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第277回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
とても申し訳ない気持ちでいっぱいの清水でございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい、えーとね、今日の主…
届き者の清水でございます。
なんかもう、もう謝ってる。
どういうあれですか。もうちょっと分かんなくなっちゃうからさ、リスナーの皆さんにさ。
軽くね。
順を追ってね。
順を追って説明させていただきますと、
まず、今日のテーマは、ナショナルシアターライブの感想でございます。
はい。
なんかね、前回ね、次は裏切りのサーカスのレビューかな、なんて私言ってたんですけど、すいません、またナショナルシアターライブでございます。
2回続けてですね、ちょっと間も空いててね、本当に申し訳ないんですけれども、こんな感じでね、マイペースで続けさせていただいております。
謝罪その一ね。
謝罪その一、謝罪その一。
でもね、もうこういうのがね、いいんだよね、なんか無理にやるとね、続かなくなっちゃうからね、って私思ってる。
とりあえず今回は、ちょっとライブ感を大事にしようという作戦でさせていただきました。
そう、先にね、夏の夜の夢の感想いきましょう、ということなんですけれども、
こないだね、この間上演があって、終わったばっかりなのでね、
そんな夏の夜の夢、私ですね、見てきたんですが、
しんちゃんは見たんですけれども、しんちゃんが先から謝ってるっていうのが、そこポイントその2なんですけれども、
謝罪その2かな。
どういうことですか。
ずっこいことしました。
ごめんなさい。
なになになに。
ごめんなさい。
もしかして、あれですか、チケット代払わずに映画館にシュッて入ってみたとか、そういうやつですか。
それは一回やってみたいけどね、昔の映画館一日居続けみたいなやつもう不可能じゃん。
昔あったよね、指定席じゃなかった時代ね、もうずっとおるみたいな。
この人ここに住んでない?みたいな人いたよね。
そうそう、いたいたいた。いましたけれどもね、そうじゃないと。
はい、お足を払ってないっていうのはそうなんですけどね。
お金を払ってないというのは確かなこと。
はい、すみませんでした。
何をわからへんって。
オンラインのね、ナショナルシアターアットホームで我慢できずに夏の夜で見てしまいまして、
その後やっぱりすごく面白かったので映画館に行きたいなと思ったけど、
ちょっと時間がね、私がちょっと合わない時間帯に設定されていたので。
難しかったね、今回ね。
ちょっとね、映画館に行き損ねまして。
あるある、そういうこともある。でもね、見れたんだもんね。
見てはいます。見てはおりますが邪道鑑賞でございます。
ございますって言っちゃった。
邪道鑑賞でございます。
邪道鑑賞でございますということで、そんな邪道ではないと思うけどな。
03:00
しんちゃんはYouTubeでのナショナルシアターアットホームの配信で夏の夜の夢を見て、
私は日本語字幕付きのものを映画館に見に行ったということで、
そんな2人が今日ね、お拒ましながらもまたレビューさせていただこうかなっていうそんな感じでございます。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ちょっと言い訳するとさ。
まだあった?大きい子?
なんかさ、下手に分かっちゃうやん。
あ、筋を知ってるってことね。
私下手にやったこともあるので。
あ、しんちゃんやったことあったっけ?
やさせていただいたこともあるので。
ゲーソーでやってたやつ?
別の劇場やけど、ちょっと役を見に行かなきゃ、理解をしなきゃっていう意思がちょっと私の中で薄かったらしい。
っていうのもちょっとね、反省点の一つです。
でもそんなね、芝居をやったことがあるというしんちゃんならではのね、今日感想を私期待しながら、いつものことながらお互いね、
今日が初めてこの作品についての感想を交わす時間となってますので、
これがどんな話だったかとか、どの演出だったよっていうのも含めて、
私自身もちょっとハテナハテナが浮かんだりしたところもいろいろあったので、
しんちゃんの答えられる限りで教えてもらえたら嬉しいなぁなんて思いつつ、
今日話を聞きたいんだけどいい?そんな。
頑張る。頑張ります。
じゃあよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
というわけで、いつものことながらなんですけれども、私の手元にはですね、パンフレットがございます。
アビットサマーナイトドリームですね。
シェイクスピアさんの。
しんちゃんは今横にいないので、パンフレットの表紙が見れてないので、
残念がっていらっしゃるだろうと今思うんですけれども。
うん、残念。
インドの少年だったっけ。
インドの故郷だったっけ。
が映ってるんだよね。
インドの故郷が映ってるの?
インドの故郷も映ってる。
そうなんや。
でも出てこなかったんだよねっていう。
出てこないよ。
出てこないかなと思いながら待ってたんよね。
でも映ってんの。不思議だなっていう。
話にしか出てこないよ、あの人は。
今女王様はインドの故郷に夢中ですみたいなセリフにしか出てこないよ。
でもね、いるんだよ。
マジか。
袋をね、型に乗っけてね。
だからこの子いつ出てくるんやろうと思って待ってたっていうね、そういう私の小話でございました。
はい、というわけで早速見ていきましょう。
イントロダクションです。
あ、これか。わかったわかった。
この絵やな。
あのベッドにみんな横たわってたりする。
06:03
これインドの故郷か。そういうことか。
そうじゃないの?なんかインドっぽくない?
かつちっちゃいからさ、これかなと思ってたんだけど。
故郷ってこいつ働かれへんぞ。
いやこれ、なんか3歳ぐらいの子がいるけど。
だってパックはいるやん。パック多くにおるしさ。
故郷ってさ、あれじゃないの?
下働きの男の子とか。
そうそう、駒使い的な。
そうだよね。
でもこれじゃない。
仰いだりする子だよ。
仰いだりする。
ロクスっぽ働かれへんぞ。
っていうね、そういうあの。
謎人物発見。
パンフレットの表紙のイメージ画像が、イメージビジュアルがそうなっておりますというね。
もういいねん、その話はいいねん。
ごめん私が言い始めたのが悪かった。
インドの故郷のことは忘れて、出てこーへんから。
でもね、すごいね、美しいとかね、めっちゃ言われるのよ。
あんな可愛いとか美しいとか言って、もう一体どんだけ可愛いんかな?みたいに思うわけよ。
お客さんはさ。
だから、今日は見れるんやと思って、ちょっと楽しみでしたっていう。
下手に出せるかい。
というわけでですね、イントロダクション。
何回このくだり言ってますか。
読ませていただきます。
ナショナルシアターライブinジャパン2020の第4弾。
あー感慨深いね、第4弾です。
無事に上映なりました。
シェイクスピアの喜劇、夏の夢の夢をお送りしますと。
これはですね、エリザベス朝時代の1590年代の中頃ですね。
ある貴族の結婚を祝うために書かれたという説があるそうです。
どんなお話かというと、あてめ郊外の森を舞台に妖精の王夫妻の喧嘩に巻き込まれた人間たちのドタバタ喜劇ですね。
妖精や魔法といったファンタジックな要素を盛り込みながら、男女の恋愛など現代にも通じる人間の感情を生き生きとした会話で表現。
シェイクスピア作品の中でもとりわけ陽気で上映機会の多い人気作と言えます。
本当にね、たくさんの高校演劇からプロの演劇、それこそ新永さんとかの舞台ですね。
毎年毎年、世界中でどこかの劇団がこれをやっているよね。
それこそグローブ座とかでもとても上映回数が多いし、
あと野外劇場、ロンドンの公演とかで夏にちょっと夜にイベント的に上映されるやつとかでも結構ラインナップに入るよね。
そうだね、あとなんか多分シェイクスピアの入門編って感じだったと思うんだけど、
私BBCの子供向けの番組でね、お芝居をちょっとこうやってみせるみたいなのがあったんだけれども、
09:00
それのプログラムにも夏の嫁が入ってて、めっちゃわかりやすかったね。
ストーリーがわかりやすいというか時代背景とかも特に関係ないので、
ファンタジーだからね。
万人受けするというか、現代に上映しやすいっていうこともあるのかなとは思う。
いろんな形で上映を続けられてきた作品なんですが、
今回のこのナショナルシアターライブで私たちが見たのは、
2019年にロンドンのブリッジシアターで上映された、
ニコラス・ハイトナーさんが演出した作品ってことですね。
みんな大好きブリッジシアターね。
ブリッジシアターは本当に最近できた劇場で、ここが立ち上がってからはもうこの劇場の作品が、
ナショナルシアターライブ常連作品みたいに、常連劇場になってまして、
私たちももう何回このナショナルシアターライブを通じて、
ブリッジシアターに足を運んだことかというね。
あと行ったことないの楽屋ぐらいかな。
そうそう、ロビーはね、いつものロビーねみたいな。
で、劇場もさ、
毎度やからね。
そうそう、今回こういう作りなのね、ふんふんみたいな感じで、
本当に何回も行ってるような気持ちにさせてくれる、
本当に臨場感のあるこのナショナルシアターライブなんですけれども。
これはですね、本当に、これまた記憶にあったらしいんですけれども、
このブリッジシアターで上演されました、
同じニコラス・ハイトナーさん演出のシェイクスピアのお芝居、
ジュリアス・シーザー。
これも、本当に去年かな、違うな、
ナショナルシアターライブinジャパン2018。
おお!
