音の聞きやすさと耳疲れ
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。今日は、音がしんどい理由は音量じゃなかった、というタイトルでお話をさせてもらいます。
あの小さい音なのに、それほど大きくない音なのに、なんか耳が疲れる。 そんなことありませんかね。その原因って実は音量じゃないかもしれないんです。
今日は、音の聞きやすさのお話をしたいと思います。 この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。 はい、というわけで改めましておはようございます。12月17日水曜日の朝でございます。
毎週水曜日はですね、音楽ミニ豆知識ということで音楽に関する豆知識をお届けする日という風に決めて、テーマを決めましてお話をしているんですけども、今日は
音の聞きやすさってなんじゃらほいというお話をしたいなと思います。 そんな難しい話はね僕できないんでもっともっと身近なお話なんですけれども
あのスーパーとかドラッグストアとかに買い物に行かれた時にね ラジカセとか小さなモニターとかからねエンドレスで流れているCM
あの1回ぐらいは耳に冴えたことあると思うんですよ あれってね1個1個の音量はそんな大きくないでしょ
でも近くに行ったらめっちゃ耳につくじゃないですか でそれがちょっと離れるともう聞こえなくなると
こういう感じって皆さんよくご存知だと思うんです1回ぐらい遭遇したことがあると思うんですよ あれね僕昔あのそばなりっていう風に教えてもらったことがあります
そんな大きい音じゃなくてこの近くだけで鳴ってる でもうるさいみたいなこれね全然正式な用語ではないと思うんですけれども
あの感覚としてはすごく的確で僕はずっと気に入ってその言葉を使っているんです 一体いつ誰に教えてもらったかわからないんですけども
そばなりという風に覚えています これね
あの1個1個の音はそんな大きいんじゃないんです 何が問題かって言うといいよとではないということなんですね
要は真逆にあるんですよ でこれなんでかという話をちょっとこれからお話しするんですけれども
小さいラジカセとかについている小さいスピーカーですね 要は実際スピーカーっていうのは当然ですけれども低音が出にくい設計にもともとなって
います でそのおかげで中高音に音が集中します特に高音かなが出やすくなるんですよね
でこうなると音に奥行きが出なくなります低音がないとどうしても音がペランペラン になるんですよね
この結果ペランペランの音というのは耳が一番敏感なところだけをずっと刺激し続ける わけなんですよ
だから多少これ音量を下げたとしても耳をずっと刺激してくるのはあまり変わらなくて うるささというのはあまり変わらないというような感じを受けるんです
余裕のない音
結局これは何かと言いますと小さいスピーカーとかテレビとかラジカセとかね 小さいテレビとか小さいラジカセっていうのは要はその余裕があろうとか全然出てなくて
いつもあーんってうなってるみたいな感じになってるわけなんですよね この余裕って何ぞやって話なんですがこのスピーカーがちょっとまあ大きい
僕らが仕事で使うような何百ワット何千ワットみたいなスピーカーとかそれを鳴らすための アンプとかこういうふうなちょっと大きめのまあそう
何千はだいぶ大きいですけどね 100ワットクラスのある程度大きなスピーカーアンプになるとですね
無理に鳴らさなくても音は全然鳴りますし あとそのスピーカーそれぞれに得意な帯域っていうのがあるんですよねまぁ
わかりやすい例で言うとエレキギターの人が繋いでいるギターアンプってあるじゃないですか あれはエレキギターの音があの
際立つように高音をたくさん出るようにチューニングしてあるんですよね 逆にベースの人がつなぐベースアンプっていうのはベースの音
要は低音域が分と出るようにチューニングしたらもともとそういうふうに出るように設計 してあるアンプなんですよ
こんな感じで得意な帯域だけを鳴らせるスピーカーというのが存在します なので音がね無理やりこう
ギュッと押し出されているわけじゃなくて全然余裕がある状態でポンと出れるんですよね でこういうあの大きなスピーカーアンプから出た音っていうのは結局ですね音が前に
出すぎずにちゃんとこう 周囲になるっていうかねちゃんと距離を保ってくれるような
耳に直接ガーンてくるような感じではないとこれが結局 聞きやすさにつながっているんじゃないかなと僕らは考えています
でこれ余裕がないと逆に余裕がないとどうなるかという話なんですけれども 余裕がない状態だったらまあよく言うんですけどねアンプがまあ100割とそこそこ
大きいのは8スーパーとかやったら多分あれ 10ワットとか5ワットとかちっちゃい小さいスピーカーとかを使ってるんですけれども
