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2024-08-17 1:02:02

第339回:NTL『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』レビュー

▶︎"What's 妄想ロンドン会議?:日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。▶︎X (旧twitter):twitter.com/mosolondon ▶︎MAIL:mosolondon@gmail.com

サマリー

ナショナルシアターライブの『ザ・モーティブ&ザ・キュー』は、1964年にブロードウェイで上演されたハムレットの創作秘話を描いた舞台です。この作品は、サム・メンデスが演出を手掛け、アングロサクソン文化における名優と名演出家の葛藤をテーマにしています。このエピソードでは、ジョン・ギール・グッドとリチャード・バートンによる舞台『ハムレット』の稽古プロセスや演出スタイルの対立について語られます。また、マーク・ゲイテッドが受賞した2023年度ローレンス・オリビエ賞についても紹介されます。さらに、リチャード・バートンとジョン・ギール・グッドが主演した1960年の『ハムレット』に関する詳細な解説が行われ、新しい演出スタイルや稽古場での出来事が物語の中心となり、ジョン・ギール・グッドの演技が感動を呼び起こす様子が描かれています。第339回のエピソードでは、リチャード・バートンとエリザベス・テイラーの関係や、ハムレットの役作りにおける葛藤が語られ、舞台稽古の重要性やその中で生まれる人間関係についても触れられます。ナショナルシアターライブの『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』の特徴や演技の解像度が上がる瞬間について深く掘り下げられ、作品のタイトルの由来やリチャード・バートンの演技の魅力についても言及されます。このようにして、舞台への情熱が伝わる内容となっています。また、『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』に対する深い考察を通じて、日本の演劇に対する感情や想像力の働きについても語られます。

第339回妄想ロンドン会議の始まり
第339回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
しみずです。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
暑いですね。
暑いです。
いやー、もう本当にね、体調気をつけてと、これしか言えないですけれども。
ちょっとね、日本でと、スポーツで盛り上がるのはいいけど、いろいろちょっとザワザワすることもあるのでね。
そう、暑さに、ちょっとね、地震とかもあったりとかして。
台風が心配だったりとかね。
そう、もう夏のイベント、全部今降ってきてますんで。
いや、地震って夏のイベントやったかな?違うか。
違うな。それは、季節問わないな。
ね。
いやー、せっかくの夏。
いやー、本当に。
楽しみたいんやけどって言うと、でもこれは暑すぎる。
そうですね。私は割と在宅でのお仕事が主なので、一日中エアコンつけてるわけですよ。
寝るときもつけてるわけですよ。
休ませないで大丈夫かなと思って、時々外に出てですね。
私のエアコンの室外機、休ませてます。
そういうことね。大事大事。そうなんかな?分からんけど。
分かんない。
そう、ということでね、本当にこうやってちょっとポッドキャストでね、皆さんとつながれてるのも何かのご縁と思いますが、
今日はですね、そんな暑い暑い夏のですね、日本から、先月私が見てまいりました、ナショナルシアターライブのThe Motive and the Cue、こちらのですね、レビューをさせていただきたいと思います。
いつの話やねんっていうね。
そうなんですよ。もうね、大人になるといろんなことが起こる。
起こって起こって、今のタイミングになったんですが、ちょっとね、いえいえ、もうね本当に、きっといつものことだなと思って、リスナーさん聞いていただけるんじゃないかと思います。
待っていただいていた方、本当にありがとうございます。今日はしゃべるよ。
お願いします。
7月5日に私見てまいりました、このナショナルシアターライブですね、改めてご説明させていただきますと、これは英国ナショナルシアターが厳選しました、これは世界のみんな見とけ!っていう傑作舞台ですね。
これをですね、こだわりのカメラワークで収録しまして、各国の英語館で上映するっていうプロジェクトなんですが、もうね、14年、15年ぐらいになるんです、英国で、第一弾が始まってから。
うちらが英国好きになってからそれぐらいってことか。
そうやね、そうやね、それぐらいなんですよね。
で、日本では2014年からですので、ちょうど10年記念ぐらいじゃないですかね。
第1弾がダニーボイルさんですね、フランケンシュタイン、ベネリスト・ガンバ・バッチさんとジョニー・リー・ミラーさんがね、ダブルシュエってやってましたけど、これがね、もう素晴らしく、もうナショナルシアターライブの力と魅力をですね、見せつけられた記憶に新しいですけれども、もう20年経ったということでね、本当に素晴らしい。
でです、7月5日に私が見てきたのは、ザ・モーティブ&ザ・キューということで、もうなんとですね、2024年3月21日、ついこの間ですよに、そう、英国のナショナルシアターリトルトン劇場で上演されたばっかりのホヤホヤの作品ですね。これを日本で字幕付きで、またね、素晴らしいカメラワークと音声ですので、もうどこで見てもS席っていうね。
作品の背景と内容
いや本当にね臨場感たっぷり。めちゃくちゃたっぷり。劇場体験ではないよ、ないんだけど、これはこれで素晴らしいと毎回思わせていただいてますけどね。
そうなの、本当に素晴らしくて、まあそれもそのはずなんですけど、もう多分この演劇を収録して映画で見るっていうこの技術においては、もうピカイチなんじゃないっていうぐらい本当にすごいです。
あのね、日本の劇団さんで20何台使ってとかっていう派手なやつやってらっしゃるところがあるけど、それはそれでものすごく面白いねんけど、邪魔しないっていうのがナショナルシアターライブってすごくない?
そう、作品ごとにもう専門のチームが、当たり前かもしれないけど、もうその作品を一番面白くお客さんに届けるためにどう演出しようかどう撮ろうかっていうのをもう真剣にですね、組み立ててくれてますので、もう信頼しかないっていうね。
はい、お察しの通り私が見れておりませんで。
そうなんです。なので今日はですね、私がしんちゃんに、もしくはこのナショナルシアターライブ、日本全国でもかかっている間がすごく少ないので、見れてない方にこんなんだったよっていうのをもつたないながらに何度もお話しさせていただけたらなと、この面白さをね、頑張って伝えますので。
お願いします。聞かせてください。
はい、こちらのThe Motive and the Cueは、ナショナルシアターライブin Japan 2024の第3弾なんですね。今のところ第4弾まで発表されてますけど、ちょっと5弾、6弾とね、あってほしいなと思いながらですが。
お願いです。
そう、で、脚本がジャックソンさん、こちらハリーポッターと呪いの子を描かれます。そして演出がですね、サム・メンデスさん、私のシアターライブではリーマントリロジーですとか、あとは最近で言うと、1917、命を懸けた伝令、映画のね、監督、あと007の監督もされてるんですけれども、
そのですね、サム・メンデスさんが演出をされている作品ということで、で、これはですね、実は実は、1964年にブロードウェイで上演されて、もうめちゃくちゃ大好評だった、かつてリチャード・バートンさんっていう俳優さんがいたんですけど、彼が主演したハムレットっていう舞台があったんですね。
そのですね、創作秘話、言ったら舞台裏物です。
実話ってこと?
