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2024-07-09 12:04

#736 歳をとるとお酒が弱くなるのはなぜなのか?

2024.7.9配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、加齢とお酒についてお話しました。
それではまた。

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はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、
東京都知事選もね、先週の日曜日に終わりまして、小池百合子氏が当選して3期目に突入ということでね、
この3期をですね、全うすると計12年の長期政権になるんですかね。ほぼ独裁案と思うんですけどもね、東京都民が選びましたので、
日本の政治はですね、国民主権ですから、国民が一番偉いですので、我々が投票して決定しましたので、小池氏をね、
選んだということなんですかね。2位がですね、大方の予想ではですね、蓮舫氏が2位、もしくは小池百合子を食っちゃうんじゃないか、みたいなね、感じの報道のされ方だったんですけども、
石丸慎二氏がですね、2位ということでね、野党がですね、王国したのでね、やないことになっているわけなんですけども、この石丸慎二氏ですけども、
秋田方氏、広島県の秋田方氏の市長を辞めて、都知事に選に出てですね、SNSを巧みに使いですね、第二大躍進したということでね、この石丸氏がですね、
今後ね、この与党に合流するのか、野党に立憲民主党にね、合流するかどうかみたいな感じでね、結構その動向が注目されているわけなんですけども、
インタビューとかね、そういう受け答えとか見てるとですね、結構高圧的やな、みたいなね、感じを受けたんですけど、皆さんはどう思いました?
なんか上司にしたくないな、みたいなタイプの人間だなと思ったんですけども、実際のところはね、どういった人となりかっていうのは、実際しゃべったことないし、わかんないんですけども、
すごい偉そうな感じを受けたんですけどもね、今後どうしていくのかといったところですかね、ということでね、まあね、毎日毎日熱い熱いとか言っておりますし、まだついわけはしてませんけども、
ジムジムした時にですね、ビアガーデンなんか行ったりとかするとですね、非常にね、気持ちのいいお酒がね、飲めますよね。
これから飲み会の季節になってまいりますし、酒が飲む機会も増えていくと思うんですけども、
その時にですね、なんかお酒飲んでて、若い頃よりもお酒に弱くなった気がするなぁとかですね、
飲める量少なくなったなぁっていうふうにね、実感されている方もね、多いと思うんですけども、今日のお話はですね、
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なぜ年を取るとお酒の飲める量減ったなぁとか、弱くなったのかっていうのをですね、科学的にちょっと紐解いていきたいなというふうに思います。
これはですね、米国立アメリカの国立アルコール乱用依存症研究所の所長で、神経科学者のジョージ・クーブ氏のことを話しているんですけども、
最近ね、若い頃よりもお酒に弱くなったなと思ったら、あなたの気のせいではないです。男性も女性も年を取るとアルコールにより敏感になって、飲める量が減るということはですね、多くの人は理解してないんだけども、それは気のせいではなくてですね、
科学的に見ても当たり前の流れだよということなんですね。 なんで年を取るとですね、なんか飲める量減ったなぁとかね、
なっていくのかということなんですけども、 年を取るとですね、体重が変わらなくても体脂肪が占める割合は増える傾向にあるんですね。
なので、どういうことかというと、体内の水分量も減るんですね。 これはですね、2023年5月に医学誌、
キドニーリサーチ&クリニカルプラクティスに発表された研究によるとですね、体重が正常範囲内の場合、3歳から10歳の体内で水分は体重の62%を占めているんですが、
その後はどんどんどんどん減っていくんですね。 ここで注意するべきところなんですけども、11歳から60歳の間に男性は変化がないんですね。
男性は11歳から60歳の間は水分量は変化がないんだけども、ここ特に注目なんですが、女性は55%に減少するんですね。
そして61歳以降は男性も減りまして、男性で57%、女性ではなんと50%にまで落ち込むんですね。
これが何を意味するかというとですね、アルコール、エタノールは水に溶けやすい性質があるんですね。 体内の水分量が減れば、飲酒にも影響を与えるんですね。
なので水分量が減っているから、飲んでいくとですね、アルコールを摂取すれば血中アルコール濃度は若い頃よりもずっと高くなるんですね。
なので年をとってから飲む一杯の影響は、若い頃よりも遥かに大きくて、酔いが回るのも若い頃よりもずっと早くなってしまうということなんですね。
さっきも言ったように女性の方が水分量の落ち込みは非常に男性に比べれば高いですから、女性の場合は何歳であっても男性よりも体内の水分量が少ないので、
