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2026-03-05 14:44

核のごみの文献調査「南鳥島」が候補地に

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は間額です。 高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの最終処分上の選定をめぐって、経済産業省が文献調査の実施先の候補として、日本の最も東に位置する南鳥島を選びました。
地元の政案、議会の決議などを経ずに、国がトップダウンで候補地を選ぶのは、これが初めてということで、まもなく小笠原村に入るわけですけど、南鳥島は、その住民への説明会。
鳥島自体は、南鳥島は民間の方は住んでないんですけど、小笠原村にいる人たちには説明会を開くということですね。これがどうなるのか、なぜ南鳥島なのか、この方にZoom Upしてお話を聞いていきましょう。
毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんです。
本村さん、おはようございます。
おはようございます。
まずは先日のトークイベント、ありがとうございました。
ありがとうございました。
こちらこそ楽しかったです。
よかった。そんな本村さんにですね、メッセージ届いておりまして、北九州市ののらりんくらりんさん。
今日は待ちに待った本村さんの日。先日のトークイベント、宇宙についての話、すべてすべて、へえ、でした。しかも時間通りにピタッと終わるところ、さすがですと。
本村さんの話し方、内容には興味があり、憧れでした。
そして、あの日の本村さんのお衣装、素敵でした。
特にあのスカート、私好みでした。
上は銀河をイメージするようなね、お衣装に、そしてスカートは星座がデザインされたね。
そう、おしゃれでしたよね。
どこで買ったんですかっていう質問も来てますよ。
こういう電波で、こういうのブランド言っちゃっていいんですよね。
確かにね。
ずいぶん前にね、もうファストファッションのお店で見かけまして、直感ですぐ買っちゃったんだけど、なかなか出番がなくて、ようやく日の目を見ました。デビューできました。
ピッタリですよね、宇宙がテーマでしたからね。
そこまで意識して、本市を選んでくださった。本当にありがとうございます。
あと、私は元村幸子さんもファンですというラジオネームの方からもですね、トークイベント楽しかったですと。
テレビで拝見する元村さんが、あんな芸人さんみたいな登場でボケをかますなんて、やられました。お見事ですって。
いや、別に狙ってませんでした。
そうね、ですよね。お茶目なところもね、見られてっていうことでしたけど。
さあ、今日はちょっと真面目なお話になりますが、南鳥島での文献調査の候補ということですが。
そうですね。すでに文献調査、終わったり途中っていうのは3カ所あるんですよね。
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北海道にはスッツ町、鴨江内村の二次地帯、それから、今文献調査中というのは佐賀県の玄海町。
こちらが文献調査の佐賀ということですけども、いずれも地元が何かしらの形で手を挙げて、それに政府が答えるという形だったので、
南鳥島は初めてトップダウン式の事例となりますね。
南鳥島、先ほど少し軽く触れていましたが、住所としては東京都小笠原村。
絶海の古都でありまして、一番近い小笠原諸島、千島も1000キロ以上、1300キロぐらい離れているということです。
衛星写真とかを見ると二等辺三角形なんですよね。面白い形をしています。
最高標高が9メートルという平たい島でありまして、人口はゼロ。
ここは国境の島ということで、かなり慎重な管理が必要だそうです。
陸上自衛隊とか気象庁、国交省などの職員が一時的に滞在する人が入れ替わっているというような状況でありまして、
もちろん観光で訪れることはできません。
南鳥島って最近聞いたなと思ったら、お正月明けにレイヤーアースの話で紹介していました。
あの周りの海の底にレイヤーアースを含む泥がいっぱいあるということで、掘削船を出して実験的に掘っていますという話をしました。
何かと話題の南鳥島ですが、なんでここがトップダウンで選ばれたかということなんですね。
経済産業大臣はこんなふうにコメントしています。
科学的特性マップ、こういうのがあるんですけども、マップで好ましい特性が確認できる可能性が高い地域とされる。
地上施設を設置し得る未利用地も存在する。
全島が国有地であり、長年にわたり国策にもご協力を賜っている。
この科学的特性マップというのは、最終処分場を作るために比較的好ましい場所を政府が地図に落として公表しているんです。
例えば火山の周りとかは、やっぱり核のゴミを地下深くに埋めるということであると、影響を受けて出てきちゃうかもしれないじゃないですか。
危険ですよね。
そういうようなことが書かれていて、南鳥島はそれには割と相対的には高い可能性があるということですね。