実話です。そうなんです。
というのも、実はそのリチャード・バートン版のハムレットに参加されてた俳優さん、リチャード・エルスターンさんという方と、ウィリアム・レッドフィールドさんという方がいらっしゃったんですけれどもね、彼らがその後にですね、それぞれ本を出版されるんですよ。
どういうのかっていうと、そのハムレットの稽古場風景、こんなんだったよっていうのをですね、言ったらあの曝露本、記録本ですかね、それを出版されてまして。
で、この演出家のサム・メンディスさんがそれを読まれたんですね。で、これは面白いって、舞台化を思い立たれて、今回ってことで。
いや、おもろいと思うわ、そんなの。
そうなのよ、そうなのよ。
世界の名優と世界の名演出家が何か言いたいことめっちゃあったんやろうなって思うもんね。
演出家と俳優間の葛藤
そうなの、そうなの。で、これリチャード・バートンさん主演のハムレットって今言いましたけれども、その当時の演出家、ハムレットの演出家ですね、これがジョン・ギール・グッドさん。
はい、劇場であるね。
そうそうそう、ギール・グッドシアターっていうのがね、ロンドンにありますけど、これね、我々が2012年だか13年あたりにレミゼラブルをロンドンで見たんですが、あれクイーンズシアターなんですけど、その隣の劇場ですね。
隣かい。
隣です、そこじゃないですね、そこで見たわけじゃない、隣です。
で、リチャード・バートンさんは当時、もう人気大絶頂期のノリノリの30代後半。
男前やね。
めちゃくちゃ男前です、そうなんです。
で、ジョン・ギール・グッドさんは当時60歳ぐらいなんですね。
で、ジョン・ギール・グッドさん、この劇場の名前にもなってらっしゃる通りですね、もう劇制と言われてまして、若い頃、27歳とかの時にですね、ハムレットもやってまして、ありとあらゆるセクシーな作品されてます。
で、めちゃくちゃ人気だって、もう舞台俳優として名を馳せてっていう状態だったんだけども、時代は移り変わっていきます。
やはり、ちょっとだんだん過去の人となりつつあったんですね。
そういうタイミングなんで、このリチャード・バートンさん。
親族の葛藤がってことね。
そうやねん、そうやねん。
で、この舞台がなぜ取り行われることになったかっていうと、なんだかんだありまして、リチャード・バートンさんが舞台をやろうってことになってね。
で、俺はじゃあジョン・ギール・グッドでハムレットやるわ、みたいな。
当時はね、その演出家も選べちゃうっていうぐらい人気だったのね。
おー、そんなペロッと言ったら実現しちゃうのね。
俺がやるのってことね。
そうそうそうそう。
で、この作品はそのリチャード・バートンさん、現代的なお芝居をされるのね。
そういう方とジョン・ギール・グッドさん、言ったら古典的なお芝居を愛する、
そうして言ったら昔の人。
その二人の演出スタイルの違いですとか、あと役作りの違いとか、そういったものがですね、稽古場で衝突するわけです。
それをですね、描く稽古場のですね、25日間のものがです。
濃いな。
濃いよねー、素敵だよねー。
でもね、これ聞かれた方で、やっぱりそのハムレットとか知らないよって、シェイクスペアとか難しいから分かんないよって思われる方いらっしゃると思うんですが、
大丈夫、それ分からなくても全然楽しめます。
ただ、私は知ってるの、ハムレット。もう来たーと思って。
ナショナルシアターライブ2024の第1弾では、ディア・イングランドありましたね。
サッカーのお話です。
私はその時に、サッカー知らなくても楽しめたよ。
でも、サッカー知ってたらもっと楽しかったんだろうなって思う瞬間が、スクリーン通して何回もあったの。
1個前は、アンドリュー・スコットさんの一人芝居、ワーニャがありました。
ワーニャも素晴らしかった。
私はワーニャの元となるワーニャおじさんに明るくなかったので、
アンドリュー・スコットさんが9人の役を一人でやるっていうのを、
それを私が初めてワーニャを見るっていうタイミングになったので、
元のスタンダードのワーニャを知ってたらもしかしたらもっと面白かったかもしれないなって、
そういう風に歯がゆく思った経験があるので、
今回はですね、ありがとう、ナショナルシアターライブありがとう、サブメンティスターありがとう、これを待ってたのよってね、
演劇好きで、そうそうそう、知ってる、私演劇が好き、そしてハムレット知ってるみたいな。
なので、これは非常に私向きのお芝居だったし、しんちゃんもきっとめちゃくちゃ楽しめると思うし、
なので演劇愛多めで、今日は語らせていただこうかと思うんですけれども、
そのリチャード・バートンさん演じてらっしゃるのが、ジョニー・フリンさん。
若手やと思ってたら、いつの間にか中堅どころになってる。
そうなのよ、全然ですよ。
もしかしてね。
もしかしなくても、今41歳ですね。
全然違うかな。
でも当時のリチャード・バートンさんと本当に同じぐらいの年代で演じられてて、まさに。
その演出家のジョン・ギール・グッドさんを演じてるのがマーク・ゲイティスさんですね。
これがですね、しんちゃん、このザ・モーティブ&ザ・キューのパンフレットじゃない、チラシ、ポスター画像見てたりするかな。
チラシアターライブで、ちょっとモノクロ、セピア色みたいなんで、2人が悩んでるみたいな。
ちょっとどっちかというと、頭髪の方に目が行く。
これがですね、実は現存してるジョン・ギール・グッドさんとリチャード・バートンさんの2人を捉えた写真があるんですけれども、
これのオマージュというか、全く同じ服装、同じポーズで、同じ色合いで撮られてますね。
ということで、この私知らないんですけれども、リチャード・バートンさんとジョン・ギール・グッドさん、
舞台の稽古プロセス
もう言われる方が言われる、見た方が見た方が言われてるのがそっくりだと。
ジョニー・フリン、リチャード・バートンそのものだって、マーク・ゲイテッドさんもね、
ジョン・ギール・グッドさんの写真何枚か見たんだけど、笑い方とかすごく似てて。
で、もちろんこの頭髪の感じも寄せていってらっしゃいます。
だろうね、そうなんだろうね。
ということで、本当に彼らに敬意を表した写真だなというふうに思うんだけれども、
このマーク・ゲイテッドさんがね、この2023年度のローレンス・オリビエ賞、
すいません、噛み噛みで。
23年度?24年度って言ったらいいかな。
4年度か、今年でいいのか。
ローレンス・オリビエ賞では最優秀主演男優賞を獲得されてまして、
で、もちろん新作プレイ賞っていうのと、あと演出家賞もノミネートされてまして、
とにかくもうね、話題の舞台だったということで、
ほんまに似てるね。
良かった。似てるでしょ?見た?見た?