そういう状態でボリュームを最大とかにすると本当にそこの中に入っているアンプが 頑張りすぎるんですよね
でもっと言うとそのスピーカー自体もそのならないように ギャーンって言うから音が潰れちゃうわけなんですよ
喉が潰れるみたいな感じかな なのでもうひっしこいて音を鳴らすので距離がねもう全然取れなくなっちゃうんですよね
でこれがいわゆる僕らが言ってたそのそばなりの正体なんですよもうそこだけで なっているとちょっと離れたらもう聞こえない
そこだけがうるさいみたいな感じです なのでどっちかっていうとその音量がうるさいというよりも
音量が大きいというよりも無理して鳴っててうるさいっていうのが多分正体 なんだと思っています
なのでねあのコンビニコンビニショップはスーパーとか ドラッグストアとかでなっている
開いたあのちょっと耳につくような cm あれうるさい音
まあうるさい音を定義しますけどもあのうるさい音の 正体っていうのは実は実は音量の問題ではあんまりないんですよね
なってるスピーカーとか鳴らしている機械のせいだということがもち大きいかなと思います もちろんそこの音量その
それ自体の音量の問題はあるんですけれどもどっちかっていうとその機械から 走って走っている機械の余裕度の違いなのかなというふうに思います
なので余裕がないからうるさい音になってしまっている あのちょっとたとえ悪いんですけれども
幼稚園とか保育園の子供さんたちがね やってこう何に何の忖度もなく歌歌ったりするじゃないですか
あのがなるとはちょっと違うんですけどまぁ 可愛い要素が入っているんでね微笑ましいところはあるんですがもう
わーって誰に構わず歌うみたいなああいう感じがまああの 今言ってるうるさいに近いのかなと思うんですね
音の余裕と聞きやすさ
これがだんだん知恵をついてくると余裕を持ったいい声を出そうとするわけなんです いい声っていうのは結局
例えば喉を震わせるように空気をたくさん含ませるとかね そういう風な音ならばなるほどだんだんわかってくることが増えるんでここが出てくるんですよ
要はその全然余裕がない音を無理やり鳴らしているから うるさく聞こえるというわけなんです
なので聞きやすさっていうのはスピーカーとかアンプの余裕で決まってくると思って ます
なのでねラジカセをフルボリューム 10っていうところにしちゃってもう近くの人だけがうるさい
遠くの人って意外と聞こえないっていうのはこれが正体なんですよね まあスーパーとかドラッグストアの場合はですね
やっぱり cm 流してますので耳につくぐらいがちょうどいいんかもしれないのでわざとああ いう機材を選んでいるのかもしれないんですけれども
一般的にまあそこそこ大きな音を出して聞こえるようにしたいというときはやっぱり小さな ラジカセとか小さなテレビモニターとかではなくてもうちょっと余裕を持った
アンプとかスピーカーでフルボリュームではなくてまあ言ってても8割7割 まあできたら6割とか5割とかでしっかり届くように鳴らすっていうのが音に余裕が生まれ
ますしその音こそが遠くに飛んでやっぱり聞きやすいよと多少音が大きかったとしても うるさい音にはならなくて聞こえるようになるわけなんですよ
なので今日お話しした内容というのはまあ人間の耳の都合というのもあるんです けれども機械の都合というところもやっぱりあるんですよね
ここを2つがうまく重なった時にうるさいと感じるか あのちゃんと聞こえるなっていう感じか
ここの違いなんですよ音がしんどいまあ本当に音がしんどいっていうのが割と的確な 言い方かなと思うんですけど僕らがよく言ってたそばなりという謎の専門用語
すんもようがと思ってたんですけども専門用語だどうもないみたいなんで そばなりの正体っていうのはこれになります
まああのもしねスーパーとかで音を鳴らしている方がいらっしゃったら まあわざとならしてるんだったらそれでいいんですけども
もっといろんな人に聞いていただきたいなと思うんであれば ちょっとだけ違うようなスピーカーを1個用意していただくだけで全然違うと思いますので
少し検討いただければいいんじゃないかなというふうに思います はい今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました
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忙しいついでにね体験レッスン受けていただいてお決めいただければと思います はいというわけで今日の配信ちょっとでも面白かったなぁとか
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音楽でこの街の笑顔を増やします 平瀬楽器の平瀬智樹でした