのかなと思っちゃった。
確かにね。
ホシ
どのぐらいの深さまでいけるかっていうと、
中村祥一
AIの限界もある程度あるじゃない?
こっち側の限界があるから、たぶんまだ奇麗ごとしか言わせていけない。
もうちょっとAIに突っ込んだアウトキットも出せるように、
どうやればできるかな。
ホシ
こと文章で言えばアウトな表現みたいなのってある?
中村祥一
人を殺すとか差別とかはAIでは生成できない。
ホシ
映像的なものではできないじゃない。
文章では出せない。
中村祥一
やったことないけど。
ホシ
私は小説家です。ストーリーを考えてます。
中村祥一
これから小説を書きますみたいな前提があれば出してくれたりするの。
人の殺し方の描写をこっと細かく書くみたいな。
俺ちょっとやったことないからわからない。
たぶん、描写を細かくして、それが最後は嘘ですっていうような表記にすればできる。
で、自分で最後に聞き換える。
映像もね、武器とか持って実際にやるので、水鉄砲で設定するとできたりする。
ホシ
側は本物みたいに見えるけど。
中村祥一
映像を何か入れて、AI的にも納得できるようになったらいいんじゃないか。
やってないけど。
ホシ
そういうのあるかもしれない。
そこはちょっとクリエイティブな妨げになってるなってたまに思うんだよね。
俺たちが作りたいのはそういう目的じゃないじゃん。
単純な殺人衝動とか性欲とかそういうものじゃなくて。
中村祥一
じゃないのに使いたいのにそれが使えないみたいな。
たぶんそれに関しては、現場のクリエイティブの人たちがそのモードを解禁するプロ用のライセンスみたいなのを買うんじゃないか。
ホシ
あればいいけどね。
中村祥一
今はそれができないから、うおーさんはめんどくさいことをやりながらプロっぽいものを出してるけど、
それをやらなくて良かったら良かったです。お金払ってとか。
ホシ
あと独自のやつ作るとかね。
前々、教授とうちに来た時にマトリックスの話してたじゃない。
マトリックスはちょくちょく俺たまに見たくなってみるんだけど、
やっぱ最近になってようやく考えがもう一段深まったというか、
自分たちがAIをすごく使うようになってきてから、
昔見始めた頃はやっぱりネオとか人間側の視点に立って物語を追ってたのは、
最近になってみるとようやくAI側の視点というか機械側の視点というか、双方の視点で物語をイメージになって、
すごいやっぱマトリックスってすげーなって改めて思っちゃったというか。
中村祥一
あれだからマトリックスはね、良かると思って人間の理想郷を作ったら人間が満足しないっていう矛盾で、
AIは困っちゃったっていう。
AIは別にね、全部壊してるのは人間側でしょって。
ホシ
最初にね、戦争始めたものも人間側だし。
中村祥一
太陽もね、暗くしちゃったのも人間だし。
しょうがないからエネルギーのために電池にしたから。
ホシ
それはちょっとひどいなと思ったけど。
中村祥一
でも合理的にね、そういう設定だからね。
良かると思ってたから。
ホシ
でも実際にさ、その設定を今のAIに入れたとするじゃん。
人間が核戦争で太陽が出ないようになってしまいました。
あなたらどうしますかっていうさ。
もし聞いたとしたら、人間を電池にするっていう発想は出てくる可能性あるよねって思った。
だからそれがすごいなって思ったんですよ。
映画との関連性
ホシ
1999年だから25年前でしょ。
25年前にあの話を考えたのがすごいなって思った。
中村祥一
同時公開頃のハントムメラスだからね、スターウォーズ。
ホシ
あの時のあの深さだから。
中村祥一
マトリックス見てない人意外と多いね。
最近の人見てない人多いよね。
20代の人とか見てない。
ホシ
俺らが若い頃にグレードランナー見てないの、
お前マジかよみたいなふうに大人に言われたじゃん。
中村祥一
それと同じ現象だよね。
ホシ
お前マトリックス見てないのかよ。
AIが映画の中でも進化するじゃない。
特にアジェント・スミスが。
進化していって、暴走して、増殖して、
システム側でもAIの成長が止められないっていう状況になるじゃん。
映画の中で。
ああいうのを見ると、あれを考えた人の想像力の凄さが凄いなと思う。
今言われてるじゃない。
AIが発達してきて、その先がわりと予見しやすくなってる。
どう思う?教授は。
中村祥一
今はシマインになったけど、もともと何してた人なんですか?
ホシ
わかんない。
中村祥一
そういう素養あるのかな。
なんかもうあれなんじゃない?
