1. 妄想ロンドン会議
  2. 第276回:NTL『スモール・アイ..
2020-06-21 1:30:20

第276回:NTL『スモール・アイランド』レビュー

緊急事態宣言解除後、初めて映画館で鑑賞して参りました。テンション上がりすぎて、90分も話してしまった上、収録後も二人で30分以上しゃべり続けてしまいました…!
※音声にノイズが乗ったり、音ズレが生じている箇所がございます。お聞き苦しいところがあるかもしれませんが、ご容赦ください(2020/6/18収録)

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"What's 妄想ロンドン会議?"

日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!
オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。

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00:00
第276回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
よろしくお願いします。
今日ですね、6月18日でございます。
本題に入る前に、少し皆さんにお知らせしておきたいニュースがございます。
6月17日のですね、BBCニュースによりますと、
ボブという名の猫のボブが死亡ということでね、
非常に私ども、今心を痛めております。
ねえ、しんちゃん。
涙であげてしまったね。
こちらですが、ボブさんね。
ボブという名のストリートキャットという本でですね、世界的に有名になりまして、
映画にも出演したロンドンの有名なオス猫さんなんですね、ボブさん。
あ、15日だそうです。亡くなったのは。
あ、そうなんですね。
そしてこちらがですね、去年少なくとも14歳ということでね。
いやー、ついでです。出会った頃から14年ってことで。
長いね、でも14年か。
出会った時がね、ちょっと何歳かはわからないと思うので。
わかんないんだけどね。
これ本当に有名な映画というか物語、本なんですけれども、
もしご覧になってない方はぜひ見ていただけたらなと思うんですが、
このね、とても愛しい映画だよね。
そうなんです。
ドキュメンタリーとかで2本でも取り上げられてたりとかもしたので、
ご存知の方も多いかと思いますけれども、
とあるストリートミュージシャンの方、薬物中毒になってしまって、
ちょっと大変な日々を送っている時に救いの手を差し伸べてくれた猫ちゃん。
そうなんです。このミュージシャンの方、ジェームス・ボーエンさんなんですけれども、
ボブとの出会いによってですね、本当に人生を構成されてですね、
見事に薬物を断ち切ることができて、
かつ、ボブシリーズね、今小説家じゃないや、文筆業されてるんですけれども、
5作出版されてるそうです。
とてもとても愛されているロンドン名物猫って感じですね。
そうなんですよね。
これがね、映画はボブさんご自身がね、出演された、
5本猫が。
5本猫なんですよ。これがすごい。何たってすごい。
なんかタレント猫さんじゃないんだよ。
でもすごい演技力だね。
すごかった。本当すごかった。
ボブだからできたことだよね。
うん。
って思いますけれども、日本にもやってきたんだっけ、プレミアで。
結局辞めたんだっけ。
あ、来てはった。
ボブさんを飛行機乗せて運ぶなんてなんてことやってね、
ちょっと休ませたれっていう声もありましたけれどもね、
03:03
日本の地もボブさん踏んでくださったということでね。
そしてなんと、第2作続編ですよね。
が、一応撮り終わってて、
今年の夏公開っていう予定にはされてるみたいで、
ちょっとまだ2本とかはね、わかんないけど。
BBCによると今年後半っていう風には書かれてますね。
ちょっとまだわかんないだろうなと思うけど、
これ、ボブさんが出演されてる。
みたいですね。
なのでまたスクリーンで会えるとは思うけれども、
まあちょっとね、ロンドンの街に行ってももう会えないんだなって思うとちょっと寂しいね。
まあこれが2作となってしまったわけですけれども、
なかなかね、映画のフィルムに自分の猫性を残せる猫ちゃんなんていないから、
もう本当に偉大な猫やなと思うし、
まあ私たちもそれでまたもう1作見れるってことで、
楽しみやなって思うし、
なんかね、もう見たら泣いちゃいそう、ほんと。
っていう感じでね、ちょっとボブよ安らかにということで。
よかったら出ていただきました。
リップボブ。
ということで、ちょっと寂しいけれど、
寂しいね。
お見送りさせていただきましょう。
はい。
というわけで、本日の。
ちょっと気持ちで言い換えてね。
本題に入りたいと思います。
今日のテーマですけれども、
待ちに待った念願のですね、
ナショナルシアターライブinジャパン2020の第3弾。
やっと第3弾ですよ。
4月から大付け食らって。
ちょっと待ったもんね。
そう、やっと見ることができました。
スモールアイランド。
こちらですね、見てまいりましたので、
ネタバレありレビューをさせていただきたいと思います。
本当に映画館に行けてよかったんだけど、
そこからだよね。
本当そうです。
ちょっと私もしんちゃんも、
それぞれバラバラに見に行ったので、
で、まだね、全然感想を話し合ってないので、
私もしんちゃんの感想聞くのが楽しみやし、
ちょっとね、どんなお芝居で、
そしてどんな気持ちを抱き映画館が果たして、
どんなだったのかと。
自粛明けのね、大阪ですよ。
ど真ん中の。
はい。
ぜひレポートさせていただきたいと思うのですが、
実はね、今日ちょっと雨が降ってまして、
多分雨のせいだと思います。
私たち相変わらずですね、
リモート収録をしてるんですけれども、
なんかね、もしかしたらちょっとこの回線がね、
これね、雨とか台風とかでもね、
皆さん経験終わりじゃないかと思うんですけれども、
インターネットの調子悪い的なね、
ちょっと時々カシャカシャシャラシャラ音が
入るかもしれない、ノイズが乗るかもしれないんですけれども、
まあまあそのあたりご容赦くださいということで、
ちょっとお聞き苦しかったら申し訳ございませんが、
06:01
よろしくお願いします。
がんばれワイハイ。
がんばれワイハイだね。
うん。
っていう感じでございます。
あれやね、なんかこう、私たちのさ、
この一瞬の沈黙を、隙を狙って、
なんかシャリシャリ言うてくるから、
あれかな、喋り続けてたら。
喋り続けましょうか。
いいかもしれない。
わかりました。
というわけで、
頑張って参りましょう。
頑張って参りたいと思います。
はい。
はい。
では、こちらスモールアイランドですけれども、
相変わらずですね、
うん。
私もこちら手元に
ナショナルシアターライブのパンフレットがございますので、
どういうお話だったのか、
はい。
イントロダクションの方を読みながら、
ご紹介させていただきたいと思います。
お願いします。
はい。
ナショナルシアターライブインジャパン2020の第3弾として、
はい。
濃密な人間ドラマ、スモールアイランドをお送りします。
濃密だったね。
濃密にも程があるね。
3時間?
3時間?
30分?
40分?
