2026-01-08 12:12

長周期地震動

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。 年明け早々、1月6日午前、鳥取県、そして島根県とで最大震度5強を観測する地震がありました。
ここ福岡でも震度3が観測されましたけども、それ以外にも高いビルなどでは揺れを観測した、いわゆる長周期地震動というものも観測されたところがありました。
今日はこの地震、そして長周期地震動にZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
そして、明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年もよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
年明け。
なんかお正月になるとね、地震っていうのがなんか嫌ですよね。
そうですね。
休まらないですね。
別にお正月を狙って起きたわけでもないんでしょうけれども、みんながやっぱり安らかにと思っているときに地震が起きると印象が強くなりますよね。
今回は久留米で長周期地震動が観測されたというのがニュースになっていましたね。
そうですね。ここ桃地にあるRKBでも私、ビルの上の方にいましたけど、揺れを感じましたよ、やっぱり。
そうでしたか。
はい。
どんな揺れでした?
横にずっと揺さぶられているような、なんか船酔いとか言っちゃうんですけど、船の上にいるような、なんかそういうね。
はい。
まさにそれが長周期地震動と呼ばれるものですね。
私たちが地震を、いろいろニュースを聞くときに震度1とか震度2とかっていう表現で言っておりますけれども、あれとは違ったもう一つの地震と考えていいんですね。
はい。
今回久留米は長周期地震動の階級1というふうに判定されました。
階級1というのは、そこにいる全員が揺れを感じるということと、それから例えば吊り下げ電灯とか、カーテンみたいな、なんだっけあれ。
ブラインド?
ブラインドとか。
ブラインドなどが揺れるのが目に見えるというような。
ぶら下げられているものが揺れる感じですね。
そうです。
この長周期地震動って何なのかっていうのをちょっと説明したいんですけれども、
普通私たちが地震だって思うときって、下からガタガタって揺れてきますよね。
小刻みな揺れってイメージありますね。
あれは長周期じゃない地震動です。
だいたい小刻みなガタガタっていう揺れは、だいたい0.1秒から1秒で一往復するぐらいの。
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右左だったら、右に振られて左に戻るまでに0.1秒から1秒ぐらいの小刻みな揺れなんですね。
まさに小刻みですよね。
これは例えば0.3秒周期と呼んだりするんですけれども、
長周期っていうのはその往復にかかる時間が、例えば2秒とか3秒とか。
0.3秒に比べるとすごく長く。
そうですね。10倍以上の感じ。
だからガタガタというよりゆうらゆうらって感じでしょうかね。
これが長周期と呼ばれているものなんです。
長周期は3つぐらい特徴があってですね。
大きい地震の時に発生する。
例えばマグニチュード6とか7とか8とか9とか。
つまり大きい地震の時に長周期地震動は発生しやすいです。
それから2番目が遠くにそれが伝わりやすい。
例えば今回の震源と久留米市って500キロぐらい離れてるんですよね。
かなり遠いんですけれども、それを感じるほどに伝わったということですね。
同じく数百キロ離れた大阪の豊中市とか徳島県や高知県でも同じ長周期地震動が今回観測されています。
3つ目の特徴は高い場所ほど影響を受けやすいということですね。
例えば2階にいてもあんまり感じないけど10階にいたらすごく揺れてる感じがするっていうことです。
これはちょうど長い周期と地面からの高さがちょうど共振っていう形を取るんですね。
だから上の方ほど大きく揺れてしまうっていうそれは物理的な現象なんですけれども。
思い出すのが東日本大震災の時でしたかね。
マグニチュード9っていうとっても大きい地震で震源は東北だったんですけれども
そこから本当に500キロ以上離れた700キロとか離れたところでも
大阪の都心の高層ビルのそれこそ30階とかっていうところがもう立ってられないぐらいの揺れに見舞われました。
病院などでもキャスター付きのベッドとか
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あとはモニターするような機器、コピー機、キャスターが下に付いているものが
向こうの部屋の隅っこまで行くような。
これは確かに長周期地震動の典型的な揺れなんですね。
しかも都心に高い建物がたくさん建っているんですけども
この都心って平野にありますよね。
平野ってだいたい川が流れて海に注ぐところで地盤が柔らかいんですよ。
だから堆積層って呼ばれたりするんですけど
地盤が柔らかいところに市街地が開けていて
そこに高いビルが建っているっていうのは
二重三重に危ないってことになりますよね。
そうなりますね。
そういうことを受けて政府も長周期地震動というもう一つの地震に着目して
例えば大きな地震があった後に離れたここで発生しましたよ。
その階級は1でした、2でしたっていうような観測の情報を発信し始めています。
今回久留米で1ぐらいだったのでそれほど実害はなかったかもしれません。
これから先何回トラフ地震とかそういうものがあったときは
それこそ巨大地震になるので遠く離れた都会で思わぬ長周期地震の被害というのが出やすくなると考えていた方がいいですよね。
これはやっぱり自分が高層フロアに住んでいるあるいは職場がそういうところにあるっていう方は
やっぱり対策が必要ってことですかね。
まさにそうだと思います。
例えば面芯構造のオフィスビルとかマンションだからといって
ちょっと一旦安心するんですけれど
実は面芯構造っていう構造自体が適度に揺れてポキッと折れるのを防ぐっていうタイプの構造です。
揺らして分散させるというかね。
揺らすってことですもんね。
まさにユッサユッサと長い間揺れるっていう可能性があるわけですよね。
なのでキャスター付きのものは動かさないときはストッパーをかけておくとか
それから面芯構造だと安心して家具を固定なんかをしないとか
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そうなると本当に思わぬ被害を受けるという可能性がありますので
やはり住居専用であってもオフィスでビルであってもですね
いま一度確認とそれから備えというのをしておくという機会にしてもらいたいと思います。
そうですね。
ついつい遠く離れた震源だからって長州基地震動に関しては油断しがちだと思うし
それがどの距離まで及ぶかというのも分かりにくいですよね。
そうですよね。意外なところに来ますからね。
ですよね。東日本大震災の時に東京、横浜とか場所でのビルでかなり揺れが大きかったというのは
映像で見て高層ビルが左右に揺れているのが客観的に見られるものもありましたけど
怖いなと思いましたよね。
中にいたら大変なことですよ。もう10分15分ずっと揺れが続くんですよ。
ワイングラスなどに水を注いで左右に揺らした時にしばらく収まるのに時間かかるじゃないですか。
長州基地震動って収まるのにもちょっと時間かかりますよね。
そうなんですよね。
なのでしっかり油断せず対策をなさっておいた方がいいのかな。
特に高ければ高いほど気をつけた方がいいということで注意は必要です。
本村さんありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
この時間は毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんでした。
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