昨年の最終作。
そういうことか。
2018年度の最終作品か。
じゃなかったかな。
これは本当に記憶にあったらしいんですけれども、
このジュリアス・シーザーがものすごくですね、
演劇界の話題をさらったんですけれども、
その理由の一つに、観客参加型芝居っていう、
そこまで参加はしてないんですけれども、
客席が一切なくて、
ブリッジシアターはちょっと円形っぽいホール、
だだっぴろいホールの作りになっていて、
その床が可動式となっていて、
もう下からね、
まるでスーパーマリオの綿帯のようにね、
ボコボコと舞台が現れるんだよね。
他にもうちょっといいゲームで例えれそうな気がするんだけど、
スーパーマリオなのかな。
モグラ叩きでもないけれども。
あのゲームあったよねっていう印象しかないんだけど。
なんかね、そうそうそうそう。
しんちゃん何か思い浮かぶものある?
ゲームで例える人はどこにもないねんけどね。
でもゲームで例えやすいねんけど、
あのまんまのゲームあってんけど。
なんかあったよね。
でもテトリスでもないしなみたいな。
そうそうそう。
床がすべてブロックの可動式になっているので、
センターだけ上げたりとか、
12:00
一部分だけ飛び石で上げれるとか、
もう本当に自由自在な床の使い方ができる劇場。
そんな劇場の使い方をしてですよ、
そのジュリアスシーザーって言ったら、
もうこれは本当に悲劇というか、
割とあの刺激、
固い歴史劇。
歴史悲劇になるかな。
もうどうやってあのお芝居を、
観客参加方でやるねんっていう、
どうやってやるのっていう興味だけで、
観客の足を運ばせてしまうほどの、
あの求心力っていうのが、
あの演出にはあったと思います。
そして実際あの私たちも見ましたけども、
大絶賛だったよね。
あのナショナルシアターライブの、
この過去の収録、
振り返ってもらったらいいかと思うんですけども、
めちゃくちゃね、良かったよね。
なんかあの、
新しくて、
非常に正しい、
演劇の提示の仕方やなと思った。
これ以外にジュリアスシーザー、
観客の人たちいなかったら、
どうやって演出してたの?
って思わず思ってしまうぐらいに、
もうなんかこれが正解って、
思えてしまったぐらいの、
でなんか本来だったら、
退屈に思えるような場面も、
観客という存在がいることによって、
すごくこう集中して臨場感たっぷりに、
見ることができたりして、
あーすごいなーっていう、
ただのって言ったらおかしいんだけれども、
ただなんかあの話題作りだけのために、
お客さんを立たせてたっていうのじゃないんだなっていう。
なんかジュリアスシーザーに関しては、
その群衆、観客を群衆に見立てて、
演劇シーンっていうのは、
もう普通に常識の話、
当たり前の話やから、
それは大前提なんだけど、
それまでにお客さんを巻き込んで、
例えば外見してきたりとか、
観客の中を割って、
キャストがバーって出てきて、
もうなんか、
ハイタッチしながら歩いていったりとか、
っていうので、
自分たちがそのローマ市民なんだ、
観客が群衆なんだっていうのを、
その演出が始まるまでに大前提として、
セリフではなく、
演出で提示していたので、
巻き込まれ感がすごいよねっていう、
これ初めてにして決定だみたいなね、
演出を見せつけられてしまったので、
同じクリエイターが、
今回はシェイクスピア、
同じシェイクスピアではあるけれど、
ドキゲキ。
ドキゲキって初めて聞いたわ。
コメディーですな。
ドコメディー。
ドをつけたいねんな。
つけたい。
じゃあドを巻き込んでいくんだっていう興味からね。
同じ観客参加型でね、やるっていう。
15:02
ただこれ面白いのは、
クリエイター側の視点にもし立ったとしてなんだけれども、
例えばよ、立った時に、
最初に、
もちろんニコラス・ハイトナーさんはそういう、
思考回路で作ってないと思うけど、
例えばジュリアス・シーザーと夏の世の夢2つ並んだ時にね、
どちらの方がより観客参加型でやりやすそうかって思ったら、
観客参加型で劇を作りなさいって言われて、
はい、この2つのどっちかですって言われた時に、
圧倒的に夏の世の夢の方が作りやすそうと思わない?
枠組みが自由に組めるかなっていうところはあるし、
賑やかしのキャストがいっぱいいるから、
純粋に普通の劇場でやるにしても、
私たちが観客席から登場するだけで、
ちょっとした巻き込みはできるよねっていうのは容易に想像がつく。
しかもきっとこれまでにも、
もちろん私たち全ての夏の夢見てませんし、
なんなら私本当に数えるほどしか見てないんですけれども、
きっとここまでとは言わないまでも、
ちょっとした観客参加型っぽい観客に対してのね、
その第三の壁を取り払って、
メタフィクション的な作りのコール&レスポンスがあるような感じの、
夏の夢っていうのはこれまでにいくつも上演されてきたと思うんです。
なんで面白いなと思ったのは、
ニコラス・ハイトナーがあえてその夏の夢じゃなく、
先にジュリアス・シーザーをやって、
観客の度肝を抜いてから、
批評家と観客の度肝を貸されてから、
夏の夢に満を持して挑戦するっていうのが、
めちゃくちゃ面白いなって私は、
最初に見る前に思っておりました。
どうですか、しんちゃん。
なんかパックっていう、
妖精パック有名なキャストですけど、
キャストというかキャラクターやけど、
ちょっと不感で物事を見て、
あいつが悪いんだけど、
あいつが悪いって言ったからね。
あいつが主役の根源というか、
しっちゃかめっちゃかを引き起こす要因ではあるんだけど、
同時に狂言回しの役割も担ってて、
ちょっとお客さんの視点で、
見ることができるっていうのを、
お客さんに一番近い立場で作るのは、
多分とても簡単やねんけど、
その簡単なものに、
まず挑まないっていう。
最初に生夏の夜の夢やってると、
多分すごい評価は高かったんやけど、
ジュリアス・シーザーを挟むことによって、
満を持した感すごいなっていう。
そうやね。そうなのよ。
だからね、ハードルはめちゃくちゃ上がっていた。
見る前のね。
何見せてくれんねん、今度は。
18:00
しかも夏夜で。
そう。そうなの。
はい。という感じのお芝居なんですよ、皆さん。
あらすじとかいるんかな?
いるよ、もちろん。いるいる。
はいはい。
じゃあ、えっと、どうしようかな。
あらすじ、さっき行きましょうか。
はい。
じゃあ、あらすじ読ませていただきましょうかね。
これどうしようかな。
これ長いんだよね。
このナショナルシアターライブさんのパンフレットのあらすじ。
今ウィキペディアも見てるけど、長いので。
それも長いんや。
結局。
じゃあ、しんちゃんちょっとまとめてくれる?
妖精王と妖精女王が喧嘩をしていて、
で、それに、
いたずら妖精パックがまたちょっと手を出してしまったが上に、
ややこしくなってこじれて、
結局お互いのうさ晴らしをするために、
いたずらに巻き込まれていく人間たち。
ぐらい。
めっちゃ短くなりました、みなさん。
思ったより短かったです。
男女2つのカップルと言えないかな。
資格関係の男女がいて、
その人たちも巻き込まれて、
本当に好きな女の子はAちゃんやったのに、
2人の男の子がAちゃんを好きやったのに、
Bちゃんに恋をするように魔法をかけられてしまうとか。
有名な恋の3色スミルね。
なんかそういう、なんていうんですか、
いたずらに巻き込まれた人々のたった一夜の、
あれやこれや大騒動みたいなあらすじ?
みなさんわかりましたか?
あらすじになってないな。
これでよろしゅうございますか?