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あとは国有地で地元の反対っていうのが直接的にはないっていうことですか。
市有地であれば絶対その人が反対したらできないし、それから人口がゼロっていうことは、
いわゆるその島に住んでいる住民の反対っていうのは考慮しなくていいっていうことですよね。
あともう一つは、これ専門家も過去から結構南鳥島に言及してまして、
地球科学の専門家で京都大学の学長さんを務めた小池和夫さんという学者さんがいるんですけど、
この方が割と前から最終処分場をどこか作らなければいけないのであれば、
南鳥島というのは期待できる場所だって地名を挙げて言及していました。
なぜかというと、これは地質学的にということなんですけれども、
南鳥島っていうのは太平洋プレートの上に乗ってるんですよ。
日本の列島の本土の地下って4枚プレートが絡み合ってて、おしくらまんじゅうしてて、
だから日本は地震大国って言われてるんですけど、
その中に太平洋プレートが東北の沖に沈み込んでるっていうのがあるんですね。
そこで大きな地震が起きたりしてるんです。
南鳥島って列島よりもずっとずっとずっと東にあるでしょ。
つまり日本列島の大きい、三陸沖で潜り込んでる太平洋プレートのずっとずっと上にあるわけですよ。
ってことは1年に3センチ、5センチ、8センチみたいな感じで西に進んではいるんだけど、
本土から2000キロ近く離れてるんで、
あまり1年間に数センチずつ西に来たとしても、
それが地震を起こす心配はないっていう場所に南鳥島があるんですよ。
なので地震のリスクはかなり少ないよねっていう話なんですね。
ただこれもまだ調査をしてないので、
実際には確かめられていないということなんです。
今後どうなるかっていうことなんですが、
まずは13、14に南鳥島ではなく小笠原村、秩父島で住民の説明会を開きます。
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そこでいろんな説明を聞いて、地元での協議が始まり、
そして最終的には村長さんや議会がこの文献調査を受けるかどうかというのを結論を出すということなんですね。
地元はやっぱりこのネミミニ水の報道にすごく驚いているようでした。
もちろんね、1000キロ以上離れている場所とはいえ風評被害とか、
それからやっぱり秩父島ってね、もう本当に自然が豊かな島っていうことで観光がすごく盛んなので、
そういうので怖がってこない人が増えるんじゃないかというようなお話とか。
一方で、この文献調査を受け入れると最大20億円ぐらいの交付金が出るんですね。
小笠原村って1年間の予算が60億円ぐらいの自治体なんですよ。
1年間の予算が60億円の自治体に20億円が入ってくるってことですね。
そういうことも考慮する人はいるかもしれません。
なのでここはね、今私たちがどうこうどうこういうような話では全くないんですけれども、
行方はちょっと注目しておきたいなと思っているんですね。
というのも、日本は原子力というのでエネルギーを得ている国ですから、
原発を動かせばゴミは出ます。
そのゴミをどこか別の国に引き受けてもらうという選択肢は倫理的にも現実的にもないんですね。
となると国のどこかで何とかするってことです。
何とかっていう手段として地下に埋めて2000年間とか保管するって決めているわけなので、
そのどこかを決めなければ、それは裏返せば日本は原子力を続けていってはいけないということにもなるし、
今までたまり続けているゴミも何とかしないと子孫に顔向けができないってことになりますよね。
南鳥島という新しい選択肢が増えることで、選択肢が増えるということはあるんですけども、
専門家は世論が遠く離れた、行ったこともないような絶対の孤島に埋めてくれるならそれでいいじゃないかっていう風な方向に安易に流れるのも良くないと指摘しているんですね。
個人的には絶対の孤島に核のゴミを運んだり埋めたりする作業そのものが安全保障上大丈夫なのかっていう心配もあるんですけど、
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いろんな課題を抱えての文献調査が入るかどうかっていう話なんですね。
私たちはせめて今ゴミを増やし続けている文明っていうことや、
それからどこかに処分地を探さなければいけないっていう我がこと、自分ごとであるっていうことだけはとりあえず忘れずにいなければいけないなと思ってます。
我々が暮らすところからするとずいぶん離れた場所にあるからいいやじゃなくて。
影響がなさそうと思ってしまいますが本当にそうなのか。
あと処分地を作るとなるとその建設コストとかもかなり往復しなきゃいけないからその費用も上がってしまうってところもありますよね。
いろんな側面から考えていかなきゃいけないな、我がこととして思いました。
本村さんありがとうございました。
この時間は毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんでした。
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