コンサートの概要と感想
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
少し報告が遅くなったんですけれども、先日の火曜日、大阪城ホールで、
Earth, Wind & Fire と Nile Rogers & Sick のコンサートに行ってきたんですけれども、
コメントをいただいている中では、なつみつさんが同じホールにいらっしゃったはずなんですよね。
私はスタンドの、このステージの真ん前のスタンド席だったんですよね。
Dのスタンドで、踊り狂っていたバカな中年がいたとしたら、それが私です。
ピアノさんという方は、横浜公園ですかね。大阪よりも先に横浜公園の方をご覧になって素晴らしかったと言っておられましたね。
よかったですよね。本当にね。もうなんかね、ちょっと今、ふぬけ状態ですよ。
もう終わってしまったと思ってね。ずっと楽しみにしていて。
言ったんですけれども、なんかね、今日はちょっとお話ししたいなと思いましてですね。
今回ね、アースウィンドアンドファイヤーが私は好きで行ったんですけれども、
Nile Rogers & Sick も十分にレジェンドですよね。
なのでね、どういう編成というか、どういう風にするのかなと思ったら、
やはりですね、ちょっとNile Rogers & Sick をね、前座扱いには当然できず、
これはね、完全に2つのレジェンドのコンサートを同時に見れるというね、非常に豪華な内容でした。
ただね、ちょっと一つだけ気になったのがですね、
私は必ずね、必ずというか本当に好きなライブには行って、何かグッズ買うんですよ。
これグッズもね、大事な大事な収益なのでね、やはり応援しているアーティストのためには何か還元したいんですよね。
必ずTシャツか何か買って、タオルか首に巻いたりとかして、ベタな応援の仕方するんですよ。
そういえば先日、ライムスターのライブ行った時に、マリミハさんと一緒だったんですけれども、
ここはね、ミソノユニバースっていう、本当に伝説的な大阪の、かつてはちょっとヤバいダンスホール、キャバレーだった建物を、
ここ近年はライブハウスとして使ってたところなんですよね。
なので、このライムスターとミソノユニバースっていうことで、ちょっとね、すごいかっこいいTシャツ出してたんですね。
これは欲しいなと思ってたんですけど、会場行った時には全部売り切れてたんですね。
Tシャツ買えなかったとかって言ってたら、マリミハさんに、
ああ、カンナさんってTシャツとか着て、ライブ聴くタイプなんだって言われたんですよね。
すごいね、ちょっとね、小バカにされて、物によるんだよみたいなことを一生懸命ごまかしたんですけれども、
はい、私はまあまあTシャツを着るタイプです。
今回もね、アースウィンドアンドファイアーのね、すごいおしゃれでしたよ。今回ね、アースウィンドアンドファイアーのTシャツ。
今回私、夫と行ったんですけれども、夫にちょっとアフリカ系のね、アースウィンドアンドファイアーらしいね、
アフリカのね、原色使いのアースカラーのね、Tシャツで、私はね、ちょっとシックなね、ベージュ色のTシャツと買ったんですけれども、
いくら探してもね、ナイロロジャスとシックのね、グッズはね、一つも売ってなかったんですよね。
ちょっとね、この格差は何?って思ったんですが、実際のね、ライブ自体はもう、素晴らしかったですね。
グッズの話とライティング
で、ナイロロジャスとね、シックが、私はね、この時代のこういうディスコサウンドというかね、R&Bのグループとしては、
やっぱりね、7対3ぐらいで、アースウィンドアンドファイアーの方が好きだったんですけれども、
よくよく考えたらですね、ナイロロジャスっていう人は、シックおよびこの時代有名なギタリストであり、
曲のプロデューサーなんですよね。で、私が大好きな人たちにいっぱい楽曲を提供している人でもあるんですよね。