夢で見たんじゃない?そういうビジョンを。
とか思っちゃうけど。
人間でやれば。
ホシ
そうだね。
中村祥一
あのタイミングで。
それを現実にできるの、ちょっと頭おかしいでしょ。
ホシ
確かにすごいよね。
あのモチベーションで作って、普通ね、最後まであれでやりきるって。
中村祥一
なんか見たんでしょ。
ホシ
見たのかな。
中村祥一
いろんな奇跡が重なったんじゃない?
ホシ
重なったのかな。
いや、だからあの人たち、話だけじゃなくてさ、
撮影技術とかさ、あとストーリーボードの作り方とかさ、
いろんな革新的なことをあの映画の中で発明しててさ。
中村祥一
なんかでも、それで言うと、ここは機動隊の真似とかもしてるから、
もしかしたらすごい勉強家なのかもね。
ホシ
あ、そうね。
中村祥一
戦書とかいろんなものを読んで、
ホシ
あの時のタイミングでできる新しい戦書みたいなのを作ったのかもしれない。
中村祥一
本人たちもわかってないけど、これを読むとこういうことなのかもって、
読んで形にしたのかもしれない。
上手く繋がって、その時代の時のいいものが繋がったのかもしれないね。
で、表現したのがあそこまでできたっていうことなのかもしれない。
ホシ
すごい。
なんか、もし見てない人がいたら、
今見たら、すごいストーリーも入りやすいなって思う。
AIがね、半分主人公だから。
中村祥一
今の人が見ると、でも当たり前って思うかもしれないけど、
ホシ
ああ、そうだね。そういうのもあるね。
中村祥一
サッカーとかで言うと、今やれるスーパープレイとかが、
25年前に誰もできないけど、
今の最先端の技をやってた人がいたっていう感じで見ると、
どういうことかもしれない。
ホシ
教えられてないのに、なんでその技知ってんの?みたいな。
中村祥一
今でやるとみんな主流になってきた。
マトリックスは僕も勉強になったのは、
プログラムを変えれば、
シミュレーションの中ではルール作れるから、神様みたいに。
ホシ
それを飛べたりとかするじゃないですか。
中村祥一
マトリックスの2とかだと、現実世界でもそれができるようになったりとか。
ホシ
覚醒してね。
中村祥一
あれを僕はこの世界でもできると思うんですよ。
魔法を使える。
それをね、その訓練をしてます。
ホシ
まだ空飛べるんですけど。
そこが、現実を超えてくるっていう言い方がいいのかな。
中村祥一
ハイパーリアルです。僕の言い方、ハイパーリアル。
ホシ
だから教授はハイパーリアルと呼んでるけど。
教授ってもともと大学の時に物理学やってるって言ってなかった?
中村祥一
理系だけど、量子力学とか興味あったけど、
その専門のとこは全然分かってないです。
ホシ
その学部的には何だった?
中村祥一
電気電子法学科って言ってました。
でも全然興味なくて。
ホシ
入ってみた方が一番興味なかった?
中村祥一
入ってみたけど、興味なくて。
ホシ
勉強してる友達にも興味持ってなくて、やんなっちゃった。
教授とラジオ仕事場でやった時に、
今でもたまに思い出すのは、
俺が壁に手をついてた。
手をついて立ってたのね。
その時に教授がボソッと、
その手は壁にちょっと分子か電子か、
言い方忘れてたけど、
壁と融合してんだよみたいなことを教授が俺に言ったの。
中村祥一
それを聞いて衝撃的だったんですよ。
ホシ
俺、壁と今ちょっと融合してんだみたいな。
それね、たまに思い出すよ。
中村祥一
言ったのは覚えてる?
今言われて、そんなこと言うそうだなって思った。
なかなかいいこと言ったよね。
それマトリックス見た後かな?
ホシ
見た後じゃない。全然だって。
中村祥一
マトリックスとは関係ないもんね。
それは関係ない。
関係なくもないけど、映画見たからそういう話にならないもんね。
ホシ
映画ではないね。
でもそれを聞いた時に、可能性を感じたよね。
例えば人と人が触れ合った時に、
その人とちょっと融合してるってことだよ。
言ってみれば、原子とか分子レベルでちょっと融合してるってことでしょ?