意外と入り組んどるんよね、これ。
入り組んでるんですよ、ほんまその通りなんですよ。
話自体はすっごい単純やねん。
ほんまに王様と女王様の夫婦喧嘩やねんけど、
それに巻き込まれていく人たちの比重もまあまあ大きくて、
それになぜか職人たちも絡んできてみたいな、
よくわからないことになって、
あと途中でロバが出てきたりね。
出てきます、出てきます。読もうか。読むか。
読んでもらった方がいいね。
読んでみようか。
忘れてください。
いや、大丈夫大丈夫。今のでより一層みなさんは、
どんな話なん?と思ってらっしゃると思うので。
でも有名な話やからね。ごめんなさいね。
有名やけどね。いやもうほんとすいません。
私もちょっと要をまとめきれなかったので読みますね。
読みつつ活躍しつつな感じでいかせていただきます。
はいはいはい。
ストーリーですけれども、まずですね、
アテネなんですけれども、まず舞台はアテネでございます。
21:00
アテネの公爵のテイセウスさんとですね、
アマゾンの女王のヒュポリテさん、
この二人の結婚祝う宴っていうのがね、
もう間もなく迫っていたんですね。
で、宴どうしよっか、結婚式どうしよっかな、
みたいな感じの中ですね、
まあそれに使える貴族のですね、
イジイアスさんっていうのが、娘のハーミヤを連れて、
この公爵テイセウスさんのもとにやってくるんですね。
で、このイジイアスさんっていうのは、
ハーミヤ、これさっき言ってたAちゃんね、
しんちゃんが言ってたAちゃん、
ハーミヤをディミトリアスさんっていう若者と結婚させたいのよ。
でもハーミヤはディミトリアスは嫌やと、
ライサンダーと結婚したいねみたいな感じになって、
もうね、でもアテネって皆さんご存知かと思うんですけど、
めちゃくちゃ厳しいのね、戒律が。
で、もうこれはディミトリアスと結婚するか、
もし性嫌いになったら死刑になる、もしくはアマになると。
もうハーミヤは選択を迫られまして、
とりあえずね、テイセウスさんと、
テイセウスさんか、はちょっとだけ優位を与えるから考えろと、
結婚式までの間ね、4日間、4日間あったそうです。
ハーミヤに優位を与えたんですね。
そしたらこのハーミヤちゃん、死刑でも嫌だし、
アマにもなりたくないし、ディミトリアスとも結婚したくないということで、
ライサンダーと駆け落ちをすることになるんですね。
でもその夜なんですけれども、森で待ち合わせしようってなったんやけども、
その前にハーミヤはお友達のヘレナちゃんにね、
私ライサンダーと駆け落ちするのって打ち明けるんですよね。
はい。
で、なんとこのヘレナちゃんがですね、ディミトリアスのことが好きやった。
ここがまず資格関係ね。資格関係っていうのかな。
ディミトリアスもAちゃん、ハーミヤちゃんのことが好き。
だから今ハーミヤが、
独り占めしてる状態。
ディミトリアスとライサンダーを独り占めして、その後ろをヘレナが追っかけてると。
それで、ヘレナはディミトリアスのこと。
そうなの?
うん、あってるあってる。
戦闘ハーミヤ、ディミトリアスとライサンダーが追っかける、その後ろをヘレナが追っかけるってことな。
私も今クリアに図が描けた。
で、ヘレナちゃんはディミトリアスのこと好きやったから、
もう彼の愛情が欲しいんですよ。
で、ハーミヤとライサンダーの2人の計画をね、ディミトリアスに言っちゃうの。
そもそもそこやねん。
そこやねん。
そしたらさ、どうなる?これなんでヘレナはさ、ディミトリアスに言っちゃったんやろね。
言わへんかったら勝手に2人で消えるから、ディミトリアス残って、自分のものになるのにね。
そうやね、ちょっとあれかな、チョコチョイさんなんかな。
でね、ディミトリアスはそんな、うわ、ハーミヤ追いかけなきゃってなるよね。
24:02
で、この夜の図式としましては、ハーミヤとライサンダーが旅立ちます。
その後ろをディミトリアスが追いかける、そしてディミトリアスの後ろをヘレナが追いかけると。
いうことで、4人の若者が森の中へと入っていっちゃうんですね。
まずこれが一つの設定。
長いなこれ。
さあ入り組んでくるよ。
さて一方、これが驚きのですね、ここから全くさっきの話、皆さん一旦忘れてください。
はい。
同じ頃なんですけれども、アテネの職人の皆さんが6人ほどいるんですけれども、
さっきのね、アテネの皇爵テイセウスさん、結婚するということで、この結婚祝いの宴のためにですね、
お芝居を、ひと芝居を打とうという、そういう計画を立てていまして、お祝いの芝居ね。
余興ね。
余興です。タイトルが、四人も悲しき喜劇、ピュラモスとティスベの残酷なる死っていうね、すごいね。
もうなんかもうこれだけでね、喜劇、コメディのお芝居にこのタイトル持ってこられたら、ふざけてるなとしか言いようがないんですけれどもね。
これまあ、
案の定でしょ。
予断なんですけれども、この夏の夜の夢が描かれた時期っていうのは、ロミオとジュリエットの後だったのかな。
この四人も悲しき喜劇、ピュラモスとティスベの残酷なる死っていうこの芝居は、ロミオとジュリエットのパロディみたいな位置づけだったそうです。
もうずっとね、どことで聞いたことあるぞっていう人を見てるからね。
なんで、あー知ってる知ってるってなってちょっとププッと笑えるっていうような展開がね、あるんですけれども。
ファンサインだ、ファンサ。
ファンサービスっす。うちは、うちは受けです。
で、それをね、森の中で稽古しようみたいな感じでなってたんです。
まあそういうのがありまして、まあここがちょっともうなんかあのほっこりパートですね。
いわゆるね、急になんやなんやみたいにちょっとお客さんがポカーンってなるほっこりパートなんですけれども。
で、一方です。早いね。飛ばすねここ。
三方目ね。
三方目よ。
三方目はですね、森の中なんですけど、ここはさっきのそのアテネの現実世界とは違って、
あの妖精界のお話になるんですけれども。
ここには妖精の女王のタイターニアさんと王様のオーベロンさんがいましてですね。
インドから連れ帰った古生、これ私がさっき言ってたやつね。
ひろしに乗ってるあの少年。
このインドから連れ帰った美貌の古生を巡ってですね、喧嘩をしておりまして。
でね、これがねちょっとね、普通の一般的な夏のような夢とは違うところなんですけれども、
初めて聞かれる方は不穏って感じだと思うんですけれども、
27:00
ここでですね、2人が喧嘩してると。
で、機嫌を損ねたタイターニアさんが妖精パックに命じるわけですね。
恋の三色スミレと呼ばれる魔法の花を取ってきてですね。
それを使って言ったら、もうあのしっちゃかめっちゃかにしてやれと。
オーベロンのことムカつくから、もうなんかわからんけどオーベロンのことをしっちゃかめっちゃかにしたってくれと。
で、かつちょっとさっき森で見かけた、ちょっとアテネの若者たちがちょっと恋に悩んでると。
あのヘレナちゃんね、一番最後にデミトリアスの後ろについて追いかけてたヘレナちゃんがかわいそうやから。
集会送るのヘレナちゃんね。
そうそうそう、集会送るのヘレナちゃんをね。
ハーミアンに方向向いてるデミトリアスをどうかヘレナに向くように三色スミレを使って、
ちょっといたずらしたってくれというふうに命じるわけなんですね。
三色スミレはですね、このしぼり汁で作った美薬を眠ってるもののまぶたに垂らすとですね、目を覚まして最初に見たものに恋をしてしまうという作用があるんです。
はい、もうあるんです。もうなんでとかないです。もうあると。コメディなんでね。
これがね、今回のナショナルシアターラブニコラスハイトナー3番の夏の夜の夢の面白いところで、本来このパックに命じるのは女王さんではなくて王様なんですね。
王様がパックに命じて女王にちょっとこういたずらを仕掛けるというか。
今回は完全に男性役女性役っていうのはそのままにセリフだけを役柄の中身だけを入れ替えてるっていうのが面白いところなんですけれども。
はい、さておきですね。そんなこんなでパックはもういろいろやらかしまくって、勘違いでもちろん皆さんの想像の通りです。
本当はデミトリアスとヘレナをくっつけなくちゃいけなかったのに、デミトリアスと本来何もやらなくてよかったはずのライサンダーこの2人がですね。
最初ハーミヤの方を向いてたのが2人ともがヘレナの方を向いちゃって。
ハーミヤ置いてけぼりみたいな。さっきまであんなに愛を誓ってたのにどうなったのみたいな感じに。
デミトリアスともかくライサンダーどうしたみたいな。
そんな感じなんです。で、一方ですね王様、王様もまぶたに三色ス見えられるんですけれども。
さっきちらっと出てきてはい忘れてって言った職人集団のですね、一人の大きな男の人と恋に落ちてしまったりとかですね。
王様がですね、素敵な一夜を過ごしてしまったりとか、そういうめっちゃなことがありましたけれども。
結果大胆演、最後にはあの結婚式も取り行い、王様、妖精の王様も女王様も仲直り。
30:06
そしてお芝居の練習していた職人たちも、アテネの王様公爵の前で結婚式の余興としてお芝居をやることができました。
よかったねはいおめでとうみたいなそんなお芝居です。長かった。
最後は三組プラス仲直りした王様女王様の結婚式。
はい。
お得意のやつね。
お得意のやつですね。
まあこの最後のお芝居がまた長い長い30分ありましたね。
あのね、シェイクスピアが雑気作家やったっていうのが非常に大きな非常を占めるところではあると思うんだけど、
みんなに見せ場を作ったらなあかんっていう使命感のもとに。
この話普通にやったら1時間半で終わるよなっていうのが、なぜか2時間半とかあんねんな。
そうそうそうふざけてるからね。
いるっていうシーンてんこ盛り。
だからこそ遊び用があるというか、
お芝居があるところでもあんねんけど、
ぶっ飛ばしていいところもたくさんあるよねっていうのは正直ある。
確かにね。これはその通りですな。
この作品の見どころ、演出ももちろんなんですけれども、
これがいったいどんな風に演出されてたのかっていうのはちょっとまた後でお話しするとして、
役者ですやっぱりこれは。
特筆すべきは役者さんで、
この役者さんのお話しする前にあれなんだけれども、
私てっきりね、
自分がスタッフで関わったことのある夏の嫁のお芝居があったんだけど、
それを見てたときはね、
あれよ、この4人の若者が割と主役じゃないけどメインに見えてたの。
そのお話の作りとしてね。
けどこれってあれなんだね。
あの妖精王のオーベロンとタイターニアさんが割と主役なの。
誰が主役とかないかな。
という見せ方を今回されたね。
していたってことか。
しかもこれあれだよね、ダブルキャストじゃないな。
一人二役をしていたんだよね。
このアテネの公爵のテイセウス役と、
妖精王オーベロンの役、
そしてアマゾンの女王ヒュポリテさんと、
妖精の女王のタイターニアさんが一人二役。
発音はねちょっといろいろあるよね。
これどれが正解?タイターニア?