ぐらいめっちゃ長かった。
久々。
長かったね。
なんか休憩2回ぐらいあるんかなと思ったら、
1回しかなかったっていうね。
後半も長いじゃん。
そうそう、たっぷりありましたけれどもね。
はい、こちらなんですけれども、
原作は2004年に発表された、
イギリスで最も権威のある文学賞の一つ、
オレンジ賞というのがございまして、
こちらに輝いたアンドレア・レビィさんの同名小説なんですよね。
アンドレア・レビィさんなんですけれども、
2019年ちょうどこのスモールアイランドのプロダクションが、
稽古がですね、始まる直前にお亡くなりになったということでね、
タイミングというか、実際にこのお芝居を見れてないということでね、
さぞかし無念だったんじゃないかなって思うほどね、
私はすごく素晴らしい劇のお芝居だったなと思ったんですけれども。
もうぜひとも見ていただきたかったなと思ってしまいましたね。
こちらがどういうお話かというと、
より豊かな生活を夢見てロンドンへとやってきた、
ジャマイカ出身の女性、ホーテンスちゃんと、
彼女を取り巻く人々の複雑に絡み合う運命を描いた物語ということですね。
なんかね、この原作小説なんですけれども、
オレンジ賞の他に2009年、ガーディアン氏が選ぶ、
過去10年の決定的な本の一冊っていうのにも選ばれたそうなんですね。
あとね、これ。
いろんな要素が入りすぎよね。
そうやね。でもなんか思ったほど、
難しくなかったって言ったらおかしいけど、
その辺りの歴史を知らない私にも、
すごくストレートに響いてきた作品だったので、
そういう意味でも決定的な作品だなとは思います。
なるほどっていう。
分かりやすかった。
それがもしかしたら脚色とか演出の賜物でもあったかもしれないんだけれども、
09:00
本当に舞台として見て、
しんちゃんも見終わった後のLINEでね、
本当に良かったねぐらいの感想、一言だけの感想だったんだけど、
そこで久々に舞台らしい作品見たねって、
お芝居らしいお芝居見たっていう風にしんちゃんが言ってたんだけど、
まっさにその通りだなっていう、
なんともねストレートプレイっていう感じで、
ひねりがない、いい意味でひねりがない。
歌とかステージングとかで見せる部分も含めて、
なんていうかザ芝居な感じ。
本当に本当に。
しばらく芝居に植えていた身としては、
もう要所要所に訪れる、
はいここみんな芝居らしい演出で、
今感動してねっていう、
決して押しつけがましくないんだけれども、
壮大なシーンっていうのが何回かあって、
そこではちょっと思わず涙がじんわりと私はしてしまいました。
あー見に来てるわ芝居いいなーと思ってね。
もう本当に劇場構造をフルに使ったというか、
人の舞台を見るときの想像力をすべて生かした感じのお芝居でしたね。
どんな感じだったかっていう詳しいお話はこの後させていただくとしまして、
はいイントロダクションまだねこれね4分の1しか進めなかった。
いくぞ。
はい。
お願い。
ごめんごめん私もつい喋っちゃったから。
いいねいいねそれはいいねきっといいね大丈夫。
弾んでるってことで弾んでるってこと。
でねこの作品なんですけど、
今この作品の出自を話しております。
BBCありますね有名な英国国営放送、
国営でもないですかね放送でございますけれども、
こちらでですねドラマ化もされております。
もしかしたらこれを見られた方たくさんいらっしゃるのかなと思ったりもするんですけれども、
そのドラマ版はベデンディクト・カンバーバッジさんですとか、
ルース・ウィルソンさんですとか、
ナオミ・ハリスさんね。
私たちにも馴染みのあるというか有名な方がたくさん出演していらしてですね、
非常に評判も良かった作品だったということで。
でね今回のプロダクトですよ、
スモール・アイランドは主演、主演じゃないや、
このアンドレア・レビィさんの小説をですね、
ヘレン・エド・ムンドソンさんが翻訳、翻案しまして、
ヘレン・エド・ムンドソンさん、
わかんない、ヘレンさんが翻案されて、
翻案されて、ルーファス・ノリスさんですね、
我らがルーファス・ノリスさんです、
ナショナル・シアターの芸術監督さんでしたっけね、
12:00
が演出されましたプロダクションでございます。
上演されたのは2019年の4月、
ちょうど1年前か、
ほやほややね。
出来てほやほややなと思って、
たった1年前のやつを見れてね、
いつものことながら感動しております。
でね、
ありがとうございます。
こちら、キャスト、
はい、しんちゃん、
ここでクエスチョンです。
総勢何名でのキャストが出演していたでしょうか?
まあまあおったよ。
まあまあおったよ。
惜しい、40名でございました。
全然惜しないがね。
だってさ、100とかやったら惜しくないけど、
30と40は10以外やから、
まあ惜しいに入れてあげようかな。
ビビるぐらい惜しいなかったわ。
そうか、32人とかやったら惜しいけどね。
意外と出てんねん、これが。
モブと呼ばれる人たち含めたらすごいよ。
街のシーンとかもふんだんにね、
人が出てきて、
行って帰って行って帰ってして入りましたけどね。
そうなんですよ。
これね、やろうと思ったら別に、
10人ぐらいでもできちゃうと思うのも、
それ演出のやり方によってね、
メインキャストって言われる主要な登場人物っていうのが
5人ぐらいであるので、
できるっちゃできるんだろうけれども、
あえてここでその、
なんていうのかな、
かついっぱいそれぞれ出てくる人たち一役ずつ与えて、
かつモブの人たちも回していこうと思っても、
20人もおれば別にできるお芝居だと思うんだけど、
あえてここでこの40名っていうキャストが
やったっていうことがね、
私本当にすごくお芝居らしいお芝居でもあるけど、
映画的な演出っていうか、
ストーリーのその運び方だったり、
時々映画みたいっていうふうに思ったとこがいっぱいあって、
それがなんか40名の力だったりもするのかななんてね、
視覚的な効果、
私は個人的にそう思いました。
なんか何というか、
本当に贅沢な作り方をされていて、
表現おかしかったらごめんなさい。
正しいなと。
いや正しいね。
いや本当そうですね。
ただ1位英国演劇ファンの私たちですら、
そう思う舞台なんですけれども、
実際ね、
ガーディアン氏、
またガーディアンだ。
ガーディアンすぐ表示るね。
そういう。
表示るねってあんだ。
まあまあまあ。
ちょいとあんだ。
いよいよ。
またガーディアン氏。
15:00
ガーディアン氏。
ガーディアン氏によりますと、
2019年の最も重要な劇の一つ、
優れたプロダクション、
卓越したパフォーマンス、
アンドレア・レビィの女子氏が劇場を大いに盛り上げる。
こちらガーディアン氏のコメントですね。
あとイブニング・スタンダード氏ね、
こちらもコメントを出されています。
ぬくもりと痛みを伴ったパフォーマンス、
まさにこれだよね。
繊細な瞬間、
それぞれのメインキャストの人たち一人一人に焦点を当てて、
本当これでもかってくらい丁寧に紡がれてたなって思ったんだけど、
と思えば、
総勢40名と、
壮大な舞台美術を使って、
本当に素晴らしいパフォーマンスを作っている。
本当に素晴らしいパフォーマンスを作っている。
本当に素晴らしいパフォーマンスを作っている。
と、壮大な舞台美術を使った、
ガーッてなるシーンね。
ガーッてなるシーン。
そのバランス。
見事に撮ってる。
一生一生、私イブニング・スタンダードさんに
全然Me Tooな感じ。
全力賛成な感じ。
全力賛同してますね。
で、
この秋、
再演も予定されてるそうです。
できるんかな?