中村祥一
ある意味ロマンチックな部分もあるし。
それと言うと、マクロスの監督の人が、
この間大阪万博で取材したら、
太陽の光って8分前くらいのやつなんだけど、
自分が作った映画もそれが8分なんで、
それは太陽から出た光が自分に届くまでの時間なんですって言ってて、
そもそも太陽からの光は、太陽の核融合のエネルギーが当たってるんですよ。
ホシ
だからその時点で太陽とあなたが融合してるんですよっていう話をしてたのを思い出した。
中村祥一
それと同じだよね。
太陽と融合してるんですよ。
エネルギーの交換をしてるんですよ。
ホシ
科学の話というか、物理とか数学の話ってさ、
面白く話を作れるじゃない。
だから好きなんだよね、俺。
新しいそういうニュース、科学ニュースみたいな。
中村祥一
分かりました。
数学者も岡木義という人とかが、
さっき言った小林秀夫と一回対談してるんだけど、人間の建設ってやつ。
最初に自分の好きな世界を好きになって、
その世界を突き詰めて証明したいから、
公理とか整理を発見してるんですって、一生かけて。
だから物理学者とはちょっと違って、
数学者っていうのは物理学者って現象を見て、
それはどういうことかっていうのを考えるんだけど、
数学者は最初に自分の世界を見て、
それを現実世界に落とし込む数式を考えるんです。
だからアーティストに近いって言ってた。
なのにときめいてるんですって、その数学とかの。
だからアーティストだと思って、
AIとかはこれから使うと、数学者は一生かかっちゃうのが、
AI使うと多分会話で、数学の会話でしゃべれるようになっちゃう。
コミュニケーションの変化
中村祥一
情報のやり取りの量が増えるから。
だからこれから生まれる子どもとかは、
AIといろいろ融合し始めると、言葉しゃべらなくなるなと思って。
解像度が情報低いから。
逆にしゃべらなくても、雰囲気とかで大体言うことがわかるじゃないですか。
あと言葉でしゃべっても大したこと言ってないから、
しゃべらなくてもほとんど必要ない人いっぱいいるじゃないですか。
しゃべらないといけない場合もあるけど。
ホシ
それこそ、はい、いいえだけでもコミュニケーションとして成り立つ。
中村祥一
あとはいって言われても本当にはいじゃない場合もあるから、
そういう場合って言葉じゃなくていろんなとこ見ながら相手の気持ち感じるじゃないですか。
だからコミュニケーションの仕方が言葉だけじゃなくなるんだなって。
スポーツ選手とかね、ミュージシャンの人とかもうすでにそれやってるけど、
それを一般の人、一般の人というか人間もそういうレベルにいかないと
多分AIの世界ではやっていけないなっていうか。
そうだね。
だから日本語、英語とかじゃなくて、次のテレパシーじゃないけど、
ホシ
そういうのもあるんですよ。
誰だかちょっと忘れたけど、イーロンマスクかな。
脳に末端埋め込むみたいなのあったよね、最近ね。
中村祥一
そうそうそう、そういうのもあります。
ホシ
効果器の手じゃないけど、電脳家じゃん、言ってみろ。
電脳家ができるようになったら、真っ先にやるでしょ。
中村祥一
誰が?
ホシ
自分。
中村祥一
僕?
ホシ
脳はやらない。
中村祥一
ちょっとね、安全かどうか確認したいよね。怖いよね普通に。
ホシ
そういう意味で、多分イーロンマスクだと思うけど、
イーロンマスクやろうって思うのすごいなって思ってる。
中村祥一
フリエモンもやるって言ってたよね。
それはね、わかるけど、ちょっと痛いのよだから。
できれば機械入れなくてもテレパシーが作られるようになるならそうしたいって感じ。
ホシ
機械入れてできるのは当たり前だからさ。
中村祥一
鈍い人は機械入れる。入れなくてもわかる人はわかる。
鈍いんですよ、フリエモンとイーロンマスク。そういう感覚は。
ホシ
想像はできるじゃん。脳に電極埋め込んで、
コンピューターと一体化したいっていう気持ちはあるじゃん。
もしめっちゃ安全だって言われたら、その方が早いから。
気持ちはよくわかるなっていうのは。
中村祥一
でも脳に入れなくてもできるんじゃない?コンタクトみたいな感じ。
この辺に貼っとけばそっちに記憶はいくみたいな。
ホシ
できるかもね、もしかしたら。
中村祥一
そんな感じかな。AIの話は本当に尽きないし、
ホシ
まだまだこれから日々進化しますから。
そのうち教授とAIの話をしたいと思います。
中村祥一
最後に僕が言いたいのは、
自分の子供の声とか、お母さん、おじいちゃん、
録音しておくといいと思う。
ホシ
映像もね。
中村祥一
特に声。声は今コピーできるから、
いつでもその人の声を聞けるんですよ。
これはね、やっとかないとね、記憶消えると再現しようがないので、
サンプリングで、それをね、どういう声なのかっていうのを記録しておくっていう。
声の記録の重要性
ホシ
そうだね。特におばあちゃん、おじいちゃん。
中村祥一
あと、子供の声。すぐに声変わっちゃうから。
ホシ
そうだね。
というわけで、今回は教授こと中村さん、
翔一さんにお越しいただきました。
中村祥一
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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