いやもう役による。
そうだね。
キターニアとかね。
どれが正解かわからへん。
33:00
固定してるのはオーベロンぐらいですかね。
オーベロンはオーベロンだよね。
パックもパックだよね。
あと4人も合ってるよね。
ヘレナとハーミア、ライサンダー、ディミトリアス。
合ってるか。
女王様とかがよくわからない。
ヒポリタさんとか、
ヒポリテさんとか。
しんちゃんは何さんやったん?
私聞く?
聞く?
ライサンダーですね。
そのやつか。
分かった分かった分かった。
思い出した。やってたやつだ。
はい。
なんでそんな気分悪くなるんよ。
いいやん別にライサンダーで。
あれやろ、全員女子でやったやつじゃなかった?
あ、そうそうそうそう。
シェイクスピアは、
シェイクスピア時代は全員が演じるのは男子しか演じたダメやったから、
シェイクスピア役も男性が演じてたんだけれども、
それを逆手に。
今日本で言うと歌舞伎状態。
現代では全員それを反対に女子、女性ばっかりのキャストで演じてみたりとか、
男女逆転で演じてみたりとか、
そういう様々な演じ演出がされてますけれども、
というわけでしんちゃんはライサンダーね。
その時はさ、
ヒポリタやったん?ヒポリテさんやったん?
ヒポリタやった。
ヒポリタか。テセウスさんは?テセウス?
イージアスかな?
イージアス?あーなるほどね。
イージアス?違うよ、イージアスはあれやろ。
あ、シーシアスか。
イジーアス、あれ?
それはイジーアスはハーミアのお父さん。
えっと何、何、えっと何やっけ。
テセウスと、
あ、シーシウスかじゃあ。
シシウス、シシウス。
シシアスかな?
なんかそんな感じね、色々。
今この夏の、夏夜のパンフレットに載っとって、
テセウスとヒポリテと読みましたけれども、
色々なね、読み方があります。
日本でもちょっと有名な役が何個かあるので、
どれバージョンを取るかによって、
ちょっと読み方が変わるけどって感じかな。
そんなね、今回はオベロンとティターニアが、
に焦点を当てるような形、
その二人を本当に軸に進んでいきまして、
この二人がまあまあ素晴らしかったですね、
って話を最初にしたいなと思ったんだけど、
どうしてももうこれがもう私は、
ね、これに尽きるなっていう。
特にこの妖精王のオベロンさんと、
あとテイセウスさん、
アテネの皇爵テイセウスを演じられた、
オリバー・クリスさん。
はいみなさん。
一人でカッサだったな。
そう、ナショナルシアターライブクイーズ。
オリバー・クリスさんは何に出ていた役者さんでしょうか。
2個でいいかな。
2個です。
ピンポン。
はいどうぞ。
36:00
一人の男と二人の主人。
正解。
もう一つ。
はい。
あれなんだったっけ。
すっごい絵面は浮かんでるねんけど、
あの哲学者の人のやつ。
ブブー。
共産主義者のやつ。
ブブー。
ヤングマルクス。
正解です。
おめでとうございます。
何も商品はありません。
ないんかい。
ないです。
ヤングマルクスでは、
ロリー・キニアさん、
フンスル・マルクスのお友達役ですね。
エンゲルスさん。
エンゲルスさんです。
出てらっしゃいまして、
一人の男と二人の主人。
こちらはですね、
あれあの人誰だった。
第一主人。
そうですそうです。
主人の役なんですけれども、
特にこの、
私たちが最初に見たのは、
一人の男と二人の主人の方で、
すごい男前な人が出てきたなって、
見た目よ。
見た目男前だったのよ。
でももうね、
3秒後に、
この人ちょっと頭おかしいって思うほどの、
喜劇役者さんだったってことに気づくんだよね。
すっごいの。
この間の撮り方とか。
もう今すぐドリフに出れるっていう。
でも私たち見逃してたんだねこれね。
私オンラインでも見逃したんだ。
ジュニア。
ジュニアか。
ジュニアも出てらっしゃった?
ジュニア出てらっしゃったんですけど、
ちょっと私どもオンラインでも見逃してしまっていたので、
申し訳ございません。
オンラインでご覧になられた方、
おそらく素晴らしかったと思います。
そうだね。
男前ないのね。
そうなのよ。
男性なお顔立ちの、
男前です。
私好みのお顔です。
黙って立っとったら超かっこええの。
そうなんですよ。
一回口開いたらもう全部アウトやけどね。
お芝居が上手でいらっしゃるという、
何とも形容し難い素人的感想をですね、
この織田くじさんに今送っているわけなんですけれども。
この人がどんな妖精王で来るんだろうと思いきやですよ。
まあまあ面白かった。
結局王様と女王様の立場を入れ替えているので、
本来女王様が故意をする。
ちょっと前の。
ボトムくん。
ボトムさん。
ロバの頭の着ぐるみみたいなのを被せられた職人のうちの一人。
あれはロバの姿に変えられてしまった職人ってことだよね。
そうそうそう。
だからロバに恋してるっていう見た目になるっていう、
39:02
本来の女王様の役割を今回織田くじさん演じる王様がになっちゃったので、
それはもうなんか濃厚なね。
そうそう。でまたね、笑えるのよこれが。
むちゃくちゃ面白くて。
そうだね。来るぞ来るぞ感もあったし。
もう本当に一挙手一投足っていうんですか。
めちゃくちゃ、もう何やっても面白いのよね。
でもあれもニコラス・ハイドナーが上手いなって思ってんけど、
もう本当に別の世代のメジャーな作品やから、
見に行くような人はもうストーリーも分かってるし、
どういうシーンが続くかっていうのも分かった上で見てる。
その期待感をオリバー・クリスさんが全部担った上で返していくっていう、
構図が出来上がってるっていうのがすごいなっていう。
いやほんまそう。
私さ、演出家の力って本当に大きいなと思ってて、
例えばね、
例えば役者さんがちょっと極端な話なんだけれども、
全員、全員じゃなくてもなんだろうな、
例えば今回初舞台ですみたいな役者さんが揃ったとしても、
本当に出来るような演出家さん手にかかったら、
それなりに見られる舞台にもなるし、
違う役者さんで見たらもっと面白いんだろう、
また違った面白さがあるんだろうなっていう風な、
面白さをちゃんと持ってきてくれるというか、
それが本当に演出家さんの力だと私は思ってるんだけど、
今回のこの芝居に関してはね、
演出家さんの力はもちろんのことなんだけれども、
この役が久々にこの人でないとありえないって思った役だったな。
これもし、この方がね、
オリバー・クリスさんが、
じゃなくて別の人っていうのがちょっと想像できない、
っていうぐらいハマってた、
もうこの人の独壇場だった。
ジェームズ・コーデンさんがやられても絶対面白いねんけど、
違った面白さになるやろうなっていう。
そうやね。
あとこのキャラクターで持っていくのは、
オリバー・クリスさんだけやなっていうのはすごく感じるね。
この二役をやっててさ、今回さ、
妖精王の方は本当にもうなんかふざけた、
罠にはめられちゃった、
滑稽なシーンっていうのを面白おかしく演じてらして、
もう一方でアテネの皇爵の役の時には、
別にこの人のキャラクター自体が、
面白いキャラクターってわけではないんだけれども、
ちょっとした間合いだったりとか、
挟むポソッというセリフっていうので、
静かやけれども笑いがドバッて起こるみたいな、
静かなこの笑いの引き起こし方っていうのも、
もううまいなと思って、
オリバー・クリス劇場やったよね、今回は本当に。
42:04
では、女王様がじゃあ美味しくなかったかって言ったら、
全然そんなことなくって、とてもスタイルが、
細かくて290センチあるんですって。
そう、グエンドリーン・クリシティさん。
立ってるだけですごい存在感の女優さんで、
それもすごいと思うんだけど、
だから女王様で指令を出していく方、
面白くない方ではあんねんけど、
そっちも威厳たっぷりやし、
たまに見せる笑顔が超かわいくて、
そっちはそっちで、とても魅力的に輝いていらっしゃったから。
そうなんだよね、めっちゃかわいかったね。
役割分担すごいよね。
私まだたどり着いてないんだけど、
ゲーム・オブ・スローンズの女戦士、
サイエニー役で有名なんだよね、この方。
そう、女戦士なのよ。
女戦士だろうなって思った。
めっちゃ合うやんって思った。
うん、すごく忠実な戦士っていう、
一本筋の通った戦士を演じてらっしゃって、
それはそれでかっこいいっていう印象はこっちも持ってるから、
男装ではないけれど、戦闘服をずっと着ていらっしゃる印象、
鎧を着けて、パンツ姿で黒っぽいって方で、
の印象がすごく強いから、
あんな華やかなドレス着られてると、
すごい華やかな一面っていうのも際立ってるなっていう印象やなと思って。
それも見せ方、キャスティングの妙だなとは思う。
すごくこの2人のバランスが良かったね、本当にね。
それに絡んでいくパックがまた、腹立つからね、こいつ。
そうなんですよ。
褒め、褒め。
褒め、かっこ褒めね。
こちらがですね、ハメド・アニマション君で、アリリアに出演してらした。
そんな名前なんや。
デビッド・ムーアストさん。
あ、嘘嘘嘘。
これボトム役さんやった。
おかしいなと思った。ハメドさんじゃないや。
失礼しました。
びっくりした。
デビッド・ムーアストさんや。すいません。
ムーアストさん?
