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2024-03-25 11:20

シコふんじゃった。 1992

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シコふんじゃった。 1992

監督・脚本 周防正行

出演 本木雅弘 清水美砂 柄本明 竹中直人 田口浩正 ほか

 

映画.com

ポスター画像
映画.com

シコふんじゃった。:Wikipedia

ファンシィダンス:Wikipedia

周防正行:Wikipedia

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サマリー

大相撲3月場所が盛り上がり、シコふんじゃった。を紹介しています。主演は本木雅弘さんで、20本目の紹介となります。相撲映画でありながら、チームの結束や若手力士の台頭が描かれています。

シコふんじゃった。紹介
LISTEN to movies. LISTEN to the voice of movies.
映画の紹介ですね。
今日は、シコふんじゃった。大相撲3月場所が盛り上がったということで、シコふんじゃった。を紹介したいと思います。
これが何本目になりますかね。
20本目。20本目の紹介になります。
実はこのシコふんじゃった。主演が本木雅弘さんということで、
実はこのLISTEN to moviesの最初に紹介したのが、「遊びの時間は終わらない」という。
これ、本木雅弘さんが主演を務めた映画なんですが、ほぼそれと同じ時期に撮影していたのが、このシコふんじゃった。なんですね。
シコふんじゃった。は、やっぱり相撲映画ということも結構面白かったんですが、
それよりも、やっぱり周防正行監督と、この本木雅弘さんとか、その他竹中直人さんとかね、
こういったチームができたなという感じの映画でしたね。
実はこの前に、ファンシーダンスという映画があったんですよね。
お寺の禅寺を舞台にした映画だったんですけれども、
私はこのファンシーダンスの方にはまったんですね、実はね。
周防正行監督っていうのは、最初のデビュー作っていうのは、AVなんですね。
成人向け映画、「変態家族:兄貴の嫁さん」でデビューしたのが周防正行監督。
一般向けの映画で最初の作品が実はファンシーダンスだったんです。
ファンシーダンスっていうのは、禅寺が舞台で、寺の後継ぎになっちゃってる、坊主になりたくない学生、
本木雅弘さん演じる主人公が、その弟役もいたんですけれども、
とにかくいやいや修行に出るわけですよね。
でもとにかく坊主になりたくないと。
恋人役が鈴木保奈美さんですね。東京ラブストーリーの赤名リカでデビューした鈴木保奈美さんね。
これも良かったんですが、とても。
周防監督の作風というかな、が、この本木さんとか竹中さんとかね、田口浩正さんもいますけども、
と出会ったことで花開いたという、その最初の作品がこのファンシーダンスで。
実はファンシーダンスは漫画で見てたんですね、原作を。
原作を読んでて、原作が面白かったんですね、コミックスで読んでいて。
それが映画化されるってことで見に行ったのがこのファンシーダンスでした。
ファンシーダンスがこれが1900何年?89年ですか?に映画化されたのかな。
その2年後に実はこの、あ、3年後かも。シコふんじゃった。が、映画化されたんですよね。
これ周防作品だっていうことで、ファンシーダンスがあまりにも面白かったので、
それで私は実はシコふんじゃった。を見たということですね。
あ、周防監督、私と誕生日近いね。年齢は離れてますけど7つ。誕生日はほぼ一緒ですね。
なんか通じるものがあるかもしれません。
このとにかくファンシーダンス1989年、そして1992年のシコふんじゃった。で一気に評価が上がるわけですよね。
その4年後にシャルウイダンス、これ役所広司さんが出たわけですけれども。
さらに「それでも僕はやってない」という、痴漢の冤罪事件ですよね。
これ本当にこれも良かったですね。
それでも僕はやっていないというね、やつとか。
周防監督ファンになっちゃったのがこのファンシーダンス。
そしてシコふんじゃった。を見た。
「変態家族:兄貴の嫁さん」はだいぶ後になってから見たんですけども。
あと「それでも僕はやってない」とかね。
それから最近で言うと「カツベン!」ですね。
これも結構よく見られたんじゃないかなと思います。