で、もうね、その前半がナイロロジャスだったんです。で、もうきっちり1時間ぐらいですかね。
カチッとね、もうタイトな素晴らしい内容で、で、もう1発目からね、フリークアウトをね、始まってですね、
もうね、1曲目から興奮のるつぼになりましたね、私ね。
で、そこからもう怒涛のように、もう1度は必ず聴いたことがある曲の連発なんですよね。
で、シックの曲を2、3曲やった後ですね、もう私の興奮が頂点に達したのは、
ダイアナ・ロスのI'm Coming Outっていうね、名曲があるんですよ。
で、これはね、もう私の人生の曲の1つなんですね。
もういちいち大げさ。で、あの、私の人生の名曲は、たぶんね、これも500曲ぐらいあるんでね、
それぐらいだと思って聴いていただきたいんですけれども、
でも、あの、I'm Coming Outですよね。で、でもね、インサイドアウトとかね、
ダイアナ・ロスの名曲がまあちょっと2曲あったりした後ですね、
ああ、もう私の神であるね、マドンナのスライドがパッと映って、もう泣きましたね。
もうマドンナのライカーバージンとマテリアルガールがありました。
で、あと何人?もう、ちょっとね、この辺りはちょっと興奮しすぎて、
で、あとデビット・ボーイですよ。モダン・ラブですよ。
はあ、もうね、思い出しただけで鳥肌が立ちますね。
で、えっとね、次が何だっけ、えっと、ダフト・パンクがかかったんですよね。
これはね、もうね、ここでね、たぶん40代ぐらいの人がブワって立ち上がってね、踊り狂ってましたね。
うん、だからね、そうそう、話がちょっと前後するんですけれど、今回ね、どんな客層かなと思ってね、
まあ私よりも、だから私から、私以上の年齢の、だから5、60代、70代の人たちがね、退去してきてるんじゃないかなと思っていたら、
意外にもね、若い人がすごいたくさん来てたんですよ。
だからね、20代ぐらいの人もいっぱい来てるし、3、40代もいっぱい来てる。
で、もちろん私ぐらいから、もちろんね、あの、もう昔お立ち台に立ってたような人たち、そしてさらにね、年長の人たちもいっぱいいましたね。
白髪混じりの人とか、まあ、あの、まあね、シニアの方たちとかも来てて、ものすごくね、年齢の幅が広かったんですよね。
これもね、今日の、まあこのコンサートの感想というだけじゃなくてね、ここに最後私はテーマを持っていきたいんですけれども、
結局ね、このナイル・ロジャス&シックにしてもですね、アース・ウィンド&ファイヤーにしてもですね、これはね、最高のキャリアの形成をしてるんですよね。
で、まあこれはね、ちょっと後で話をするとしてね、ナイル・ロジャスの話に戻らせていただいて、
えーとね、デビット・ボーイからダフト・パンクのゲットラッキーですよね。
この曲はですね、ダフト・パンクっていうね、パリのね、二人組ですよね。
コンサートのパフォーマンス
フレンチ・ハウスっていうんですかね、の仕掛け人というか、それを流行らせた最初のグループじゃないでしょうかね、
あのディスコサウンドとか、シンセポップ、ハウス、ダンス・ミュージック、こういったものをね、今っぽくアレンジしてですね、
出してきたもの、すごくあの洗練されたね、かっこいいグループでしたよね。
ただ残念なことに、コロナぐらいですかね、2020年、2021年ぐらいに活動を停止してしまったんですよね、残念なことにね。
まあとにかくでも、このゲットラッキーっていう曲はですね、このダフト・パンクとファレル・ウィリアムス、そしてこのナイル・ロジャスが一緒に組んで作った曲なんですよね。
名曲ですよね。この曲でね、40代ぐらいの人がね、めちゃめちゃノリノリだったんで、ダフト・パンクが好きだった世代が、ここでナイル・ロジャスのファンにもなったんだなっていうことが伺いましたよね。
その後ね、会って、私が覚えているのはね、とにかくね、ノリノリなんですよ。ノリノリっていう言い方がちょっとダサいなと思うんですけれどね。
で、また私のセカンドクライマックスがですね、レッツダンスですね。
