00:02
たくみ
クリエイターおじさんの頭の中
ホシ
40代おじさんクリエイターの2人がお送りする
たくみ
クリエイターおじさんの頭の中
ホシ
体の8割がゲームでできているウェブデザイナーの星と
たくみ
着ぐるみ製作や舞台小道具を製作する造形界のおちゃらけ野郎、たくみが
ホシ
おじさんクリエイターならではの話や
たくみ
フリーランスの生活や悩みなどなど、ザックバランにトーク
クリエイターおじさんの頭の中
ホシ
こんにちは
たくみ
こんばんは
ホシ
こんばんは?
どっちもいるでしょう。夜聴いたり朝聴いたり昼聴いたりするでしょう。
確かに、そうだね。
えーっと、3回目になりました。
たくみ
はい。
ホシ
あのー、1回目と2回目聴いてくれた方
2回目なんだよって思ったと思うけど。
たくみ
で、今回でラストなんですよね。
ホシ
早いなー。
たくみ
3回目で飽きる。
ホシ
今回はちょっと、ゲームの話はちょっとやめて。
たくみ
あのー、クリエイターのアイデアが出ないときってあるじゃない。
うん。アイデアがね。
ホシ
そう。
まあ、仕事しててさ、スムースにいくときもあるけど、やっぱアイデア出ないとき
まあ、なんかクリエイターの仕事ってさ、ほぼアイデアじゃない。
たくみ
うん。そうなの?
あ、違う?
ちなみにホイスさんみたいな、そういうウェブデザイナーみたいな仕事だと、どういうアイデアが求められるんですか?
ホシ
んーと、例えば、ウェブデザインだとすると、まず、こういう雰囲気のものを作ってって言われるでしょ。
例えば、お花屋さんのホームページを作ります。
うん。
ってなったときに、いろんな表現の仕方があるじゃない。
たくみ
はい。
ホシ
草木のイラストをたくさん使うとか、写真を使う。
うん。
働いてる、お店の写真を使う。
とか、いろいろあるでしょ。
うん。
そのデザインを考えるときに、アイデアが必要じゃない。
たくみ
こういう風に載せたら、見る人がちょっと行ってみたくなるみたいな。
ホシ
みたいなことだったり、その頼んできたお花屋さんがイメージしてるホームページっていうのもあるでしょ。
うん。もちろん。
そもそもイメージしてる、そう。
で、それをどう表現するかっていうアイデアが、そもそも必要になる。自分の中に。
たくみ
その、なんか似た、ぶっちゃけ、このAのお花屋さん、Bのお花屋さんって別々で鉢受けたときに、
AとBで似たような内容のものを頼まれたときとか、なんかわざわざ差をつけたりするものなの?
03:08
ホシ
えっと、それ本当によくあって、
あるんだ。
こういうサイトみたいに、
たくみ
あ、日本を提示されるんだ。
ホシ
そう。してほしいっていう場合もある。
あ、なるほど。
こんな感じにしてほしいみたいな。
うん。
で、極力お客さんの要望には応えるようにするけど、
うん。
全く同じにはできないから。
うん。
だから、えっと、こっちから提案する。
だから、たとえばここをこうした方が。
たくみ
あ、こういう利点がありますよとか。
ホシ
まあ利点というか、えっと、
お店、お店の雰囲気を参考にしてるものをベースにして、
うん。
プラスして、
うん。
こうするとか、こういうものつけるとか、
うん。
っていうので、いろいろ差別化を図る。
あ、なるほど。
デザインの中に。
たくみ
うん。
ちなみにそれのアイディアが困った時にどうするかって話なの?
ホシ
そうだね。
だから、たとえばそのデザインのアイディアとか、
あとはそのホームページ作る時っていうのは、
デザインの他に。
レイアウトとか。
そう、レイアウト。
まあ、レイアウトはデザインの一緒だけど、
うん。
たとえばそのボタンを動かすとかさ。
うん。
たくみ
ここに映像を入れるとかさ。
ホシ
うん。
ここのメニューをどう動かすとかさ。
うん。
いろんなことができるじゃん、ホームページって。
うん。
だからそういうアイディアだったりっていうのが、
いろいろ必要になってくる、ホームページの場合は。
うん。
たくみ
そういう時どうするの?
