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2017-10-20 29:45

第130回:NTL『お気に召すまま』レビュー!〜舞台美術が現代オフィスから森に大変身〜【ネタバレ】

神戸の片隅からロンドンへ想いを馳せて、毎週火曜日・金曜日に配信!/感想・リクエストをお待ちしています!お便りはitunesのレビューへの書き込みもしくは、twitterでハッシュタグ「#妄想ロンドン会議」をつけてつぶやいてください/妄想ロンドン会議サイト:mosolondon.com/メール:mosolondon@gmail.com
00:02
第130回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
吉水です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
さて、今日はですね、
はいはい。
恒例の、
はいはい。
前回も恒例でしたけど、
はい。
ナショナルスチュアートアライブの話をさせていただきたいと思います。
ちょっと早ない?
見ても見てもね、
早いよ。
追いつかへんくらいにペースアップされてるからね、今ね。
この間さ、イアン・マッケランさんとパトリック・スチュアートさんの
誰もいない国さ、
ついこの間なんだよ。
この間じゃなかった?
はい。
もう?
ですよ。
もう来ましたね。
はい。
はい、というわけで今回は、
ウィリアム・シェイクスピア作の
お気に召すママ。
召していこう。
召していきましょうか。
はい、これね、あの、シェイクスピアは、
どうなのかな、これ、
私どのくらいの有名度っていうか知名度があるのか、
全くわかんないんだけれども、
なんかね、喜劇やし、
もうね、本当にね、
恐れ知らずにもこんなこと言っちゃうよ。
似たような作品あるんですわ。
もうなんか似たような作品だらけやねん。
すぐすぐ森に行ってな、
すぐな、ラブコメが始まんねん。
で、あとね、女性がダンスをして、
すぐダンスをする。
まあね、同時の上映スタイルがそうなってるからしょうがないんやけど、
男性だけでね、演じてるから。
そう、歌舞伎と一緒なんだよね。
舞台の上には女の人は立てなかったから、
役者はできなかったから。
で、若い女性の役を、
若い少年が演じることが多くって、
でもあまりにもね、長時間それを続けるとしんどいので、
ダンスをさせちゃえよっていうね。
そういう、あれかな。
もう演出家のね、本当にもう逃げ道というか。
そうだよね。
まあ言ったらだから、
まあシェイクスピアって言ったら、
一般的なイメージは、
ハムレッドとか、
リア王とか。
リア王、ロミオとジュリエットとか。
うん。
ね、いろいろあります。
なんかこう、重厚で、
タイタス・アンドロニカスとかね。
アテネのタイモンとかね。
ね、結構怖いやつが多いんかなと思ったら、
うん。
あの、バカなやつがとことんバカっていうね。
そう。
今回もバカな方ですね。
そう、喜劇なんですけれども、
はい。
あのー、これはもう簡単に説明すると、
ストーリーとしては、
いろんなことが起こってしまって、
森に追放されてしまった人々が、
森で繰り広げるラブコメディ。
そうだね。
うん。
そうだよね。
で、もともとの、
このシェイクスピアさんが書いた時代は、
追放される前の舞台というのが、
宮廷が舞台だったんだけれども、
今回のこのナショナルシアターライブ2015年に、
ナショナルシアターのオリビエ劇場で上演された、
この作品に関しては、
03:01
舞台を現代に持ってきまして、
で、なので、
一流企業のビジネスワーカーたちが務めるオフィスから、
森へと。
うん。
まあ、なので、現代なんですよ。
そうね。
舞台は現代ね。
うん。
これね、後で話そうね。
はいはい。
っていう感じのですね。
うん。
まあ、でも最初の初っ端のセットでびっくりしたけどね。
ああ、びっくりした。
この、だから、
宮廷から森へ。
うん。
今回だったら、
この現代のオフィスビルから森に、
舞台転換するんだけれども、
ちょっとネタバレです。
はい。
ネタバレしますよ。
この舞台転換が、
うん。
これなんて言ったらいいのかな?
どう説明したらいいのかな?
結構オフィスシーンから始まって、
あれも一応果樹園なんだよね、設定は。
森の設定がってこと?
多分なんか、
オフィスが。
オフィス?