デビット・ボーイもね、大好きだったんで、レッツダンスで私もちょっとね、本当にちょっと頭がおかしくなっちゃいましたね。
でも、とにかく最高の状態でね、タイトな1時間の最高のライブでした。
でね、ここで、ナイル・ロジャスのこの編成がですね、もちろんナイル・ロジャスはボーカルとギターですよね。
で、それ以外にね、ドラムとベースと、あとキーボードですよね。
キーボードの人は2人ぐらいいたのかな。
とにかくね、8人か9人ぐらいの編成なんですよね。
で、その中に美しいね、女性が2人いるんですよ。女性のコーラスがね。
コーラスっていうか、バックボーカルがね。
で、これがね、もうすごいんですよ。
もう歌はうまいし、もう本当にうまいですよ。
もうあの、あの、ビヨンスよりうまいんじゃないのかなっていうぐらいの本当に上手な人で、
あの、キンバリーさんっていう人とね、フォラミさんっていう人なんですけれど。
で、美しいし、スタイルはいいし。
でね、ボディコン、ボディコンって言葉ってわかりますかね。
あの、ボディコンシャスで、体にフィットしたタイトな黄色のね、
あの、ワンピースっていうかね、タイトなドレスを着ていてね。
で、ハイヒールですよ。
で、そんなね、なんかもうやっぱり、本当ね、バブルの頃を彷彿とさせるファッションをしていて。
で、しかもですね、のぶといね、ものすごくいい声でね、歌ってて。
圧巻のパフォーマンス
で、思わずね、観客席からうまい!とかっていうね、声がね、上がるぐらいね、上手で。
このキンバリーさんね、あんまり上手なんで、その後ね、コンサートの後すぐ調べたんですけれど。
ニューヨーク、ブルックリン育ちのね、この人ね、すごい人だったなぁ。
こういう人がね、歌って良し、見た目良し、スタイルも顔もいいっていうね、
こういう人がゴロゴロいるんですよね。
で、ナイロロジャスのバックボーカルやって、これからね、名前をどんどん上げていくと思うんですよね。
で、こういう人ですよ。自分業で。
この人ね、キンバリーさんだったら、自分業でね、成功する人だなと思って。
いやー、と思ってね、痺れまくってました。
はい、で、まあまあまあ、とにかくね。
で、こんな人たちが出ていて、ダイアナロスの曲を歌ったりですね。
あと、マドンナの曲を歌ったりとかね、しつつ、とにかく素晴らしかったですね。
で、ナイロロジャスは今ね、調べたら72歳。めっちゃ元気でした。
あんまりね、昔と変わってなかったですね、風貌がね。
で、なんかもう、声もよく出てたし、ラップまでやってましたね。
うーん、とにかく本当に素晴らしくて。
正直ね、今回、アースウィンドアンドファイアはね、もちろんね、最高だったんですけれども。
このナイロロジャスとシックがね、もうグッとね、みんなの観客のボルテージをね、もうマックスまで上げてくれた、このね、1時間だったんですよね。
で、その後、このね、アースウィンドアンドファイアが出てきてですね。
レガシーの影響
で、往年のメンバーとしてはですね、もう正直、今回予定されていたのは3人が来る予定だったんですけれども。
1人はね、途中で、これはね、アースウィンドアンドファイアといえば、一番の目玉であるモーリス・オ・ホワイトですよね。
モーリス・オ・ホワイトの弟のバーダイン・ホワイトさんというのがいらっしゃるんですよね。
で、この人が本当は来るはずだったんですけれど、途中で体調不良で来なかったんですよね。
なので今回、オリジナルメンバーとして来たのは、フィリップ・ベイリー。
ねえ、フィリップ・ベイリーも久しぶりに見て泣きました。
あと、ドラムスのラルフ・ジョンソンさんですよね。
この2人が出てたんですが、フィリップ・ベイリー、元気そうでね、ほっとしました。
で、声もね、結構ね、高音が相変わらずシルキーボイスがちゃんと出ていてね。
で、この人も73歳か。
ねえ、だから、よくぞ日本に来てくれましたっていう感じでね、もう泣きながら聴いてました、もう本当にね。