でももう経験値が高い人はある程度応用は効くわけですよね。
ホシ
あ、そうだね。
たくみ
そもそも。
うん。
元の経験とプラスアルファして、
ホシ
そうそうそうそう。
たくみ
できるんですよね。
そうじゃない、なんか初めてだな、このやり方みたいなのの時は、
うん。
なんか似たようなサイトを探してみたりとか、
他になんか新しいアイディアを、
そのどこから見つけてくるんですか?
星さんの場合。
ホシ
えっとね、デザインとその、それ以外のその、
プログラミングの部分っていうの。
うん。
で、元が違ってくるんだけど、
うん。
このプログラミングの方は基本的にできること前提じゃん。
うん。
それが実装できなきゃ意味ないから、
うん。
だからできる技術からアイディアをもらうって感じ。
うん。
だからそもそもこれはできるっていう前提で、
うん。
この技術ができるんだったらこういう演出を入れてみようかなみたいな。
うーん。
感じでこう、
うん。
たくみ
そういうサンプルのサイトとかもいっぱいあるし、
あ、サンプルのサイトがある。
ホシ
みたいのもある。
へー。
たくみ
それ普通の人たちもそうやって見れるやつなの?
ホシ
見れる見れる。
うん。
で、デザインの方に関しては本当に色々あるんだけど、
うん。
例えば散歩してて、
うん。
突然思いつくこともあるし、
なんかお店の看板とかさ、
うん。
本屋に行った時の、
うん。
見た雑誌とかさ、
たくみ
うん。
06:00
ホシ
もう、その外に出てみたいのも突然思いつくこともあるし、
うん。
そのデザインがいっぱい上がってるサイトとかあるじゃない?
うん。
思いつくこともあるし、
うん。
だねー。
なんか色々とにかく見る。
見てじゃないとアイデアって思いつかなくない?
なんか突然、
神から降ってくるようなことってないじゃん、アイデアって。
たくみ
それは何ですか?
あのー、歌歌ってる人たちに対するアレですか?
ホシ
ははははは。
たくみ
降りてくるわけねーだろって思ってる。
ホシ
まあね、
ははは。
ポールマッカートニーとか、
なんか寝てる時に降りてきたみたいなこと言うけどね。
たくみ
ははは。
ホシ
ヘイジュードは降りてきましたみたいなこと言ってたけど。
ははは。
たくみ
あれは嘘だと。
ホシ
嘘ではないと思うけどね。
なんか自分、だから結局それってなんか自分の中にさ、
もともとある、
うん。
眠ってた要素みたいのが突然ガッシャンコしてさ、
うん。
なんかこう、出来上がるものじゃない?アイデアって。
たくみ
ひらめきみたいな。
ホシ
ひらめきみたいな感じで出てくるんだと思う。
うん。
もともと自分の中にないものは多分出てこないかと思う。
俺は思ってるから。
たくみ
あ、じゃあもういろんなことを経験してた方がいいんじゃねえかってこと。
ホシ
そうだね。
たくみ
なるほど。
でもそれって何の仕事にも言えることな感じもしますもんね。
ホシ
うん、そうだよね。
アイデアが。
なんか俺の中のそのデザインの作業、
うーん。
やっぱ半分、仕事のうちの半分ぐらい締めるかなと思って。
うん。
たくみはどう?アイデア的な。
たくみ
着ぐるみの場合とかは、まず元の絵があって、
それに準ずる努力をまずしなきゃいけない。
けど、人間が中に入るよってなった時に、
それに合わせたサイズの変更をしなきゃいけないデザインにいか起こして、