そうそう、だからその、
領地が、
例えば果樹園とかで、
そういうことか。
みたいな感じだったと思うんですよ。
全然知らんかった。
だからあの、
本当にいわゆるオフィスって、
テーブルが並んでパソコンがあって、
電気スタンドが立っていてみたいな、
結構ギッチギチに人がいる、
バリバリ働く人がいるオフィスが、
セットとして表現されててんけど、
そのセットに1個1個盆栽が置いてあってね。
ああ、そうなんだ。
あれが多分果樹園をイメージしてるんだろうな、
っていう。
あ、そういう遊び心?
うん。
ああ、そうなんだ。
で、まあそのギッチギチに並んだ椅子と机が、
もうとある展館で、
天井に全部持ち上がって、
シルエットの森になるっていうね。
そうそう。
とても素晴らしい演出が。
びっくりした。
なんかね、
しんちゃんが先に見てたから、
で、しんちゃんが、
馬店をちょっと見逃したみたいなことをね。
あ、場面転換のことです。
場面転換。
はい。
シーンの変わり目ね。
そう、オフィスから森になる、
そのシーンを見逃した。
まあ、オフィスから森になるという風には
しんちゃんは言ってなかったんだけど、
馬店をちょっと見逃したっていう風に言われたから、
あ、これは馬店が注目の作品なんだなって思って、
私はあらかじめ心積もりをして、
行ったにも関わらず、
やっぱりちょっと何が起こってるかわからないままに、
場面転換が行われて、
あっという間に森に変わった。
オリビエ劇場が結構天井が高くって、
すごく奥行きもある大きな劇場でっていうところの
天井に全部椅子と机が持ち上がっていくっていう、
あの不思議な感じ。
そう、だから、
多分だけど、ざっくりと説明をするに、
想像するに、
机が、まあ何て言ったらいいのかな、
06:01
長机とか、
あと普通のオフィス机が、
いっぱい20台くらい、
整然と並んでいる空間があって、
それがおそらくは、椅子と机が、
なんかこう、
ワイヤーでつながっていって、
それが天井に全部つながってたんだよね。
ああーって持ち上がっていって、
しかも、床に色とりどりのタイルが、
引き詰められてたんだけど、
椅子も一緒に上に持ち上がって、
あ、持ち上がってたんや。
床の転換まで見れてなくて。
あ、床持ち上がってた。
上にね、タイルがあってん。
だから、
ああ、そうか。
タイルどこいったの?と思って。
なぜかって言ったら、
床面が最初はカラフルなタイルだったのが、
結構濃くない色合いのね。
そう、森になった後、
椅子とか机が持ち上がって、
森になったっていうのは分かるんだけど、
もう砂地って言ったらいいのかな。
石っぽいっていうか、
そういうザラザラの地面に変わってたから、
え、いつの間にこんなに敷き詰めた?
って思ったんだけど、
きっとあのカラフルなタイルの下があれやったんやと思う。
あ、じゃあもう床ごと持ち上げたんや。
そう。
なんて言ったらいいのかな。
赤ちゃんの頭の上につってるやつあるやん。
ガラガラ的なさ。
あ、ガラガラね。
ピッて落ちたらブーンって回るやつ。
回る回る。
あんな感じでギュイーンって持ち上がってたよね。
そうやね。
全てが実はワイヤーで繋がっていて、
しかも持ち上がった椅子に人が乗ったりするとかっていうね、
不思議な不思議な仕掛けが。
しかもなんかさ、持ち上がっていくとき、
これは多分うまいこと転換したんやと思うねんけど、
そのさ、森の星みたいな人たちがさ、
そこにいつの間にか空中に座ってたりしたでしょ。
上に持ち上がった椅子とかにさ。
あれとかすごいなと思って。
多分本当はね、
それはそれ用の椅子が乗されていて、
まあそれはそうだよね。
とかっていう形にはなるんやと思うねんけども、
本当にその空中に浮いた椅子に
いつの間にか人が座ってるっていう驚きが結構斬新で。
斬新やった。
しかもなんか、
あれはさ、毎回変わんのかな。
え?
あのさ、上に持ち上がっていくやんか。
そのセットの持ち上がっていくあの感じ、
椅子の位置とか机の位置とか。
決まってると思う。
あれは完全決まってんの?
だって途中の1幕と2幕の間にちょっと休憩があって、
その時に間引いてたもん。
全ての机と椅子が持ち上がった状態で、
1幕を最後までやって、
で、その休憩中に、
机5個と椅子8個とみたいなんで、
09:00
調整してた?
