動画制作の背景
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。今日は、バズらなくていい動画を、毎日出している理由、というタイトルでお話をさせていただきます。
このMORNING NOTEもそうなんですけれども、バズらなくていい動画っていうのを、僕は毎日出しています。
それには、ちゃんと理由がありまして、そんな今日はですね、動画の目的と、再生回数との付き合い方っていうところについて、お話をしたいなというふうに思います。
はい、この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。ピアノこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。 はい、というわけで改めましておはようございます。12月18日木曜日ですね。
木曜日はですね、毎日平瀬楽器の動画ラボというタイトルで、動画に関するお話をする日というふうにさせていただいております。
平瀬楽器の動画なんですけれども、一体いつからやってるんやという話なんですが、結構ね実は歴史は長くてですね。
一番最初だったらいつなのかちょっと今見てるんですけどね。 日付で言うと2013年7月16日に1本目の動画を投稿しているので
12年間ずっと動画を投稿しているわけです。まあさすがに毎日ではないんですけどね。
そんな中でですね、やっぱりそのやってる中でどうしてもその再生回数とかね、バズらせ方とかね、やっぱりそこらへんは気になるわけなんですけれども。
でも今日はね、残念ながらそういう話ではないです。 再生回数を追わなくなったら動画が楽になったと、そういうふうなお話をさせていただこうかなというふうに思っています。
正直言いますとね、昔は本当にこう再生回数を気にしていました。 サムネをどうしたらいいのかとか、タイトルどうしたらいいのか。
アップする動画、公開する動画のタイミングっていうのはいつがいいのかとか。 まあそんなのをずっと気にしながらこういろいろやっていくわけですね。この時間帯がいいんじゃないか。こっちのサムネの方が良かったんじゃないかとか。
やりながらやってて、結局出した後にあんまり回ってないなぁとか、結構回ったなぁとか。 そういうのを一騎一遊してたわけですね。
なんとなくこう1日テンション下がるとか上がるとか、そんなのがよくよくありました。 これを毎日のようにやってるとですね、だんだんだんだんしんどくなってくるわけなんですよね。
当たり前なんですよ。そこしか見てないから、動画を出すたびに評価されてるみたいな感じがして、 通常見て一騎一遊するのがしんどくなってきたと。
まあ地味に消耗するというか、そんな感じですかね。 要は消耗するために動画を作ってアップしてまた消耗してみたいなのを繰り返しをしててね。
これはずっと長く続けるやり方は違うんじゃないかなと。 そういうふうに思うようになったんですね。
そうなった理由は一体何だろうかと言いますと、これは本当にシンプルで動画の本数が増えたことなんですよ。
特にこの4月から今までの4、5、6、7、8、9、10、11、12、9ヶ月ですね。 約9ヶ月間本当に毎日出してるじゃないですか。 毎日1本以上の動画を出してるんですけども、こうやってくるとですね、
この動画は別に伸びなくてもいいなと思えるものが出てきてしまうんです。 例えばこのモーニングノートなんかもそうですね。ここは本当に前から言ってますけども、
続けることが目的なので別に伸びなくてもいいんです。 全部が全部別に伸びなくてもいい。
全部が全部新規の人に届かなくてもいい。 全部が全部何かしらの反応がなければいけないということもない。
そういうふうに思えた瞬間にちょっとだけ気分が楽になったんですよね。 ここで考え方を変えました。
動画の目的っていうのをね、やっぱりいろいろ考えはあると思うんですけども。 うちももちろん動画の目的っていうのはあるんですけれども、
それよりその後ですね、動画の目的より後に動画それぞれについて役割があるんじゃないかなと。 全部同じ役割じゃないんじゃないかなというふうに思ったんですね。
例えば、初めての人に見つけてもらうための動画であったり、 自分が何者か伝えるための動画であったり、
例えば仕事の考え方を説明する動画であったり、 自分の頭の中を整理する動画であったり、いろんな役割があると思うんですよ。