ムーアストさん、ムーアストさん。
ムーアストさん。わかりません。ごめんなさい。
わかりません。
はい。サンモンペラとアマデウス。
あ、これは違うわ。ごめんなさい。さっきからボトムさんのとこばっかり読んじゃう。
なんでやねんか。
わかんない。
アリリアに出てたのってさ、あの役やんね。
インターンで来てた。
バイトの子。バイトの子って言ってあるやけど。
そうだよね。
騒ぎの元凶というか、いかにも現代若者的な無気力やけど小鶴くて。
45:01
そうだよね。
ちょっと腹が立ってやっちゃったことが、とても大きな事件に発展してしまうっていう、小肉らしい役。
なんとなく今回のこのパックの役とちょっぴりキャラクターが通ずるところがあるっていうか、この人の持ち味なんかなっていうふうに思ったりました。
でも肉らしいだけじゃなくて、とても愛嬌がある。
愛嬌があるよね。憎めない。
また今回のこのパックは本当に見た目がロックンローラな感じでですね、サイケな感じで、かつコックニーっていうね、超なまってるみたいな。
で、いれずみいっぱい入れてて、結構レザー系の服で、
ポンキッシュな感じで。
尖ってるしやってることも、いたずらかお前、ちょっと悪意入ってないかみたいなものを醸しつつでも、お客さんと話してたりとかするとすごく可愛らしくて、すごいバランサーやなって思う。
そうだね。なかなかね、このパックをどんな感じで持ってくるのかっていうのも、このお芝居の演出の見どころの一つだと思うんだけど、今回に関してはこういう感じかっていう。
そうだな、パックの造形に関しては、私はまあ普通。おーみたいなのなかった。別におーがなくても全然構わないので、普通って感じだったけど。どう?しんちゃん。
いや、だってパックの見せ方はでももう、あれしかないよねとは思うけど、もうお客さんとの橋渡しやし、騒ぎの現況ちょっとした勘違いで、だからギミトリアスとダイサンダー間違えて薬ぶっかけちゃって、あら大変みたいなところやからさ。
憎まれちゃいけないよねってなると、まあまあなるかなと思うんだけど、だからこういう人がやるとちょっとシニカルというか。
妖精か? そうそうそう。悪者っぽくもあるやん。なんかチンピラー感もあるし。なんかもうちょっと、スタンダード夏の夢的な感じでは、その妖精王と女王様が森っぽい感じね。まあ妖精たちも森っぽい感じだよね。
で、パックもちょっと森っぽいのよ。妖精っぽいのよ、イメージとしてさ。
48:01
もうちょっと生動物な感じかな? そうそうそう。
間違えちゃってテヘペローみたいな。
あとあれじゃない?私たちにはガラスの仮面っていうね、バイブルがありますから。
まやちゃんが演じてたでしょ?パック。どうやって演じてたっけ?ね。やってたでしょ?
まやちゃんホゲホゲしてたよ。
どんなのやってたっけ?ちょっと今パッと出てこーへんねんけど。
野外劇場でやって、すごい爆速で客席を駆け回るみたいな。
女の子もよくやってるイメージがある。このパックの役をね。
中性的な感じやからね。
それがなんか、本当に今時な感じの、忘れてたけどこの芝居の現代劇に置き換わってます。
さて置き。で、今時な感じの若者、チンピラ風、若者がパックに踏んして、
あいつやらかしそうやなっていう、見た目そのままにやらかしてくれるっていう。
しかも最初に抱いたほどの悪さはなかって、ちょっとええやつやったなみたいな感じの、そんなパックでしたね今回ね。
演出的にオリバー・クリスさんとウェンドリンさんを入れ替えてる以外は、わりとスタンダードなんだよね。
そうそう、それは本当そう。
職人たちも性別とかで女性が入ってたりとかそういうところはあったにせよ、
やり方としてもとてもスタンダードで、若者たち4人の造形にしても、ちょっと追っかけていく方やから、ヘレナか。
ヘレナの子が、ヘレナにしてはなんかちょっと可愛いなって思ってたけど。
ハーミア。
はいはい。
だから、描きっかれやすいのはハーミアがとても可愛らしい女の子で、ヘレナはなんかちょっと身長が高いとかコンプレックスがあるんだよね。
そう、なんかのっぽで、よくあるのメガネかけてたりとかさ、そういう細くてみたいなさ、なんかこう。
そうそう、なんか頭でっかちな感じで描かれてたりとか、ちょっと面白い要素をそこに入れることも多いんだけど、今回わりと両方可愛い子持ってきたんやと思って、意外やったんやけど。
ちょっと背が高かったなぐらいかな。だから、お互いの演技力でそう見せてくれようとしたのかなって、私は理解した。
途中からヘレナとハーミアがキレゲをし始めるんだよね。
あのヒステリックな女の子みたいなんで、ギャーって。
なんだよ、朝だからみたいな。
罵り合いを始めるっていうね、さっきまで可愛らしかったのに。
ヘレナに関してはすんごいキレゲやったから、ここに持ってきたんやっていうのはあった。見せ方としてはスタンダードはスタンダードかなっていう。
51:10
ただやっぱりその4人があんまり印象に残らへんかったなっていう感じかな。
そこに主軸持ってきたらもう、いっぱいいっぱいやからな。
男性2人がちょっと似てるイメージやったから。
そうね、どちらも、北陣さんですかね、が演じてらした。
うんうんうん。
体験も似てるし、ちょっと演じ方も。
少青年。
なんかね、あの2人が、まあ可愛らしかったんですけど、私がちょっと物足りなかったかなっていう感じです。
ヘレナの芝居に対して偉そうに言いますけど。
どっちがどっちって、役割的にも途中から一緒になって、2人で出てくるし、同じことをするので、見受けがつきにくいやつではあんねんけど、
そこがちょっと、ギター持ってる持ってないぐらい、キャラの差しかなかったかなっていう。
もうちょっと演じ方がなかったんですか。なんか似てたよね。
ライサンダーの方が好きって言っても似てるし、見た目だけの話じゃなくてね。
なんかすごいキャラも似てたからそう。
んーっていう感じかな。
もうちょっとなんか、あそこスパイス欲しかったかなっていう感じやったかな。
まあいいんだけど。
立ってるからちょっと休憩ところが欲しかったとか、そういう意図を感じてしまうかな。
ちょっと辛口。
いや、ちょっと私はね、そう思っちゃった。役者さんに関しては。
私もちょっと知ってるから、セリフも全部わかってるから見てるけど、ちょっとダレるなとは思った。
なんか、比べるあれじゃないけど、自分自身が関わった時のね、夏の4の夢の作品が、
4人がすごい、若者4人組がかなり立ってたから、
そのライサンダーとデミトリアスの差もね、ものすごくあって、見た目も中身のキャラクターもね、
なんの出て面白かったから、なんかちょっとそういう感じを期待していったので、
まあね、その代わりもオベロンとティターニアがめちゃめちゃ面白かったから、
それはもうね、しゃあないと思うんですけれども、っていう感じかな。
そういうとこもあった。
まあでもね、ちょっと気持ちを急に入れ替えますけれども、演出の面で言うと、
今回はその下からセリ上がってくる床の他に、上からの空中の演出っていうのもすごくね、
54:08
ふんだふんだに使われていて。
なんつうの?シルクどうそれ?
あれね、エアリアルシルクっていう技なんですけれども、
なんか空中ブランコ状態にこの布が垂れ下がっていて、
その布に腰かけてくるくる回ったりとかできる。
それで妖精たちとパックが、空中をね、縦横無尽に動き回ると。
どうやってたんかなと思うんだけどね、その上の、
ツナの部分、ツナ元の部分どうなってんだろうって思いながら。
ツナ元大変やな。
ツナ元って上から降りてくるものを調整するロープの部分なんですけど、
あれ間違えたらえらいことやでって思いながら。
あれね、すごかったね。
なんでそこで森のファンタジックさだったりとか、
あとパックの身軽さとかね、そういうのを出してましたね。
イメージ的には森の中で絡まってるツタンに、
ああそういう感じかな。
ぶら下がってるみたいな感じなのかなと思いながら。
そうだね、あのー。
この?