上に飛ばしてた。
あ、そうなの?
休憩中、休憩に出たから見てなかった。
私も休憩に出ててんけど、
戻ってきたらヘルメットかぶった部官さんが
めっちゃ指示しながら和点してたから、
これ見ればよかったって思った。
そうだね。
私も帰ってきたら、
あ、なんか緑のペーパー増えてると思って。
ちょっと布線みたいなのがいっぱい貼ってあったけど、
森の葉っぱみたいなのに。
塩をしたためたね。
そうそう。
子供が増えてたりとかっていう、
本当に目に楽しい演出やったなと思って。
本当そうなの。
なんだけど、
どう?
どう?
なんだけど、
なんかね、すごいこれ私見終わった後にね、
しんちゃんにも聞いたんだけどね、
これって、
現代にする意味あったのかなって、
すごい不思議に思ったのよね。
うん。
それは私も思った。
思いながら見てた?
うん。
私たちはね、舞台すごいなと思って、
オフィスが森になるっていう見立てのとことか、
実際のビジュアルとしてもアートとしてもすごい素敵で、
かっこいいなって思ってみたんだけど、
なんか、それはいいんだけど、
じゃあ本筋のお話を考えた時に、
これ現代にしてしまったことで、
逆にね、
1幕の最初の森に追放されるまでっていうのも、
なんか意味がわかんない状態やし、
昔やったら、
それは追放されるよなっていうような理由でも、
現代にしたことにより、
なんかちょっとチグハグで。
セリフ自体はね、そんなにいじってはらへんかったので、
もう鹿狩りなんかやめてみたいなセリフが、
ほんまに貴族やったらわかるけど、
今さっきまでオフィスにおった人が鹿狩り教育かなみたいな、
ちょっとした違和感は残るし、
だからといって、
現代でしかできない何かというものを盛り込んでいるわけでもなかったので、
森に入ったら、
森ゆえにっていう言い訳をしてもいいのかなどうなのかな、
文明の力はないし、
ないない、全然ない。
電話が出てくるわけでもなく、
スクーターで移動とかもできないので、
そうなんだよね。
現代で歩いて移動して、
飢え死にしそうになっているおじいちゃんとかっていうのが、
ちょっとね、違和感があるというか。
そうだね。
し、森に住んでる同家の方。
12:02
森に住んでる?一緒にいた人ね。
森に住んでないのか。
同家の方?
ごめんなさい。
ミスターメランコリー?
メランコリーじゃない。
同家の人?連れて行った。
連れて行った人か。
同家連れて行こうって言ってたもん。
そっか。
きっと楽しいわって言ってたよ。
それがシェイクスピアさんの時代の、
シェイクスピアさんの時代かつ、
昔の話なんやったらわかんねんけど、
なんかその動機も謎っていうか、
そもそも一人の女の子と一人の男の子がいて、
その二人が恋に落ちる。
で、女の子はお父様が追放された森に行くと。
そうね。
で、自分の身が危ないから男の不利をするって言って。
道中ね、危険なことも多いからって。
ちょっと遊び半分ではあるけれど。
そういうのもね、昔だったら頷けんねんやんか。
なんかじゃあ森に逃げましょうって言うからね。
すぐ森に逃げる。
特にシェイクスピア作品は森に逃げる。
夏のやないめとかでもね、森に行きましょうって。
すぐ森に行く。
いやねんけど、なんかね、その辺の動機とかがさ、
私らはこれ昔の設定ではこうやから、
現代版やけどこうしてるんやろうなって思いながら見てるんだけど、
そういう楽しみ方もあるけど、
ていうか雨がすごい降ってるけど、
大丈夫かしらみなさん?