それに付随するのがパーツだとか、
覗き穴じゃないけど、視界になる部分。
着ぐるみって正直、中の人がすごく動ければ動けるほど、
動くのが上手な人であればあるほど、めっちゃよく見えるんすよ。
正直、外見がどうであれね。
ホシ
どうであれね。
たくみ
と俺は思ってるんですけど、
やっぱプロが入った場合と、
でも僕素人さんが入った時でもプロが入った時でも、
どっちも好きですけど、
その人のことを知っていれば知っているほど、
入った人が中の人がこの人だって思って見ちゃうと、
ちょっと愛おしくなっちゃう。
笑けてきちゃうというか、
いいね。
そういう動きになるんすよ。
なんかわかんないけど。
正確に丸出しの動きじゃないけど。
ホシ
でも普通の人はそれがわからないがゆえにだよね。
09:00
たくみ
そうですね。不自由なところが可愛く見えるものが多いから着ぐるみ自体が。
それに合わせて今まではこうしてきたやつに対しての応用というところでは、
やっぱデザインのものと似てるのかもしれないですけど、
ウェブのデザインとかホームページ作る上で、
今までの経験プラスアルファーがやっぱ結局出てきちゃうんで。
一番めんどくさいのは今までやってなかったなこのギミックみたいな。
ホシ
なんていうんですかね。
耳が動くとか。
たくみ
そうですね。耳動く、それこそ頭についてたパーツがクルッと回転して違うものに変わるんじゃないけど。
そういうギミックを入れなきゃいけないときに、
じゃあどうする?何使って中の人がなるべく楽に。
あと、なんていうんですかね。結局汗かくじゃないですか。
人間が入ってるからロボじゃなくて。
だから湿気に弱いメカとかはなるべく使いたくないんですよ僕は。
ずっと着ぐるみの横に毎日毎日入れるんだったらいいですけど。
ホシ
映画とかだったらそういうことも可能だね。
たくみ
だから外の人じゃないけど、
普段いじる人が、というか普段着ぐるみと扱ってる人じゃない人に
かなり触らなきゃいけないんで。
それを踏まえた仕様を考えなきゃいけないんで。
それをどうするってなったときに、もちろんやっぱ同じように探しながら、
プラス、俺の場合はなんかとにかく手を動かした方が早いときがあるんで。
見てある程度イメージつかんだら、
もう組んで形を作っちゃって、で試しますね結構。
ホシ
じゃあ試すのが結構多いね。
たくみ
だいぶアナログですけど、試すのがハマったときちょっと気持ちいいですけどね。
俺が頭の中で思ってた感じじゃないけど、
ホシ
そういう状態になったのが一番気持ちいい瞬間じゃないけど。
それは結構大変だね。
俺の場合だとプログラミングの方の試すは、もちろんやるんだけど、
やってさ、動かないとか、上手く思った動きと違うなとか。
っていうのが、そこの時間がすごいかかるから。
たくみ
そうですね、着ぐるみの場合だとアホほどかかってんじゃないですかね。
ホシ
そうだよね、すごい時間かかるからすごいなって思った。
たくみ
そうですね、なんかバイトの、昔ですけどね、会社にいたときは面接で来た人とかは、
機械で流れ作業で何か作ってんじゃないですかって聞いたこととかもありますけど、
ほぼ手作業だよみたいな。
だから値段聞いて高いって思われたとしても、
じゃあ例えばこれで一体60万円ですって言われても、
じゃあ材料費で半分くらい飛んで、ニンクも合わせてそのくらい飛んじゃって、
12:02
たくみ