ちょっと待って。
このパンフレット作った時点での話なので、
きっとこれはコロナの前のことなので、
まあまあわかんないね。
だって今年いっぱい演劇は無理かもっていう風に言われてるところもあるので、
ここに関しては、
まあまあいずれ再演できたらいいね、
見れたらいいねっていう、
再演予定されるほど素晴らしい作品だったっていうことが、
お伝えできればいいかな。
ちょっとね、劇場の状況がまだね、
余談を許さないところもあると思うので。
でね、このお芝居の舞台となる、
時代のお話なんですけれども、
タイムシーがですね、
同じようにコメントを寄せてまして、
これがウィンドラッシュ世代の心に残る物語っていう風に書かれています。
このウィンドラッシュ世代っていうのが、
1948年から71年の間に、
20年ぐらいですかね、
当時英国領だった、
ジャマイカなど含む西インド諸島ですね。
から、英国にやってきた移民とその子供たちのことを、
ウィンドラッシュ世代と言うそうです。
で、今回のお芝居っていうのは、
全然私は知らなくて、
もちろんその、英国っていうのは、
たくさんの国をね、かつて本当に領土として、
なんて言うんですか、統治していた、
18:02
植民地っていうのが、
ね、もう、
なんだろうな、
お得意のね、こんな言い方っていうのかな、
大博物館にえらい色んな国の物が集まってんな、
みたいになってますけれども、
そのぐらい、英国というのは、
国の歴史の中で、
様々な国をまさに、
領土として統治していた植民地として、
そして、映画を誇っていたと言うんですかね。
ネットとかでチラッと調べてみたら、
皆さん、もし知らない方は面白いと思うんですけれども、
英国領のね、歴史みたいな、
世界地図に色がついててね、
昔はめっちゃね、色が、
ここが英国領ですよっていうのがめちゃくちゃいっぱいあるんですよね。
それがどんどんどんどんみんな、
それぞれ国が独立していって、
今こんだけしかないのにちっちゃいみたいになってるっていうね、
それが、あれ、こんだけあった?みたいな。
と思えば、あ、ここってまだ英国領なんだ、
みたいなところもあったりするっていうね。
なので、そのたくさんあった、
英国領のうちの一つの、
ジャマイカというね、
国からやってきた、
移民と、その当時、
イギリスに住んでいた、別の、
登場人物のお話が、
このスモールアイランドという、
作品の軸となるんですけれどもね。
このアンドリア・レビィさん、原作者の方ですね。
の、お父様も実際に、
1948年に、
エンパイア・ウィンド・ラッシュ号に乗って、
英国にやってきたそうなんですね。
で、このお話はあくまでフィクションなので、
別に自伝的小説とか、そういうわけではないんだけれども、
多分にね、彼女のルーツというか、
お父様世代の、
まさに、
その目で見てきたんじゃないかな、みたいに、
思うほどの景色だったりとか、心情だったりっていうのが、
本当に、水分たっぷりで、
私は、描かれてるなと。
その世代の、
記憶の集合体みたいな感じなんですね。
だから、
なんていうのかな、
今、
まさに、世界で、
何度目だっていう感じではあるんですけれども、
アメリカでね、
アメリカ系アメリカンの方が、
警官に、
謝って、殺されてしまった。
謝って殺すってどういう言葉だねと思ったりもするんですけれども、
21:02
黒人だから怪しいという理由でね、
様々な、
その人がどうとかそうじゃなくて、
これまで、
引き継がれてきた、
様々な人が絡み合って起こった事件としても、
象徴的に捉えられて、
それが世界で運動を引き起こす、
きっかけになって、
私からしたらね、
やっぱり、
日本で、
黒人の方に対しての、
奴隷的な差別っていうのかな、
そういう差別っていうのは、
経験したことはないんだけれども、
様々な差別っていうのは、
気づいてないところでも、もちろん私たちのね、
生活にはあって、
そういった中で、このスモールアイランドなんですけれども、
ここでやっぱり、
あれこれね、今言いましたけども、
100年経ってない、
100年じゃないよ、これ何年?
80年前ぐらいの話?
違うな、
そんな前じゃないよ、
50年、60年前の話か、
その当時にも、
ジャマイカから移住してきた人に対して、
もともとそこに住んでいた、
イギリス人の差別っていうのが、
見ているこっちのも、
心が痛くなるぐらいに描かれてて、
思うことは、
なんだ変わってないな、
そっかそっか、ずっと一緒やねんな、
っていうのを見ながら、
いろいろ考えさせられたりもして、
なんかね、よく言うやん、
今のこの時期に、
何で今この時期にこの作品やるのか、
みたいなことが言われたりもするけど、
この黒人差別でも言い切りますけど、
問題に関しては本当に、
変わってないし、
良くなってないかもしれないし、
本当に根深いし、
どうやったらこれはなくなるというか、
かなと思ったし、
かつね、すいません私ばっかり喋って、
かつその移民っていうかさ、
私もやねんけど、
英国というものにね、憧れてね、
文化だったりとか、
あとみんなの人柄だったりとかね、
英語とかさ、
24:01
もう毎年毎年足を運んで、
お芝居見たりとか、美術館行ったりとかして、
いつか仕事で来れたらいいなとか、
ちょっと長く滞在してみたいな、みたいに思うけど、
彼らからしたら、
私たちっていうのは外の人なわけで、
このなんていうのかな、
英国っていう国に憧れて、
このスモールアイランドのメインキャストの一人で、
ジャマイカ出身の女性ね、
英国に憧れていくんだけど、
そこで受け入れてもらえないいろんなことっていうのを体験して、
なんかそれがね、私はそんな経験ないけど、
英国でね、
自分もそういうことになったりするのかなとか、
そんなものを思いながらね、
見ちゃいましたっていうお話でございます。
すいませんちょっと長く喋っちゃった。
いやいや、
食感としてはやっぱりそういう、
でもイギリスで生まれ育った、
基地のロンドナとかにしたら、
仕事を取るなとか、
やっぱりそっちはそっちで考え方があってっていうのも、
非常によくわかったし、
そうなんだよね、
いやいや違うの、
ウィンドラッシュ後、この移民政策っていうのは、
ちょうどこの第二次世界大戦後の、
労働力がすごく欲しい時期に、
だったら領地から、
労働力をイギリスに持ってきたらいいんじゃないかっていう、
そういう政策で、
みんなね、移民していった、
移住していったわけなんですよね。
だから本当は歓迎されるべきだったんだけどね。
戦争に優遇されたりとかっていうふうに、
イギリスのためにちゃんと、
力を尽くした方々でもあるわけで、
ただ本当に、
それが脅威に感じるロンドナもいたんだろうなとか、
作品中でも描かれてたけど、
ロンドンの生活を邪魔しないでみたいな、
そういう考え方をされてるおばあさまとかもいらっしゃったけどね、
それはそれで一つの意見なんやろうなと思うし、
ちょっとこの時期に、
たまたまやけど後悔になって、
ちょっともうなんか、
いたたまれないというか、心が痛いなっていうところも、
昔のこととして見れなかったよね。
今の、
もちろんお芝居で、
フィクションなのって、
ウェルカムナショナルシアターライブのお姉さんも言ってたけど、
劇中で、
きつい言葉とかが出てくるけど、
これは物語上のことなので、
27:02
どうかご容赦ください的なことをね、
差別用語だったりとか、もちろん客席には、
白人の方も黒人の方もきっとアジアの方もいらっしゃって、
っていう中で、
何十年前の物語を、
みんなで見るという状況ではあるんだけど、
まあ、
ちょっとなんか、
昔のことっていうふうには、
全く私は思えなかったし、
つらかったね。
どうしても、
移民側の方に、
今回は感情移入してみたかなっていう感じかな。
ただ、
一つ救いとしては、
終演後に、
スタンディングオベーションをしている客席が映ったときに、
本当に多種多様な人種の方々が、
一つの画面に収まって、
皆さんがそれぞれに、
何かを感じて、
作品に対して賞賛を送っているっていうのが、
とても素晴らしいなと思って、
最後の客席が映ったときに、
私は一番泣きそうになったかな。
泣けますわ、本当に。
その感情、私たちには
測り知れないところがたくさんあるけれども、
わずかばかりではあるけれど、
ちょっと感情シェアできたかなって、
そういうのが、
一番救いかな、
と思ってみた。
賞賛ばかり喋っててね。
いつ本編行くねみたいになってますけども、
お互いそういうふうに思ったということでね。
本当にこれ再演されるってなったら、
確実にね、今世界中で盛り上がっている
ブラックライブズマターの運動が、
どの方向に行くか私は全然わかんないですけど、
過中なのか終わった後なのかに、
再演されることになると思うので、
また違った感情っていうのが客席とね、
舞台との上でやりとりされるんだろうなと思うと、
ちょっとその客席っていうのを体験してみたいという気持ちはあります。
もちろんですね。
ということで、
すいません、長いこと書簡を喋ってしまいました。
どんなお話だったのか、そしてお互いね、どう思ったのかとか、
あそこ良かったよねー的ないい派な感想など
話していきたいと思いますので、ネタバレで
ここから生かしていただきたいと思います。聞きたくないよっていう方は
スイッチオフでお願いします。ではしんちゃん、
スイッチオフの号令をお願いします。
