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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。 8日深夜に発生しました青森県東北沖を震源とする最大震度6強の地震。
気象庁がその後2時間3時間ぐらいでしたね。 北海道三陸沖後発地震注意情報というものは運用を初めて発表して、このワードというものを初めて聞いたという方もいたんではないでしょうか。
では、この後発地震注意情報にZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
青森県で最大震度6強を観測する地震は、深夜に起きて、本当にびっくりした方もいるでしょうね。
夜の11時というと、もう寝ている人もいるぐらいの時間ですからね。相当に驚かれたんじゃないでしょうか。
しかも岩手県の九字溝では70センチの津波が観測されたということで、15年近く前のあの時の地震を思い出した人も多いと思います。
この辺り、青森県の沖というのは、大量のプレートが劣等の下に潜り込んでいるんですね。
年8センチというから、割と大きいですよね。
毎年8センチずつ潜り込んでいく中で、どんどん劣等のプレートとの間に歪みが溜まっていく。
時々それが動いて地震になるということを繰り返しているんですね。
この青森から千葉県までは、日本海溝というちょうど境目のところを日本海溝という海の溝って書くんですけど、
日本海溝って名付けていて、青森県から今度は北海道の方に伸びて東の方へ行く部分を千島海溝って呼んでるんですね。
この日本海溝と千島海溝、要するに地続きですけれども、この海溝が原因で起きる巨大地震を北海道三陸沖地震と名付けて警戒を強めています。
この北海道三陸沖地震というのの、他の地域の地震にはあまりない特徴がありまして、
それが広発地震、今回の情報の名前にもなっています。
広発って後で起きるっていう意味ですよね。広発地震っていうものなんですね。
大きな地震があった後、さらにそれを上回るような地震が起きるリスクがあるよっていうことなんです。
私たち昭和世代は、大きな地震があると、その後に起きる地震は必ずそれよりも小さい規模の地震が起こります。
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余震という言い方で、だんだん規模は収まっていくっていうのはありますよね。
余震というとなんとなく小さい地震、そういうイメージがありますよね。
ただこの北海道三陸沖で起きる地震は、その常識を覆す例が過去に起きているんですね。
直近は2011年の東日本大震災です。
こちらは三陸沖で起きたわけですけれども、3月9日にマグニチュード7.3の地震があって、
それも結構大きくてですね、7.3ですから。
怖かったねって言ってたら、2日後の11日にマグニチュード9.0が起きたんですよね。
マグニチュード7とマグニチュード9って、マグニチュードの数字でいうと2違うんですけど、
マグニチュードが2違ったらどれくらい規模が違うかご存知ですか?
これ0.2で2倍違うっていう計算ですよね。
なんかアナウンサーらしい。
それを事情していきながら、1000倍くらいなるんですかね。
2違うと1000倍違うんです。
ですよね。
いつ違うと33倍って覚えておいたらいいんですけど、2つぐらいですよね。
誰も予想しなかったっていう反省がすごくあります。
もうちょっと遡ると、1968年。
この時もマグニチュード7の地震の18時間後、1日経ってないぐらいの時に、
マグニチュード8.5っていう大きな地震が起きて、
こちらも1死者が50人を超えるような被害が出ているんです。
そういうのを繰り返して高発地震が起きたということで、
今回も高発地震注意情報というのを出して、
警戒を怠りなく、むしろ警戒を強めてくださいというふうに呼びかけているということですね。
ただ初めての発令ということで、ちょっと意外に思った人もいると思います。
なぜならこの制度が2022年にできたからなんですね。
だから3年前にこの制度、情報が新設されて初めて条件を満たしたということなんです。
想定震源域内でマグニチュード7以上の地震が起きたら、これは発令されます。
そして1週間を条件として、社会経済活動は続けながら警戒を強めてくださいというやつですよね。
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思い出すのは南海トラフィー地震、臨時情報ですよね。
あれも確か初めて。
去年の夏が初めてでしたよね。
なんだなんだって思ったんですけど。
あの時は宮崎県のヒューガナダ沖の地震がきっかけでしたっけ。
はい、そうですね。
でも西日本全体に巨大地震注意というのが出されて、ちょうどお盆の時期でもあったと思うんですけど。
帰省やめようかとかね。
温水浴場閉鎖しますとか。
キャンセルって出ましたもんね。