見た見た。
そう、そうなのよ。
すごく似ております。
ということは、すごく何というか尊敬を込めて、でも挑みかかっていってる感じがすごいな。
そうそう、そうなの、そうなの。
もうこれ始まった瞬間からね、もう私は泣きそうになったんだけど、
まあちょっとしんちゃんにね、いつものようにお伝えするわ。
舞台がどんな感じだったかっていうところね。
舞台はね、プロセニアムの形でさ、いわゆる一般的に舞台って呼ばれるね、
思い浮かべる形ね、普通の形の。
タイプ感ね。
いやいや、その形容が合ってるかわかんないですけど、
観客が舞台の正面からね、見る形の、いったら額縁舞台とも呼ばれますけど、
そのね、額縁部分が、これがですね、3候補に飛ばせる大きな黒幕になってまして、
客席から見て右の方、上手に黒幕あり、
で、客席から見て左の方、下手にも黒幕があって、
そして、上に黒幕ありまして、
天井ね。
そう天井にね、この3方向が黒幕で切り取られている。
その切り取られた奥に、まるでですね、箱庭のような、ドールハウスのような感じでですね、
空間が広がってまして、そこでお芝居が広げられる。
で、その額縁となっている黒幕は、
全て締め切って、真っ黒なスクリーンとして使われることもあるのね。
で、それはね、主に場面転換とかで使われて、
で、場面転換のときには、この黒幕の前に張り出している、
180センチかもうちょっとかな、3メートルぐらいとかあるのかな、
そのぐらいのスペースで、つなぎの演技が行われるんだけど、
そのときに黒幕に、第何日目っていうね、敬語日数とともにですね、
ハムレットから抜粋されたセリフが1行出てくるみたいなね。
ほうほうほうほう。
そういう感じになってて、
で、シーンとしては、
お前、経営みたいな。
ちょっと違うけど、
まあね、それは出てこなかったけど、
To be or not to be みたいなね、
そんな感じの印象的なセリフがね、出てくるんですよ。
そのシーンにあったような、ちょっとこう、教訓めいたような、
表すような感じの。
うんうんうんうん。
そう。で、シーンとしては、
まず一番その黒幕が広く空いて、できている空間がですね、
稽古場、これがもう一番。
リアルに近いってことだね。
うん、リアルサイズ稽古場ですね。
そして、ちょっとこう、黒幕がですね、左右、そして上下ちょっと競ってくる。
リチャードバー家っていうのがね、ありまして、
あと、ジョン・ギール・グッドさんのオフィス、ホテルの一室ぐらいかな。
うん。
これがもうかなりもうなんか、めっちゃ狭いとこで行われて、
それがその黒幕を左右に開いたり、
上下攻めたりとかで大きさをですね、変えてたという、
そういう感じのね、舞台でございました。
で、舞台装置はですね、
最近でもディア・イングランドと、
あとサム・メンデス監督との作品、リーマント・リロジーでも活躍してらした、
S・デブリンさんが舞台装置を担当されてまして、
スタイリッシュね、この方の舞台本当に。
システマティックでスタイリッシュで、
なんか余計なものが一切ないなって本当に思うんだけど、美しい。
うん、そうね、すっきりしてある。
なんかモダンな感じ。
すっきりしてる。
うん。
サム・メンデスさんの演出がね、
そんな感じなのかもしれないけれども、
良いですね。
私好きなやつです。
でね、舞台はね、始まるじゃない。
そしたら、稽古場の読み合わせから始まるんよ。
読み合わせってか、顔合わせやね。
顔合わせ。
初めて関係者が集う日ですね。
そうそうそうそう。
その前からプロジェクトは動いてるし、
演出家といろんなスタッフさんとか話してらっしゃるんだけど、
まあ今日から稽古が始まりますっていう、初めての日ね。
台本もあるしね。
あるのよね。
あっちゃうの。
ハムレットだから。
あるね。
そうそう。
たまにね、新作やとね、顔合わせって言ってみても台本がないこともね、
多々あるんですけどね。
あるよね。そうなんだよね。
そう、でも普通はさ、お客さんもあんまり稽古場の風景って見たことないと思うのよ。
見せないようにするから。
見せないんだよね。
今はその稽古場日誌とか、稽古場の様子をとかって日々上げたりとかっていう、
キャストが喋ったり、見どころとかっていうのが、
インターネット社会になってからは一般的やけど、
そうよね、YouTubeもあるしね。
でも、やっぱ昔はね、ちょっと写真があるか、でもあるほうが珍しかったんじゃない?
そうだよね、きっとそうだよね。
だから、あと、YouTubeだったりとかさ、今もマスコミ読んで公開稽古みたいなのしたりはするけど、
実際さ、こんな風に舞台の立ち上げから始まって、
こういうプロセスを経て、舞台作られていくんだって、なかなか知る機会もないと思うのね。
で、私も興味津々だったわけ。
今から川合わせかってなって、この当時の舞台、どんな感じで作っていくんだろうと思ったんだけど、
しんちゃん、一緒やった。
やっぱり。
一緒やった。
川合わせが始まってから、読み合わせ、立ち稽古に入ることにつけて、
で、リハーサル、ゲームエビプロを重ね、スタッフさんと打ち合わせをして、劇場入りみたいな感じよね。
そういうことですね。
この流れが全部あるわけね。
ありますあります。で、なんかちょっとした、なんていうのかな、
あ、この感じねっていうのが、もうなんか私の知ってた舞台の作り方、進行具合と一緒で、
始めましてから始まって、で、役者さんと演出家のちょっとトラブルあったりとかして、
会わない人たちが出てきたりとかして、そういうのがですね、
あーあるよねーみたいな。
あいつ帰ったね、みたいな。
そうそう、で、ちょっと一人懲りとしちゃったり、あるよねーみたいな。
そんな感じで、この物語の構成がね、25日間なんだけれども、
このハムレットの稽古のシーンが少しずつ進んでいくんだけど、
そこの稽古でやってることと、実際の日々のお話がちょっとオーバーラッピングするじゃないけど、
そういう構成になってる。
稽古場だけではないってことね、そのお家があるとかって言ってたのも。
演出スタイルの対立
そうそうそうそう。
そうよね、稽古場だけではない。
ピリピリしてるなと思ったら、実生活でもピリピリしてました、みたいなことがわかった。
そうそうそうそう。そういう感じ、そういう感じ。
で、そこがちょっとシームレスに動いていくわけなんだけれども、
この軸としては、このジョン・ギール・グッドさん、
私さっき言ったけれども、60歳、ちょっとこう過去の人となりつつあるっていう風に言ったけれども、
彼の演出スタイルっていうのが古典的で、いわゆる、ほら舞台ってさ、
舞台上で泣いてはいけない、本当に泣いたらあかんみたいな。
あ、そうね、感情がコントロールできなくなるからね。
で、怒ってるシーンですごく怒るんじゃなく、ちゃんとセリフをお客さんにまずは届ける。
で、気持ちを入れすぎるなと。
そういう表面的に。
いろんな理由があるんですよ。
いろんな理由がある、いろんな理由がある。
でもね、基本的にはね。
そうなんです。で、ジョンさんはいきなり立ち稽古の方ではなく、
割とね、割と本読みに長かったね。
まず読みましょうかっていう。
ちょっとこういう感じで読んでみましょう、こういう感じで読んでみましょうっていうのが長いんだけれども、
対してですね、リチャード・バートンさんは本当にノリと勢い、今イケイケの感じなので、
ぶつけたい、自分の気持ちをハムレットに。
ハムレットを通して、その時に感じた感情を全部言っちゃうの、わかる?