ツタの部分で言うと、
その競り上がってくる舞台の上がね、
森の様相になってまして、
たくさん落ち葉が落ちていたりとか、
ツタが絡まってたりとか、
ベッドをいろんなものに見立てて、
競り上がってくるベッドがたくさんあってね、
そのベッドを土手に見立てたりとか、
一室に見立てたりとか、いろいろしてたんですけども、
そのベッド自体も絡まってたりとか、
葉っぱ落ちてたりとか、そんな感じでね、
演出されてたねっていうのをちょっと補足で言おうとしたのでした。
ベッドの支柱、天蓋付きのベッドの支柱でポールダンスみたいな。
ポールダンスもあったね。
ずっとされてたしね。
上下の空間も活かした演出されてたけど、
ただあれはちょっと濃くやぞって思いながら見てた。
役者さんに対して?
うん。役者さんもすごい大変やったと思う。
すっごい練習したと思うし、
プロのダンサーさんで雇われている人たちは別として、
このデビット君とかもすごい練習したんやろうなって。
パックさんは今回がこのエアリアルシルク初体験だったそうです。
ずっと練習中とかぶら下がってたんやろうなと思って。
常にね。
ここにかけたら喋れるとか。
耐久時間も結構やったから、
ずっと姿勢を変えながら、
セリフ喋らなきゃいけない時は、
いろんな関節に引っ掛けてバランス取りながらずっとやってたから、
57:01
大変やったと思うのよ。
すごく美しかったんだけど、
あれさ、客席フラットやん。
ステージになるところを競り上げてるやん。
結構1メートルぐらいかな。
競り上げたところで役者さんが演じてる。
そのさらに上でずっとやってるやんか。
客席から見とったら、
まあまあな高さのところだから肩こるぞと思って。
それはそうだね。
これはやっぱり上の2階席に、
着席してる人たちへのサービスでもあったかもしれないね。
になるよねと思って。
そっからやったら全然ストレスなく見れるんやと思うんやけど、
下でスタンディングで見てるお客さん、
ずっと上見とかなあかんくて。
芝居とかであんまそういう状況ないよねっていうぐらい見上げるから、
大変やなと思ったよ。
お客さんお疲れって思ってた。
まあね。
ただこの妖精の見せ方っていうのが、
この演出家、演出のね、
この夏の夜の夢を演出する演出家にとっての、
本当に一つのチャレンジっていうところがあるみたいで、
ちなみになんですけれども、
稲川幸男さん、夏の夜の夢2000年版で、
やはりこのアクロバット的な演出っていうのを取り入れてるそうなんです。
でまあ、その時のパックは狂撃俳優が演じてたんですね。
非常に日本的って感じなんですけども。
狂撃?
狂撃さん。
あ、日本じゃないわ。
そうそうそう。アジアのなんて言うんですかね。
はい、そうです。狂撃は中国です。
狂撃俳優さん。危ない危ない。
俳優さんが演じていました。
ということで、
あとこの今回の空中ブランコなんだけれども、
このハイトナーさん自身がおっしゃってるんですけれども、
これは、
びっくりした。
え?
ハイトナーさん自体がこう、
ぶら下がって演じてたのかと思った。
面白い。それは面白い。やってそう。
1970年に演じられたピーター・ブロックさん演出の夏の夢のオマージュなんですって。
私はどんなのか分かんじゃいけないですけれども、
そうらしいです。
なので、
そういうね、あちこちにちょっとこう、
オマージュだったりとかリスペクトだったりとかが取り入れられてる。
最初の、今回現代版の夏の夢の夢ですと言ったんですが、
一番最初のシーンね。
おごそかな聖火隊の歌から始まって、
それを歌うのはちょっとこう、
頭に白い三角巾をつけた、
メイドさんっぽいというか、
なんか修道女っぽいというか、
そういう感じの人たちが歌っていて、
この幻覚なね、この男尊女卑の世界みたいなところから始まるんだけれども、
1:00:02
その、あのオープニングの最初のアテネの演出っていうのは、
今人気のドラマハンズメイドテイル、
言えてないの?ハンドメイズテイルなんだっけ?
っていうのがあるんだけども、
それのオマージュですとおっしゃっておりました。
ニコラスハイトナーさんがね、
幕愛の名物インタビューでね、
だそうです。
もうあのなんていうか、
本当に名家って感じだよね。
そうそうそうそう。
その頃の窮屈な、
領主様みたいなね。
そうそうそうそう。
そうなんです。
ハンドメイズテイルです。
失礼いたしました。
その物語というのが、
日本の放題になってます。
これめちゃくちゃ人気なんだよ。
ダウトンアビーの不景化。
グレッグもめちゃくちゃ面白いって言ってたんで、
ダウトンアビーはイギリスですけれども、
これはアメリカかな。
アメリカが、
そうねアメリカです。舞台です。
ファンタジーっていうか、
設定ものなんだけどね。
近未来ものと言ったらいいかな。
こういう世界になったとしたら、
みたいな、ディストピアものっていうんですかね。
なるほどね。
そういう感じです。
面白そうだね。
そうそうそうそう。
今パッと見たら、
ちなみにね、
このハンドメイズテイルはね、
架空の第二次アメリカ内戦によって、
新たに成立した全体主義国家を舞台に、
出生率が異常に低下して、
一部の女性が次女と呼ばれ、
性と性色の奉仕を強制される、
近未来のディストピアを描いている、
っていう話です。
すげえ。
面白いそうです。
めちゃくちゃ人気だそうなんで、
見てみたいなと思っております。
なるほどね。
その世界観っていうのを、
一番最初のアテネのシーンっていうのに、
ニコラス・ハイトズナさん曰く、
そうだよパクったんだよと、
おっしゃっておりました。
はい、面白いね。
なんかそういう、
これ難しいよね、
パクリとオマージュの境目っていうけど、
明らかにそうだなってわかるやつっていうのは、
アリなんだね。
今回のは別に全然アリだと思うんだけど、
よくね、
え、これなんかパクリじゃない?
みたいなやつと語ったりするやんか。
どっちわからんけど、
限りなくやんな。
そうそうそうそう。
今回はそんな世界観だけのエッセンスを取り入れてるっていうか、
むしろなんかその、
ロミオとジュリエットのオマージュ劇が、
劇中で行われたりするような作品に、
ちょっとふさわしい、
フフフってなるような演出やなって、
1:03:01
確かに思いましたね。
気づいてニヤリとなる感じですね。
そうそうそうそう。
っていう感じやな。
っていうね、
こんな概要でございます。
はい。
まあまあ面白かったね。
楽しそうでよかった。
今回だからその主題、
私たちの興味がどこにあったかって、
どうやって巻き込んでいくんやっていうのは、
お客さんに。
うん。
なんていうか、
ライブシーンとかやったんかな?
あー、そうかな?
ライブシーンな?
1幕の終わり?
あれ?2幕の始め?
いろんなライブシーン。
いろんなライブシーンな。
2幕もあるし、
一番最後のシーンとかかな?
はいはい。
あれは可愛かったね。
みんなでさ、
手を繋いでぐるぐる回ったりするやつ?
そうそうそうそう。
あれどうやってやってたんだろうね。
うん。
もうなんか、
お客様巻き込むとは言っても、
だから舞台上で踊ってるやつに、
みんながノリノリで、
ちょっと巻き込まれて、
ちょっとしたライブシーンっていうので、
芝居の中でも何回か見せてくれてたけど、
最後の最後、結婚式みたいなので、
余興でまず職人さんたちが踊り出して、
そこから巻き込まれて、
その太鼓様とか、
キャストもみんな、
うわーって大騒ぎで踊り出して、
どんどん下がっていって、
結局客席と一体化するみたいなね。
で、お客さんも一緒になって、
うわーって騒いで、
でっかいゴムボール。
あー、そうそう。
なんか本当に、
なんやろ、
ライブシーンよね。
よくライブハウスにいる、
みんなで運べーみたいな。
そうだね、そうだね。
大玉運びみたいな。
大玉が出てくる。
あれ楽しいね。
出てきて、
ほんまにイベントの一個みたいな感じで、
みんなで踊り狂って、
幕が上がるっていうか、
あんなんされたらね、
もう帰れないよね。
うん。
お客さん外に出れない。
もう一曲かけてくれや、
酒持ってこいやってなるやつな。
そうそう、そうそう。
ほんとそうだよね。
それまでのライブシーンというか、
ダンスシーンとかも、
結構お客さん煽りながらやってたから、
みんな結構ノリノリで、
体動かしながら見てたりとかね。
私2幕以降にさ、
身につき始めたんだけどね。
1幕がどうやったかあんまり知らないんだけどね。
そのお客さんがね、
頭にね、
お花のカチューシャをみんなつけてたでしょ?
青い花のカチューシャ。
おー。
スミレのカチューシャかな?
何のカチューシャかな?
みんなつけてたんよ。
ぶっぱんしたかな?
