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2023-09-20 11:36

遊びの時間は終らない 1991

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遊びの時間は終らない 1991

監督 萩庭貞明
脚本 斉藤ひろし
出演 本木雅弘 石橋蓮司 ほか

映画「遊びの時間は終らない」

 

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サマリー

人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、1つずつ紹介していきます。私の思い出の映画の1つは、本木雅弘さんとの出会いがラッフルズホテルであり、その後本木さんに注目し、遊びの時間は終らないという映画を観たことです。この映画には本木雅弘さんが真面目な警察官役で出演し、面白く、成長期の役者の作品であると思います。

本木雅弘さんとの出会い
LISTEN to movies, LISTEN to the voice of movies, LISTEN to movies の2つ目のエピソードです。
この番組では、私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、1つずつ紹介していこうと思っています。
2つ目の映画、何にしようか、いろいろ、いろんな映画があるので、悩ましいんですけれども、
本木雅弘さんですね。
私とほぼ同世代。1965年生まれですから、私の2つ下になるんですかね。
シブガキ隊のメンバーだったということで、テレビに出たのはその前に、3年B組金八先生じゃなくて、その後に2年B組仙八先生ってのがあったんだよね。
青葉城恋唄歌った、あれ名前が出てこない歌手の方(さとう宗幸さんでした!失礼しました!)が仙八先生だったんですけど、その後、その次の年からシブガキ隊メンバーになったということなんですね。
俳優デビューが実は先だったわけですけど。
本木さんは、最初のシブガキ隊の映画はそれも見たんですけど、ちょっとあんまりひどいものだったっていう感じなんですけど。
やっぱり、でもなんていうのかな、本木さんの俳優としての本木雅弘さんとの出会いは、ラッフルズホテルって知ってますかね。
藤谷美和子さんが主演で、村上龍が、小説家のね、監督を務めた、自分の小説を映画にした。
そこで本木さんを起用したということなんですけど、たまたま私その頃村上春樹と村上龍と両方ハマってまして、ラッフルズホテルも読んでて、それ映画やるっていうことで見に行ったんですね。
それで、もっくん、当時はもっくんですけど、もっくん俳優として頑張ってるなっていうのをすごく感じたんですね。
ちょうどシブガキ隊解散した翌年ですから、本木雅弘さんはこれからもう俳優一本で生きていくというふうにやっぱり決めた時の映画だったんで、結構印象残ってて。
その翌年じゃないや、その同じ年ですよ。そのラッフルズホテルが1989年の10月29日、私の誕生日の翌日なんですが、まあどうでもいい話ですが、その同じ年に実は、
周防正行監督の初監督作品ね、ファンシーダンス。これが同じ年の12月23日ですか、だから2ヶ月と経たずにファンシーダンスが劇場公開されて、これは実はファンシーダンス、私コミックス、漫画で読んでたんですね。
漫画で読んでたんで、漫画にはまってたんですね。それで周防監督なんて知らないわけですよ。これが初監督、初監督じゃない、2つ目の監督作品だ。なので、本木さんにはちょっと興味あったんです。ラッフルズホテルで。
ああ、よかったなと思ったんで。この時もうすでにファンシーダンスの撮影もしてたんだと思うんですよね、並行してね。周防監督との出会いっていうのがやっぱり大きかったんじゃないですかね、
本木雅弘さんにとってはね。わかりませんけど。このファンシーダンスが良かったんです。あの、コミックスも面白かったんですが、のめり込んで読んでたんですけど、映画も良かったんですね。そこで周防監督っていうのを知って、もっくんにもちょっと、俳優としての本木雅弘にもやっぱり注目するようになってたんですよね。