それはもちろん大事なんだけど、
役人の刈り方やな。
そうそうそうそう。
で、その二人のやり方が対立するのね。
しかも、ジョン・ギール・グッドさんは、言ったら、
昔、自分が若い頃にハムレットをやって、大賞賛を浴びてる方なんだよね。
で、伝説のハムレット俳優って言われてて、
で、それもみんなもわかってる。
で、その立ち稽古が始まって、
あ、リチャード・バートンのハムレット、自分が思ってるのとちょっと違うなって、
それあるでしょうよ。
違う人やもんね。
あるある、違う人やから。
その時にね、勢い出ちゃうの。
もう想像してみ?
全部セリフ覚えてんねん。
覚えてて、それで止められるの、リチャード・バートンは。
迷惑。
そこはそうじゃなくって、
こうこうこうこう、こんな感じにセリフを言ってっていう。
あかんやつ。
あのー、なんだろうな。
演出家さんでもいらっしゃるんですよね。
こうしてこうしてっていう全ての指示を出される方。
そうなんです。
それはそれで、きちんと全体的にプロデュースをするという意味で、
演出方法としてはもちろん成立してて、やねんけど、
やられるとこっちはえぐられるよねっていうところももちろんあるわけですよね。
そう、だってその役者さんのさ、アイデンティティが削られるわけじゃない。
あれ?みたいな、それじゃあ俺じゃなくてもよくね?ってやっぱりなるよね。
おめえがやんなよじゃあ、ってなる。
そう、ただやっぱりジョン・ギール・グッドさんは、
もう素晴らしい、もう名声を馳せたですね、
シェイクスピア俳優という経歴があるので、
言うてることは絶対間違わへんもんな。
間違ってはないね、間違ってはない。
でも、リチャード・バートンにあって、やりたいハム・レッドゾーっていうのがあって、
そこの溝がなかなか埋まらない。
ハムレットの新しい演出スタイル
で、そんな中でね、リチャード・バートンは、
もうだんだんだんだん嫌になってきちゃって。
思んない、みたいな。
でもジョン・ギール・グッドも、どう言ったらリチャード・バートンに、
この自分がやりたいハム・レッドのお芝居を、
分かってもらえるだろうかっていうのを悩んでるわけ。
なんだけど、あ、ちなみにちなみにね、
このハム・レッドはどういうやつでやろうとしてるかっていうと、
今ではもう一般的、よくされるようになった演出スタイルかもしれませんが、
ハム・レッドの時代、デンマークのね、昔のデンマークが舞台ですよ。
でもみんな、稽古儀でやろう。本番も稽古儀でやるぜ。
新しい!みたいな。
この頃にやってたんですね。1960年とか。
生まれてたか。
生まれてましたね。
これが初とかだったのかな、ちょっと分かんないけど。
きっとそうだよね。
大規模にやるのはね、小規模でいた仕方なくやってるところはあったと思うけど、
稽古公演とかで。
でね、この実は作品、映像が残ってまして、
白黒の作品なんですが、DVDかもされてまして。
今ウィキペディを見てて、
リチャード・バートンのリストのところに1960年ハム・レッドって書いてる。
これのことかね。
それですね。それのことです。
見れるんですよ。YouTubeに上がってて、
どなたが上げられてるのかちょっと分からないんですが、
公式なのか何なのか分かんないけど、見れるので、
もしよかったらね、興味のある方見ていただいたらと思うんですけれども、
ハム・レッド、リチャード・バートン、ジョン・ギール・グッド、
ブロードウェイ・プロダクション、シェイク・セピア、1964ってことでね、
タイトルになってるやつがあるんですけど、
めちゃくちゃ荒いんやけどね。
言ったら、稽古場で組まれたような台、セットがあって、
剥き出しのね、機能。
で、そこに普段着の人たちが演技をしている、そんな感じのやつ。
演技力がものいうやつね。
派手な舞台セットや衣装は一切なしで演じてらっしゃる。
で、衣装とかは、もう俺らは普段着でやるからみんな想像してねっていう、
そういう感じの。
それが甲冑に見える、みたいな。
そうそうそうそう。
王冠が見える、みたいな。
そうそうそうそう。そういう感じのハム・レッドで。
ただただ、ちょっと一個ツッコミを入れさせていただきたいのは、
ほほう、稽古場公演ねって思うじゃん。
思って私も見てたけど、みんなさ、
あの、稽古着が非常にノブル。
オシャン、オシャン。
あのね、誰もジャージ着てないから。
くそー。
あの、普通に三つ揃いのスーツを着て、
あの、着てる紳士もいらしたりとかして。
最低レベルだったら、
フォローニアスさんとかね。
最低レベルだったらTシャツにリラッコとかですよ。
そうそう。暑いし、今なんかそうだよね、ほんとに。
はい、はい。
そうそうそう。なんだけど、だから普段着、
え、稽古着公演?稽古着ってそれ?っていうツッコミはね、
ちょっと私は見ながら入れさせていただいたんですけども。
はい、うん。そんな感じでね。
で、えっと、そういうちょっと新しい演出のハムレットをやろうっていうことになってね、
それで、あの、一座は一丸となって、
その稽古を進めていくわけなんだけども、
ジョニー・フリンのフラストレーション
やはりそのジョニー・フリンさんがだんだんだんだんフラストレーションがたまってきてですね、
もうある日、ここも一幕のね、一番の大見せ場のところになったんですけれども、
もう酔っ払って現れるわけ、稽古場に。
はい。やっちゃダメですよ、みなさん。
ダメですね。暴言を吐きまくり、もう適当な芝居をやり、
もうお前出ていけっていう状態に、そりゃなるよね。
なるね。
なるわけですよ。
で、そこの、ちょうどそこで練習していたシーンっていうのが、
ハムレットが旅芸人一座にこうこう、こういう風に演じてくれっていうのを指示する場面だったのね。
うん。
で、ジョニー・フリンさんはもう出て行きます。
はい。
で、もうジョン・ギルブットさんはもう落ち込んじゃって、
それ落ち込むよね。
うん。
稽古場がうまく回らない、どうしたらいいんだろうってなって、
で、他のみんなも、こう、もう今日はいいよ、終わりだって感じで、
稽古場をみんな後にしてね。
で、そこに一人ポツンと座るわけ、椅子に座って。
でね、もうここがね、もう私泣いちゃったんやけど、
その時にジョン・ギルブットさんがハムレットの台詞をね、話すわけ。
はいはいはい。
あの、これ私も全部覚えてないので、
ナショナルシアターライブのパンフレットの川井翔一郎さんが書いてくださってるところをちょっと引用させていただくんですけれども、
スピーク・ザ・スピーチ、アイ・プレイ・ユー、台詞はこのように言ってくれっていう台詞からね、始まるハムレットの台詞。
それが旅役者に対する演技指導なんですが、それを一人で語り出します。
感情が高ぶって激流となるときこそ、それをどみなく表現するための抑制がなければならぬ。
こんな風に手で空を切るのもやめてくれ、みたいなね。
はい、ありますね。
そのね、いわゆるシェイクスピアがですね、ハムレットを通じてこれまであらゆる役者たちにあてたダメ出しですよ。
これがね、ギール・グッドさん、過去にハムレットを演じた経験を踏まえて、その長ゼリフを口にするの。
でも、それはさ、まさに感情を抑えて。
本当は一番それを聞かせたいのは、その場にいないリチャード・バーだよね。
で、こんな風に言ってくれ、ここのシーンはこうしてくれ、こんな芝居をやってくれっていうのをさ、もうなんか泣いてないで。
泣いてないし、セリフもクリアやけど、めっちゃ泣いてんねん。
もうそのシーンを見て、うわー、これは主演団優勝やわーって思った。
もう、ぶわーって来てね、ここは本当にしんちゃんにも見てほしかったし、今そうそこよねーって会話をしたかった。
しかも自分ならこう語るって、自分はこういう芝居をしてきたっていうのをどうにかして伝えたいけど、その相手は酔っ払ってどっか行っちゃったんでしょ。
うまくいかへんね。
でも、すごい優しい人だなと思う。
ほんとそう、真摯だし優しいね。
わからへんやったらええわーって言っちゃうプライドも実力もあるのに、それを何とかして次の人に伝えたいって思ってらっしゃって、
多分そのリチャード・バートンのことを好きになろうとしてるんやと思うよね。
しかもね、このシーンの後だったか前だったか忘れたけど、ある登場人物に、なんでこの仕事を引き受けられたんですかって聞かれるわけ。
あなたともあるものがって、あんなリチャード・バートンにメタメタに言われて、なんでこんな仕事?って言ったら、ちょっと悲しそうにさ、条件が良かったんだって言ったからちょっと落ち目だったのよ。仕事も減ってきてみたいな。
ジョン・ギール・グッドの演技
もうさ、泣けるでしょ。
でもさ、これさ、今たまたまウィキペディア2人のやつ開けてるんだけどさ、ジョン・ギール・グッドさんもむちゃくちゃ出てんだよ。
何が何が?
