1. 毎日新聞客員編集委員・元村有希子のZoom Up
  2. 老化は44歳と60歳前後で急激に..
老化は44歳と60歳前後で急激に進む!?
2024-08-22 12:24

老化は44歳と60歳前後で急激に進む!?

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
この時間はZoom Up。毎週木曜日は科学です。
アメリカのスタンフォード大学が44歳と60歳前後で急激に老化が進むという研究結果を発表しました。
老化は年を重ねるにつれてゆっくり進むというイメージだったんですが、一体どういうことなのかZoomUpしていきます。お話はこの方です。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
どういうことですか?
ゆっくり進むんじゃなかったんですか?
普通はね。
それがだから意外だということで、この発見、ネイチャーという有名な科学雑誌に発表されてるんですよね。
なぜなのかということは、実はこれから調べるって書いてあるんです。
ただ現象として興味深いという報告までです。今回はね。
どうやって調べたかっていうのをちょっと説明しますと、
アメリカのカリフォルニア州に住んでいる健康な男女。
健康な男女。25歳から75歳。かなり幅広い年齢ですね。
その108人が協力してくれたということで、この108人を数年間、長い人は7年以上継続して調べたということなんですね。
どうやって調べるかというと、3ヶ月から6ヶ月ごとにその人たちの血液とか、
それから排泄物ね。おしっことか便とかね。
それから皮膚とか、喉の奥に錠剤菌っているでしょ。
手のひらとかに錠剤菌っていますよね。微生物が住んでるんですけども。
そういうやつを定期的に採取して、それを調べました。
そういうところの中に、例えば自分の細胞だったら、細胞の中ではDNAの設計図に従って、
それをコピーしてタンパク質を作ったりしてるんですよ。
細胞だけを調べてもダメで、その細胞のDNAの指示が、ちゃんと命令が実行されているかということを調べるんですね。
なんとなく実家で若い人の方がちゃんと正確にできていて、年取るとだんだんそれが曖昧になる。
具合が起きそうな気がします。
だからどんなふうにタンパク質が正確に作られているかとか、
そのタンパク質から見られる体力の衰えみたいなもののいろんな指標を細かく調べていくっていうアプローチを取ってます。
03:05
13万5000種類以上の分子と微生物を調べたというふうに論文に書かれています。
すごい。
そうすると、老いは徐々に進むと思われていたのに、実は2段階の崖があったと言うんですね。
それが44歳と60歳前後ということなんだそうです。
このタイミングでガクッと来るわけですね。
特徴的な成果を言うと、カフェインを分解していく能力っていうのは、40歳前後で面に見えて低下。
60歳前後でまたガクッと下がるっていうね。
夜お茶飲んで眠れなくなるみたいな。
わかりやすく言うと。
お年寄りは夜お茶飲まないみたいに緑茶を飲まないとか、眠れなくなるからとか言ってるのはそういうこと。
何年は老化だったんですね。
それからアルコール。アルコールを分解する成分も目立って下がってたのは40歳前後なんだそうです。
どうですか?40歳過ぎた頃から。
確かにですね。
20代30代の頃と比べるとちょっと弱くなってきたなっていうのは、自分だけじゃなく周りも聞きますね。
それ意識したのは何歳頃でした?
40、中盤ぐらいかな。
44歳ぐらい?
本当そうですね。中盤ぐらいですね。
水木さんはどうでした?
水木さん感じてないですよ。
まだ大丈夫ですか?
まぁでもお酒、そうですね。でもやっぱり最近もう弱くなってますよ。以前に比べると。
以前がすごすぎたみたいな。
以前がすごかったかも。
私も昔はガブガブ飲んでも全然翌日元気だったのに、やっぱり40代半ばぐらいからちょっと二日酔いが増えるようになって、それが嫌で酒量が減るっていうことが起きましたよね。
あとは60歳代で目立って低下していたのが、炭水化物の消化に関わる分子が減る、免疫に関わる分子が減るっていうことなんですね。
例えば炭水化物の消化が滞ると糖尿病のリスクが増えます。
それから免疫に関する分子が低下するとガンのリスクが高まりますよね。
そういう意味では私たちが知っている現象と結構リンクしてるっていうか表裏の感じがありますね。
06:06