受けたまわり、スイッチオフ。
よろしいでしょうか。
30:00
はい。
よかったね。私何のね、
前情報もなく見に行ったの。
じゃあ、あらすじ
ナショナルシアターライブさんが
あげてくれてる、ちょっとしたあらすじ読んだけど、
何のことかさっぱりわからなかったから、
何を言いたいのかが、登場人物がいっぱいいて、
それぞれに何かを思うとしか書いてなかったので、
その通りやな。
そうね、そうね。
移民問題がどうこうとかっていうことも全然読み知識がなくて、
いつの時代の話かっていうのも知らんで、
インプットもしてなかったので、
本当に初体験として見て、
始まった瞬間に、
こんな話かい、みたいな。
打つのかい、動くのかい、みたいな。
まず私が面白いなと思ったのは、これ2幕構成なんだけど、
1幕がね、
メインとなるキャストが5人くらいいるって言ったけれども、
その中でも中心となっているのが3人いてて、
その3人がですね、
それぞれ1人称で語るパートっていうのが、
1幕出てきて、
順番に出てきては、
その人中心に1人称で語っては、
次の人にバトンタッチされていくっていう、
ありがちではあるけど何の関係もなかったその3人が、
2幕では一所に集まって、
それぞれ物語を繰り広げますよ、
みたいな感じの構成では。
複雑に絡み合う運命たち。
だけど、これ私のすごく好きな構成が、
もう1個仕掛けがしてあって、
私の好きな仕掛けっていうのはね、
それぞれの1人称で語るパートが1幕のうちに3つあるって言ったけど、
その1人称のパートっていうのが、
起承転結の、
天から始まるの。
天の場面をバーンっていきなり見せられて、
1人称で、
それぞれのメインキャストが喋りながら、
天から始まり、起承語り、
転起で結。
そういう流れでこうなったのねみたいな、
一体全体どうなったらこの場面に行くの?みたいな、
ワクワク感っていうのかな。
実はこうでした。実はこんなことがありました。
伏線回収的なやつじゃないけど。
なので、言ってみれば1幕っていうのは、
それぞれの登場人物の
紹介。
今までのことが起こるまでの人生。
物語の全体を通しての
天を迎えるまでの起承を
それぞれ起承転結を交えた状態で、
3通り見せてくれるっていうね。
小話3つ。
33:01
見た後ででかいストーリーを見るっていう。
でもそれがね、もう何も
前情報を仕入れてなかった私にとっては、
めっちゃ楽しかったの。その構成が。
へーってなって。
退屈がなかった。
3者3様の人生が、
ちょっとやっぱりその
描き方も工夫されていて、
イギリス人女性、クイーンさんかな。
イギリスあるある
みたいな感じとか、ちょっとコメディタッチで
笑いをふんだんに混ぜていって、
ほうてんすさんの人生に関しては、ちょっと甘酸っぱいような
ちょっとセピア色の思い出みたいな感じで
描かれていてとかっていう風に、
それぞれのキャラクターの描き方も
短編映画全然違うやつ3つ出るみたいな感じ。
確かにそうかもしれない。
それぞれのカラーがあるから、
もう全然退屈せずに見れるなっていうのはすごく思ったかな。
そうだよね。で、舞台セットですよ。
ね。
これは本当に昨今の、もうなんか何やろう、
新しくもないし、流行りというわけでもないし、
あえて使わなくてもいいし、使うんだったら何か仕掛け
考えろよっていう映像を使った
舞台セットだったんですけれども、
今回はオリビエ劇場だったのかな。
半円形のとても大きな
劇場になってます。半円形舞台のね。
で、後ろの
舞台奥の部分、前面をいっぱいに
使って映像が
投影されてました。
結構でかかったね。
あれすっごかったね。
ホリゾント幕と呼ばれる部分が
全部映像やし、まあまあ
でかい劇場やからね。大迫力だよね。
ただでかいだけじゃなくて、
ある時は
ちょっと小さめの
なんて言うんですか、
場所に当て込んでたりとかもして、
その前とか後ろとか
実際の人々が走り抜けたり
出てきたりすることで、なんかちょっと
映像と舞台がちょっと
シームレスな感じに
映像もまだ続いてる感じでしたし。
映像の中にシルエットとして
とても効果的に人物が
入り込んでいって、それはそれで
モノクロ映画を見てるみたいな感じ
モノクロやからこそとても
想像力が働くとか、シルエットやからこそ
その人物がちょっと生き生きして見えるとか
そういうこともすごい計算して作ってあるような
36:02
感じがしたかな。
あれね、すごいなと思ったのは、その映像の中の
シルエットの人と
映像には入ってない、映像に入るってないって感じなんだけど
舞台上にいるそのモブの人
舞台上のモブの人も映像の中と
同じくらいのシルエットにね、ちゃんと私ら
見えるっていう。照明とかどうやってるの?
だってあれシルエットに見えたよね、舞台にいる人
うん、だから舞台の人を
シルエットにするのと同じサイズに
影が出るようにちゃんと計算した
ライティングになってるっていう
影って光源に近づけば近づくほど
ちっちゃくなったりとか
その壁との遠さでちょっと距離感がとかっていうのが
すごい計算がいる話なんですけど
いやそれ、違和感がないよね、前と後ろが
びっくりした、思わずちょっと身を乗り出して見ちゃったもん
これって今本物の人ですか?それとも
映像の中から人が飛び出してきたぞみたいな
本当になんか
県庁やったのが本当に船に乗り込む
乗船シーン
私わからなかった、感動して見てたからもうあそこ
一幕の終わりしかわからなかったね
映像で映し出されている
大きなフェリー船に人々が前の
舞台上を走り回って
今から旅立ちますみたいな感じで
列に並んで
列に並んでそのまま
タラップっていうんですかね
映像に書かれたタラップを
登っていくんだよね
映像の中に本当に入っていっちゃうみたいな
映像の中の人が舞台上にいるホーテンスちゃんに
ジャマイカ人の女の子に手を振るっていう
どこで入れ替わったの?みたいな
あれ映像の中のギルバートくんだったよね
だと思うんだけど
あれがシルエットで撮ってるのかそういう映像にしてるのかが
ちょっとわからなかったね
いいやって感じ、めちゃくちゃ感動してたしあそこのシーン
だよね
実際のシェットもある程度
リアリティがあるもの組まれてるので
かと思えば
すごい多重構造 ちょっと抜け感というんですか
この言葉を舞台美術に使っていいのかわからない
抜け感あったでしょ
扉がさ
クイニーさんが撮っててバーナードさんのお家か
バーナードさんのお家は
多分お部屋がいっぱい余ってるって言ったから
それなりにちょっと難室がある
お家だったと思うんだけれども
そこの移室をギルバートさんとホーテンスさんに貸し出して
39:01
というところから物語が転がり始まるからね
そうですね
ドア枠みたいなのが何個かあってさ
本当に今言った木の枠ですよ
実物大ドアの木の枠がポンポンと置いてあって
奥のドアは表の通りに面した
家のドアで
手前のドアはお部屋のドアみたいな感じで
映像ですごく想像力を掻き立てる
スケールの大きな
舞台美術としての映像を
見せてくれたかと思えば
大胆のあるドアたちを使って
移室っていうのを表す
そのドアはいろいろなものにも使われてたけど
最初のホーテンスさんがジャマイカにいた時の
学校のシーンだったりっていうのも
嵐が来るぞってやってたけれども
それも作り込みすぎない
記号としての机とか椅子とか
そんなんでちょっと配置を変えるだけで
情景が変わるっていう
演劇お得意の場面転換も
ちゃんと入れながら映像も使っちゃうみたいな
オシャレな
私好きなやつある
教室の黒板屋の角度を変えて
ちょっとしたあずま屋になったりとか
ちょっとギミックも入ってくるのよね
親切で優しくわかりやすいギミック
これあれだよね
イボ・バンフォーベさんにはない優しさだよね
あの人はね
友達か
そこが彼の魅力なんだけどね
ヌーってないね
なんだ
私も聞きたい
ルーファス・ノリスさん
今までの作品で私たちはスリーペニーオペラ
サモンオペラとマクベス
拝見いたしましたけど
その2本だったんだよね
やっぱり共通するものは感じるというか
舞台機構を多面的に見せるっていうことに関して
すごく長けた方なんだろうなと思うんですけど
ちょっとスリーペニーオペラは私たち
すごく好感を持ってみたけれど
マクベスに関してはちょっとあんまりあったっていうのの
好きな方のルーファスさんが来たなって
むしろその3本の中やったら
私は一番好感が持てる
なんか気をてらってもないし
スリーペニーオペラは
めちゃくちゃよかったけど
劇局がちょっとトリッキーであったから
見せ方として
おもちゃ箱的な
びっくり箱的な演出がすごく似合ってたので
42:00
やっぱり見せ物小屋的な
面白さというかがあり
今回は好感が持てた
ダイナミックさもあるし繊細さもあって
一つ言えることは
ごめんなさい
マクベスよりよかったということ
ごめんなさい
内緒
同じ監督演出家やからって
全部好き全部いいってわけじゃないっていうのもね
好みだったりとか
大部分は
それが楽しめるんでいいですね
同じ演出家の作品を何個も見るっていうのは
大好き
感想があるからこそ
すごく才能のある演出家さんなんだろうなと思うし
ありがとうございますって感じ
どれ見ても全部一緒やんってなるよりはね
全然素晴らしいと思うし
私はそういうものを見たいなと思って
なのでそういうね
舞台美術のお話でしたけれどもね
あと物語の構成の話とね
なんか気になったところとかあった?
