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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。
毎日新聞論説委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
元村さんは、普段体型をキープするためにやっていることってありますか?
どれなんだろう。4番に一番近いんですけど。
気にしてない?
ただ、夜10時以降は物を食べないとか、バス停2つ分だったら歩くとか、日常で気にはしてます。
それはさすがですね。
素晴らしい。
4番じゃないと思いますよ。気にしてるからできてるんじゃないですか。
気にしてるのがそうかな。
適度な運動もできてるんじゃないですか。
そんな中、日本初の内蔵脂肪減少薬、アライが発売されるというのは大きな話題になっていますね。
4月8日に発売。導入から発売まで16年間かけたという対象製薬としては、かなり肝入りの新発売ということになるんだと思います。
この主成分はオルリスタットという成分で、口から取り込んだ摂取した脂肪を、
普通だったら水臓から出た酵素が体に吸収するという役割を果たしているんですけれども、
このオルリスタットは吸収させないようにする。つまり酵素の働きを阻害するという成分なんですね。
なので、先ほど前のコーナーでも説明ありましたけれども、
消化管から体内に吸収せずにそのまま排出させるという、そういう役割が期待できるわけです。
2000年代に、欧米で商人が相次いで、最初はお医者さんが処方箋を書いて、処方する薬として、
そして容量を半分にした医薬品、薬局で買えるものとしても広がっていたんですけれども、
日本では今回が初めてのケースということになるそうです。
この16年かけたというのも、やはりドラッグストアの店頭で処方箋なしに買えるというところのハードルがかなり高かったからなんですけれども、
ただ対象性薬としてはそこがこだわりだったというようなことが説明されていました。
もう今ご存知のように医療費どんどん増えていますよね。
そうしますと、例えば病院にかかる前に防ぐ予防医療とか、
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それから多少本当に健康に害を及ぼす前の段階だったらセルフメディケーションといって、
それぞれに自分で工夫するというようなことをこれからどんどん奨励していかないと、
もう医療費が再現なく膨らんでしまうというようなことがあります。
一方で肥満というのは、現代病と言ってもいいのかもしれませんけれども、
これからもどんどん増えていくということを考えると、
やはり処方の医薬品ではない方向でというこだわりがあったようでした。
そもそも肥満ってどういう定義かご存知ですか?
あまり考えたことがなかったですよね。
なんとなく見た目で太っているということで判断していましたけど。
一番分かりやすいのがBMI、ボディーマスインデックスという数字ですよね。
私も体重計に毎朝乗ってこのBMIチェックしてますけれども、
自分で計算することもできます。
やっぱり相当気にしてるじゃないですか。
うちの体重計なんて電池切れてましたからね。
全然乗ってない。
ちゃんとやっぱりされてますよ、本村さん。
でもやっぱりそのBMIっていうのが第一というか指標になるんですね。
そうですね。
例えば2メートルで50キロの人ってやると分かりやすいかな。
身長2メートルってあんまりいないけど、分かりやすくするために。
2メートルに2を持乗して2×2で4ですよね。
50÷4、だから体重を身長の2乗で割るっていう。
この人は低すぎですね。
50÷4は11とか11.5、12.5か。
ちょっと低すぎるんですけど。
これ自分でも計算できますが、これが25以上を一応肥満と定義してます。
逆に18.5より下だと痩せということになります。
だから数値が大きいほど気をつけた方がいいってことなんですけども。
これはいろんなデータとか医療データから引き出した数値で、
いろんな病気の原因になりやすいと言われていて、
新型糖尿病、心血管疾患、高血圧、脳卒中など、
生活習慣病、昔の成人病はこのBMI25以上の人は気をつけてくださいということになっています。
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なので25以上あっても健康な方もいらっしゃるんですけれども、
疫学的なデータではそういうふうになっています。
世界では日本人の方って割と痩せて見える方が多いですけど、
内臓脂肪を貯めている方というのは隠れ肥満というんでしょうかね。
外から見えない肥満として要注意なんですね。
健康診断の時にお腹の周り測られたことあるんじゃないですか。
はい、あります。
おへその周りの腹位というやつを測られるんですけど、
息を吐いてくださいって言ってお腹を凹ませたと思ったら、
そこの時に測ってくれなくて。
そうなんですよ。一瞬見栄を張ろうとするんですけど。
ちょっとお腹に力を入れる。
緩んだ瞬間にパッと測られますよね。
あれです、あれあれ。
あれを一つの分かりやすい手法として提案しているということなんですね。
今回のアライというのも先ほど薬局で買えると言いましたけれども、
買うのに条件があります。
まず18歳以上ということ、大人ということですね。
それからこの腹位が男性は85センチ以上、女性は90センチ以上、
いわゆるメタボと診断されている人。
それからこれ大切なんですけども、健康障害がない人。
つまり健康障害が出ていたら、糖尿病の症状が現れていたら
すぐ病院に行ってくださいという世界観です。
そこまでなっていないけどもメタボですねって言われて、
なおかつ自分で運動とか食事を気をつけている人。
それぐらい厳しい条件をつけて、
店頭で薬剤師さんから指導を受けて購入するということになっています。
やっぱり副作用も先ほど説明あったようにありますし、
実際臨床試験などでは4割の人に副作用が現れた。
結構ですよね。
副用中止に至った人も2.5%いたということで、
やはりうまく管理しながら飲み続けると。
副作用現れてひどければやめるということも選択肢の一つであります。
それだけ効果が確認されたということの裏返しでもあるんですけどね。
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世界でも本当に肥満というのは現代病として注目されていて、
1975年以来、つまりこの50年間で、
肥満と判断された人の割合は3倍に増加しているそうです。
これからの予測、2035年にはあと10年ぐらい、
10年後には世界の人口の4人に1人が肥満ということになると予測されています。
なるほどね。
そうなるとやっぱり自分で気をつける。
まずそれ。そしてその後、症状が出ればお医者さんにかかると。
ならないことが一番大切なんですよね。分かってるんですけどね。
それがなかなかっていうところですがね。
階段使おう。普段から。
そうです。2階分の上り降りは階段を使いましょうってよく言われてますね。
本村さん見習って、そういうところから少しずつ見直したいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ここまで毎日新聞論説委員の本村幸子さんでした。
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