でね、最初はもういきなり、あの、シャイニングスターですね。
シャイニングスターから始まって、違ったらごめんなさい、でも多分シャイニングスターだったと思うんですよね。
そんな話をしながら今ね、ちょっと調べてたら、ちゃんとスポティファイに公演セットリスト出てますね。
いいですね、本当にね。
で、まあスポティファイでね、これ私も早速、これのセットリストちゃんともう自分のお気に入りに入れました。
うーん、で、まあとにかくね、前半はですね、だからシャイニングスターであってましたね。
シャイニングスターとかね、Let Your Feeling Showとかね、ちょっとね、だから70年代の曲ですね。
で、ジュピターとかね、もう死ぬほど好きな曲ばっかりなんですよ。
で、私ね、このEarth, Wind & Fireはね、私自身は中学の時に好きになったので、
中学の時のEarthの曲は、あのやっぱりね、あれですよ、えっとね、セプテンバーとかフォーリンラブとかね、
えっとね、その辺の曲がヒットしてたのから入ったんですね。
で、そっから遡っていって、70年代のファン組が強い曲だった頃から、80年代のちょっと多幸感が強いね、
すごく楽しいR&B、そして90年代の横尾忠則がね、レコードのジャケットデザインをやったのでも有名な、
ちょっとね、なんて言うんでしょうね、かなりスケールの大きいね、楽曲になっていくんですよね。
その辺りも全部大体聴いてるんですよね。
とにかく素晴らしくて、ただ後半ね、どんどんどんどんやっぱりね、惜しみなくヒット曲を連発してくれてですね、
本当にちょっと頭がおかしくなりそうでしたね。
とにかく私のテーマソングは、レッツグルーヴなんですよね。
これは私がバッターボックスに入る時に必ずかけなきゃいけない曲なんです。
で、セプテンバー、で、イン・ザ・ストーンと。
それでね、もう最後クライマックスでしたね。
いやー、本当に本当に素晴らしかったですね。
でね、結局今回本当にお客さんのノリも最高でしたね。
ややね、やはり年齢層が高いので、座ったまま聴いてる人も多かったんですけれども、
その分ですね、座ってる代わりにすごい声が大きい。
で、やっぱりノリノリで座りながらも一生懸命上半身でリズム取ったりとかして、
すごいノリノリだし、でも歓声も大きいしね、本当に愛されてるんだなぁと思いましたね。
それと、私が今回本当に思ったのはですね、この人たち70代ですよね。
で、実際に彼らの音楽が流行ったのは今言ったみたいに70年代、80年代、90年代の前半なんですよ。
だから、そこから先はヒット曲は特にないんですけれども、
過去の自分たちのレガシーでずっとやってるんですけれど、
これがね、すごい上手くいってるなと思ったのがですね、
結局彼らの作ってきた曲が普遍的な音楽だったっていうことが一番なんですけれども、
運も良くてですね、例えばその先ほど言ったナイロロジャースで言うと、
こういう大スターたちに曲を提供したんですけれども、
マドンナにしてもデビットボーイにしてもですね、
彼らが大スターであるっていうだけじゃなくて、大スターの曲の一つではなくて、
彼らの代表曲になった曲をナイロロジャースは提供してるんですよね。
マドンナにとってのライカーバージンとかマデリアルガールっていうのはもう本当に彼女を象徴する曲の2つですよね。
デビットボーイのレッツダンスとかね、これもデビットボーイの代表曲じゃないですか。
だからこういう曲を手がけてるっていうだけでも勝ちなんですよね。
もちろんダイアナロスのアイムカミングアウトとか、アップサイドダウンとか、
こんなのはもう繰り返しかかる曲なんでね。
まずここで素晴らしいアーティスト、大スターに彼らの代表曲になる曲を提供したということ、
それからですね、あとは先ほど言ったダフトパンク、
そしてその後のファレルウィリアムスとかね、
弾いては、そういえばね、コンサートにね、なぜかブルーノマーズのコスプレした人が来てました。