休憩中に。
1:06:01
あれそう、今回珍しくっていうかさ、
休憩あるんやと思って、
長いから忘れちゃわないんやと思うんだけど、
休憩込みで3時間10分だったらしいんですけれども、
観客参加方っていうね、
都合上ね、
お客さんを元の位置に戻すのは難しいし、
外に出してとかっていうのも難しいから、
てっきり、
私は今回も休憩なしで、
短いバージョンでやるんだと思ってたの。
ジリアスシーザーの時のようにね。
あれもすごく2時間ぐらいで短くしてたじゃない。
でも今回は休憩がちゃんとあって、
休憩言われたらすらみんないなくなるよねっていう、
客席があるのならば、
そこ座っとこうみたいな人もいるけどさ、
ないからさ、みんな外に出ちゃうよね。
あの人たち全員ロビーに出て大丈夫やったんかなとか、
そんな心配しながらね、
私は見てたんだけど。
おさあって出てくるからね。
すごい量の人がね。
でなんか、1幕の時はもしかしたら、
数人はつけてたのかもしれないけど、
なんか2幕始まったらみんなね、
みんなじゃないよ。
大勢の人が。
全員じゃないけどね。
頭に青いお花のカチューシャをつけてんの。
森の一部になってる人がたくさんいて、
スタッフの人もつけてたりとかしてね。
で可愛かったなと思って。
絶賛したんじゃない?
なんか今さ、パウフのイコイの写真があるかどうかわからないんだけど、
インターネットムービーデータベース見てたら写真がいっぱい上がってて、
イベントの様子とかの写真も上がってんねんけど、
一番最後にそのウェンドリーさんがなんかで上げた的な写真で、
なんていうの、二等身のさ、
よくマーベルとかのキャラで売ってる人形?
フィギュア。
あれかな、熊みたいなやつ?違う?
熊みたいなやつ?
違う。
いろんなキャラクターの二等身の。
二等身のやつ。
あれか、目の大きいやつか。
そうそうそうそう。
あれでティタニアのやつを上げて貼るのよ。
そうなんや。誰かにもらったとかじゃなくて。
いや、これ。
売ってたんや、これを。
売ってたんや、これを。
そうなん。
ちゃんと製品。
はいはいはい。
そういうグッズも結構充実させたんかなっていう気がするので。
そうかもね、お祭り騒ぎっぽい感じで。
ライブ感がすごいある感じでね。
このグッズとかも含めて、結構展開されたんかなっていう写真も見つけてしまったので、
そしたら休憩時間に物販で、お酒とかと一緒にそういうお花売ってたんかなって、ちょっとジャスにした。
なるほどね、なるほどね。
それはあるかもしれないね。
そうかそうか。
まあね、すごい気になった。
その人たちばっかり気になっちゃって、2枠めっちゃ見てた。
1:09:03
この人もつけてる、この人もつけてないみたいな感じで。
おじさんとかもつけてて可愛かったの。
私もつけたいなと思った。
あるよね、ディズニーランドに行ったらミッキーの耳つけるよねみたいな、そんな感じじゃない。
なんかよくわかんないけど帽子買っちゃうよねみたいなやつな。
そうそうそうそう。
私なんかさ、覚えてる?しんちゃん。
前にディズニーシー行った時にさ、ミッキーマウスの魔法使いの弟子の帽子買ってさ、めっちゃでっかいやつ。
買ってたな。
うん、あれすっごい気に入ってたんよね。
ずっとつけてたけど、やっぱり魔法はつけるよね。
しばらくディズニーから離れてさ、電車乗ってて、初めつけててんで。
恥ずかしなってヒュッて取ったもんね。
つけてないのが違和感になってくるんだよね。
あんだけみんながつけてて。
そうそうそう。なんか変わるなみたいな。すぐ買ったよ。
しんちゃんはでもつけてたから。
私の魔法かかってないやん。
しんちゃんつけてたな。あれ?つけてないか。
誰かのやつを一瞬かぶって。
なんじゃそれ。
ただその後で私の興味は食べ物に移ってしまったので。
あーそうかそうか。
食べ物の屋台ばっかり見てた。
私はそっちの魔法にかかった。
あーそうね。おいしいもんね。
そうそう。
なんでね、演出として気になったのはそこかいって感じなんだけどね。
あとはね、ジュリアスシーザーの時はそこまであんまり思わなかったんだけど、
今回はジュリアスシーザーの時よりももっとアクティブに床が動いてたなっていう気がしてね。
で、今パンフレットの稽古場写真見てるんだけどさ、
稽古場は実際の実装の撮れる場所ではやってる、広いところでやってらっしゃるんだけどさ、
劇場でやってるわけじゃないからさ、床って上下しないじゃない。
だから稽古とかさ、大変やなって思った。
実際に劇場に入ってから何日間か、もちろん劇場主催公演なのでね、
いろんな釈迦合わせだったりとかされたと思うんですけれども、
稽古の段階でやっぱ完成図っていうのが見えないというか、
交流のところがいっぱいあったやろうから、空中ブランコ的な演出に関してもね。
稽古場に空中ブランコも用意してるし、
で、あと、場面ごとの稽古やったら平台上げてるな。
そっか、そうだね。
じゃあこれを一応その、
だってね、エリアがさどんぐらい広いかっていうのがわからないと動けないから。
マーキングスペースはやらんとあかんから、平台を置いてちょっと足10センチぐらいでつけたやつ、
ここが上がるよっていうマーキングはしてある。
そうだね。
1:12:00
みたいやね。
ただだから通しはできないなっていう。
通し稽古はできない。
でもね、どんぐらいかかるかわからないからね。
まあそれはね、きっと劇場入ってから稽古されたのかなと思うんだけれどね。
だからまあまあ難しいよね、とは思いましたね。
まあね、日々変わっただろうしね、その演出とか、
公演を重ねていくにつれてね、ちょっとずつちょっとずつ、
自然と出来上がっていくところっていうのもすごく多いお芝居だったんだろうなとか。
ただね、私これ好みの話していい?
このベッド演出があんまり好きじゃなかったかなと思った。
エリアの中にもう一個エリアができちゃうからなっていう。
なんかちょっと窮屈な感じしなかった?
うんうん。
それだけかな。
視覚的には写真一枚絵で見る分には全然楽しいんだけど、
動きのプラスされたこのお芝居、物語の進んでいく芝居っていうので見たら、
このベッドいるっていう感じだった。
この宣伝写真の時点でね、ベッドを写しになってるってことは、
たぶん最初のアイディアの部分であったんやろうけど、
なくてもいいかなとは、せっかく稼働式の床やねんから、
それで十分じゃんとも思う。
そうよね、これは好みの問題かもしれないんだけどね。
このベッドがもうちょっと効果的に何かに使われてたんやったら、
おおーって思ったかもしれんけど、ただ飾りとしての存在でしかなかったような気がして、
このエアリアルシルクの演出との整合性、チグハグな気がして。
まあ一個だけね、パックが、じゃあ今から行ってきます。
ピュンってベッドに飛び乗ったら、ベッドに切れ目が開いててわからないようにだけど、
シュンっていなくなった、あれだけはおおーって思ったけど、あれだけやった。
っていう仕掛けがね、なんか随所にあったらもうちょっと効果的にやったんかも。
わからんね、でもほら、夏の夜の夢やから全てはこう夢かもねとか、
そういうメタファー的にはないか。
いや、そうやろ。
そうでしょ。それしかなかろう。
まあ、まあまあね。
あと、よかったところじゃん。
あ、教えて教えて。
私が大好きな、「お前が踊るんかい!」が今回見れたなと思って。
え、どの人?
職人さんたち、ラストの。
1:15:02
お芝居も終わって、おめでとうダンス踊るよってなった時に、
職人さんも本当に多種多様な人たちがやられてて、
普通のおばちゃんにしか見えてなかった人たちが、急にキレで踊りだすっていう、
あの瞬間、あの興奮。
今回も、私がビー・エリオットが大好きな理由、
キンキーブーツが大好きな理由で、
お前絶対踊らへんやろって思ってたおばちゃん、おっちゃんたちが、
むちゃくちゃダンスうまかったっていうのが今回も見れて、私はご機嫌。
よかったです。
やっぱ嬉しくなるよね。
嬉しくなる。途中で歌ってた人ってライオンの人?
あ、そうか。え、そうなん?
わからん。なんかわかんないんだけど、そうなのかなって。
俺言われてたらソウルシンガーの人やな。
そうそうそう、かなーって思って。違うか。それは違うか。
体型が似てただけ?