これらを全部ですね、例えば再生回数っていう一つのものさしだけで測るとね、それはちょっとしんどいよなって思うんですよね。
全然目的が違うから、初めての人に何か見つけてほしいという動画はある程度回ってほしいですよ。
だから例えばうちで言うと、音楽クイズの動画なんかはやっぱり初めての人に見つけてもらいたいですし、 また面白いなと思ってもらって次見てもらうための引っ掛けにしているためのコンテンツなんで、あれはそこそこやっぱり見ていただきたいなと思うんですけれども。
一方で、うちはまだ会社紹介であったりとか店舗紹介とか、例えばそういうふうな動画は別にそんな頻繁に見ていただく必要がなくて、
何回も見ていただければいいなぐらいのものなんで、バズるというか再生回数をそんなに追っかけなくてもいい。
だからここの2つのコンテンツを同じ再生回数というものさしで見るというのは、やっぱりちょっと具合が悪いですし、どっかいびつになっちゃうんですよね。
多分それをずっと追っかけていると心もしんどくなる。そういうふうに思います。
じゃあね、その動画の役割一つ一つはもちろんそうなんですけれども、その1個の前の一番大前提の目的、平瀬がっきんの動画の目的って何なのかっていうのはすごくシンプルで、
何かこうすぐに何か物を売りたいとかでもなくて、動画でバズりたいとかでもないです。
YouTuberであればね、動画はバズらんとあかんから再生回数をかけるというのはすごく大切なことだと思うんですけれども、
うちは別にこれで食べてるわけじゃない。YouTubeで食べてるわけじゃないから、YouTuberみたいな動きをする必要はないんですよ。
動画の役割と評価
そんなことよりも、あの楽器は多分何か喋ってるなとかね、何かずっと継続してるなとかね、何かちゃんとしてるんじゃないかなとか、
そういうふうな印象の貯金みたいなものをコツコツ積み上げているような印象です。それが僕の目的なんですよね。
継続することが目的で、コンテンツを残していくことが目的なんですよ。
平成楽器としてのイメージを積み上げていくためが目的。それが目的だと思っています。
なので再生回数が多少少なくても、全然目的はちゃんと果たしていると思っています。
もちろんね、誤解してほしくないのは、数字を見てないっていうわけじゃないんです。
ちゃんと見てます。動画がアップされたら何時間後とか、そのまた何時間後とかに。
以上どれくらい回ってるかなっていう再生回数はもちろん見るようにしてます。
でもこの動画の目的にあった再生回数なんかなっていうのをちゃんと見てます。
先ほど言いました、音楽クイズは新規の方に見ていただきたい。リピーターの人も見ていただいてると思うんですけれども、
そういう方々に向けてちゃんと再生してるかなっていうのは見ます。
再生してなかったら何があかんかったのかな、時間帯なんかなとか。
今でもやっぱりあの辺の再生回数のための投稿時間帯とかタイトルの付け方っていうのはやっぱり今でも気にすることはあります。
説明してるための動画であれば必要な人に届いているのかなっていうのを見ます。
スタッフのために作ったレクチャー用の動画とかも非公開であるんですよ。
そういうのをみんなちゃんと見てるかなとかね。
だからそんなんはやっぱりちゃんと見ます。
もちろん見てるんですけども、全てが同じ再生回数っていう指標ではないっていうところは大事にしておかなあかんかなというふうに思うんですよね。
なので動画皆さん作られると思うんですけども、作られてそれをアップするときにですね、
この動画何のためなんかなっていうのをまず一回立ち止まって考えるだけで発信っていうのは全然楽になります。
再生回数っていうのは絶対大事です。
でもね、その前にある目的っていうのはもっともっと大事です。
そんなふうに考えるようになってから動画を出すのがねめっちゃ楽になりました。
あの皆さんも多分動画ね、やってらっしゃらない方もいらっしゃるかもしれないんですけども、もしやられるとしたらで考えてください。
今やってらっしゃる方であれば、今その動画やってらっしゃる目的って何でしょうか。
一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれないですね。
はい今日はそんなお話でございました。
はい今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。