一月くらいかかりますって言っても、そんなにかかるの時間みたいな。
じゃあ手元に残るのそんなにないじゃんみたいな。
バイトも雇ってたら、じゃあ着ぐるみ一体一月にかけてたら、きっと多分、
場所を借りてる人なんかはもう全然大変すぎて、
その値段、それこそ60万円では多分きっとやってないんじゃないかなとは思いますけど。
僕はでも個人的にはできれば、使ってもらって喜んでもらえてる方がいいから、
そんなに値段を上げたくないとは思うんですけど、
それでも大元が潰れちゃったら意味ないですもんね、作るほうが。
なんかそのアイディアの幅が広がるけど、
そこに手を伸ばそうとする努力も結局しなきゃいけないことって多いじゃないですか。
それこそ3Dプリンターを取り入れるぞとか、
レーザーで切るものを入れようとか、
ミリで調整しなくてもいいけども、
できればギミックのこれは正確の方が確実性が上がるというか。
ホシ
あと使いこなせない場合もあるから、
僕は最近、プロのアクターさんにチェックの時も納品の時も来てもらう。
たくみ
ここまでできますよみたいな。
そう、マックスを見といてもらいたいんですよ。
ここまでやれとかそういう話じゃなくて、
こんな動きもこの着ぐるみはできるんだぞってわかってれば可能性広がれば、
じゃあダンスの人も入れてもいけるのかもね。
あと向こう側がクライアントさんがアイディア広がってくれれば、
チェックの時ならまだ修正が効くから、
その場である程度直したり提案したりして、
そこで逆に使う人のアイディアを聞いて、
それを踏襲したいっていう気持ちはすごいあるから、
そしたら結局着ぐみ大事にしてくれるかなって思えるんで。
ホシ
確かにお客さんのアイディアというかお客さんが使いやすいようにするとか、
お客さん側から出てくるアイディアっていうのは結構大事だよね。
そうですね。
たくみ
だから意外にここをそんなにこだわらないで、
こっちに時間を使ったほうがよかったかなみたいな。
直接できれば会話してチェックを1回挟まないと、
向こうが別に写真でいいですとかって言った時に、
本当にいいの?って思うことはありますからね。
使う時に実際に着る人じゃないけど、
出来上がった後だと直せないんですよ、それこそ簡単には。
ホシ
それは何でもそうだね、デザインでもそうだけど。
たくみ
でも僕の場合はボンドで貼り付いちゃってるものを1回ベロって剥がさないといけないから、
さっきのアイディアの試行錯誤じゃないですけど、
それと同じで逆に作り直した方が早いわっていう事態になっちゃうから。
15:02
ホシ
作り直した方が早い修正あるね。
たくみ
修正ってどこにでも同じ事態があるじゃないですか。
ただ使う時間が長いか短いかっていうか、掛かってる時間が。
めんどくさいのはきっとみんな一緒なんだと思うんですけど。
最初にちゃんと確認しといてもらえればとは思ったりはしますけどね。
クライアントさんのアイディアはすごい大事にしたいと思います。
無理なやつは無理っていうしかないですけど。
そうだね。
そういうのから引っ張ってくるじゃないですけど、
普段のこっちからアイディアを出さなきゃいけないものに対しては、
ふっと寝てる時に降りてきますよね。
ホシ
降りてくんのかい結局。
たくみ
慣れないツッコミ入れるように言ってましたね。
ホシ
寝てる時…
確かに俺そういうの分かんないよ。
たくみ
分かるの?