キャストもなんというか
大丈夫キャストの話しよう
ジャマイカに行きたくなった
それね
カリブ海に行ってみたくなった
途中で
恒例のインタビューで
音楽について
結構語ってらっしゃる
サービス映像がありましたけど
カリプソと呼ばれるやつですか
ジャマイカの音楽を中心に
今回作られたっていうのを見てて
カリプソさ
私たち的にはあれじゃん
あれだよ
にゃーにゃーにゃー
なんとかフォーミーのやつね
ロンドン is a place for me
パディ師匠
パディ師匠の映画で
クマのパディントンです
パディ師匠ってしんちゃん呼んでますけど
師匠なんで人生の師匠なんで
効果的に使われていた
陽気なおじさんたちの楽団
あれもカリプソやったんですよね
すごく魅力的な音楽だなと思うし
どこか陽気なだけじゃなくて
物悲しいところもあったりとか
というのがとても魅力的だし
多分本当にさっきモブの人たちが
いっぱい出てきててっていう話してたけど
45:00
リアルに地方出身の
血を引く方々使われてるんやろうなっていう
独特のリズム感
ダンスシーンとかで踊っているときの
腰の使い方みたいなのが
とてもかっこよくて
どうやってうねってんのみたいな
あの独特のノリがすごく
かっこよくて
ジャマイカ生きてーわって思った
妖気にラム酒飲みてーわ
確かにね
ジャマイカね
ジャマイカについて全然知らないけど
とても魅力的な
国なんだろうなって
ちょっと思っちゃったな
あの人たちと一緒に踊りたいと思っちゃった
確かにね興味は本当に湧いたよね
かつて英国領だったってことも知らなかったし
今はねもう独立してるけど
なんか
なんだろうね
なんか知らんのに
知ってるみたいな不思議な感じも抱いたけど
なんかこのスモールアイランド
っていうタイトルやけど
ジャマイカも島国
英国も島国
英国って言っていいのかな
イギリスと呼ばれる部分も
小さな島で
なんか私も
日本も島国やなみたいな風に思って
私は勝手に島国の人々は
寄室街にいるって思ってて勝手にね
だから英国の人たち
初めて英国行った時に
すごい落ち着く
これって日本と似てる島国やからかなって思ったことがあって
でジャマイカの人たちっていうのは
しんちゃんがさっき言ったみたいな
イメージ的に陽気な
俺たちは陽気なジャマイカみたいな感じのね
音楽奏でながら踊るみたいなイメージあったけど
この人らもまた島国なんだなって思って
この登場人物の人たちをね
心情を追っていってたら
なんか考え方だったりとかっていうのが
全然異質に感じないっていうか
まざとそういう風に描いてたのかもしれないけど
一緒っていうかさ
ちょっと気質が
違うようで全然違ってないというか
それは感じたのでそういう意味で
確かにそれ確かめに見に私は行きたいなって
風には思ったかな
なんかとても興味深い国だなと
48:02
思わせてくれたのもこの作品の
素晴らしいところなんだろうなとは思うし
なんか出てきた人たちがさ
このジャマイカ編のね
人たちがね
礼儀正しくてさ
それぞれに大きな夢も抱えてて
弁護士になりたいとか教師として働きたいとか
きちんと資格とってたりとかさ
服とかもビシッと決めてたりとかね
礼儀正しく
城に預かったりみたいなところもね
そんな感じの国の人たちなんだって
私も本当にこの作品から見た印象だけで
今喋ってるんだけど
だからこそ
遠いジャマイカからやってきた
肌の色の異なる人たちっていうだけで
中身的には本当に何も変わらへんのに
このロンドンの人たちが
見下したりとか
差別的な言葉投げたりっていうのが
よりなんか
違って見えなかったからこそすごく
むかっ腹立ったんかもしんないなって
これが逆にすごい違ってたら
それはそれでムカつくんやけど
また違う感情を抱くと思うんだけど
英語を喋れないのにそうだよねって
勝手に思ってさ
すごいゆっくりした英語で喋りかけたりとか
親切心を持ってねとか
そういうのが結構来たなと思った
やっぱり
イギリスに支配されたっていう
考え方ももちろんできると思うんだけど
それでもやっぱりお手本にして
憧れてっていう感情がすごい根底に流れてる
人たちを描いてた
例外の人に
陽気ないとこの人とかね
陽気な人ね
騙されるぞ騙されるぞって言いながら
踊り狂っててでも革命を目指しててみたいな
そういう複雑な方ももちろんいらっしゃるんだろうとは思うんだけど
いとこさんがすごい面白かったから
余計にすごい興味惹かれて
こういう人もおるんやなって
あの人すげー好きって思いながら
でもやっぱりイギリスっていう国に
憧れておりたいなって感じ
日本も同じようなことを
明治維新とかにお手本にして
勉強しに行ってとかってしてるから
なんかその辺が共通項なのかなとは思った
そうだね
そう思ったらやっぱりロンドンパートになると
イギリスあるあるみたいな
51:01
なんていうかこの四角四面な感じとか
ちょっとネタにしてたから
救われたけど
クイニーさんが働いてたお店の感じとかって
これもロンドンだなと思う
でもなんか面白いのはさ
このメインとなる3人の
フォーテンスさんとクイニーさんとあとギルバートさん
3人ともがさ
それぞれジャマイカから
ロンドンではないイギリスの片田舎から
ロンドンを目指してみんなやってくるっていう
そこが一緒なんだなっていうのを
終盤で気づいて
片谷イギリス国籍を持つイギリス人で
片谷ジャマイカからやってきた移民で
でも同じくロンドンっていう
場所を目指しててっていうのが
そういう対比でもあるんやなって
興味深かったなと
思ったね
それをロンドンっていう街で上映してるっていうのがすごいな
ロンドンらしい
ロンドンでやるべきお芝居だね
見たロンドナーが
どう思うんだろうとかね
けどあれよね
しんちゃんこの人好きでしょバーナードさん
うわしんちゃんのタイプの人来たって思いながら見たもん
後にね
クイニーさんの旦那さんとなる
型物で
野生型でメガネかけた
メガネかけてたっけ
女性をスマートにデートにも
誘いに行くことができない
銀行務の方でしたっけ
銀行で行ったね
見た目しんちゃんの
ドンピシャの役者さん来たなと思って見てました
なんというか
個人慣れした感じ
彼すっごいよかったよね
今回出てた役者さん
素晴らしかったんだけれども