ちょっと雨の音とかね。
ちょっと近づいて喋りますね。
そうなんだけれども、なんかもうちょっとそこにね、
ちゃんと現代にする正しいっていうかな、
演劇的な理由欲しかったなっていうのが。
この表現をするために現代に持ってきたんだなっていう理由が分かりたいよね。
そうなんです。
同じシェイクスピア作品でも、私たち何回も言っちゃってるんですけど、
ロリー・キニアさんのハムレット。
これも完全に舞台を、
昔のデンマークじゃなくて、現代の。
これも会社ね、一企業の話してたものだったのに、
これはね、すっごいストーンと落ちたんだよね。
あれはだから、もともとの作品で、
高質がどうこう、多い継承権がどうこうって言ってるのを、
もうちょっと身近に落とし込むために、
私たちに寄せるために、
現代の、ありえなくはない会社の後継ぎ問題に持ってきたのかなっていう気はすごくして、
15:07
だから悩みもそれにあったサイズになってるし、
私たちの身近に寄せてくれてるって感じだったんだけど、
今回はね、別に身近じゃなかったんだよね。
そうなんだよね。森行かへんからな。
高尺がどうこうとか言ってるんでね。
そうやな。
知り合いに高尺いいひんのですわ。
まあね。
ただ、そうすることで、
一個だけ良かったなと思ったとこは、
よりバカっぽさが増してたっていう。
ああ、そうね。
森行くねんみたいな。
森に住んでるカップルたちのバカっぽさも増してる。
ああ、増してた増してた。
森に住んでるわみたいな。
森に住んでる人はこうあって欲しいっていうね。
私たちの印象だけやねんけど。
確かにね。
それはあったね。
たった一つでいいから着物部分っていうのが、
ちょっと見えにくかったなっていう。
そうだね。
確かにね。
まあでも、それをしてもですね、
なんていうのかな、
やっぱり今回のキャスト、
素晴らしかったですね。
私、一瞬全然同一人物だと思わなかった。
でもどこかで見たなって思った、
主演と言ってもいいのかな。
今回の女の子役って。
そうですね。ロザリンドかな。
ロザリンド。
ロザリンド役の、
ロザリー・クレーグさん。
素晴らしかったね。
彼女は三文オペラで、
ちょっとこう、純木な感じの。
そうだね。騙されるんだろうなと思いきや、
実は超聡明な。
そう、純木で聡明な、
ロリー・キニアさんの奥さん役の、
ポリー・ピーチャムの役をされてたということで、
お歌もすごくうまかったですけれども、
今回も歌声を堪能させていただきましたけどね。
かっこよかった。
彼女の全然違った一面。
彼女がダンスをするっていう。
かっこよかったね。
シュッとしてたね。
おるね、ああいう子ね。
そうなのよね。私、好みだわって思ってみた。
知り合いにおりそう思いながら見てましたけど。
そうだね、本当に綺麗な女性がダンスをするとね、
エモいわれの怪しさがあるよね。
確かにね。あれって髪の毛長い方が地毛?
みたいだったね。
そうなんや。じゃあショートカットがカツラか。
逆やと思っちゃうけどね。
そうだね。
あと、でもその相手役の男の子。
なんか新人の方らしいんですけれども、
18:01
ポーランド役のジョー・バニスター君。
すごくよかった。私あの子好きやなって思った。
正直ね、最初モッサイの出てきたなって思った。
なんかちょっとずつちょっとずつその素朴さが
味わいになるというか。
そうなんだよね。
なんかあの二人が一瞬にして恋に落ちるっていうのも
なんかこう、バカっぽいっていうか
女の子みたいな感じを否めないんだよね。
そうやな。
なんか微笑ましいよね。
いるいるって。
そうなんだよね。
けれども、まあまあそうね。
よかったなと思いましたね。
あともう一人の女の子役、シーリアか。
はい。
役のタッチ・フィランちゃん。
ちゃんて呼んでいいかな、この方。
もう本当に年齢不詳。
シーちゃん好きでしょ、でもあの人。
タカラ島で見たのね。
はい、そう今回の演出家さんタカラ島の方なんだよね。
そうそうそうそう。
だから本当にその演出家さんは
大掛かりなセットでびっくりさせることと
このパッチーちゃんが大好きなんだなっていうのが
すごく今回突然した。
そうやね。
やっぱ演出家さんのやっぱり好みっていうのが。
うん。
ねえ。
この人のなんか不思議な感じ。
誰と例えればいいんだろうって。
思うんだけど。
ちょっと例えづらいね。
うん。
なんかもう本当に完全に全力で褒めにかかって
愛嬌がある。
そうやね。
不思議な魅力。
そうだね。
うん。
うーん。
なんか立ち姿からもう独特で
そうね。
愛嬌があるっていう。
少女のようでもあり
でもすっごい冷た目で見てる大人でもあるし