まあそれでシコふんじゃった。を今回取り上げたのは、
まあ本木雅弘さんの演技も良かったということもあるんですが清水美砂さんも良かった。
このチームですね。ファンシーダンスチームと私、呼んでますけど。
やっぱり周防監督のファンシーダンスチームが花開いたのがこのシコふんじゃった。だったということです。
相撲の再評価
それでここのところ大阪場所、3月場所ですね、
見て、尊富士が優勝しました。
凄かったですね。
それと大の里なんかも若い世代で出てきたんですが、
特に若手が出てきた、しかも日本人力士が出てきたということで、
相撲界がまた活性化しそうな雰囲気が出てきてるんですけども、
実はこのシコふんじゃった。を見ると、
いかに相撲が人気のないもう絶滅危惧的なスポーツかというね。
そもそもスポーツっていう言い方をしちゃいけないんですね、相撲はね。
スポーツじゃなくて国技だと。
スポーツじゃないんだと、アートだと。
柄本明が大学教授なんですけども、そこで相撲について語るんですけども、
やっぱ相撲はアートだっていうね。
スポーツじゃないという話をしてる部分が出てきて、
これもなかなか私にとっては良かったんですけれども、
そんな中で、でももう若い人は相撲をやりたくないと。
だいたいまわしになるのが嫌だっていうね。
なんで裸で取る必要があるんだってね。
ベイリーというアメリカ人が、
なんだ、ご飯が食べたくて相撲部に入るわけですけれども、
貧しくてね、そんな話も出てきて、
なかなか面白い映画だし。女性ですよね、
女性が土俵に上がれない話なんかも出てきたりして、
その辺も面白いんですが。
あの絶滅危惧、1990年前後にはバブルの時代ですね。
バブルの時代には、絶滅危惧国技だった相撲が、
再びこの時代、脚光を浴びてきてる。
若い人たちが相撲をやるようになってきてるっていうのも、
なんか時代の変化をとても感じるんですよね。
これは、なんていうのかな。
やっぱバブリーな時代っていうのは、
そういう泥臭いことっていうのはあんまりね、
若い人は特にやりたくなかったと思うんですが、
むしろ、それこそ尊富士とか大の里とか見てるとね、
小さい時から相撲が好きで、相撲をやって。
例えば貴乃花、若花田なんていうのね。
若乃花なんていうのね。
私は初代貴ノ花。
貴乃花、若乃花のお父さんのファンだった時代なんですけども。
貴乃花、若乃花なんていうのは、
貴花田、若花田ですね。若貴時代がやってきたんですけど、
その時も実はやっぱりそんなに相撲をやりたくなかったっていう。
特に若乃花はね、相撲を本当にやりたくなかった。
でもお父ちゃんが貴ノ花だからしょうがない
やってたっていうね。
花田さんですね。
そんなことを言ってたり、お兄ちゃんの方ね、してたんですけど、
やっぱりやりたくなかったと思うんですよね、あの世代はね。
相撲をやりたい人って本当に減って、
相撲部屋なんかもすごく次の世代を集めるのに苦労したっていうね。
みんなやりたくないと。
モンゴル力士全盛期に入ったのが、今ここにきて、
やっぱり日本人力士が、力のある人が出てきたっていうね、
いうのは、この時代の変化っていうか。
これをどう評価するかね、肯定的に見るのか否定的に見るのかってことなんだけど、
私はすごく嬉しい変化だなと。
相撲の時代変化
やっぱバブリーな時代の、みんな泥臭いのを嫌った、
シコふんじゃった。で描かれてたような時代から、
絶滅危惧的な相撲が、もう
大相撲界もう終わっちゃうんじゃないかっていうぐらいに言われてたのが今、
またこういう形でね。
脚光を浴びるっていうのはとても嬉しいですね、ある意味ね。嬉しいですね。
まあそんな、なんていうかな。
こう栄枯盛衰じゃないけど、流行り廃りっていうことじゃないんだよね。
何かこうやっぱ時代の空気の中で、
そこに向かうか向かわないかっていうことがあったりする。
これお寺のファンシーダンスの話もそうなんですよね。
やっぱりお寺、坊主にはなりたくないって時代だったわけね。
あれ、バブリーな時代に入っててね。
その時代からやっぱり大きく今2024年になって変わってきたんだなって。
時代変化もね、すごく感じながら、
改めてシコふんじゃった。を見るのもいいかなってね。
絶滅危惧国技、相撲がまた再び復活するみたいなね。
まあそんな時代になったのかななんて、よくわからない映画の紹介でした。
ではまた。
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