さっきBBCでドラマ化もされてて
ベネディクトカンバーバッチさんも出演されてたって言いましたけど
このバーナードさん役をベネディクトカンバーバッチさんがされてて
私はBBCのドラマ全部見てない
見てないんですけども
youtubeでBBCが上げてる断片的な映像を見て
そんな感じのドラマだったのかっていうのを
復習というか
させてもらったんですが
この役に関してはね
絶対こっちの舞台版の役者さんの方が
私は好きかなと思った
アンドリュー・ロスニーさんですか
54:00
素晴らしい
よかったですね
なんとも言えない
オンねんなこんな人
でもインターネットムービーデータベース
今開いてるんですけど普通にメガネで撮ったかっこいい写真も上がってるのよ
ちょっとダニエル・ラドグリフ
カモカモちょっと細くして背をシュンって伸ばしたら
ダニエル・ラドグリフ君
うん
めちゃくちゃ男前なんですよ
いやのにあれっていう
ねえ
よぼばけはったなっていうぐらいに
とてもなんか
小物すぎて
愛おしいみたいな
彼は彼の中でやっぱり十分して
とても嫌な体験もして
成長してでもやっぱり
根本で変われない部分があって苦しんでたりとか
っていう
葛藤がすごく
あるっていうのが伝わってきて
この人も美容によっては本当に嫌な人なんだけど
憎みきれないな
今回はそれぞれの役者さん
登場人物にめっちゃいいところと
嫌なところっていうの両方ほとんどあったっていうのが
この作品のめっちゃいいところだと思う
面白かったところだなって思う
県庁なのは法廷寿司
そうだよね
主人公のポジションだと思うけど
ジャマイカからやって
イギリスにどうしても行きたくて
ちょっと
だまくらかすぐらいの勢いで
人を利用してまでロンドンに行ったけれど
思うような
生活もできなくてっていうのを
描いてる理想像が自分法院過ぎて
そうだねプライド高かったね
こうあるべきとか
ジャマイカでとても広い家に住んでいたから
普通はこうなんだって思ってるかもしれないけど
ロンドンで
離宿しようと思ったら一部屋つきつで
トイレもバスも共用でみたいなのが
当たり前っていうことを受け入れられない
どうしてこんなことになってるの
なんでこんなことしなきゃいけないの
みたいなことをずっと言ってて
それ見てイラッとするけど
真面目やしそういう風に教育されてきたから
彼女は彼女で苦しんでるんだなって思う
そうなんだよね
でもわからずやーとか思っちゃうね
一幕でね
57:00
各登場人物のそれぞれの背景っていうのは
そこまでじっくりしっかり見せてくれてなかったら
なんかもっと表面的な
この人嫌なやつとか
この人いい人みたいな感じで終わってしまったかもしれない
その二幕がやっぱりね
あの一幕のおかげで
めっちゃ嫌だなと思うし仕方がないなと思える
なんかこう
その共感できるこの感じっていうのは
一幕のおかげやなって思ってて
誰やったかな
推理小説家の人がね
吉村達也さんだ
あの人結構多作で有名だった方なんですけど
もう亡くなりになられましたけど
なんかのタイミングの
ちょっと実験的なのとかもいっぱい書かれてて
トリックだったりとか
あとホラー的な要素っていうのが
ちょっと取り出されてないけど
ちょっと着眼点が面白かったから
そこが最初人気に火をつけた
っていう火をつけられた作家さんであったと思うんだけど
彼がだんだん後半になってくるにつれてね
殺人事件
推理小説なので殺人事件的なものが起こるわけじゃない
起こるんだけど
起こらんかったら推理小説
そうだね探偵がね出てきてね
なんだけどそのねやっぱり
事件の推理を楽しむためには
犯人のバックグラウンドだったりとか
殺された場面を
犯人のバックグラウンドだったりとか
殺される人のバックグラウンドっていうのが
実は
本当はみんなにもっといっぱい
書いてお知らせしたいとその事件が起こるまでの間にね
でもそうすると読者は
なかなか事件が起こらへんから
なんだよこれつまんないってなって
最後まで読んでもらえないっていう葛藤があったらしくて
どこまで犯人と被害者のバックグラウンドを
描くかっていう
確かにそうだなと思って
推理小説好きな方のさ
中にはというか私もかつてそうだったけれどもさ
どうやって事件を解くかっていうのを
楽しむ向きってあるじゃない
自分で犯人と
そのトリックを予想して
当たったはずれだみたいな
物語全体っていう面で見たら
実は
その事件が起こるまでの話っていうのは
実はカットせずに
届けた方がより事件や物語にも深みが出るから
本当は面白い
であの人はどんどんどんどん
1:00:01
本が長く長く分厚くなっていくというね
証拠群に落ちてらしたんですけど
大歓迎だったんだけどそれに対して読者の人が
なんやねん最近分厚すぎるみたいなので
いろいろ不満も出てたそうでね
なのでそれをね
ちょっと思い出したっていう話
いかに
今回はバックグラウンド命の作品やから
上演時間もできるようになった
素晴らしかったですね
構成が本当に素晴らしかったなと
原作は読んでないので
どんなのかはちょっと分からないですけど
BBCのドラマ版はね
舞台版であったような
笑いの部分っていうのは
極力なくて結構シリアスな
感じだったそうです
キャラクターもみんな
それぞれ立ってたし
冒頭にしか出てきてない女性教師の方とか
ライダーさんねミスライダーさん
あの人冒頭だけやったんです
やっぱすごい印象残ってるし
お父ちゃんのアーサー
先日私が好みって言った
バーナードさんのお父様
心に傷を抱えて
喋れなくなっちゃったよね
しんちゃんアーサー好きでしょ
めっちゃ好き
マリアの人やばい
これしんちゃん好きな人やと思って
見たで
芝居の仕方がすごいなって
これは本当にこういう人なんだろうなって思える
そうだね
表現悪くてごめんなさい
どこのど素人連れてきたっていうぐらいの
演技力
それぐらい芯に迫ってるっていうのはすごいなと思って
本当に
役者魂というか
その役がすごくリアルやから
こういうやつ連れてきたんやって思っちゃう
ここにおれよって言われておるみたいな
でも細かい芝居でてはんのよ
ちゃんと笑いも取れるし
目線一個で笑い取っていってたからねあの人
あとやっぱりマイケルかな
マイケルすごくなかった?