その、64年から以降も。
あ、でね、もうね、そう、もうメキメキよ、それを機に。
リチャード・バートンさんはちょっと早くに亡くなられてるんでね、あまり作品も、比べるとね、やっぱりすごい。
で、ちょっと一個気になったことがあるんやけど。
はい、なんでしょう。
64年ハムレット。
はい。
この、2作品前にベケットっていう映画があって、共演されてるのね。
そうなんです、それがきっかけです。
やっぱりそうか。
そうやね。
で、そのときに、リチャード・バートンさんは、劇作家のトマス・ベケットってトマス・ベケット?
そうですそうです、ベケットです。
あ、違うな、あ、違うな、これカンタベリー司祭や。全然違った。
ハヘ?
なんか全然違いました。
カンタベリー大司祭の話で、タイトルの役をやってらっしゃったから主演だよね。
そうそうそうです。
で、ジョン・ギール・グッドさんが脇を固めるっていう映画を64年に撮って、その年にやってるお芝居の話だね。
そうそうそうそう。
面白いね。
面白いでしょ。
で、もう一個面白い、面白いというか、私ら的に面白いんですけどね。
ジョン・ギール・グッドさんとリチャード・バートンさんがペアを組んでハムレットをされてた時ですね、
同じ時期にですね、それはニューヨークだったんですけれども、それはロンドンのオールドビッグのナショナルシアターでですね、
ピーター・オトゥールさん、彼も当時の大人気俳優ですね、
ローレンス・オリビエが演出でハムレットを同時期にされてるんです。
これはピーター・オトゥールさんとリチャード・バートンさんがコイントスで、ちょっとわかんないです、
当時の彼らのですね、大人気俳優たちのお遊びのことはわかりませんが、
ハムレットでやろうぜ、じゃあ俺はローレンス・オリビエ演出でやるわ、
じゃあ俺はジョン・ギール・グッドでやるわ、みたいな感じで決めたプロダクションだったそうですね。
ふざけてんな。
ニックネームすぎんか、遊びにしても。
いや、本当に本当にね、そんなんですよ。
マジですか。
だから、もうね、その話を聞くだけでも、いかにリチャード・バートンがイケイケだったかがわかるよね。
ピーター・オトゥールさん、あれですね、アラビアのローレンスの主演の方ですね。
もう名前だけでもね、皆さんに聞かれたことあると思います。
もう本当に大俳優でございます。大俳優、あ、っていうのが名優。
男前が渋滞してる。
そうそう、大渋滞、大渋滞。
だからちょっとそういうね、軽いお遊びから始まったというふうに言われております。
ローレンス・オリビエ引っ張り出してくるのがすげえな。
すごいよね。
でね、だからそのぐらい、ギール・グッドさんはローレンス・オリビエと並び称されるぐらいの名優であり、演出家さんであったっていうことでもあるんだけれども、
私たちも、名前、昔聞いてはいたけれども、そういうことか、そのぐらいジョン・ギール・グッドさんっていうのがすごい人だったんだなっていうのが、私もね、知らなかったけども。
そうそうそう、っていう感じで。
でですよ、どこまで話しましたっけ、で1幕が終わりましたって話?