大変なことになりました。
それに比べると今回は比較的冷静な対応というか、あまりパニックにはなってないなという感じをしませんか。
去年に比べるとそうですよね。
去年の大騒ぎ混乱の反省を踏まえて自治体がいろいろと啓発活動したということもあったかもしれませんし。
それから地域の方、やっぱり2011年の地震のことがやっぱりまだ記憶に新しいということもあって、正しく怖がられているんじゃないかなっていう気もするんですよね。
昨日の夜、東北大学の災害科学国際研究所が主催する臨時の報告会がありまして、
現状でわかっていることとか、それから社会の混乱の様子などについて、専門家の人たちがそれぞれの分野から報告をしていたので、オンラインで参加してきました。
専門家の見立てによれば、今回、地震の規模とか、それから深夜に発生したこと、それから強い揺れにもかかわらず、例えば亡くなった人がいないとかですね。
被害が限定的だというところが評価されていました。
一方で、やっぱり例によってデマも飛び交っております。
どうしてそういうことをするかなっていうね。
こちらもですね、デマが飛び交ってはいるんですが、それに引きずられたようなパニックというのは目立ったものは起きていないということも報告されていました。
これもとても重要なことなんですけれども、地域の方々って、地域って言っても今回発令の範囲が広いですよね。
千葉県から北海道まで182自治体ですよね。
広いのでですね、引き続き注意が呼びかけられていましたが、そのポイントをちょっとご紹介したいと思います。
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まずはですね、普段の備えに加えて特別の注意をということなんですけれども、
例えば備蓄品大丈夫かなとか、寝てる時に家具が倒れかかってこないかなとか、そういうことは普段の備えとしてやっておく。
プラス、すぐ逃げられるように避難できる服装で寝る。
なるほど。難しいよ、それ。
眠れるかな。
でもね、本当に大事なことなんですよね。
コンタクトレンズとかメガネとかもね。
特にこの1週間はってことですよね。
あとは例えば靴を枕元に置いておく。これもささいなことだけど重要なことかもしれませんね。
あとはね、家とか職場、大体そこにいるかもなっていうのは想像できますけども、
買い物に出かけた先とか、映画に行くかもしれない時、社会経済活動は止めませんから。
そういう先々で、今いる場所は津波が来たら沈まないかとか、
ここだったらどこに逃げるのがいいかなっていうことを、アンテナを張り巡らしてください、1週間。
あとは北日本の方々に特にということでしたけれども、
場所によっては積雪、雪が積もっているなんてところもあると思うんですね。
その雪が積もっている状況で避難っていうのは特段の注意が必要で、
例えば車が出せないとかですね。
歩くのでも子どもさん連れてるとかお年寄り連れていると大体倍の時間がかかるそうなんですね。
なので雪のないところに避難しろっていうのはちょっと違うので、
むしろ時間がかかることを念頭に除雪を豆にしてください。
なるべく車庫の前を雪をどけてください。
あとはもう一つはデマが飛び交っている状況なので、気になるかもしれないけど、
SNSはいつも世のように頻繁には見ないようにしましょうという呼びかけもなされていました。
それも大事ですね。
見れば見るほど不安になったり、どれが本当か迷ったり、
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それに確認にかける時間もかかりますよね。
そうですね。審議確かめるのに時間かかりますもんね。
なのでいつもよりは頻繁に見ないようにするということも一つの注意点として呼びかけられていて、それが印象的でした。
今回の期限は12月14日の24時、つまり16日の午前0時までとされていますので、
それを過ぎたら心配がゼロになるということでもないんですけれども、
やっぱり正しく怖がるということを普段よりもちょっと強めに。
そして兜の尾を締めるというか、兜は最近ないですけどね。
ふんどしを締め直すというのは、ふんどしもないし、なかなか履かないし。
気を引き締めて。
それぐらいにしておきます。
この地域以外の私たちもそういう機会にしたいなと思っています。
そうですね。でも本当いつ何時起きてもおかしくないのが自信なんで、
そういう北海道三陸沖の状況を見ながら、九州だっていつ起きるかわからないんでね。
人ごとではなく自分ごととして捉えてね。
そうですね。あらゆる想定をして。
日頃から備えはしておきましょう。
本村さんありがとうございました。
この時間はズームアップ。
木曜日は毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
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