そう。
なんかもうなんかちょっとねえ
すごいよね。
誰かに似てる誰かに似てるってすごい思うんだけど
誰か全然分かんないのよね。
分かんない。
本当に唯一無二な感じです。
あの子の魅力は謎をいくつなのかちょっと存じ上げないですけれども
うーん。
ねえ。
いや本当に。
いや素敵。
いや素敵だったなと思って
本当にその主人公の3人と言わせていただこうかな。
はい。
の魅力がねえ
結構長いお芝居やったけど
全面に押し出されてたなと思って。
そうだね。
うん。
だからなんかその本当に
えっとシェイクスピアですから
うん。
まあ言ったら本当にどうやって演出しますかっていう
でこの役をあなただったらどう演じますかっていう
演出合戦役者合戦っていうところはあるので
うん。
それの本当に最高峰っていう形を見せていただいたなっていうのは
まあそうだねえ。
思いましたねえ。
まあただ
現代にしたのは
謎。
21:00
うーん。
まあそれでもねあの素晴らしい場面転換と
あとなんか歌とかダンスとかのパフォーマンス見れたから
うーん。
満足なんだけど
もう一個なんか真の部分で納得したかったなとか
うん。
もともとこのお気に召すままの
うん。
劇局
いや今回どこまでカットされているのか私はちょっとよくわからないんだけど
例えばねその先も言ったけど
馬志しそうになるついてきてくれたおじいちゃん
はい。
あそこからどうなってんとか
うん。
次男最後の最後まで引っ張る必要あるとか
うん。
まあまあねあの劇局に対してもツッコミどころが満載やから
うん。
私キス何かがちょっと一個欲しかったなっていう気は
まあねまあ劇局はねもともとねシェイクスピアさんツッコミどころ
大量にありまくりやからね
うん。
ちょっとこうちょっと出しとったろかみたいな感じでね
そうね。
急に出てくる役っていうのがいっぱいあるからね
当時のね座組とかその役者の性質とか
そうそう。
こいつ途中でダダコネたなとか
うん。
出てこんようなったなみたいな
もう手に取るようにわかってる時があるからね
ありますありますうんそうなんだよね
でもねなんかちょっとその始まる前かな
あのオリビエ劇場についての
はい。
なんというかバックステージ
うん。
ムービーみたいなのが
はいあった。
そう言っていいのかな
うん。
なんかね紹介VTRみたいなのがあって
うん。
それでなんかとても不思議な劇場で
とても力になってくれる
言うてた。
いうのがなんか分かる気がするなっていう
あー。
ぐらいになんかそのセットの奥行きとその陰影
そうだね今回奥行きが素晴らしかったね
そうで多分同じ劇場で宝島もやられてたのかなって思うんだけど
まあその時も
そうだね。
星空をもう一面で表現したりとか
あともう大掛かりなボムを使ったセット玄関とかがあって
それもだからなんかとても空を感じさせる演出家さんだなと思って
青空だったり星空だったりっていうのが今回もすごい本領発揮されてたのかなと思って
なるほどね。
うん。
そっかそっかそっか。
ちょっとねあの遠景の舞台なんだよね
そうだね。
だから一番正面が一番遠くに奥行きがあるのかな
あるある。
まあなんかシェイクスピアを上演するためにって言ってたから
ちょっとグローブ座とかとの構成似てるのかな
グローブ座の遠景だよね
遠景だね。
うん。
当時の1600年代とかの劇場を少し真似したような作りにはなってるのかなと思うけれど
24:01
そうだね。
ちょっとパンフレットによると当時は
なんて言ったら今で言ったらエプロンステージみたいに言ったらいいのかな
客席のところに出っ張りがあって
そこで宮廷のシーンが演じられてて
奥の舞台のところで森のシーンっていうのが演じられてたらしいよ
そういう構成だったんだって。
なるほどね。偉い人ほど前に出てくるんだね。
そういうことなのかな。
それで、ちょっとこれ野外劇場でしょね。
それで外と内っていうのを分けてたらしい。
そうか。光の加減もだいぶ違うしね。
そうですね。
なるほどな。
面白いよね。
でも光と影と音楽と。
そうだね。
ちょっとこう、ケルティック調というかボヘミアンな感じって言ったらいいのかな。
なんて言ったらいいのかな。
なんかケルトなのかなと私も思って。
高島の時はもうちょっとバイキングっぽい感じって言ったらいいのかな。
勇ましい感じでバイオリンと男性の歌声とみたいなのが印象的やったけど
今回なんか人間の声だけどね。
そう、なんか。
ハーモニーで。
ほーほーほーみたいなやつ。
それそれ。
ほーほーほーってね。
ほーほーってやつね。
かっこよかった。すっごい。
なんかね、あれも森のささやきっていうの?