はい。
そうそうそうそう。でね、言ったらですね、
で、私はここまで見てるときに、リチャード・バートンさんの方が主演に見えて分かる。
何が言いたいかというと、ジョン・ギール・グッド役のマーク・ゲイティスさんが主演男優賞を取られたわけなんですが、
ここまで言わば、どっちかというとリチャード・バートンさんの方が目立ってて、
で、なんでマーク・ゲイティスさんが主演取ったのかなって思って、言いながら見たので正直。
リチャード・バートンと演技の魅力
やけど、この瞬間から、はい、主演男優賞、はい決まり、思ったっていうね。
ここで客の心を一気に掴んだんだね。
そう、それまでも。
視点が変わったんだね。
そう、視点変わったね。
当たり前やけど、もちろん彼の視点で私も見てたけど、すごくどっちかというと、中心にリチャード・バートンさんがいて、
ちょっとその縁の外でジョン・ギール・グッドさんがいたので、あんまりシュタル人のイメージがなかったんだけど、
非常に、だからそこに象徴されるように、抑えた原理を抑えてるわけ。
もうびっくりするほどに繊細で、でもそれが情熱的で、もうめちゃくちゃ心にしみるねん。
もうさあ、なんなのこれと思って、演劇見てるっていう幸せがね、もうそこで襲ってくるわけ。
で、そこで一幕終わりとなって休憩入って、休憩あけてですよ、始まるんだけど、謝るよね、バートンさん。
ごめんなって、あれほんまみんなごめんって言って、俺がんばるって言って。
で、リチャード・バートンさん、あるある、リチャード・バートンさんね、当時新婚さんでして、奥様がエリザベス・テイラーさん、みんな聞いたことあるよね。
別品すぎんか。
もう彼女もですね、もう世紀の女優、大女優でございますが、もう本当に歴史、映画史で聞いた名前いっぱい出てくるみたいな感じのね、お芝居ではあったんですけど、
このね、エリザベス・テイラーさん、ちょっと本数にそれますが、非常に良くて、なんか今までのエリザベス・テイラー像、勝手に自分が抱いてたエリザベス・テイラー像っていうのが、
パッカーンって変わってびっくりした。すごく良かったです。
演じられてた女優さん、タペンス・ミドルトンさんも素晴らしかったんですけれども、本当にこんな感じだったのかな、エリザベス・テイラーさんも、めちゃくちゃ良かったです。
彼女が、いわばリチャード・バートーさんの傾向とかもね、すごく心配してて、いろいろ助言をしたりとか、寝回ししたりみたいなことをね、座組の人たちにするわけです。パーティー開いてみたりとか。
お願いねって言っちゃうわけだね。
それをね、非常にスマートに嫌味なく、で、エリザベス・テイラーってこんな感じだったんだろうなっていう説得力もすごかった。お似合いでした、この2人。
彼も彼女も非常に恋大きい方たちで、もちろん離婚とかしてるんですけど、ただ彼ら2回結婚してるんです、お互いで。
1回離婚して、また結婚するっていうね。なので、相性は良かったんだろうと思いますが。
なんか、そうね、どういうか、自由に付き合ってあったんやろうなって感じするよね。
そうそうそうそう。でもね、本当に素晴らしくて、で、彼女のね、内情の子もありまして、リチャード・バートーさん、稽古場に戻ってくることができたんです。
でね、私がこの作品のまたすごく良かったなと思ったとこなんだけど、さっきハムレットのシーンが進むにつれて、実際の彼らの稽古場だけじゃなく、そのシーンが進んでいく、ちょっとリンクしていくって話をしたんだけれども、
まだね、問題は残ってるわけよ。リチャード・バートンがいかにしてハムレットにちゃんとなるかっていうね。
彼らは分かり合うことはできたけれども、そこの部分っていうのが、やはり役者として掴めない。
で、特にね、リチャード・バートンはとても老いたちが、割と複雑な老いたちで、結構貧しかったのかな。
で、お父さんとの角質がすごくあって、で、ハムレットはお父さんのこと大好きじゃん。
ジップの方ね。
ジップね、ジップね。
ジップのことを非常に敬愛してて。
ママ、パパじゃなくてジップの方ね。
で、そのジップをママ、父に殺されたんじゃないかっていうことで、非常に恨んでまして、ママ、父の方ね、クロディアス。
で、そのお父さんの仇みたいな感じで、いろんなやらかしをしていくのがハムレットなんですけれども、
そのハムレットの気持ちが彼にはわからないと。
なぜなら、もう僕は父のことが憎いと。
で、こんな私がハムレットになれるんだろうかって悩むわけ。
うわ、なんかすげえ、そこで人間的にすごく緊張してる。
もうね、めっちゃ面白かった。
あっ、そういうことかっていうのもあってね。
で、ハムレット。
反発もあったんだね。
そうなんよ。いいでしょ。いいのよ。
いいのよ。でね、ここでハムレットクイズ。
ハムレットは今まで何人の人が演じてきたでしょうか?
800人ぐらいは。
そういうざっくりでいいよ、そういうざっくりでいいよ。
1000人以上は絶対演じとるでしょ。
うんうん。
だんだん2万人ぐらい演じてんじゃねえなってちょっと思って。
2万でいいですか、ファイナルアンサー?
はい。
正解を言って言いますね。
今現在の話ですけども、当時じゃなくてね。
ハムレット、これまで演じられてきた方、
20万人以上と言われております。
延べ。
延べです。
延べやな、すげえな。
すごいですよ。
だいたいハムレットやな。
だいたいハムレット。そうなの。
この世にね、何人の俳優さんがいるかっていうのはちょっと私も分かりませんが、
よう数えるかな。
とにかく、わかんない。
これでも概算やからね。
ハムレットは20万人以上いると。
当時で何万人か知らんで、この1963年。
ちょうど何人か知りませんが、
とにかくこのぐらいの数の規模のハムレットが存在してたわけで、
やはり最近のナショナルシアターライブと、
有名な作品たくさんあります。
そのワーニャもね、とても有名な作品で、
何人もの人が何回もですね、
その作品を演じてきたっていうのはあるけど、
そういった群像劇とかと違って、
ハムレットっていうお芝居はハムレットなの。
80%がハムレット。びっくりするほど。
だから、どの役者さんもやはり悩むみたい。
To be or not to be っていうのは、
ハムレットの悩みのセリフじゃなく、
なんなら、役者さんそのものの心の叫びだったんだっていう。
折れ合ってええんかな。
そう。どうあるべきかと。
ハムレットとしてどうあるべきなんだろうっていうのが。
それはそうだと思う。
誰にも勝てんわって。
そうなの。でね、もちろんそのことは、
たくさんの人が、20万人っていうのは私も知らんかったけど、
たくさんの人がハムレットをやってきた中で、
たくさんの役者さんが悩んできただろうなっていうのは、
想像で固くないね。
表面的にはそうなの。想像はしてたけど、
このThe Motive and the Cueを見て、
初めてその悩みがドストライクに伝わってきたのね。
うわーと思って。
その中にはXの年さんも入ってるわけですよ。
やってた!やってましたね!