俺は寝てる時降りてこないっす。
ホシ
寝てる時っていうか…
何でもない時にはこうした方がいいかもみたいなのはありますよ確かに。
そう、起きた時にこんな夢見たみたいな。
時がたまにあって、
寝ぼけばあの子にiPhoneのメモにメモったりすることがあるのね。
俺たまに。
それをさ、昼間に見るとさ、何のことかなみたいな。
たくみ
俺それシンガーソングライターのエピソードで聞いたことあるよね。
ホシ
聞いたことある。
だからあれはやめたほうがいいよ。意味ない。
やってないよ。
俺に言い聞かせた自分に。
たくみ
自分に言い聞かせた。
ホシ
あれはね、何の意味もないわ。
たくみ
なるほどね。
でもまあいろんなことはやったほうがいいじゃないですか。
ホシ
そう、なんか俺が思うには、
おじさんになってからのアイディアっていう点で言うと、
なんか若い頃って基本的には上の立場の人とか、
言われた仕様みたいなものを基本的に作ることに注力するじゃない。
たくみ
まあ、しゅはりの精神じゃないけど、
最初言われたことをちゃんとやる。
ホシ
できるようにする、それの精度を高める、
みたいなことに多分20代の子が注力すると思うんだけど、
やっぱおじさんになっていくほど、
たくみ
オリジナルのやつができる。
ホシ
そう、オリジナルというか、アイディアを持ってないと、
クリエイターとしてはダメじゃない。
ダメだと思うの俺はね。
例えばこんな風なイメージでやって欲しいんですけどって言われて、
何にも提案できなかったらダメじゃない。
たくみ
まあ、でも星さんたちはそれ多いかもしれないですね。
なんか俺の方の職場はちょっとずれるじゃないけど、
そっから細分化されててもいいかもって思うシーンは多いですね。
18:00
たくみ
この人に磨き頼んどけば大丈夫とか、
この人に塗装を頼んどけば大丈夫とか、
特化したもの、そこの中にもきっと応用して、
オリジナルの塗り方なりっていうのはあると思うんですけど、
だから職種によってそこの差は確かに出るかもしれない。
ホシ
なるほどね。
たくみ
でもきっとここがそれに似てるねっていう部分はきっとあるとは思うんですけど、
あの人にオリジナルのロゴだけ作らせたら、
ホシ
このホームページもうちょっと華やかになるなっていうのをやろうとしたらきっとできるでしょ。
たくみ
そういう話だけですけど、
自分でやるのが一番全部面倒はないというかあるかもしれないですけど。
ホシ
なんかそのやりとりとの中ですごいアイディアを必要としてくることが、
年を重ねるごとに増えるなって思ったの。
たくみ
でもそれはきっとそうですよね。
ホシ
そう。
たくみ
無茶はしないけどもみたいな、安定感は出ますしね。
ホシ
安定感はね。
たくみ
その年数。
そう。
ホシ
なんとかしてくれるだろうっていうので頼んでくれるじゃん。
多分年を重ねていけば経験値も高いし。
たくみ
ベテランだから頼まれるってことなの?
ホシ
ベテランの人に頼むとしたらね。
そのお客さんがね。
そうですね。
変なものは作らないだろうみたいなことはあるじゃん。
たくみ
まぁあるでしょ。
ホシ
例えば俺がさ、車の修理を頼みたいってなったら、
めっちゃ20代の人に頼むか、50くらいのもう年期入った人に頼むか。
どっちか選べる状態だとするじゃん。
安定感を求めてベテランの人に頼んじゃうじゃない?やっぱり。
たくみ
その時って対面?
俺ちょっとひねくれてるからその解釈違うかもしれない。
ホシ
対面ってなんだ?
たくみ
喋って決めれんの。
ホシ
分かんないけど車の場合だとすごいハキハキして、
たくみ
頑張ってくれそうな若い子なら、
やるっす!俺頑張るっす!みたいな。
じゃあお願いねって言っちゃうと思う。
ホシ
多少ミスっても責めないで済むような人だったら。
たくみ
ベテランなら選ぶ時点でぶっきらぼうにされそうだから、
別に任せりゃ普通に出来上がってくるんだろうけど、
でも最後の窓は拭くっていうのは別にしないみたいな。
若い方だと無駄にここの優しさも出してくれるじゃない?
分かんないけど。
分かんないよ。
分かんないですけど何かを期待しちゃうかも。
ホシ
若い子には。
たくみ
安定感の中にない飛び抜けた何かを期待しちゃうってことね。
ホシ
俺未来好きなんで。
それで今のでちょっと思ったけど、
若いクリエイターにやっぱそれあるなって思う。
たくみ
あ、あるんだ。
やりたいこととか。
ホシ
逆にそれぞれの業界あると思うんだけど、
年重ねるとさ、この安定の枠みたいのがあるじゃない?
