00:00
この時間はZoom Up。毎週木曜日は漢学です。毎日新聞論説委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。おはようございます。元村さん、アルバイトってご経験あります?
いろいろやりましたね。何か思い出に残っているバイトってあります? あのー
今は無きって言うんでしょうかね。ビデオテープ? ビデオテープを店頭で売る?
VHSみたいなテープですか? そうそうそう、VHSを。
指定された衣装を着て、ちょっとミニスカートっぽいやつ。
そんなお仕事を? 売りましたね。
まだ当時は? お客さんに声をかけて、いかがですか?これお得ですよ。画質もいいんですよとか言って。
で、あの店頭で売ってたら柱の陰から、なんかおじさんがちょいちょい見てる感じが、気配を感じて。
大なこいつともと買ってみたら? 父親でした。
心配だったんでしょうね。 大量に買ってくれましたね。
ユキコ、そんなミニスカートとか履いて! とかって心配してたんでしょうね。
そしてまた買ってくれたっていう。 お父さんとしては協力したかったっていうね。
そんな懐かしいエピソードも披露していただきましたが、今日のこの時間なんですが、
習い事などでも、タクシーの送迎を利用するというケースが増えてきてるってことなんですかね。
そうなんですって。愛知県借谷市の試みが詳しくリポートされていました。
学童クラブってあるでしょ? 放課後子供たちが過ごす。そこにタクシーが迎えに来て。
そこから例えば近所の書道教室とか、水泳教室とかその場所まで、
短い距離ですけど子供を送るサービスなんですって。
本当に来るのは民間のタクシー会社。 だけどそのタクシー会社の運転手さんと女の子の持っている利用カードっていうやつを
ちゃんと称号すると、親のスマートフォンにお子さんが今タクシーに乗りました。
それから教室で降りるときにまたピッとやって、今降りましたっていう、ちゃんとその安全が保障されるっていうことになっています。
通知もされて安心ってことですね。 そうなんです。
例えば一人を書道教室に送るっていうサービスと同時に、相乗りして近くの例えば、公共の教育施設に十数人を送ったりとか、
そういうこともやっていて、今、借りやしでは70人が登録して、大半が低学年の児童だということです。
03:04
やっぱり親の反響も結構好評でですね。
ある親御さんはこれまで働いているんだけど、子供を学童から教室に送るために仕事を早引きして、自分が車を出していたと。
それだと仕事が早引きを度々繰り返すことになる。
それから、親の都合で土日に習い事をさせるっていうことをしなくて済むようになる。
平日に行かせられますもんね。 そういうことですね。
土日は家族で過ごしたいですね。 そうなんですよね。
タクシー会社にとっても、平日のこの時間帯っていうのは意外とお客さんが少ない時間帯らしく、
車が余りがちな時間帯に小学校のお子さんを乗せて、収入が得られるということで。
ウィンウィンですね。 そうなんですよね。
背景にあるのはですね、共働きの家庭が増えたっていうこととか、
あとやっぱり子供たちが習い事をいっぱいするようになった。
私は子供いませんけど、どうですか?やっぱり子供さんって習い事してます?
私のところも、例えば今ドッジボールクラブに入ってますけども、
その練習日は送迎で、うちができなかったら友達のお母さんに頼むとか、やっぱりそういうことをやってますね。
ドッジボールクラブっていうのがあるんですか?
ありますよ。
全国の大会とかもあるぐらい、校庭でただ足で1000回転遊ぶとかそういうレベルじゃない、
もうスポーツとしてあるんですよ。
そういうやっぱり親が車出しっていうのはよくあるケースですけど、
出せる家庭、出せない家庭って出てきてしまいますもんね。
そうですよね。
あとはもう一つは部活が今地域移行っていうのが進み始めてますよね。
ちょっと離れた練習場に行くっていうのにもやっぱりニーズは潜んでいるということなんですね。
こうした取り組みって他にもあって、横浜市とか北海道の市別市などでも始まっていると。
それから群馬県渋川市では子どもデマンド渋川っていう事業が始まっていて、
デマンドってオンデマンドのことだと思うんですけど、
大人なら普通にタクシー呼んで使うっていうのが当たり前ですけど、
子どもはそういうウーバーとかも使えないじゃないですか。
子どもがそれを交通系ICカードを会員証代わりにして、
06:00
どこから乗る、どこで降りるっていうのを指定しておくと、乗り合いタクシーが来ると言うんですね。
これもやっぱり保護者にLINEで今お子さんが乗りましたっていうのが連絡くると。
ちなみにこの渋川市のサービスは1回使って500円。
ちょっと安い。基本料金より安いから。
サブスクもあって、1ヶ月何回でも使えて3000円。
それはいいですね。お得ですよね。
お得だし安心ってことになるとやっぱり親は助かるなっていう感じなんですけど、
こういう動きがあちこちで起きているっていうのは、
国の政府の主導旗振りがあるんです。
マースって聞いたことあります?
マース?MAS?
マース。そうです。
モビリティ・アズ・ア・サービスの頭文字を取っているそうなんですけど、
要するに、ただ乗り物を乗り物として見るんじゃなくて、サービスの道具として見るっていう考え方で、
例えば今みたいな愛乗り、タクシーを効率的に使ってみんなが助かるようなサービスをマースって言ったりするんですけど、
子どもたちの習いごとにっていうのはちょっと新しい視点ですよね。
教育と交通の組み合わせ。
こういうの国土交通省が今すごく旗を振っていて、
あとは背景には地方の加速化とかで公共交通機関がだんだん便が減ってきたりして不便になる。
そうすると子どもとかお年寄りもそうですけど、なかなか出歩きにくくなる。
そうなると、タクシーが残ってるならタクシーを効率的に使いましょう。
タクシーの台数も少ないなら乗り合いにしましょう。
いわゆるライドシェアっていうものですね。
タクシーの場合は民間業者なのでライドシェアとは言わないんですけど、
タクシーが今度は高齢化でドライバーが引退したりして台数が減ってきたら今度はライドシェア。
一般ドライバーが一般の方を乗せるっていう規制緩和が進みつつあって、
今年の春から導入ってことになってますよね。
しかもこの愛乗りの場合にどのルートで拾っていくと一番効率的かっていうのを人工知能、AIに判断してもらうっていうのも進んでますね。
09:03
だから教育×交通×ITみたいな。
未来。
今まで培ってきたそれぞれの技術とかテクノロジーとかを組み合わせることによって不便を解消するといったような考え方でしょうかね。
そうですね。そこの連携・横断的な感じっていうのが良いですね。相乗効果を生みますよね。
そう考えると日本ってだんだん人口が減っていく、そういう社会になってるんだなっていうことも感じるんですけどね。
そうですね。そこに関しては少子化対策をもっと頑張ってほしいなっていう部分もありますけど、
そうとはいえ今減っている現状を何とか今の技術などでカバーしようっていうAIとかもそうですけどね。
私はこういう感じは悪くないと思ってますね。
そうですよね。素晴らしいアイデアだと思います。
異なるジャンルといいますか、協力し合ってより良いサービスができたら嬉しいですよ。
今までは我々が気づいていない、その手があったかっていうものもきっとあるんでしょうね。それを生み出せる感も大事ですよね。
こんなのあればいいのになっていうのを具体的にしていくといいのかもしれないですね。
どんどん使いましょう。こういう知恵を出し合うということはいいことですから。
ありがとうございました。まさかビデオテープを売っていた過去があったかもしれません。
昭和な感じですよね。
本村さんありがとうございました。
毎日新聞論説委員の本村幸子さんでした。
本日はご覧いただきありがとうございました。