ちょっと今、すごいゾワッときたわ。
ゾワッときたでしょ。
ゾワッときた。そうなんですよ、皆さん。
ご存知です。やってらっしゃったんですよ。
はい、もうカウントですわ。
はい、もうワンカウント。入ってます。20万人に入ってますからね。
素晴らしいね。
藤原達也さんとかね、いろいろ。
でも名優さんが、三石徹さんとかもやってらっしゃったか。
やってらっしゃいましたね。
ほんとつつ裏裏やってるから。
そう。もう女子も男子もやってた。
そうなんですよ。でね。
私はやったことにはできない。
出たことない?ハムレットは。
あれは出てなかったのね。
出てなかったか。そうかそうか、あれはとか。
私、作り手のほうでね、1個参加した劇場の主催の公演があったんですけど、
懐かしいなと思って、この間パンフレットとか見返しました。
ちょっとその話聞いてさ、実際の年齢差、今見てみたのさ、
ジョン・ギール・グッドさんが1904年生まれで、
リチャード・バートンさんが1925年生まれ、21歳の歳の差って、
それさ、お父さんが嫌いでしょうがなかったっていう、
そのお父さんへのコンプレックス、絶対ジョン・ギール・グッドで感じてるよな。
じゃあ正解。そのやりとりもあるんですよ。
もうさ、言ったら、言っちゃうと、心のお父さんになるよ、ジョン・ギール・グッドが。
ジョン・ギール・グッドがもうね、泣けるよ。
そうだよね。
そういう会話はしないよ。
でも私は見たね、彼らのもう2人の中にさ、
ああ、息子とあのお父さん、来たねって。
でね、でね、ジョン・ギール・グッドさんは、
当時もうタブーとされてた同性愛者だったんですよね。
だから絶対子供を持つとかもなかったの。
できたよ、子供が。息子よじゃん。継承する、ハムレットを継承するさ。
そっか、その気持ちがあったか。
わかんない、初めからあったとは思わないけど、やっぱりその稽古場っていうのはね、たった25日だけど、されど25日で、
本当に長い時間を一緒に過ごすから、そりゃね、もう絆は生まれる、何らかの。
いや、そう、舞台をやってて、舞台上で奇跡を起こしてっていう話もよく聞くんやけど、
奇跡が起きるのがおそらく稽古場ですね。
そうなんです、そうなんです。
稽古場で起きた奇跡のね、かけらをちょこっと本番で私らは見せてもらってるだけなんですよ。
つらい。
ああ、もう切ない。
もうなんだよね。
皆さん、機会があったらね、どこでもいいから稽古場見てみたら面白いっすよ。
どこの稽古場見るね。
いや、舞台上以上に人間関係、愛情が入り乱れて、信頼したり裏切られたりっていうのがずっと起こってるので。
そうなんだよ。
いや、それは私も今、血へど吐いてますけど。
しんちゃん今、血へど吐き中なんだよね。
吐き中なんですけど。
がんばれ。
いや、そういうね、面白いっていうのに着眼点がすごいなって。
そりゃ本も書くわよ、お互いに。
そうなんですよね。
でね、さっきさ、この父のことを愛してない自分が、父を愛してるこのハムレットって気持ちがわからない、できないっていうふうに、心情トロする場面があったって言いましたが、
それをギール・グッドにね、相談するのね、リチャード・バートンが。
嬉しかったやろな。
で、ジョン・ギール・グッドさんの回答が素晴らしかったの。
あ、いいじゃん、そのハムレットで行こうって。
それが君のハムレットだよ。お父さんが嫌いなままでいいって。
もうさ、泣いたね。
いや、それ、もうほんまに待ってたんよね、それ。きっと。
嬉しいよ、そんなこと言ってくれたら。
だからね、その解決方法がもう見事で、もうね、もうキラキラの舞台でした。
もう、私はもう泣きました。そこでもう二泣きです。
ハムレットの役作りの葛藤
だってさ、自分もどうやってアプローチしたらいいかわからない、どう伝えたらいいかわからないって言って、
そんだけ悩んでてさ、あ、そこかって。
すごいね。
で、その告白してくれたリチャード・バートンさんがすごく魅力的だったんだろうね。
いや、よかったよ。
もう、見たいよ。
ジョン・フリンさんやけど、もう私はもう彼らの、本当に稽古場見てきたから、
リチャード・バートンさんよかったよ。
一番見たい表情してたんやろうね、裸の。
そうそうそうそう。もうね、こうやって作品は作られていくんだなっていうのが、
本当に、これは、この作品はもちろんお客さんに見せるために作られたフィクションだけど、実はおもとにしたね。
でも実際の稽古場で、本当にそういうようなことが、もう何回も何回も起こってて、
もちろん私たちが見てきたナショナルシアターライブも、こうやって同じように作られてきて、
そういう出演者の悩みだったりとか、解決の瞬間とか、作品が一気に解像度が上がる瞬間とかっていうのが稽古場で起こってんのよ。
もうそれをね、ちょっとこう味わわせてくれて、もうありがとうの気持ちです。
もうね、素晴らしかった。見てほしかったな、しんちゃんに。
絶対行くから、ちょっとそれは見ないではいられないわ。
泣いて、そして私の言った、これを私の言葉でなく、もう実際に見てって感じ。
今ちょっと聞いてるだけでもウルウルしますよ。
ウルウルくるよね。これはウルウルくる。
私もなんか今言いながらさ、っていうかもう1ヶ月も前に見たやつだから、ちゃんと話できるかなと思ったけど、思い出して泣きそうになってるもん、今。
まあまあマシンガントークやね。
そうやね、そうやね。
で、まあまあラストはね、全部取り払われましてです。
舞台です。開演間近の舞台としてですね、稽古技公演がね、始まるっていうね。
そこで終わりまして、幕です。開けたーっていう感じでした。
舞台への愛が詰まっているね。
これは、これがね、2024年に新作舞台として見れるっていうのが、もう嬉しくて嬉しくて。
で、それをたくさんの観客が足を運んで、もう良かったとなって、ショーまで行って、もうこんなに嬉しいことはない。
作品のタイトルの意味
やっぱり一生、私は英国の舞台についていくって思った瞬間でした。
すごいね。熱量がすごいし。
あとはね、ちょいちょいね、ここのシーンどうしようみたいなさ、稽古中にね、相談したり、こうしようみたいにやるのがね、本当に面白かったりするので、
ああ、そのシーンね、みたいに。
亡霊どうやって出そうかとかさ、ポロニアスどうやって誘うかみたいに。
こうじゃないって、それ?みたいなさ、ちょっとしたなんか面白シーンもあったりとかしてさ。
ああ、いいね、いいね、飽きさせないね。
飽きさせないですね。やっぱこうじゃない?みたいな。
それかー、みたいになってたりとかさ。
ペコーってなるやつね。
そうそうそうそう。で、最後の最後になりましたが、このThe Motive and the Cue、タイトルが、これは直訳すると、動機ときっかけということで、
はあはあ。
うん、これはハムレットのセリフに出てくる、それこそ旅芸人一座のところかな。
お芝居には動機ときっかけが必要なんだっていうことでね。
それをそのままタイトルに持ってきたっていう感じで。
美しい。
美しいですよね。そうなんですよね。
で、同じのシアターライブinジャパンに字幕日本語訳にするにあたってね、
翻訳家の方もこれどうしようかなって迷われたそうなんですけれども、
そのまま現代のままでいこうということになられたそうです。
動機ときっかけって変だよね、わかんないよねっていうことになったらしくて。
なんだね、何がってなるよね。
誰かの名前とかではなく、そういう感じですね。
はい、ですです。
はあ、厚かいなあ。
うーん、よかったよ。
もう本当に、賞を取ったのはマーク・ゲイティスさんだったけど、
このジョニー・フリンさんのリチャード・バートンが、私リチャード・バートン見たことないけど、
次回のナショナルシアターライブ
本当にこうだったんだろうなっていう、リチャード・バートンにしか見えなかった。
ノリ映ってんな。
ノリ映ってた。
ノリにのってる、何ていうの、説得力があったよね。
すべての行動にさ、大人気俳優なんだっていうのが。
で、しかも、ギール・グッドさんのこと、実はやっぱりすごく尊敬していて、
一度一緒に彼の舞台に出てみたかったね。
そのなんか気持ちとかもさ、もう感じられて、もうよかった。
もう若い子頑張れみたいな、若くないけど38歳とかそんなぐらいの役だけどさ、
なんか若者が頑張ってんのはね、いいよねって思った。
リチャード・バートンさん、有名な作、エリザベス・チェーラーさんと共演されてる、
クレオパトラとか、バージニア・ウルフなんか怖くないとかはね、今も全然見れる名作なので、
私もちょっと触れてなかったなと思って。
やっぱ早く亡くなられただけあってさ、
私たちもあんまり彼の作品を見るとかいう機会もなくね。
そうなんだよね。
今日は主に2人の話をしましたが、もちろん脇を固めてらっしゃるシェイクスピア、
その当時のザ組、シェイクスピアのハムレット組の人たちも非常に良いお芝居をされてまして、
特にこの作品を作るきっかけとなったお芝居の裏側を描かれたミリアム・レッドフィールドさん、
この役をされてたのがですね、ルーク・ノリスさんなんですけど、
ナショナルシアターライブ的にはね、端からの眺めで出てらして、
おそらく娘と恋中になった彼の役をしてた方じゃないかなと思うんですよ。
そうだから男前?