21:04
ホシ
これをここから出ないように作れば、
ちゃんとしたものが出来上がる枠みたいのが多分あると思うんだけど、
割とその枠からちょっと出るぐらいでやると思うんだけど、やるとしても。
若い人ってさ、その枠がちょっとあやふやなところがあってさ、
これをやってもいい、やらなくてもいいみたいな。
変なとこに時間かけるとかもあるし、
突飛のアイディアが出るときも、
その幅が広いなって思う。若いときは。
たくみ
突飛のアイディア言ってほしいなと思いながら会話してた記憶はあります。
ホシ
ただ造形の人たちは結構内向的な人が多いから、
しゃべらない。
たくみ
急になんか突飛なことをやってるとしたら、ただ指示から外れた違う、
そここんな磨いたらダメになっちゃうよっていう注意の方の突飛なことはよくされてるイメージはありますけど、
逆に何か作業できるなこいつって思うのは、向こうから最初に提案してくれる。
ホシ
こここうするっすよね、みたいな。
たくみ
ここまでやってっていいんですか?みたいな。
あ、賢いね、そうだね、この流れでやったらボンドの乾き、
待ってる間こっちも進んで、ちょうど効率いいね、みたいなのとかはありますけど。
アイディアを聞きたくて、僕の場合は、昔のときは、
上司にお願いして1000円ずつ、今日土曜日全部くれっつって。
バイトの子たちに時給を発生するけど、それとは別に、
俺から1000円ずつ渡して、自腹で。
近くにホームセンターがあるから、自分で好きな材料を買ってきて、
今日1日、最初から最後までで、
ちゃんと完成しましたっていう状態のものをなんか作ってください。
っていうゲームですって言って。
あまりにもそういう会話でアイディアを、
何考えてんのかなって思うくらいに喋ってくれなかったから、
そういうのをちょこちょこやってたことはありますけど。
そうすると、元からアイディアというか、うまい端折り方じゃないけど、
ここ簡易化して、何とか時間内に1個のものを完成させるっていう子もいれば、
ギミックでこだわってなんかできてる子とか、最後それでみんなで見れるから、
あいつこういうの特化してるかもしんないなとかっていうのを見れるっていう、
素直すぎて普段だと言われたことしか頑張れない場合があって、
うちの場合は。俺が厳しかったのかどうかはわかんないけど。
それを見るために、わざと時間もらったこともありますけどね。
俺ができる彼らのどういう風に考えてんのかを見るのはそういうのしかなくて、
24:04
ホシ
普段飲み行きましょうよとかって言うタイプでもないんでみんな。
たくみ
こっちから、この日こういうのやるけど行く?って言ったら、意外にみんな行くとは言うんですけど、
行くるんだ!と思って普段喋らないで、じゃあ行こうぜ!みたいな風にはなるんですけど。
ホシ
なるほどね。
たくみ
だから、なんか性格にもよるけど、何考えてるか分かりたいけど分かれないっていう、
ホシ
若い子の可能性に満ち満ちた、あれはなかなか見せてもらえることが少なかった記憶はありますけどね。
たくみ
あと人の、さっきの絵に合わせてっていう縛りじゃないけど、あれがあるから、そもそもオリジナリティ出せない仕事でしたからね、僕の会社の場合は。
それこそなんか任せます!造形屋さん、あなたたちに、この映画のここのパーツこういう、いい感じにしてください!とかっていうのじゃなかったんで、
そういう仕事が多いところはあるのかもしれないですね。僕のとこは全然なかったんで。
ホシ
まあ確かに、造形ってなると、なかなか作り方が多様にあるわけじゃないから、
作り方のところでアイディアが出るとかっていうのはあんまりないのか。
たくみ
造形の業種じゃないけど、それによると思います。
ホシ