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アルコールの影響を非常に受けやすいということなんですね。 さらに女性の方がアルコールの代謝を助けるコースも、女性の方が少ないので、
より酔いが回るのが若い頃よりも強くなったりとか、飲み量減ったなっていうのは、女性の方が顕著に現れやすいということなんですね。
年を取ってくると水分量が減るから、そこに溶け込むアルコールの濃度が濃くなっちゃうんですね。そうすると、酔いが回りやすくなるのは、それは気のせいではなくて、水分量が関係しているということなんですね。
さらに、年を取るとアルコールの代謝能力も変化するんですね。 具体的に言うと、アルコール脱水素酵素、アルデヒド脱水素酵素、チトクロームP452E1というアルコールを分解する酵素の活動が、
加齢とともに衰えるということなんですね。この結果どうなるかというと、アルコールの影響がより早く蓄積し、より長く続いちゃうということなんですね。
なので、そういった水分量が減る、アルコールに関係する、分解する代謝コースというものも、衰えていくので、酔いが回りやすくなったりとか、飲める量も減ってくるということなんですね。
さらに、加齢とともに脳もアルコールに敏感になっちゃうということなんですね。 なので、この体の動きやバランスの調整が難しくなっちゃうんですね。
よりアルコールに対して敏感に脳が働いちゃうので、加齢とともに。なので、酒飲んでつっころんだとか、怪我したというのは、より高齢化というか、加齢に年を取った方が起こりやすいのは、脳に敏感になっちゃうとか、並行感覚を失われたとか、そういった能力というのも衰えてくるし、それはなぜかというと、アルコールに対する脳が敏感になっちゃうということなんですね。
これらの生理現象というのは、急に起こるのではなくて、40代から50代から始まって、60代、70代、80代と年齢が上がるにつれて顕著になるということなんですね。
だから、やっぱり年取ると飲めなくなったというのは全然間違いじゃなくて、加齢とともにそういった生理的活動というものが弱くなっちゃうから、そういうことになっちゃうということなんですね。
さらに、高齢者の方が注意しなければいけないのは、若い人よりも頻繁に薬を飲んでいるということなんですね。
薬とアルコール、お酒というのは、非常に飲み合わせが良しくないものがたくさんあるんですよね。一部の抗凝固薬とか鎮静薬とか糖尿病の薬とか、市販薬もそうなんですけども、アルコールとの相性が非常に悪いということなんですね。
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医者から処方された薬と、お酒にやめられないし、やっぱりお酒を飲むと気分も上がるから飲んじゃうんだけど、その相性があまり良くないという組み合わせが結構あるということなんですね。そういった場合は、加齢とともにそういった自分の生理的活動が落ちてこむということと、薬との相性が悪いということを、かかりつけの医者と相談してもらって、
お酒を飲める方が良い、お酒を飲まない方が良い、そういった説明をしっかり聞くということが大事になってくるということなんですね。
いろんな研究をまとめると、かつては適度な飲酒は健康に良いと考えられてきたんだけども、今では、習慣的なアルコールの摂取が健康に様々な害をもたらすことを、多くの専門家は経験的に習っておりますので、適度に飲むというのは良いんだけども、常習的に昔と同じような量を飲んじゃうと、あまりよろしくないと。
科学的にもそういうふうに言われているから、そこは注意しないといけないかなということなんですね。
年を取ってきて、飲み量も落ちてきますから、適度な量というものがどれぐらいなのかということを、しっかり理解する必要があるということなんですね。
日本の厚生労働省は、1日あたり平均20gの純アルコールを、摂度ある適度な飲酒としているんですね。
これどれぐらいの量かというと、ビールなら中瓶1本500ml、日本酒なら1合180ml弱、ウイスキーならダブル60mlに相当するので、
これの適度な量を理解しておいたほうがいいかなということと、65歳以上の高齢者においては、より少量の飲酒が適当であるというふうに、厚生労働省もしておりますので、
自分の飲み量が減ってきた、適度な量というのはどれぐらいなのかというのを、しっかり理解した上で、お酒とは付き合っていけないかなというところですかね。
若い頃はこれぐらい飲めていたから、今は大丈夫だというのは、生理的活動もしておりますから、そういうことをしっかり理解した上で、お酒との付き合いをしていかないといけないかなと言ったところでね。
でも、酒飲みたいよねということでね。
今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆さん、それでは今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆さん、さよなら。バイバイ。
12:04

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