そうですそうです、男前です。
で、彼がね、いいのよ。やっぱ物語描かれただけやってちょいちょい所々に出てくるんだけど、
見てるのよね、2人の様子をね、この稽古場の様子を。その視線とかもすごく良くてね。
あと知らなかったけど、戦艦の馬にも出てらしたのかな。
戦艦の馬山ほど出てたからな。
山ほど出てた。ちょっとね、わかんないです。
そうなんです。でもね、あの舞台で、舞台、映画、テレビいろいろ出てらっしゃる男前です。
はいはいはい。
そうなんですよね。もうぜひぜひですね、おそらくはアンコール公演いつかあるんじゃないかなと思いますので、
これはもうナショナルシアターライブファンの皆様、演劇ファンの皆様、ぜひぜひ見に行っていただきたい。
シャーロックのマーク・ゲイティスさん、お兄ちゃんしか知らないっていう方にもですね、見ていただきたいです。
もういよいよこんなマーク・ゲイティス見れる日が来るんだねって思いました。
本当にクレバーな人だね。
そう。
芝居にいる度に思っちゃうんだけど、この言葉にならんこともあるからさ、あんまり使いたくないんだけど、本当に頭がいい人だなっていう。
あとね、脇役でちょろっとしか出てこない彼を最近そういうのばっかり見てたので、言ったらね、シャーロックも脇役っちゃ脇役なので、
スパイス的なね。
そうそうスパイス。主軸となって悩んだりっていうのが、あんまり見たりっていう機会がなかったので、
英国万歳ぐらいかな。
あれもちょっと現代から割とかけ離れた感じで、王様の役で。
ぶっ飛んだ役して。
そうそうそうそう。なので、この等身大のっていうか、悩める60歳の大人の男性、しかも演劇、演出家としてのね、もうもうもうもう素晴らしかった。
何回言ったやろ、すいません。
はい、というわけでですね、次回ナショナルシアターライブ、もう目前に控えております、第4弾ですね、が2024年8月30日金曜日から公開予定。
おそらくは1週間ぐらい公開されるんじゃないかなと思うんですが、
ナイ、国民保険サービスの父というね、ナイさんのお話です。
お名前なんやね。
ビルナイさんのナイだね。
たぶんそうだと思います、NYEなのでね、ビルナイさんのナイですね。
これ、マイケルシーンさんがおそらくは演じられるのかな。
はいはい。
で、演出がルーファス・ノリスさんですね、誰だっけ、名のやつだったっけ、でもルーファス・ノリスさんです。
ブリッジシアターの、あれ違う、ナショナルシアターの芸術監督の人やね。
あーそうか、それこそ戦艦の馬とかだったっけ。
ちょっと待ってね、ルーファス・ノリスさんは、ナショナルシアターの監督さんかな。
それは確かだと思うんだけどな。
そうだね、ナショナルシアターライブ的には初めて。
え、そんなことないわ。
そんなことないと思うよ。
えーとちょっと待って。
あー、マクベス、マクベス。
どの。
三門オペラ。
三門オペラ。
はい、そうですね、16年か。
あと私見てないんで、あ、見た見た見た、スモールアイランド、スモールアイランド。
スモールアイランドってどれ。
えーとね、ジャマイカ系イギリス人作家の。
はい、あのお船が出てくるやつ。
そうですそうです、お船のやつです、ジャマイカ系からイギリスに旅立つ女子のお話ですね、はい。
はいはいはい、見ました見ました。
見ました見ました、めっちゃ見てましたね、よかったよかった。
はい、三門オペラ、マクベス、スモールアイランドです。
あれだね、ロリー・ギニアさん好きなのかな。
好きなのかなーって。
好きなのかなーって感じで、でも楽しみですね、はい。
キャバレーの演出された方か。
あ、キャバレーもされてる?
最近の作品でキャバレーってなんかちょっと上がってたから、再演出かなんかでされてたかな。
が、あのイギリスのですね、国民保険サービス、NHSっていうのがありますけれども、
それをおそらくは作られた方のお話かな、国民保険サービスの父って書いてますので。
そうだよね、世知恵を築いた方だね。
そうですね、ナスヌシアターのオリビエ劇場で収録された作のようです。
これ見に行くで、しんちゃんは多分これも見に行けないので、
私がまた見に行って、しんちゃんにこんなんだぜよっていうのをお話しするという、そういう回になるかと思います。
ねー、ほんと申し訳ないって思うんだけど、申し訳なくない、もう自分が腹立ってしょうがない。
でも仕方がないよね、忙しいね。
そう、物理的にいけないので、それは仕方がないので。
私は私で奇跡を起こしてくるわ。
頑張ってね、頑張ってね。
というわけでですね、私もしんちゃんに話すぞということで一生懸命見ますので、
今日はどうだった、伝わったかな、楽しさ。
いやもうね、羨ましくてしょうがないって毎回言ってるけど、
いやそんな作品やとも思ってなくて、想像もついてなくて、
っていうのがね、非常に自分に置き換えたりとか身近に感じることができたので、
非常に感激したぐらいに、今私の中では想像力渦巻いてますよ。
あーよかったー、舞台写真ね、いっぱい落ちてますんで、それを見ながら、
きっとこんなシーンかなーって思いながら、
今日のお話を思い返しながら味わっていただけたら、志願でいただいたらと思うんですけれども。
YouTubeにね、ちょっと予告編とかもあるんでね。
いやでもそもそも多分、芝居見る人じゃないと見ないんだろうなと思うんだけど、
そういう人たちが見たら、もっともっと芝居を好きになるっていう。
演劇への想い
泣けるぜ、もう日本の演劇陣、みんなこれ見ろ、まじで。
いやでね、他の舞台見に行って、お気に入りの舞台とかでも、
こんなことあったんかなーとかってね、想像しながら見るのが楽しいとかっていうのがね。
そうなのよ、私もね、ちょっと稽古場がね、懐かしくなりましたね、本当にっていう感じ。
いや来るとかじゃないですよ。
ね、多くは語りませんけれどもね。
まあね、いろいろ、ドラマは舞台の上だけじゃないっていうのがね、
はい。
ちょっとあの、いろいろ想像しながらこれから皆様も、
だからその内容も、舞台裏を想像するともしかすると面白いかもしれないね。
これどうやって作ったんやろう、絶対喧嘩してるよなとか。
そういうのあるよね。
はい、というわけでですね、妄想ロンドン会議ではお便りを募集しております。
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はい、私も見たよとかっていうのをね、教えてください。
私に感想をもっとください。もっと想像したいんです。
しんちゃんに感想をぜひ皆様与えてください。喜びます。
はい、喜びます。
というわけで、また次回お会いしましょう。さよなら。
ありがとうございました。
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