そうですね。
こだまちゃんっていうの?
こだまちゃんですね。
あれ素敵だったな。
よかったね。
うん。
そうやな。
なんか本当に。
うん。
ですね。
そうですね。
みなさんもお気づきでしょうか。
すごい雨が降っております。
はい。
この声がちゃんと録音されているのか
私たちはさっきからちょっと心配しながら
私の声届いてますか。
ちょっと話をしているんですけれども。
はい。
もう止まらないのでね。
そうだね。
うん。
そんな感じで今日は
今回のナショナルシアターライブは
シェイクスピアのお気に召すままだったんだけれども
私ね、シェイクスピアの劇はね
夏の嫌いな夢が好きです。
そんなことはどうでもいいですかね。
でもね、一番親しみやすいのはやっぱり夏夜かな。
そうだね。
夏夜が好きです。
はい。
でもお気に召すまも初めて見たけど
結構楽しかった。
なんかあんなにくだらないんだなと思って。
うん。
実はシェイクスピアはくだらんよな。
そうなんです。
はい。
というのがよく分かる一本だったなと。
ベルオーナのニシンシとか
あとえーと
なんだ、なんだ、なんだ。
なんだろう。
間違いの喜劇とかか。
あーはい。
ジュニアとか
あの辺ね、この作品が気に入られたら
そうだね。
ご覧になられたら
まあ似たような感じで楽しめると思います。
結構適当な感じの
27:02
なんかね、あの
ご都合主義が過ぎる
そして適当みたいな
最後さえ笑えりゃそれって
終わり良ければ滑ってほしいという
という曲もあるもんね。
そうです。ありますよ。
はい。
でも私、あの
セリフが好きだよ。
この世は舞台ってやつ。
あー
人間はみんな役者みたいなやつね。
そう、男と女もみんな役者みたいなやつ。
あれはすごい好きやけど
今回めっちゃそこ
たっぷり言ってあったのが面白かった。
溜めるなーと思って。
今、俺、意地いいセリフ言ってるって
役者さんが全身で言ってくれたからね。
そうそうそう。
そういうところも含めて
すごいなんかこう
シェイクスピアっていう
あの
シェイクスピアの作る作品に関しての
なんていうのか、リスペクトっていうのを
すごく同じ演劇陣として
なんかこう、みんな親しみを持って
やってはるなっていうのを感じる
そんなお芝居でしたね。
本当に
イギリスの方たちにとって
シェイクスピアの作品っていうのは
こんなにも身近なものなんだなっていうのは
改めて感じたかな。
そうだね。
そんなナショナルシアターライブの
2017年10月でございましたが
なんと来月もあります。
はい。
来月は何ですか?しんちゃん。
はい。
一人の男と二人の主人。
おー。
ワンマン2ガバナンスですね。
これもコメディですね。
コメディです。
はい。
今年は結構攻めたラインナップ来ておりますが
これも楽しみです。
本当はもうだいぶ過去の作品なんだけど
改めてやってもらえるんだね。
嬉しいね。
ありがたいね。
って思います。
はい。
11月10日またレビューあると思います。
はい。
本当にね。
やるなって言われてもやっちゃいます。
マニアックすぎる回ですけれども
またやると思いますんで
よかったら聞いておいてください。
はい。
というわけで
モンストロンドン会議ではお手入れ募集しております。
はい。
iTunesのレビューにお寄せいただくか
だいぶ置いてますねこの一セリフ。
お寄せいただくか
ハッシュタグモンストロンドン会議
つけてツイッターでつぶやいていただく
もしくは私たちに直接リプライをいただくか
それでは140文字では収まらないよという方は
ぜひモンストロンドン会議
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モンストロンドン
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atmarkgmail.comまで
お便りください。
はい。
はい。のどが持ちました。
はい。
というわけで今日は
はい。このあたりで別れしたいと思います。
さよなら。
ありがとうございました。
29:45

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