これってどういう素材感だったら、外に置いてても大丈夫なやつになりますとかっていうのは、結局上司とのやりとりがその時に起きちゃってるというか、
たくみ
こういうのにしたらどうすかっていうやりとりは、下の子は関わらないことの方が多いっていうのと、
それ以外だと本当に、元の絵がある場合はもうどうもできないですし、そうじゃない場合の職場だったらいろいろあるんじゃないですかね。
やっぱり基本的にどのくらい見せるかじゃないけど、
ホシ
そっか、そこのね。
たくみ
そう、この椅子投げても痛くない状態の椅子を、この見た目の椅子を違う素材に変えて作りたいみたいな、そういうやつだと。
でもその時のアイディアのオリジナルはきっと出てくるんでしょうけどね。みんなで話し合ったりすればですけど。
ホシ
そうだね。
たくみ
だからまあ、思ってたのと違うってなって、使われてくる子もいるんじゃないですかね。
なんか自分の好きなように学生の時は作れたけどとか、作れるんじゃないかって思って入ったけどとか。
ホシ
ああ、そっかそっか。
たくみ
なんていうか、息抜きじゃないけど、どっかでの達成感ってわかんないんじゃないですかね。
パーツパーツだけ作ってたり、なんなら全部作ったとしても俺のじゃねえしなって思っちゃう人もいるかもしれないし。
そうだね。
ホシ
今ちょっと若い人で頑張ってる人は、もうちょっと歳いったら自分のアイディアがいろいろ使えるようになるっていうか、そこで仕事ができるようになってくるから頑張ってほしいなって思う。
27:12
たくみ
でも自分の何か作りたいものがもしあった場合は、自分の空いてる時間使ってやってれば意外に楽しめる場合もありますけどね。
ホシ
まあね。
それはまあ…
たくみ
役に立つじゃないですか、意外に仕事に。
ホシ
そうそう。
それがもし趣味に近いじゃないけど、自分で何かやってる場合は。
確かに俺はその、若い頃はやっぱり作業的な仕事が、仕事内容がやっぱり比重として多いじゃない?
たくみ
だから、加害活動どうしようもない。
ホシ
加害活動じゃないけど。
たくみ
急に噛んだからびっくりしただけです。
ホシ
そう。それこそ昔、デザインフェスタみたいなとこにTシャツ、自分でTシャツ組んで作って売りに行ったりとか、
あとVJやったりとか、いろいろやって、創作熱みたいのを発散してたのは確かにあったかも。
アイデアでね。自分から生まれてくるアイデアを具現化するっていう意味ではある。
たくみ
それでいくとやっぱりいろんなことをしてる人は、意外にモチベーション保ちやすいのかなとは思っちゃいますけど。
なんかそれだと若い、年いってるは関係なくなるのかもしれないですけど。
まあね。
そうですね。でも年取ると意外に動かなくなったりする場合もありますから。
ホシ
そう、そうなんだよ。
あとまあ、家庭が出来上がると意外に出歩けないじゃないですか。
出歩けないのもあるし。
そっち方面の目線で、なんか新しいの見たりはしますけど。
たくみ
うん。
ホシ
若いのも年取ってんのもいいねと思っちゃって見てますけど、僕は。
年取りすぎたらどうなんだろうね、アイデアってね。
たくみ
モチベーションというより情熱がどんだけ残ってるかじゃないですか。
ホシ
あ、そっか。
なんかこう、年取ってからすごい画期的なアイデアを思いついた人みたいなのって聞いたことないな、そういえば。
やっぱり無くなるのかな。
たくみ
生きてて仕事してれば無くなるってことはないんじゃないですか。
仕事に飽きる人はいるんじゃないですか。
またこの流れだねっていうのに飽きる人は、別のことたまに挟まないと飽きますよね、ずっと同じことしてる人によってはですけど。
ホシ
例えば建築家の人って生き長いっていうイメージない?