ブルーノマーズは別にナイルロジャスの曲とか、アースウィンランドファイアーの曲を直接カバーはしてないですが、
もう彼らの影響をもろに受けているアーティストの一人ですよね。
だからこういうファレルウィリアムス、ブルーノマーズ、あとアンダーソン・パークとかね、
こういった人たちが繰り返しですね、この辺りのアーティストたちの曲にインスパイアされて、
またね、似たような曲をね、今っぽくリメイクしてですね、リメイクというのか、リブートかけて、
今にも蘇らせるという活動をしてくれているおかげでですね、
ずっと彼らの音楽というのはオリジナルとして若い人たちからね、ずっとリスペクトされて認識され続けているんですよね。
ブルーノマーズが影響を受けたのはこのアーティストだとかね、そういう形でずっと再生産されてですね、古びないんですよね。
ライブの多幸感
これがね、これが正しいレジェンドの生き残り方なんだなということがね、本当に思いましたね。
だから今も彼ら70代ですけれども、彼ら自身がこうやってね、生きて活躍しているということも素晴らしいし、
なおかつですね、こうやって若い人たちからね、今もリスペクトされてずっと取り上げてもらうおかげで、
彼らは今ね、このここ数十年は特別なヒットを持ってないんですけれども、過去の音楽とは言わせないという感じでですね、ずっと生き残り続けているんですよね。
あともう一つ思ったのはね、このライブが本当に多幸感にあふれていて、本当に大阪城ホールの中にいて、この音楽を聞いているだけですごく幸せな楽しい気持ちになっていたんですよ。
ただね、ふと思ったんですよ。これ、この人たちが一番だから活躍して、この辺りの曲を作ってた頃がどうだったかというとね、
もちろんこれ二組ともアメリカのグループです。アメリカ人たちです。
70年代から80年代というのは、まさにディスコの時代で、ドラッグの時代なんですよね。
この辺のね、多幸感あふれる音楽ですけれども、このね、だからね、ちょっと私なんかもね、ちょっとトリップしそうな感じだったんですよね。
あとね、ステージの作り方が、ステージの後ろに大きなスクリーンで映像が映るんですよ。
ナイル・ロジャースとシックの時は、メンバーのアップの映像をずっと映してました。
で、このキンバリーさんとかね、すごい美人がいるんでね、彼女の熱唱してる顔のアップとかね、ナイル・ロジャースがギター弾いてるアップとか、そういったのをずっと映してて、すっごいかっこよくて見やすかったんですよね。
コンサート体験の紹介
最近のライブって結構、大きなところで見るときは左右に2つ大きなスクリーンが出ていて、両側どちらの観客も見やすいようにっていう配慮だと思うんですけれども、
真ん中付近とかね、アリーナ席で見てると割とね、目がチラチラしちゃうんですよね。どっち見ていいのかわかんないみたいな。
ただ今回はね、私がたまたまスタンドの中央ぐらいに座っていて見やすかったせいもあるんでしょうけれども、すごい見やすかったんですよね。
このど真ん中に大きなスクリーンがあって、そこで映像見れると。
今度アース・ウィン・アンド・ファイヤーの回になった時には、彼らもっとさらに人数が増えるんでね、彼らのアップとかは一切なくて、
アースの時はあの人たちらしい宇宙的な映像がずっと映ってました。
すごいかっこよかったんですけれどね。
ただ言いたかったのはですね、とにかくちょっとトリップ感があるんですよ、この人たちの音楽はね。
だからこの当時70年代から80年代にどうやってアメリカ人というかこの世界が彼らの音楽を聴いてたかっていうと、
ディスコで踊り狂いながらですね、ドラッグやって、主にコカインですよ。
コカインを打ちながらね、吸いながら、鼻から吸い込みながら、
ファーっとトリップしながら、ファーっとハイになって、そのままセックスしてっていうね、そういう時代だったんですよね。
この時代が幕を下ろすのはエイズによってなんですよね。