あいつが一番悪いよこの話の中でさ
悪いけど悪くないけど
すごいよね
フォーテンスさんの幼馴染で
ジャマイカでこの子やけど
一緒に幼少期を反発したり
1:03:00
フォーテンスさんが彼にフォーリンラブ的な
モテモテめんやんな
また色っぽいねこの人が
いろんなところでいざこざを起こしていて
いざこざを起こしたまま立ち去って
あとに残された者たちてんやわんやみたいな
これがあらすじね
今言うけど
最初フォーテンスさん目線で描かれてさ
マイケルが俺も母国のために戦うよ
戦争行ってきますみたいになって
いろいろあったから
かっこいい理由つけて逃げていってるだけやねんけど
いなくなっていなくなっちゃったやなって思ってたら
第2個目のエピソード
イギリスの堅い中からロンドンに憧れてやってきた
クイニーちゃんの物語の最後に
いきなり現れるっていうね
ひーってならんかった?現れたときに
来たーって
来てもうたーって
来てはいけない人が来た
そうなのよ
なんか起こるやろなって思ってたけど
思ってたけどさ
2幕でね全員が一同に返して
クイニーさんが公家となってね
話分かんない人知らない人何言ってるか全然分かんないと思うんですけど
長すぎて全部のあらすじ言えないんでほんとごめんなさい
ほんとごめんなさい
戦争に旅立っていってしまったね
バーナードさんがもう死んだんやろなって
もしかしたら死んじゃってもいないかもなって思いながら
彼と彼のお父さんが残した家っていうのを
親として守りながら
移民の人たちに貸してたクイニーちゃん
お部屋を貸すことで政権を立てて
家も守ってた
彼女の物語の中に
ちょいちょいね
時々そういえば
あの時に出会ったマイケルと
出会った瞬間しか私ら見てなくて
そこから何年後ポーンって飛んでて
マイケルのこと時々忘れるんやけど
すっかり忘れてるんやけど時々会話の橋橋にさ
例えばアーサーがマイケルはどこ行ったんだとか言ったりさ
あれこの人マイケルとしばらく
マイケルはあの家におったんかなとか
なんかちょいちょい挟まれてきてまさかのですよ
ずっと子供ができなかったバーナードさんとクイニーさんですけれども
バーナードさん戦争で傷を負って
帰ってきたら実は
このクイニーちゃんがマイケルの子供の中に宿してたっていうね
それも
一夜のね
なんかそれもさ
あれなんか変やなって思いながら見てんねんけど
そのクイニーちゃんの姿形をね
あれってなんかあれ太ったぐらいのところから始まってさ
1:06:02
あれって思っててまさかなって思いながら
衝撃の出産シーンで
服の趣味変わったみたいな
なんかフーフー言いながら歩いててさ
あれなんかポッチャリしてんなみたいな
時間経ってるし体型も変わるかみたいな
いややだー
ポッチャリしてんなーって思われる人生
思わんかっただって楽な服着てんなーみたいな
修繕前はシュッとした服着てさ
オシャレなロンドナーやってん
小脇にハンドバッグ抱えて
それがあれですよ
ズドンとしたノーベルトワンピースで
フーフー言いながら洗濯物持って歩いて
なんかでもこれ
ドラマ版の方
何シーンか見たんだけど
割とね
実は妊娠してました出産するみたいな
シーンに至るまでの間に
お腹をそっと抑えながら階段に座るみたいな
そういうシーンがあったりとかして
なんかちょっと
匂わせはあったけど今回の芝居に関しては
あったようでなかったようであったみたいな
そんな象徴的な匂わせはなかったじゃない
だからこそ私のまさかなと思いながらの
いきなり出産シーンやって
びっくりもしたし逆に笑えるみたいな
えーみたいな
いきなりかわいいみたいな
しかも産んでみたら毎日かわいい
しかも産んでみたら肌の黒い子供やったから
もしやギルバートとみたいな
登場人物が疑ってる
あーマイケルのって思うんだけど
それがね
コミカルに展示てて
うまいなーって思いました
しかも生まれた瞬間の赤ちゃんを見て
大喜びってなるはずが
なんか反応おかしいなとか
ええってなるよねっていうの
ちょっとちょっとの間で挟んでくるから
余計印象的に
こっちは受け取れるし
ほんまにマイケル後半
特にほとんど出てきてないのに
すげえ印象強い
あの人後半さ
幻想的な映像バックに
舞台面を下手から上手に
横切るだけみたいな
でもそれまで忘れてるから
忘れてパーン
みたいな印象で
でも私これ芝居に出て
1:09:01
初めて思ったかもしれない
最後まで見て
あいつ出てこんくってよかったって
最後の最後に出てこられたら嫌やなって
あいつ出てくんなって思って
出てこんくってホッとするっていうのって
芝居見ながら思うことって滅多にないなと思ったけど
今回ちょっと胸を撫で下ろした
出てこんくってよかったあの人
結構思うんやけど芝居を見ながら
結構な確率で出てくるねんけど
今回出てこんかった
出てこんくってよかったね
対して同じジャマイカ人のね
十分してたギルバートさんですよ
彼は本当に素晴らしい人だった
彼だけがこの物語の中では前人だった
そんなことない?
前人だったね
本当にね
マイケルと対照的でさ
見た目もやし中身もね
マイケルは本当に男前
色男みたいなね
振る舞いもさ
ギルバートさんはあれですよ
イメージとしてはね
夢抱いて英国軍に参加してみたけれども
単行の仕事を任されたりとか
隅にまみれて働くことになって
いや俺はこんなことしに来たんじゃなかったのに
でもなんかそういう
なんていうのかな
泥臭いというか
自分の夢のために
泥をさすりながらも頑張るっていう
市なんか庶民
移民の庶民の人を体現しているような
感じの役柄ではあったなと
本当に素朴で
純真で
ど根性な人
彼に全員が救われたよね
最後どうなるんかなと思ったの生まれた子供さ
私はでも分かんない結局最後
私には育てることができないって言って
クイニーさんがホーテンさんとギルバートさんの
父妻に子供
マイケルを託すことになるんだけど
ハッピーエンドなのかどうなのか
私にはちょっと分かんなかった
でも彼らがその時に取れる
一番最善の策だったんだろうなと思うし
本当に登場人物みんなに
幸せになっていてほしいなと
バーナードさんとクイニーさん
その後結婚生活続くと思うと地獄だなと思った
1:12:06
ギルバートさんとホーキンスさんは
最初は愛のない結婚
憧れのロンドンに行くためだけに結婚した2人
最後にはお互いへのリスペクトとか
愛が芽生えてて
良かったなって思ったりもして
なんか語りすぎてしまいました
久々のナショナルシアターライブで嬉しすぎて
今回はとちらかってますね
とちらかってるやつやわ
本当はもっとコンパクトにね
私の好きだったシーンベスト3みたいのを用意してたんやで
全然喋れんかった
あんねんベスト3またしんちゃんだけに言うわ
わかった聞くわ
思いつくままに
よく私たちのナショナルシアターライブの
感想回を聞いて
興味を持ってナショナルシアターライブに足を運んでくださる方
っていうのがいらっしゃるんですけど
本当にありがとうございます
もしまだナショナルシアターライブ体験してなくて
これから見てみたいなと思う人がいらっしゃったら
長いんですけど
この作品はめちゃくちゃおすすめです
何から見たって構わないと思うし
私はね
こんな初心者でも見に行っていいんでしょうか
いやいや初心者とかそんな関係ないって
作品見るのにって私思うんだけど
でもこの作品はスモールアイランドのバランスめちゃくちゃいいし
わかりやすいし
おすすめやね
おすすめやと思います
もちろんです皆様に見ていただきたい
作品やから見れるよねっていうところ
そうなんですよねまた再上映を
していただけると嬉しいなと
いやあのアットホームでね
ナショナルシアターアットホーム
はい上映決定してるのでね
もうやってるでしょ
残念
そうなんですよ
多分そうやったと思う
youtubeでねお家に見ながらにして楽しめる
ナショナルシアターアットホームっていうのがありますけど
けれどもね
これからやった?
あれ?私じゃあ何見たんやろ
間違えたんかすいません
本当に?