どちらの44歳でも60歳でも見られたのが、いわゆる脳卒中とか心臓病、こういう循環器系の発症リスクに関する指標がガタッと減って、つまりリスクが高くなっていたっていうことですね。
だからこの世代、この年齢をうまく乗り切るというか、いうのがひょっとしたら大切なのかもなということがうかがい知れる。
そうですね。でもまだ44歳ごろって仕事も忙しい。
バリバリやってるよね、年頃ですよね。
そんな時に広角ってね、老化が一気に進むとつらいですよね。
だからそれがその生物学的なそういう崖なのか、今おっしゃったように44歳という働き盛りの時に様々な環境上のストレスが作用してそうなっているのかとか、そのあたりの原因は未だにまだわかっていないのでですね、ここはこれから調べるということなんですね。
この研究チームのリーダーだったスタンフォード大学のスナイダー教授もこんなコメントをしてるんですけれども、ひょっとしたらそのライフスタイルが関わっているのかもしれない。
この44歳、60歳という年齢の不死身を迎える前に、健康な段階で自分の体をケアして、この来るべき劇的な変化に備えることが大事だと。
具体的には飲酒の量を減らすとかですね。
それからスタンフォード大学ですから睡眠の質を高めるとかですね。
あとは運動量を増やす、炭水化物の代謝が落ちるんだったら炭水化物を控えめにするとか、食生活とかのライフスタイルを意識的に変えていくというのがとても重要なのかもしれません。
そうですね。よりその背景というのがこれからの研究でわかってくると、自分たちのライフスタイルをどう反映させればいいかということも見えてきますよね、対策というのは。
カレーという現象をどうやって理解していくかというのは、実は今本当の研究の世界でホットな分野でして、
ガンとか認知症というのもカレーに伴う病気と言われてるんですけれども、
よくアンジエイジングといってシワ取りとかね、シミ取りとかそういうのすごく注目されてますけど、
実はその背景にあるのがなんで人は老いるのかっていう基礎的なことを知るっていう研究なんですよ。
09:06
中世まではね、1000年前までは30代で死んでたわけですから、人々は。
今や先進国では80代超えてきてますよね。
そうすると何歳まで生きるんだろう人間はっていう興味も。
だいぶ寿命を延べてますからね。
不老不死を目指したい人もいるのかもしれない。
人生100年時代とかって言うようになってきましたけど、もうちょっとしたら人生120年時代とかそういうことになる可能性だってあるわけですよね。
可能性だってありますよね。カレーのメカニズムが分かればそれに対処するっていうことができますので。
ちなみに世界最高齢の女性が日本人になりましたね。
そうなんですよね。
116歳。
116歳の方ですよね。日本のね。
兵庫県芦屋市の伊東家富子さん。この方はウォーキングとお寺参りが趣味だそうです。
心と体を整えていらっしゃる。
以前福岡の方で世界最高齢の方は、田中カネさんは肉が大好き、コーラも大好きみたいな。
チョコレートも大好きだったから。
希望を与えてくれましたけどね。
そうですよね。
絶対に粗食とかではないんですよね。
ではないんですよね。
そのあたりもね、こうすれば長生きできるという方程式はなさそうですが、
研究の進展が期待されます。
健康に長生きしたいものですからね。
そうですね。できればこの老化はちょっと食い止めたい。
本村さんありがとうございました。
毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
落語家の立川翔子です。
1週間のニュースの中から気になる話題を題材に、
新作落語をお送りしているポッドキャスト番組、
立川翔子のニュース落語。
もう聞いていただきましたか?
政治家の問題発言や動物たちの微笑ましいエピソードなどなど、
落語の世界でお楽しみください。
Apple、Spotify、Amazonの各ポッドキャストで立川翔子で検索してフォローお願いします。
またYouTubeでも聞くことができますよ。
さらに生放送でいち早く番組をチェックしたい方は、
ラジコでRKBラジオ立川翔子キーサイトを聞いてください。
毎週金曜朝6時半から10時まで生放送中です。
さらにこの立川翔子ニュース落語は本で読むこともできます。
お近くの書店、ネット通販でお買い求めください。
本と音声両方で立川翔子のニュース落語、どうぞご引きに。
12:24

コメント

スクロール