この時代のちょっと前が70年代の反体制的な、左翼的なカウンターカルチャーの時代だったんですけれど、
この時代の反動なのか、この後ですね、70年代の後半からこのアースウィンランドファイアーとかね、
今言ったナイロロジャスとシックとかが出てきて、ディスコブームが起こるんですよね。
すごく凶楽的な、なんて言うんでしょうね、華やかで楽しげではあるんですけれども、ものすごくはちゃめちゃな時代になるんですよね。
ここでセックスとドラッグと、キラキラしたね、そういったディスコブームの時代が来ると。
サタデーナイトフィーバーとかね、ああいう感じですよね。
この一方でですね、多くの人がたくさん命を落としたのが、エイズという謎の病気だったんですね、当時はね。
今はもう治る病気になったんで、よかったなと思うんですけれどもね。
マドンナの親友だったバスキアは、この人はエイズじゃなくて、オーバードーズで死んだんだったかな。
キースハーリングですよね、アーティストのキースハーリングはエイズで死んだはずです。
でもこのバスキアにしても、キースハーリングにしても、今もうユニクロのTシャツのデザインとかになっちゃってますよね。
だからいかにこの時代の、破滅的っていうんですかね、快楽的で敗多的な時代なんですけれどもね。
この時代にドナルド・トランプはまだ若くて、ディスコとかで女の人をナンパしたりとかして、踊ってたりとかしてたんですよね。
アンディ・ウォーホルとかね、そういう時代だったんですよね。
だから決して健康的な音楽じゃないんですよね、よく考えたら。
なんですけれども、もうその頃めちゃくちゃやってたような若者も、先日のコンサートではもうおっさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんになって、楽しそうに聴いてましたね。
よかったですよね。本当にね、生きてればいいことがあるなっていうね。
だからあの時代はイケイケで尖がった、かなりもう生きるか死ぬかみたいなね、若い人特有のものすごく破滅的な音楽だったんですよね、これもね。
ですけど今になったらですね、ものすごく多幸感あふれる、もうね、人生産歌みたいなね、そんな感じに感じましたね。
もうそのナイルル・ロジャースとシックにしても、アース・ウィン・ナンド・ファイアーにしてもですね、とにかくこれほど長きに渡って愛されているっていうのはね、世代をまたいでね、すごいことだなと思いました。
実力はもちろんのこと、あと運も良かったし、あととにかく普遍的な楽曲だったためにね、出てくる若いアーティストがね、随時10年おきぐらいに彼らをね、真似たような音楽を作ってくれるおかげで、全然古びないっていうね、そして長生きしてるっていうね、素晴らしいですよね。
この人たちも若い時は相当めちゃくちゃやってると思うんですけれども、長生きしてるといいことがあるなっていうね、だからちょっと前にね、トンネルズの話とかで、過去にやはり成し遂げた人っていうのはね、逆にその後、成し遂げた後がね、どういうふうに年取っていくかっていうのが、本当に残りの人生がね、非常に難しいなっていうことを思ったんですけれど、
このようにですね、うまくね、過去のレガシーを、過去に終わらせないっていうね、こういう人たちもいるんだなっていうね、私はね、ものすごく感激しましたね、いろんな意味でね。
というわけでね、ちょっと長くなりましたけれども、アース・ウィンランド・ファイヤーおよびナイル・ロジャース&シック、本当に良かったんで、今ね、スポティファイでね、スポティファイとかアップルミュージックとか何でも、あれです、たぶんね、このセットリスト出てるんでね、是非、これね、名曲集みたいになってるんでね、良かったらね、ちょっと聴いてみてください。
音楽とレガシーの影響
とにかく楽しい気持ちになって、ちょっとね、たぶんドラッグがなくても、ちょっとね、ハイになれるんじゃないかと思いますのでね、よろしくお願いいたします。ということで、今日は終わります。ごきげんよう。