なんか、あの、それがちょっと不思議。
バブカーやと思って見てなかったから。わからん。ごめん。
そうかそうかそうか。私も一回しか見てないんで、ちょっとわかんないままなんです。
もしご存知の方いらっしゃったら、ぜひ教えてください。
ちょっとこのキャストの表を見ても、それに関しては書いてないのでわかんないですね。
キャストでシンガーとかっていう人はいないよね。
いないんだよね。
ちょっとわかんない。
です。
おらんな。
そうそうそう。まあそれがちょっと気になったところか。
でもなんか、そう思ったのは、また何でかって言ったら、
今回はジェンダーだったりとか、国籍のことだったりとか、
国籍特に関してはね、ジェンダーに関しても割とロンドンの芝居、
特にナショナルシアターとかで上演されてる芝居っていうのはさ、
絶対ミックスして出てくるじゃない。
本来、白人の人が演じるような役を黒人の人が演じたりとかさ、
あえてそうやってくるっていうのがあるけれども。
本当に純粋に実力を選びまして、敵のところも含めてね。
もちろんもちろん。
それが特に今回はオベロンとティテーニアの役柄を入れ替えたりとかね、
ライサンダーとデミトリアスが2人とも黒人男性だったりとか、
あと職人集団が全員男性ではなくて3人女性が入っていたりとか、
そういうところに特にそういうジェンダーレスだったりとか、
1:18:00
国籍関係ないよだったりとか、そういうメッセージっていうのが入れられてる気がしてね。
ライオン役の方がとても太った、見た目の怖いおばさんみたいな、
そういう感じのキャラクターを演じてらしたんだけれども、
その方がそういう一面だけじゃなく、
こんな美しい声の持ち主で歌えるよみたいなところも案にメッセージとして入っていたのかななんて思ったりとかして、
もしその方が同じ役者さんなのであればなんですか。
深読みをついしてしまうぐらい、今回はそういう意味では本当に、
ティターニアとオベロンの役柄交換っていうのはとてもよく作用したなぁと勝手に思いました。
ただ批評からの中にやっぱりやりすぎっていう風に言ってる人もいらっしゃるみたいです。それはそうだよね。
それはオリバー・クリスにゆえ。やりすぎだよ。
違うよ。違うよ。
役者はそれやりすぎた?クリスさんはやりすぎたよ。
けどそのね、脚色というか本案的なところでね、ニコラスはいたのやりすぎたんじゃねーかみたいなことで怒ってらっしゃる人もね。
シェックスピアの冒涜だ。
そうそうあるある。これはやりすぎだみたいなね。
でもね、そういうやりすぎを見るのもまた楽しいよね。観客としてはね。
みなさんいきいきと演じてらしたのが本当に一番素敵なことだと思うし、お客さんもみんなすごい笑顔で見ながら見てるっていうのが伝わってきたなぁ。
ただなんかジュリアシーザーの時はそこまで感じんかったけど、今回はやっぱりお客さんの方にもすごい目がいったからかな。
お客さんが見えてたからこそなんかな、すごい面白くてめっちゃ笑えるシーンもね、なんかちょっとやっぱり一歩引いて見てる自分っていうのがいて。
もし自分がその場におったらもう爆笑でもめっちゃ楽しかったなと思って。
今回は、今回もうなんだけど、その場に入れなかったことにちょっぴり嫉妬してしまうみたいな。
いいよねあんたたちなんか楽しくてさ、みたいな感じをちょっぴり持ってしまいました私。
うちらがこのステージングの見方に慣れたっていうのもあるんだよね。
そうだね。おー!みたいな感じはなかったもんね。
こう来る、こう来る、えーっていうのはないや。この使い方はもう一度は見てるものなんで。
今回私、おーすげーって思ったところはね、一番最初のね、ナショナルシアターライブへようこそのお姉さんがね、
開幕前の超客入れの段階で盛り上がってる舞台のさ、舞台っていうのかな、観客席の中からね、こう説明でお届けしてるじゃない。
1:21:06
さあ皆さん、今夜ご覧いただくのはこうこうこうでこうで、みたいな話をしてて。
で、それではご覧くださいって説明が終わって、言ったタイミングでバーンって最初の聖火隊の歌が始まったので、
なにこのキュー、このきっかけなに?ってそれに一番私はびっくりした。
無感謝、めんどくさかったやろな。
これはやばいと思った。だってさ、あんな線でいいやん普通。
しゃくあわせしてんねん最初にさ、きっかけをさ、もうあれが一番鳥肌立った。
ていうとどうでもいい。
まあどうでもいいって。
だってすごかってんて、そこから急に盛り上がると思った。
私だってそれ見てないもん。
え、それなかったの?いきなり始まんの?
うん、始まったと思うよ。
あ、そっか。そっか、そうやったね。そうやわ。そうやっけ。
確か、うんうん。
あ、じゃあ幕開のインタビューもないのか。
なかったと思う。
そっか。
あれ、ちゃんと意識して見てなかった?
いやいや、うん。
あ、じゃあ私だけが、あの、劇場に見に行った方たちだけが楽しめたところかもしれない。
ほんとすごかったんだって。
あの普通はさ、なんか、ではご覧くださいってなって、ザワザワザワザワザワってなってから客電消えて、
そう、ブーみたいなベル鳴って、で始まる。
まあベルあろうがなかろうがね、まあ客電消えて始まるみたいな感じなんだけど、
今回はまあ客席巻き込み型、イマーシブ演劇ですから。
あの、その、そこまで巻き込まれてたね、ナショナルシアターライブのお姉さんもさ。
あ、なるほどね。
そう。
正しい、正しい。
そう、こうこうこうで、こんな感じで、こうこうこうで、そして今後の、始まる前に今後のナショナルシアターライブのラインナップご覧ください。宣伝も入ってさ。
では、幕開にはニコラス・ハイトナーさんとの対談もありますので、ぜひみなさん楽しみにしてくださいね。
それでは始まります。
じゃーんみたいな、すごかったよ。
あれが、ライブでやってたもんね。
できる、ニコラス・ハイトナーがすごいよなって思う。
いや、にっくいわ、そこまま巻き込むみたいな。
みんなもそれ、もう映像入ってるのもわかってるし、ナショナルシアターを何回も見に行って、行ってる人が見に来てるから、これも含めて楽しめるぜっていう演出だよな。
そうかな、そこまでなんかね、やっぱり、でもそうだよね。
やらないと、ちゃんともう前でやりや。
あんなタイミングないよね、面白かった。
こそこそやらんと、真正面でやってない、きっかけもらうわって。
そういうことか。
いやー、よかったですね。
あれに、一番感動したのが、そこでした。
そこかい。
はい。他にありますか、しんちゃん。
今回のナショナルシアターライブについて、夏音姉め、結構しゃべりましたけどね。
あー疲れた、いつも疲れる、めっちゃ疲れる。
うわー、1時間半やばいね、本当にごめんなさい。
やばすぎる。
1:24:00
あっちゃー。
あっちゃーです、やってしまいました。
もうここまで聞いてくださった方、本当にありがとうございます。
この後すぐにアップしようと思います。
はい、というわけで、次回のナショナルシアターライブのお知らせです。
ナショナルシアターライブ2020、次回作の予告。
しんちゃんいける?
にゃ。
ない、オッケー。
開いてない。
オッケー。今回はですね、プレゼントラフターということで、みんなが待ちかねておりました、アンドリュー・スコットさん主演のですね、
はい、お芝居になるんですけれども、上映時間180分休憩あり、撮られた劇場はオールドビッグ劇場ですね、我ら大好きオールドビッグ。
そして作はノエル・カワードさんなんですが、
絶対面白いだろうな。
今週公開という情報だけでちょっとですね、今のこの7月10日、発行日は7月10日なのにね、の段階では決まっておりませんということでね、
来月見れたらいいなーって感じなんだけどね。
いやーこれね、ちょっと今本当に今日収録してるのが7月16日なんですけど、日々変わっていくこのコロナ事情によりですね、これまたちょっとやばい感じよね。
もうなんか大阪ギリギリ行ったけどまたちょっと足運ぶの怖いかなみたいな感じにもなってきつつあり、大丈夫かなっていうね。
ちょっと日本もね、劇場でもね、ちょっとコロナの感染者さんが出てしまったっていうのもありとなるかな。
もう本当ね、この夏の夢も密が過ぎて、密密密でも今絶対できない芝居なんだよね。
もうそういうところも含めて泣きそうになりましたけども、私たちは果たして映画館に行くことができるのか。
ということでね、あの続報を待ちたいなと思います。
世界でも大変やけど皆様とりあえずご安全に。
そうです本当にご安全に過ごしていただけたらなと、私たちも家で楽しめる。
そして遠出しなくても楽しめる。ロンドンに行かなくても楽しめる。
あのロンドン作品のレビューだったりとかロンドンの話とかこれからもしていきたいなと思います。
本当にね、あのいつも言ってますけどマイペースで申し訳ないんですが、補足長く続けていきたいなと思ってますのでよろしくお願いします。
後方の方も楽しませていただきながらね、次回作はディープルシーカーでアマデウスも決まっているので。
特にアマデウスはね、もうなんかナショナルシアターライブジャパンの方では上映許可がもう降りてないんだって。
これからも多分降りないだろうって言われているので、ぜひ見ていただけたらなとYouTubeの方でね、思います。
モーツァルトのね、モーツァルトとそのライバルであったアマデウスのお話。
1:27:00
アマデウス?
サリエリの。
間違えた、サリエリのお話です。
はい、そんな感じでしょうか。
はい、いろいろ積極的に気をつけながら楽しんでいきましょう。
というわけで、モーソロンドンの会議ではお便りを募集しております。
モーソロンドンatmarkgmail.comまでお便りください。
じゃないよ、最初にツイッターのことに詰めてたのに。
もしくはツイッターでハッシュタグモーソロンドンの概要をつけてツイートしていただくか、直接私たちまでリプライください。
どうぞお気軽にね、声かけていただけたらなと思います。
はい、リクエストなんかもお待ちしております。
あとね、早よやろうや裏切りのサーカス。
でしょ、次回かな。
次回いけるかな。
裏切りのサーカスのレビューっていうのがね、待っておりますのでね。
皆様からのご意見や感想なども、裏切りのサーカスの熱い気持ちなどもお待ちしておりますので。
そんな感じで今日はこの辺りで。
ちょっと来て。
めっちゃハードル上げるやん。
というわけで今日はこの辺りでお別れしましょう。さよなら。
ありがとうございました。