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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
昨日、23時ごろ大きな地震がありました。文庫水道を震源としまして愛媛高地で最大震度6弱ということで大きな地震があったんですけども、日本列島は、いつどこにいても大地震が起きてもおかしくないというような地形をしておりますし、そういった特徴ですから、昔から地震とは隣り合わせなんですけども、
今日のお話につながるんですけども、最大震度、大きな地震がありましたということで、震度1とか2とか、そういった速報が出て発表されておりますけども、最大震度は7までなんですね。
じゃあ、なんで最大震度は7までなのかということと、8や9はないのと、それ以上上の震度の表示はないのかということをお話したいなと思います。
この揺れの強さを表す震度は、0から始まりまして、0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階に分かれているんですね。
基本的には、地震が起きた場所から離れるほど小さくなるんですけども、地盤の硬さとかによっても変わってきますから、離れてるからこそ小さいってわけではないんですね。
各地の被害を推定して、素早く支援体制を築くために重要なものとなっているんですね、この震度の表記ね。
結論から言うと、なぜ震度7までなのかというと、震度7というものが最大級の揺れと定めたから、震度7が最大なんですね。
震度7の揺れはどういうことかという表記がありますからね。
立っていられないほどの揺れということで、張って動かないと動くことができないというふうにされているんですね。
固定していない家具はほとんど移動するし、飛ぶこともある。
耐震性の高い木造建築物でも稀に傾くし、耐震性の低い鉄筋コンクリート造りの建物は揺れるものが多くなるというのが震度7の揺れの気象庁の表示というかね。
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そういうふうに言われているわけなんですね。立っていられないぐらい。
なので、震度7というのは最大級の被害をもたらす揺れというふうに考えられているし、設定されておりますので、
当然、避難とか防災対応も最大級になるんですね。
強い揺れをこれ以上細かく分けても、8弱とか8強とか9弱とか9強とか言っても取るべき防災対応は変わらないので震度7が最大ということなんですね。
震度というものはどうやって決めているのかということなんですけど、昔は気象庁の人が体で感じた揺れや周りの被害を見て決めていたんですけども、
感じ方に個人差がありますよね。なので、地震から速報を出すまでに10分以上かかっていたんですね。
5弱とか6弱とか肌感覚で感じたものを頼りにやっていたので、そうすると発表まで時間がかかるんですよ。
そうすると発表まで時間がかかるということは初期対応が遅れますよね。
1996年に震度の出し方が全面的に変わったんですね。震度計というものが設置され、
観測した地震の加速度と周期、揺れが続いた時間から自動で震度を割り出すようになったので、非常にスピーディーに済むようになったということなんですけども、
変わったきっかけは、1995年の兵庫県南部地震、阪神淡路大震災ですね。
その時に震度7の地域に確認に時間がかかったことが起こったので、震度計を設置しようということで初期微動が遅れちゃったんですね。
震度計の登場で、地震が起きてから速報を発表するまでの時間は約1分半になったということで、非常にスピーディーに地震が起こるようになった。
今は地震予知とかアラームとかも発達しておりますので、起こる前からも初期対応ができるということで、
地震予知って結構雨下り先になっているので、その話は置いておきたいんですけども、結構難しいですよね。
常に地盤が動いていますから、なかなか地震予知は難しい学問なんですけども。
震度7っていう最大級による、日本で95年以降どれくらい観測されているのかということなんですけども、
2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災、16年の熊本地震、18年の北海道胆振東部地震、
2024年、今年1月1日元旦に起こりました令和6年の都半島地震ということです。
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最大級の揺れね。最大級だから滅多に起こらんやろっていう感じもするかもしれませんけども、結構な頻度で起こっておりますから、
震度7とは言わず、結構な大地震が常日頃から起こる可能性があるということで、やっぱり備えが必要かなということで、
私も元旦の都半島の大震災を目の当たりにしまして、ニュースで見まして、
やっぱりこれはいつ起こるかわかんないし、どこ起こっても本当におかしくないんですよ、日本ってね。
なので、備えは大事だということで、やっぱり3日分の食料とかですね、水とか乾パンとか、
そういった非常食であったりとか、エマージェンシーシートとかですね、ティッシュとかサランダップとか、
用意してですね、防災ボックス、コンテナに買いまして、そこに備えてありますのでね、
皆さんもぜひね、一言と思わず、明日は我が身ですから、常日頃からですね、こういった防災意識というのも必要ですし、
もしも起こった時にね、どうやって逃げるか、どうやって過ごしていくか、どうやって生きていくかということも大事ですから、
ぜひ防災グッズの方ですね、揃えていただいた方がいいかなというふうに感じましたということで、
今日はですね、なぜ地震の震度は7までなの?というお話をいたしましたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。