全然建築家に注目したことがない。
いわゆる有名な建築家の人ってすごい年取っても活躍、本当死ぬまで活躍するみたいな人が多くて、そういう意味で言うと、どうなんだろうな。
でも建築ってすごくアイデア求められる仕事じゃん。設計する人。
30:08
たくみ
ウェブデザイナーっていつ生まれたの?
ホシ
ウェブデザイナーっていう言葉?
てかその職?
たくみ
現役の人って生き長い人いないの?いるでしょきっと。
ホシ
俺が学生の時にホームページっていうものが生まれた。だからその学生の時はウェブデザイナーっていう仕事はなかったよね。
たくみ
そういう名前で出てなかったじゃないけど。
ホシ
ホームページを作れる人みたいな感じのふわっとしたイメージだったけど。
じゃあいるんじゃないの?最古の人がどっかに。
だから俺らのその時代でホームページを作ってみようって思ってた人がみんなその最古の人だと思うよ多分。
たくみ
だから建築家と同じくらい生き長い系じゃないんですかウェブデザイナーって。
ホシ
ずっとできるっていう意味ではね。
たくみ
ウェブデザイナーってちょっと職人寄りになってるのかもしんないですけど、
ああいうグラフィックデザイナーなり、それこそ普通に書家なり。
そういうのと比べるとちょっと職人寄りかもしんないですけど、
でも結局肉体を大工さんみたいに動けなくなっちゃうねっていうのと、
でも動ける大工さんもいますけどね。
それでも生き長い系な感じしますけどねウェブデザイナーも。
ホシ
そうだねー。
たくみ
建築家はそういうイメージがあるんですか?ホストさんは。
ホシ
建築家はなんか、俺の中では最もアイデア、だからファッションデザイナーとかもそうかも。
すごくアイデアを求められる。デザインのアイデアね。
建築家はもっと大変そうで、建築工法とかさ、素材とかさ、機構条件とかいろんな要素があるじゃない。
たくみ
あれ考えながらデザインしてんの?
ホシ
デザインするから。
たくみ
最初にこういうのを作りたいってなった時に足してくるんですかね、あれ。人によるんですかね、やっぱり。
ホシ
今度建築家の人呼んでみる?
いや、いるんだ。
たくみ
いるんだ。
ホシ
いる。
聞いてみようか。
たくみ
これは気になりますけどね。
ホシ
気になるよね。
たくみ
っていうか気になるでしょ。きっとたぶん似たような、
物を作ってるっていう点でいくときっとなんか、
彫るところってただ名前が違うだけで勝手な予想ですけど、
大事にしてるところって結構近しいことあるのかなと思うんですけど。
ホシ
かなと思うね。
たくみ
それ以外に好きにやっていいよって言われたときどうするのかなとかは思うけど。
33:00
ホシ
それもちょっとそのときに聞いてみようね。
うちらと違って好きにやっていいよって言うときって自宅しかねえじゃんみたいに思っちゃう。
たくみ
何棟も建てれないじゃないですか。
お前じゃあ好きな着ぐるみ作りなよって言って好きに作って自分のとこに置く分には全然俺は置けますけど、
そしたらだって画面上で好きになるようにはできるけど、
自宅の人は好きにやっちゃいなよって自分がなったときに、
よし俺はもう好きにやるぞってなったら、
自分の家か自分の実家か友達に言われて、
でも友達に言われた場合気使うでしょ絶対。
友達の望みも聞いてあげないと。
まるっと好きなものって、
ホシ
完全に好きなものは作れないんじゃない?やっぱり。
たくみ
自分家だけめっちゃ完全に好きなもの作っちゃう人もいるんじゃないですか。
ホシ
自分家だったらもちろん好きに作るんでしょ。
今度呼べたらその時にちょっとね。
今回はそんな感じで、
たくみ
アイディアの話でしたね。
あれでしょこれさ車で撮ってるから後半熱くなってきて、
たくみ
なんか今日出だしすげー声出てんなこの人。
ホシ
すっかり熱くてバテ始めてるでしょ。
熱いのもあるけどあんま長いと編集が大変だな。