で 最初から脱線してますけど話が。ちなみに周防監督の初監督作品は、そのファンシーダンスの5年前、変態家族兄貴の嫁さんっていうね、これピンク映画なんですけど、小津安二郎のが、周防さん、周防監督は小津安二郎さんを非常に尊敬しているということで、ピンク映画を小津安二郎風に撮ってるというね。
これも見たんですけど、これなかなか面白いんです。ピンク映画ですけどね。で、まあそれはいいとして、それで周防監督と本木雅弘さんですね。ファンシーダンスは相手役は鈴木保奈美さんで、鈴木保奈美さんも好きだったんですけど、それでファンシーダンスで一気に周防さんと本木さんに目をつけたわけですよね。
その3年後?2年後ですね。ほぼ2年後。92年の1月、正月にシコふんじゃった。これがね、やっぱりドハマリでしたね、私ね。まあこのシコふんじゃったはもうすごく評価されて、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、これで本木、もっくんは取ったわけですよ、本木雅弘さんはね。
だからシコふんじゃったが、もう本当に俳優としての評価が確立したそういう映画だったんです。やっぱり周防監督との出会い、その原点はやっぱりファンシーダンスなんだろうと思うんですよね。
遊びの時間は終らない
ファンシーダンス良かったんですよね。まだ本木さんの演技自体はういういしさがあったんですけど、それがシコふんじゃったで完全開花したみたいなね、そんな感じだったと思うんですが、実は今日紹介する映画はそのシコふんじゃったと同じ時期に撮影されていた、遊びの時間は終らないという映画なんですね。
この遊びの時間は終らないっていう、これは監督つとめた人はそれが初監督の方で、その後活躍してるかどうか知らないんですけど、ただこの遊びの時間が終らないは、私は本木さんに注目してたのでそれでそれを結構ほぼ同じ時期に見たんですよね。
これが面白かったですね。ただシコふんじゃったとかファンシーダンスに隠れて、特にシコふんじゃったに隠れて、この遊びの時間は終らないっていう映画はほとんど注目されなかったのかな、一部にファンはいるのかな、わかりませんけれども。
この遊びの時間は終らないは、よかったですね。よかったです。映画の内容全然触れてませんけど。これは警察官の役だったかな。すごい真面目な、真面目、クソ真面目すぎる警察官。
それが銀行強盗の役になって模擬練習(予行演習!)するわけですよね。実際に銀行強盗の役になって、それで銀行強盗役に本木雅弘が、真面目な警察官がなって、本格的に真面目に強盗をやるわけですね。
本来警察が制圧して終わるはずが、本木君は真面目なもんだから、完璧に銀行強盗を演じ切って、最後人質とって逃亡するところまで行くっていうね。
結局遊びの時間は終らない。遊びでもなんでもないんですけども、とにかく警察が制圧できないぐらいの強盗になってしまったという話で。これは面白かったですね。
どれだけ知られて、どれだけ評価されたのかわかんないんですけど、本木雅弘という俳優がやっぱりファンシーダンス、そしてシコふんじゃったという、その時期にまさにこう、やっぱり役者として非常に成長していた時期に撮られた作品で、しかも脚本も面白いし、
とてもいい作品だと、私は思っているというか、思いっきり笑えるし、よくできている。こういう映画大好きなんですよね、僕はね。そんなことで、多分あんまり知られてないんだろうと思って。
本木雅弘さん、いろんな有名な映画、そのおくりびととかも含めて活躍されてますけれども、遊びの時間は終らない。もし知らなかったとしたら、ぜひ見てみるといいんじゃないかなと。
ということで、紹介してみました。私は大好きです。VHS持ってますけど、再生する機器が今もうないですけどね、手元にね。どうしようかな、これも売っちゃおうかな。ということで、この話題はこれでいいのかな。
あとは、あ、そうですね。周防監督と本木さんの出会いに関しては、それこそファンシーダンスに出た俳優陣、竹中直人さんとか田口浩正さんとか、それからシコふんじゃったで出た清水美砂さんとかね、これ全部Shall we ダンス?にも出てますよね。(柄本明さんも!)
そんな形で、やっぱり周防さんと本木雅弘さんとの出会い、あるいはそれを固める俳優陣との出会いって、やっぱり一個、一つのね、映画の歴史を作ったっていうかな、そんな気はとてもしているので、そういう意味も含めてちょっと紹介させていただきました。
ではまた。
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