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2023-09-17 10:24

(ハル)1996

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(ハル)1996

監督 森田芳光
脚本 森田芳光
出演 深津絵里 内野聖陽 戸田菜穂 ほか


映画「(ハル)」

画像1
(C)光和インターナショナル

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サマリー

このエピソードでは、映画『(ハル)』(1996年)について紹介しています。(ハル)はパソコン通信でのメールのやり取りから始まった男女の出会いを描いた映画です。主演は深津絵里さんと内野聖陽さんです。

00:05
LISTEN to movies, LISTEN to the voice of movies. LISTEN to movies の最初のエピソードです。
この番組では、私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、一つずつ紹介していこうと思っています。
最初の映画、たまたまある番組で話をしていたら、
ちょっと昔話をしていたら、この映画が思い出されたので、それを紹介したいと思います。
(ハル)(1996年)の紹介
(ハル)という、(ハル)はカタカナのハルですね、という映画。これは1996年の映画ですね。
私は劇場で見たんですが、当時私は33歳でした。パソコン通信にハマっていました。
この映画は、パソコン通信でのメールのやり取りから始まった男女の出会いを描いた映画なんですが、
主演は深津絵里さん。深津絵里さんはこの映画で、日本アカデミー賞の主演女優賞を(ノミネート)受賞しているわけですね。
深津絵里さんは、(ほし)というハンドルネームで出てくるんですが、
(ハル)というのは、(ほし)のメールの相手ですね。これが男性なんですが、これを演じたのが内野聖陽さん。
当時28歳ですね、内野聖陽さん。深津絵里さんは23歳の時ということで、
これも今や内野聖陽さんも深津絵里さんも知らない人はいない俳優さんですが、
私はこれを見た時は、この2人だという認識がありませんでした。
ちょうどあるポッドキャストの番組で、この映画の話が出て、
それでサイトを調べて、ネットを調べたら、主演は深津絵里さんだったのかと。
しかもアカデミー賞、主演女優賞を取っているじゃないかと。
しかも相手役は内野聖陽さんだったんだと。
しかも新人俳優賞ですね。日本アカデミー賞を取っているじゃないかと。
しかも監督は森田芳光さん。これは知っていたんですけどね。
脚本も森田芳光さんということですね。
深津さんと内野さんが主人公だったというのは、今知りました。
今というかさっき知りました。
それも含めて、この映画を少し紹介しておきたいと思うんですが、
1996年3月9日に劇場公開された映画で、私はたぶんすぐ見に行ったと思いますね。
先ほども言いましたが、1996年というのは、
まだインターネットを自宅からつないでいる世帯が
3.3%。これ日本国内ですね。
30軒に1軒しかインターネットにつないでいない時代。
当然スマホもない時代ですね。
ガラケーもなかった時代です。
ポケベルはあったかなというぐらいの時代ですね。
ガラケーも出始めるかなというぐらいの時代ですね。
当時パソコン通信、ニフティサーブが一番ユーザー多かったんですけれども、
1996年にこの映画は劇場公開されたんですが、
その前の年にWindows 95ブームというのがあったわけですね。
Windowsブームというのがあったわけです。
これでパソコンがだいぶ普及した。
ニフティサーブの会員数はそれまでそんなに多くなかったんですが、
多分数十万人ぐらいだったと思いますね。
96年には一気に200万人を突破と。
200万人という数字、今からすればなんて少ないんだろうと思うかもしれませんが、
当時は驚異的な数字だったわけですね。
そんな中、それまでオタクがやるものだったパソコン通信が、
一般人もやるようになったと。
こっそりね、こっそりやるようになったと。
でもまさかパソコン通信でメール交換してますとか、
その人と会いましたとかいう話は人にはできないという、
そんな時代の中の物語ですね。
本当にパソコン通信がまだまだ一般的じゃない時代に、
こっそりやる、内緒でやる、そういう時代の映画だったんですね。
だから今から、このネット社会、SNSでつながるね、からすると、
本当に隔世の感があるというか。
ただこのネット上でのやりとりと出会いというのの原点を感じさせる、
とてもいい映画ですね。
森田芳光監督の脚本もいいですし、
深津絵里さんの演技もよかったですし、
内野聖陽さんね、これ全く認識なかったですけど、
今の今まで、の演技も印象に残ってますね。
そんな時代でしたので、
深津絵里さん演じる(ほし)という人は、ネット上では男性だったんですね。
とても女性は名乗れないということで、
ハンドルネーム(ほし)さんは男性として、
内野聖陽さんというハンドルネーム(ハル)と、
男性同士のメールのやりとりが始まったんですが、
話が展開して、会おうという話になって、
そこで自分は実は女性だという話も含めて出てきて、
その出会いまでを描くんですよね。
実は、これあまり言うとネタバレになるんですが、
深津さん演じる(ほし)の妹役が戸田菜穂さんだったんですね。
しかもその戸田菜穂さん、妹は、
(ハル)を名乗る内野聖陽とリアル繋がりがあったみたいなね。
そんな話になっているわけですよね。
これはもうなんとも、映画ですのでね、
そういう設定になっているんですが、
ただやっぱり見てほしい、感じてほしいのは、
日本でインターネットがまだほとんど普及していなくて、
パソコン通信にようやくつないで、
メールのやりとりというのがようやく一般の人もできるようになってきた。
そんな時代の、パソコン通信というのは今で言えばSNSにあたるわけですけどね、
パソコン通信と出会い
そこでの出会いという、新鮮ですのでね。
SNS疲れした皆さん、ぜひこの(ハル)、一度ご覧になるといいんじゃないですかね。
その後、メグライアンと誰でしたっけ。(トム・ハンクス)
誰かさんのユーガッタメールというのがアメリカで出てきたんですけど、
これその2年ぐらい後だったんですよね。
そういう意味では本当に、こういう作品、
いわゆるネットでの出会いを描いた映画としては非常に早かったんですよね。
しかもその描き方も非常に良かった。
当時、だから、そういうパソコン通信とかはオタクがやるものと、
オフ会は、オタクの集まりと思われていたのが、
これで一気に少し、この映画が公開されたことで、
皆さんちょっとね、ちょっとパソコン通信ができるようになったっていうね。
そんな映画でもあったんですよね。
そういう意味では結構当時話題になった映画です。
知らない方々も多いかと思うんですが、
映画(ハル)1996年公開の映画のご紹介でした。
ではまた。
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