2024-03-21 11:48

はしか

毎日新聞論説委員 元村有希子
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00:00
この時間は、Zoom Up。毎週木曜日は科学です。
毎日新聞論説委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
今日は、はしかの大流行についてのニュースですね。
はい。大がつくかどうかは、まだこれから見守らないといけないんですけどね。
はしかって、わりとよく聞く病名で、なんか身近な感じがするんですけど、
実はちょっと怖いですっていう話を今日はお話ししたいと思います。
まず、病原体はウイルスですね。
マシンウイルスと呼ばれています。
感染力が強いっていうのをよく聞いていると思います。
例えば、新幹線とか同じ飛行機に乗り合わせただけでうつるよっていう風に言われてるんですけど、空気感染するからなんですよ。
予防策をとっていない人たちがウイルスに暴露した場合、10人中9人が発症すると。
強烈ですね。
感染力の高さが。
もう一つ厄介なのは、初期症状が風邪に似てるっていうことなんですよね。
気づきにくいってことですか。
そういうことですね。
例えば咳、鼻水、微熱があるみたいな感じで潜伏期間が10日ぐらいあるんですけど、その後こういう初期症状が行われます。
つまり潜伏期間の症状が現れていない時期も含めると2週間ぐらい動き回ってしまうっていうことなんですよ。
なるほど。
そうすると知らずに動いている感染力が強いってなると、破壊的な威力で広げてしまうっていうことですね。
怖いですね。
気づかぬうちに。
ご本人も初期症状の後は40度を超える高熱とか、ブツブツが全身に出てくる。
対象療法しかなくて特効薬がないので、例えば熱が出たら解熱剤とか、そういうふうなことで1週間ぐらいで治っていきます。
まだもう一つ厄介なのが合併症です。
はしか本来の症状だけでなくて、例えば血膜炎とかそれから中耳炎とか肺炎、怖いのは脳炎ですね。
ウイルスがいろんな悪さをして全身にあちこちに炎症が現れます。
妊婦さんが感染すると重症化しやすくて、早産、流産、死産、最悪の場合はね。
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そういう合併症につながりかねないので、これはちょっとやっぱりかからないのが一番だと思いますよ。
妊婦さんの場合は薬も飲めませんしね。
そうなんですよ。
マスクも意味ないんでしょ?
はい、マスクはもう意味ないです。
その予防っていうところで言うと、じゃあワクチンってなるんですか?
そういうことです。もうこれ唯一と言っていいと思いますね。
これも世代によってですね、接種歴が異なっておりまして、
1972年より前に生まれた人、私は66年に生まれているので、まさにこの世代なんですけど、
今年52歳以上になる人ね、この人たちは一回もワクチンを接種していない可能性が高い。
純粋に妊娠接種だった時代なんですよね。
だから親が打たせなければ打ってない可能性がある。
2000年4月2日以降に生まれた世代、つまり今24,25歳、24歳くらいの人、
この世代はですね、小学校入学する前に2回打つことっていうふうに定期接種が制度化されたので、
2000年4月2日以降に生まれた世代は2回接種を受けていて、2回受ければ抗体が免疫ができますから、
かかる心配はないと考えていいです。
免疫は一生というかずっと続くものですかね。
ずっとと言われていますね。
だから修正免疫を獲得するにはこの2回接種あるいは1回かかるってことですね。
かかれば修正免疫ができます。
72年から2000年の間の人は、これは。
1回しか打ってない可能性がある。
1回ってことか。
今からでも間に合うような感覚。
そうですよね。
私もちょっと心配になって調べてみようとしました。
どうやって調べるんですか。
まず母子手帳。
あれほら、予防接種の記録が書かれてる。
でもさすがにね、50代過ぎると母子手帳持ち歩いてる人少ないんじゃないかな。
そもそもどこにあるか。
どこにあったっけみたいな。
分からない。
それから親に聞いてみた。
親に聞いたらね、あんたは確か受けさせてないんじゃないかな。
みたいな感じだった。
ちょっと分かんない。
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まだ曖昧ですね。
これはかかったって聞いてみました。
私かかった確かに。
これ結構親は覚えてるはずだから。
そうしたらかかってないと思うって言われたんで。
となると、ちょっと抗体持ってなさそうな気がする。
そうですよね。
こういう人たち、もやもやしてる人たちは
多分どっかのクリニックを探せば抗体検査っていうのを受けられるんですよ。
なるほど。
血液とかで自分が抗体を持っているか確かの。
これ慈悲診療というか慈悲の検査になりますけど
これを例えば受けてみて
抗体ありますよってなったら
それで安心。
ありませんねって言われたら
即ワクチンを私は打とうかなと思ってます。
何しろやっぱり知らないうちに
誰かに移してしまう可能性もあるわけなので
自分自身も怖いですしね。
今回の背景は日本で流行の兆しがあるっていうことは
これほぼ今持ち込まれてるんですよ海外から。
これ世界中でやっぱり撲滅できてない病気の代表的なもので
感染症の。
どこかで流行する。
そこから移動してくる人たちが持ち込む状態。
なのでこれはちょっと防ぎようがないと言えばないんですね。
日本の場合はかつては輸出大国と言われていた時期もあるぐらいで
日本で感染した人が海外旅行で向こうでばらまくっていうことがあって
結構評判が悪かったんですけれど
2015年にウイルスを追い出せている状況っていうことを
世界保健機関WHOに認定されてからは
散発的に海外から持ち込まれるのが
年間数百件起きているっていう状況だったんですね。
これからコロナが一段落して海外渡航も増えますし
それから海外では日本も含めて
コロナのどさくさでワクチンをしばらくお休みしてた世代が結構あったりして
ちょっと流行が起きやすくなってるんですよ。
なのでこのタイミングでちゃんと社会的に
ファイティングポーズをとるっていうか
予防体制をとっていかないと
広がっちゃう可能性はありますよね。
インフルエンザなども感染力が高いとされていますけど
それ以上の感染力って聞くと
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やっぱり何かしらの対策はしておかないと
抗体検査は少なくとも受けておきたいですね。
まずは自分が予防接種を受けていたことがあるのか
体内に抗体があるのかっていうチェックから始めることが大事かもしれませんね。
そうですね。保守手帳とか
記録に残っていれば抗体検査はわざわざ受けなくてもいいと思うんですけれど
江戸時代には260年間ぐらいの間に13回流行しているそうです。
命定めって呼ばれていて
命定めっていうのは
かかったら生きるか死ぬかは自分で決められないっていう
そういう意味らしいんですけど
恐ろしいですね、それ聞くと。
後代将軍綱吉さんもはしかで亡くなったという説があるそうで
せっかく長生きできる世の中ですから
余計な病気にはかからないほうが一番なので
改めてはしかの怖さを実感して対処を取ってもらえればと思います。
ありがとうございました。
毎日新聞論説委員の本村幸子さんでした。
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