ポイントはねyoutubeの字幕を
無理やりちょっと日本語にチェンジして
見ていただけたら
1:15:00
変な日本語訳かもしれないんですけど
見れる時があります
なるほどね
無理やったら普通に英語で見てください
英語ちょっと慣れてる方だったら全然大丈夫なはず
みんな綺麗な英語だったので
っていう感じかな
これはぜひとも見ていただきたい
多分ね
日本的には上映終わってすぐに
楽しめるのもありがたい話だし
ですね
お芝居というものがどういうものか
ちょっと興味があるぞっていう方にぜひ
本当そうです
果たしてそういった方がこの1時間15分
私たち喋っちゃってるんですか
1時間15分をここまで聞いてくださってる方が
どこまでいるかわからないんですが
本当に本当にお勧めでございます
私たちが今まで喋ってきたとっちらかった感想が
こういうことかって思っていただけるのが
一番嬉しいので
本当に短く喋りたかったんだけど本当にすみません謝ります
はい申し訳ない
ということでね
私たちのナショナルシアターライブ
私たちのって何が言うの
2020次回作
の予告ですが
夏の世の夢ですね
ミッドサマーナイトドリーム7月10日
絶対おもろいやつ
日程だけ先に言うと
7月10日金曜日から
7月16日木曜日までとなっております
これね
これから立て続けに忙しくなるね
ドコドコってきますけど
皆さんご存知ウィリアムシェイクスピアのですね
有名なラブコメディ作品でございます
妖精パックがね
4人の男女を
ありゃこりゃしちゃって
スキの資格関係が出来上がって
ありゃりゃりゃりゃみたいな感じの面白楽しい話なんですけれども
これのおすすめポイント
これはですね演出がニコラスハイトナーさんであるということです
それにつきます
ニコラスハイトナーさん最近ですと
シェイクスピアものでジュリアスシーザー
ベイニーショーさんが主演のですね
シェイクスピア劇を
彼が芸術総監督として
立ち上げた
ロンドンでは比較的新しい劇場ですね
ブリッジシアターで客席巻き込み型芝居という形で
見事に見せてくれた
それがジュリアスシーザー
超面白かったです
1:18:02
見ながら私やったら下の客席の方に参加するか
すると2階からゆったりじっくり見るかな
みたいに考えちゃったほど
自分やったらどうするかなって思っちゃった
本当に楽しかったんですが
その客席巻き込み型芝居をまたこの夏の夜の海でやられるということで
同じクリエイターチームになるんだよね
そうなんです
夏の夜の夢という物語自体が
楽しめるものになっていると思います
ただのラブコメです
ドタバタラブコメでしょう
どう客席を巻き込むのか
どうドタバタさせるのか
ジュリアスシーザーという
シリアスな歴史劇に比べると
客席の巻き込み型が
また180度違ったものに
きっとなっているだろうなという
どう見せてくれるのという期待感が
ジュリアスシーザーの時は
参加しているお客様を
群衆に見立ててみたいなシーンが
とても印象的だったけれど
これ何に見立てられるんだろうか
見立てがあるかどうかも知らないけどね
しかも見る限り
この夏の夜の夢は
どこかの王国の
妖精たち、そして王様、お姫様
王子様たちのお話なんだけど
この舞台写真を見る限り
現代服を着てますね皆さん
何だろうね
囚人服?何なんだろうか
手に手にパイプイス
懐中電灯
ゴミバケツなどを持って
何かしてますね
どういう設定になっているんだろう
ジュリアスシーザーは
ローマを舞台にしたお話はあったんだけど
あえてそれを現代のローマに置き換えて
お話を綴っていって
それが非常に
効果的に働いたと思うんですけど
夏の夜の夢今回は一体どういう設定なんだろうって
それが楽しみ
キャストもね
私たち的に大好きな
オリバー・クリスさん
一人の男と二人の囚人でとても印象的だった方とか
あとアレルヤで
少年役をやられてた
少年役?
息子?
働いてる男の子
一人お前のせいじゃんってなってた
1:21:02
をやられてた子が
パックをやられるみたいなので
そうなんや
彼がパックなんや
へー
あとはゲーム・オブ・スローンズでブライエニー役やられてた
グエンドリー・クリスティさん
名前ありますね
どの方なのかはっきりちょっと理解してないと思う
むちゃくちゃ強い女戦士役みたいな感じで
ゲーム・オブ・スローンズですごい人気があるキャラクターやられてるけど
その方が
どうコメディを演じるかやね
グエンドリー・クリスティさんが1番目2番目にお名前があるっていうことは
あれかな
妖精王かな
あれじゃなくて4人の
そうなんかヘレナとかやんのかな
だとしたらそれはそれで興味深いけど
わかんないけどね
そっか妖精王なのかな
誰がどの役するのかっていうのも楽しみですね
たぶんインターネットのムービーデータベース見たらすぐわかんないけどね
今はわかんないけどね
それも楽しみに見に行きたいなと思います
はいということで喋ったね語ったね
あと一個だけ
ナショナルシアターアットホームで
実は真夏の夜の夢
次回
25日からかな
予習ができちゃうってことだ
オンデマンドで見れちゃいます
ついに恐れていたことが
上映追い越されるっていうね
追い越される
私らこれ劇場行くのか行かないのか
みたいなことになってくるけどね
確かにね
これで見ても満足できない
そう私一番最初にさ
自分で言っといてすっかり話すの忘れてたけどさ
果たして自粛明けの映画館がどうだったかみたいなことをさ
今チラッと話すとさ
正直映画館行くの
どうなんやろうって迷ったけど
会えていやいや行ってみようと思って
結果すごく良かったなって
それはすごく思ったんだよね
やっぱり映画館で見るのがいいなと思った
本当はね劇場でライブで見たいんですよ
それはねそれが一番だけどね
行けないからね
やっぱりアットホームでこうやってやってくださってるのも
すっごいむちゃくちゃありがたいし
楽しませていただいてるけど
やっぱり今までそれをやってこなかったっていう
配信とか
1:24:01
ソフトがするとかってことを
あえてやってこられなかった理由も分かるなっていう
なるべく
大きさの客席が
ある状態でみんなで
大きなもので見るっていうことに
やっぱりナショナルシアターさんが注力されてたんやろうなって
いうことも非常によく
改めて実感できたなと
その大きさのスクリーンだよね
あと音響
お家で一人で見てとか
ちょっと周りの状況がちょっと気になりながらとか
携帯電話見たりとかっていうのも
全くない状態でやっぱり作品に没入できる
っていうのでやっぱり映画館ってすごく
嬉しい空間だなと思うし
お家で見れたとしてもやっぱりちょっと
劇場で見たいなと思ってしまうんやろうな
ただもう私は火曜日
平日に見に行ったんだけど
いつもは夜一番最後の回になってたのが
コロナ自粛明け
っていうこともあって
長い時間上映
多分運営開けることができないんだよね
映画館も早く閉まっちゃったりとかもあって
映画館自体にも人がいなくて
4,5人だったな
私が見に行った時は
しんちゃんは?
私の時は10人くらい
倍やね倍
けどもちろん
チケットを買う時は
ちょっと
チケットを買う時は
1席飛ばし
1席どこでしたか?
3席飛んでたかな?
1列飛ばしみたいな状態で
飛ばしてある席全てに
グリーンの養生テープが貼ってあって
養生貼ってると思って
空いてる席にちょっと荷物を置こうとか思ったけど
もうギュってなってた
しかも入る時は
サーモンセンサーみたいなのがあったよね
カメラの
一応熱は測らない
導入されてるところも多いけど
消毒液もちゃんと置いてくださってるし
万全な体制整えて
お客さんとして迎えてくださってる
今までやったら置いてあった
今後の上映作品のチラシとかさ
一切なかったし
飲み物飲んだり食べたりするのに使える
ロビーの片隅にある
カウンターみたいなのも使えなくなってたし
1:27:01
おーとは思った
早く日常に戻ればいいのになーって
思ったけど
行ってよかったなーって
だから7月も行きます
映像でも
ナシのネシアターアットホーム
youtubeのチャンネルがあるんだけど
それでも夏の夜の夢見るかもしれんけど
私の場合はね
我慢できなくて見ちゃって
中途半端にネタバレ見るのが一番あかんことだなと思ってるから
見ないように頑張ろうかなって思ってるぐらいなんだけど
だってさー
ちょっと見たら止まらへんかもしれん
中途半端にストーリー知ってるからさ
何回見たよ夏の夜の夢みたいな
だから見れちゃうやん
あかんねこれはあかん
まだ見ちゃうかもしれんけど
映画館は絶対行こうと思います
ぜひ皆さんも良ければ
映画見に行ってみてください
7月の10日から16日まででございます
ちょっとね限られてますけどね映画館はね
ぜひぜひ一緒に
勉強していただければ嬉しいですね
というわけで
本当に長い間お付き合い下さいまして
ありがとうございます
1時間半になってしまった
久々のナショナルシアターライブ復活会
行っちゃうよこのぐらいはね
どっから声出した
というわけで
モソロンの会議ではお便りを募集しております
ハッシュタグモソロンの会議をつけて
ツイッターで呟いていただくか
ハッシュタグじゃないわ
口挟んだら長くなるから黙っとこうと思って
この後はしんちゃんが一言言うっていうのが
決まりだと思ってたけどもらえないのね
決まってるやんいつも一言言うやん
言ってよ
楽しみにしてるね
これがいらん次回
本当に長い間お付き合い
聞いていただいた方
本当にお疲れ様でした
次は何になるかな
裏切りのサーカスの感想
レビューも控えてるので
本当はこれと裏切りのサーカス
2本撮ろうとしたけど無理やったね
1:30:00
1本で終わりで正解だったと思います
また改めて気分を新たに
他の回も収録したいと思うので
またお付き合いいただければ嬉しいです
というわけでまた次回お会いしましょう
さよなら
ありがとうございました
01:30:20

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